JPH0750719Y2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JPH0750719Y2
JPH0750719Y2 JP7584890U JP7584890U JPH0750719Y2 JP H0750719 Y2 JPH0750719 Y2 JP H0750719Y2 JP 7584890 U JP7584890 U JP 7584890U JP 7584890 U JP7584890 U JP 7584890U JP H0750719 Y2 JPH0750719 Y2 JP H0750719Y2
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JP
Japan
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switch
bezel
abduction
changeover switch
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JP7584890U
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JPH0718294U (ja
Inventor
光徳 田中
Original Assignee
セイコー電子工業株式会社
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は電子時計で、特に外転ベゼルを使用する場合
の回転スイッチを有する複数の機能付電子時計に関す
る。
〔考案の概要〕
この考案は、外転ベゼルを使用した回転スイッチを有す
る電子時計において、同一円周上に所定の角度の間隔で
複数のスイッチパターンを有する回路基板と、スイッチ
パターンに対応する弾性変形可能なスイッチリード部材
と、スイッチリード部材に接する複数の切換スイッチ部
材と、前記切換スイッチ部材を動作可能に支持するパッ
キン部材と、切換スイッチ部材と接する凸部又は凹部を
形成した外転ベゼルと、ベゼル保持用パッキンと、前記
スイッチリード部材と前記スイッチパターンとの接触ま
たは非接触の検出手段を用いることにより、防水性能及
び耐衝撃性能の高い多くのスイッチ入力が可能な多機能
時計を得ることを目的としている。
〔従来の技術」 従来、電子時計のスイッチ入力機能は、時計の側面に配
置されたボタンを押すことにより、スイッチ入力する構
造や時計の前面に配置されたボタンを押すことによりス
イッチ入力する構造が知られていた。
さらに、外転ベゼルに設けた凸起によりスイッチピンと
導通をとる構造も知られていた。例えば、実開昭54-201
75号公報に従来のスイッチ構造が開示されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来の電子時計では、時計の側面にある複数の
ボタンがどの機能のボタンであるか識別しにくい事と、
使用者が希望するモードを呼び出すために何回ボタンを
押せばよいのか解りにくいという課題があった。
また、時計前面に配置されたボタンでは1モードが1ボ
タンで構成されており、外転ベゼルの凸起からスイッチ
ピンで導通をとる構造も、1モードごとに1つのスイッ
チピンやスイッチパターンが必要なため、多くのスイッ
チ入力数が必要な場合には、スイッチボタンやスイッチ
ピン、スイッチパターンを多く設けることが必要とな
り、時計が大型化するという課題があった。
さらに、外転ベゼルの凸起によりスイッチピンと導通を
とる構造においても、スイッチピンが直接導通をとって
配線されているので、スイッチピンの防水性能の確保や
耐衝撃性の確保が困難でスイッチ動作の信頼性を保ちに
くいという課題があった。
そこで、この考案の目的は、従来のこのような課題を解
決するため、少数のスイッチ端子パターンで多数のスイ
ッチ入力が可能な外転ベゼルを有し、スイッチ部の防水
性と耐衝撃性の良い電子時計を得ることとしている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記の課題を除去するために、外装部の外転ベ
ゼルに凹あるいは凸部を備え、回路基板には複数のスイ
ッチ端子パターンを一定の間隔で備える構造とし、前記
スイッチ端子パターン部に対応する位置に弾性変形可能
なリード部を有するスイッチリード部材と、前記スイッ
チリード部材に弾性力を介して接し、前記外転ベゼルの
回転軸とほぼ平行方向に動作可能な複数の切換スイッチ
部材と、前記切換スイッチ部材を動作可能に支持するパ
ッキン部材と、前記外転ベゼルを回転可能にベゼル保持
用パッキンを介して支持する胴とスイッチ動作の検出手
段を有する構成とした。
そして、防水性と耐衝撃性を保ちつつ、一定角度の外転
ベゼルの回転でスイッチ端子パターン数以上のスイッチ
入力数を可能にした。すなわち、少数のスイッチ端子パ
ターンで多数のスイッチ入力を可能にさせることを目的
としたものである。
〔作用〕
上記のように構成された電子時計においては、外転ベゼ
ルの回転により外転ベゼルの凹部又は凸部が回転し、こ
れに接触する切換スイッチ部材がスイッチリード部材の
弾性力により上下方向に動作する。切換スイッチ部材は
パッキン部材を介して支持されているので、このパッキ
ン部からは水の侵入は発生しない。切換スイッチ部材が
下方へ動作すると、切換スイッチ部材も下方へ変形して
回路基板との導通状態が変化するので、回路基板のパタ
ーンに配線されている検出手段への出力信号が変化し、
回転ベゼルの一定角度の回転に対応して複数のスイッチ
入力が可能となる。
〔実施例〕
以下に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本考案の実施例の平面図である。外転ベゼル1
は、外部の胴2に回転可能に組み込まれている。外装の
側面にはボタン3が設けられ、さらに表面には時計の表
示部4と各モードの位置合わせマーク20がある。外転ベ
ゼル1には各モードの名称21が8つとモード合わせマー
ク22が表示されている。第1図では、現在のモードは
「ALARMI」であることを示している。
第2図は本考案の一実施例の断面図である。外転ベゼル
1は、パッキン6によって外装の胴2に押しつけられて
いる。パッキン6は、ベゼルを回転する時にトルクを発
生させる為のものである。モジュールは、ガラス5,蓋ブ
タ8,モード切換スイッチボタン7にそれぞれ配置された
パッキン15,16,17による防水構造の外装に配置されてい
る。外転ベゼル1において、胴2に相対する下面に複数
の凸部1aを設ける。外転ベゼル1を回転することによっ
て、前記凸部が移動する。この部分に対応して、時計体
に複数のスイッチ入力手段を設ける。本実施例では、ス
イッチ入力手段は、モード切換スイッチボタン7とモー
ド切換スイッチ板9とスイッチ端子パターン12aとから
なる。モード切換スイッチボタン7は外転ベゼルの1a部
の凸部に押されて、モード切換スイッチ板9を回路基板
12の方へ押し、回路基板12の上面に配置されてあるスイ
ッチ端子パターン12aと接触して、モード切換スイッチ
が入力されるようになっている。モード切換スイッチ板
9は電池枠10,回路基板12,パネル枠11の構成部品で、ネ
ジ13をしめることによりサンドイッチになって固定され
る。モード切換スイッチ板9は回路基板のパターンVDD
の上にあって、ネジ13をしめることにより接触するよう
になっている。外転ベゼルの1a部が凹部の時には、モー
ド切換スイッチボタン7は切換スイッチ板9の反発力で
上方に押されて、モード切換スイッチ板9とスイッチ端
子パターン12aの接触は解除される。
本実施例では、回転ベゼルの1a部が凸部のときに、スイ
ッチ入力されるようになっているが、スイッチ端子パタ
ーン12aを回路基板12の下面に配置する場合は、回転ベ
ゼルの1a部が凹部のときに、スイッチ入力されるように
することもできる。スイッチ入力手段は、スイッチ入力
手段の入力の組合わせに対応して信号を出力する手段に
接続する。
第3図は本考案の一実施例の回路基板12のスイッチ端子
パターン12aの配置図で、120度間隔に3つのスイッチ端
子パターン12aが配置されている。
第4図は本考案の一実施例の外転ベゼルの平面図であ
る。凹部1aの位置は、スイッチ端子パターン12aと同一
円周上にあり、60度おきに3つ配置されている。
第5図は本考案の一実施例のスイッチ入力回路図であ
る。回路基板12のスイッチ端子パターン12a(1),
(2),(3)の3つと外転ベゼル1の凸部1a(2),
(3)の3つの組合わせで、外転ベゼル1を60度ずつ回
転させて1回転させると6のスイッチ入力となる。
101の入力の場合、スイッチ端子パターン12a(1)と外
転ベゼル1の凸部1a(2)が対応して、スイッチ入力
し、ONになってアンド回路202に接続される。他のスイ
ッチ端子パターン12a(2),(3)は回転ベゼル1の
凸部1aと対応した位置になく、スイッチ入力されないの
でアンド回路202に接続される途中、インバータ201でOF
FからONに接続して、アンド回路202に入力される。よっ
てアンド回路202は、3つの入力端子が回路的にONにな
り、信号を発生する。以下外転ベゼル1を60度ずつ回転
することにより、6のスイッチ入力がとれる例を示して
いる。
〔考案の効果〕
本考案は、外転ベゼルを有する電子時計において、外転
ベゼルに凹あるいは凸部を備え、回路基板には複数のス
イッチ端子パターンを一定の間隔で備える構造とし、前
記スイッチ端子パターン部に対応する位置に弾性変形可
能なリード部を有するスイッチリード部材と、前記スイ
ッチリード部材に弾性力を介して接し、前記外転ベゼル
の回転軸とほぼ平行方向に動作可能な複数の切換スイッ
チ部材と、前記切換スイッチ部材を動作可能に支持する
パッキン部材と、前記外転ベゼルを回転可能にベゼル保
持用パッキンを介して支持する胴とスイッチ動作の検出
手段を有する構成とした。
このため、外転ベゼルの一定の角度の回転でスイッチパ
ターン数よりも多い数のスイッチ入力が可能となる。
さらに、外転ベゼルの動作を切換スイッチ部材と弾性力
あるスイッチリード部材を介して回路基板のスイッチパ
ターンに伝えるので、外転ベゼルに外部から大きな衝撃
力が加わっても、スイッチリード部材が緩和するので、
回路基板や切換スイッチ部材の破損が防止でき、時計の
耐衝撃性が確保できる。
そして、切換スイッチ部材はパッキンを介して保持され
るので、動作のための力の安定とともに防水性も確保さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の平面図、第2図は本考案の
一実施例の断面図、第3図は本考案の一実施例の回路基
板のスイッチ端子パターンの配置図、第4図は本考案の
一実施例の外転ベゼルの平面図、第5図は本考案の一実
施例のスイッチ入力回路図である。 1……外転ベゼル 1a……凸部 2……胴 3……ボタン 4……表示部 5……ガラス 6,15,16,17……パッキン 7……モード切換スイッチボタン 8……裏ブタ 9……モード切換スイッチ板 10……電池枠 11……パネル枠 12……回路基板 12a……スイッチ端子パターン 13……ネジ 20,22……マーク 21……モード名称 101〜112……スイッチ入力 201……インバータ 202……アンド回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の機能を有し、外転ベゼルを回転する
    ことによりスイッチ動作を行う電子時計において、 (イ) 同一円周上に所定の角度の間隔を有して配置さ
    れた複数個のスイッチパターンを有する回路基板と、 (ロ) 前記複数個のスイッチパターンにスイッチ入力
    を行う前記スイッチパターン部に対応する位置に弾性変
    形可能なリード部を有するスイッチリード部材と、 (ハ) 前記スイッチリード部材に弾性力を介して接
    し、前記外転ベゼルの回転軸とほぼ平行方向に動作可能
    な複数の切換スイッチ部材と、 (ニ) 前記切換スイッチ部材を動作可能に支持するパ
    ッキン部材と、 (ホ) 前記切換スイッチ部材に対応した位置に前記切
    換スイッチ部材と接する凸部又は凹部を形成した外転ベ
    ゼルと、 (ヘ) 前記外転ベゼルを回転可能にベゼル保持用パッ
    キンを介して支持する胴と、 (ト) 前記スイッチリード部材の前記スイッチパター
    ンとの接触または非接触の一定の数の組合わせを検出す
    る検出手段、 とを有することを特徴とする電子時計。
JP7584890U 1990-07-17 1990-07-17 電子時計 Expired - Lifetime JPH0750719Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0718294U JPH0718294U (ja) 1995-03-31
JPH0750719Y2 true JPH0750719Y2 (ja) 1995-11-15

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016048549A1 (en) * 2014-09-26 2016-03-31 Intel Corporation Digital analog display with rotating bezel

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016048549A1 (en) * 2014-09-26 2016-03-31 Intel Corporation Digital analog display with rotating bezel
US9785123B2 (en) 2014-09-26 2017-10-10 Intel Corporation Digital analog display with rotating bezel

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