JPH1048361A - 時計装置 - Google Patents

時計装置

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JPH1048361A
JPH1048361A JP8218129A JP21812996A JPH1048361A JP H1048361 A JPH1048361 A JP H1048361A JP 8218129 A JP8218129 A JP 8218129A JP 21812996 A JP21812996 A JP 21812996A JP H1048361 A JPH1048361 A JP H1048361A
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JP
Japan
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liquid crystal
display panel
crystal display
watch
watch case
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Application number
JP8218129A
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English (en)
Inventor
Masao Amano
正男 天野
Sumio Yano
純朗 矢野
Shunji Minami
俊二 南
Naohiko Sakurazawa
直彦 桜沢
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶表示パネルに割れなどが発生することが
なく、液晶表示パネルを確実かつ良好に固定することが
でき、時計ケースに対する切削加工などの後加工が不要
で、かつ時計ケースとして鍛造品を使用できるようにす
る。 【解決手段】 見切り部材11のパネル固定部24に、
液晶表示パネル23の端部をインターコネクタ25によ
って押し付けて固定するので、従来のように時計ケース
のアール部などの影響を受けるないため、液晶表示パネ
ル23が浮き上がったり割れたりすることがなく、確実
かつ良好に液晶表示パネル23を固定することができ、
しかも液晶表示パネル23が腕時計ケース1に直接固定
されないため、腕時計ケース1に対する切削加工などの
後加工が不要となり、かつ腕時計ケース1として鍛造品
を使用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子腕時計など
の時計装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子腕時計には、腕時計ケースの上部に
時計ガラスが装着され、この時計ガラスの下方に透過型
の液晶表表示パネルが配置され、この液晶表示パネルの
下方に文字板が配置され、この文字板と液晶表示パネル
との間にアナログムーブメントの指針が運針可能に配置
され、これにより液晶表示パネルに表示された情報を見
ることができるとともに、この液晶表示パネルを通して
指針によって指示された時刻を知ることができる構造の
ものがある。このような電子腕時計では、腕時計ケース
内の上部に時計ガラスが装着する装着部を設け、この装
着部に時計ガラスの下面に沿って突出する鍔部を形成
し、この鍔部の下面に液晶表示パネルの周縁部の上面を
当接させ、この状態で液晶表示パネルと腕時計ケース内
の回路基板とを電気的に接続するインターコネクタによ
って液晶表示パネルの端部の下面を下から押えて固定す
る構造を採用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電子腕時計では、腕時計ケースの内面に突出して設
けられた鍔部の下面と腕時計ケースの内面とが交わる隅
部に円弧状のアール部が設けられていると、このアール
部に液晶表示パネルの端部が当接して、液晶表示パネル
が鍔部の下面に密着せずに浮き上がることがあり、この
ような状態で液晶表示パネルの端部の下面をインターコ
ネクタによって下から押し上げると、液晶表示パネルに
割れが発生することがある。このため、従来では、アー
ル部を除去するために、後加工としてNC加工などの切
削加工が必要となり、製作コストが高く、しかも腕時計
ケースとして、鍛造品を用いることができず、ダイカス
トなどの鋳造品を用いなければならないなどの不都合が
あった。
【0004】この発明の課題は、液晶表示パネルに割れ
などが発生することがなく、液晶表示パネルを確実かつ
良好に固定することができるとともに、時計ケースに対
する切削加工などの後加工が不要で、かつ時計ケースと
して鍛造品を使用できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上部に時計ガラスが装着された時計ケースと、この時計
ケース内に配置されるハウジングと、このハウジングの
上面に配置される文字板と、この文字板の上方に配置さ
れる液晶表示パネルと、ハウジングに取り付けられて文
字板をハウジングの上面に固定する見切り部材と、この
見切り部材に設けられて液晶表示パネルを文字板の上方
に固定する固定部とを備えたことを特徴とする。したが
って、この請求項1記載の発明によれば、見切り部材の
固定部で液晶表示パネルを固定するので、従来のように
時計ケースのアール部による液晶表示パネルの割れなど
が発生することがなく、確実かつ良好に液晶表示パネル
を固定でき、しかも液晶表示パネルが時計ケースに直接
固定されないため、時計ケースに対する切削加工などの
後加工が不要となり、かつ時計ケースとして鍛造品を使
用することが可能となる。
【0006】また、請求項2記載の発明は、時計ケース
と、この時計ケースの上部に装着され、下面に位置決め
部が設けられた時計ガラスと、この時計ガラスの下面に
配置されて位置決め部によって位置決めされる液晶表示
パネルと、時計ケース内に配置されて液晶表示パネルの
下面を押さえる押え部材とを備えたことを特徴とする。
したがって、請求項2記載の発明によれば、時計ガラス
の位置決め部によって液晶表示パネルを時計ガラスの下
面に位置決めし、この状態で液晶表示パネルの下面を時
計ケース内の押え部材で押えるので、請求項1記載の発
明と同様、液晶表示パネルに割れなどが発生せず、確実
かつ良好に固定でき、しかも液晶表示パネルが時計ケー
スに直接固定されないので、時計ケースに対する後加工
が不要で、時計ケースとして鍛造品を使用できるほか、
特に液晶表示パネルが時計ガラスの下面に密接するの
で、液晶表示パネルに表示された情報が時計ガラスに浮
き上がって見え、また時計ガラスに設けられた印刷に対
する液晶表示パネルの位置ずれを防ぐこともできる。
【0007】さらに、請求項3記載の発明は、時計ケー
スと、この時計ケースの上部に装着される時計ガラス
と、この時計ガラスの下面に配置される液晶表示パネル
と、時計ケース内に配置されるハウジングと、このハウ
ジングに取り付けられ、このハウジングの上面に文字板
を固定する見切り部材と、この見切り部材に設けられて
液晶表示パネルの下面の周囲を全周に亘って押さえる押
え部とを備えたことを特徴とする。したがって、請求項
3記載の発明によれば、見切り部材に設けられた押え部
によって液晶表示パネルの周縁部の下面を時計ガラスの
下面に押し付けて固定するので、請求項1記載の発明と
同様、液晶表示パネルに割れなどが発生せず、確実かつ
良好に固定でき、しかも液晶表示パネルが時計ケースに
直接固定されないので、時計ケースに対する後加工が不
要で、時計ケースとして鍛造品を使用できるほか、特に
液晶表示パネルが時計ガラスの下面に密接するので、液
晶表示パネルに表示された情報が時計ガラスに浮き上が
って見え、また液晶表示パネルがフィルムで形成されて
いる場合でも、見切り部材の押え部が液晶表示パネルの
下面の周囲を全周に亘って押さえるので、液晶表示パネ
ルの落ち込みを防ぐこともできる。
【0008】
【発明の実施の形態】
[第1実施形態]以下、図1〜図4を参照して、この発
明を電子腕時計に適用した第1実施形態について説明す
る。図1は電子腕時計の断面図である。この図におい
て、1は腕時計ケースである。この腕時計ケース1の上
部には、時計ガラス2がパッキン3を介して装着されて
おり、腕時計ケース1の上部外周部には、ベゼル4が回
転可能に取り付けられている。また、腕時計ケース1の
下面には、裏蓋5が防水リング6を介して取り付けられ
ている。さらに、腕時計ケース1の内部には、時計モジ
ュール7が配置されている。時計モジュール7は、図1
および図2に示すように、合成樹脂製の上部ハウジング
8と下部ハウジング9の間に回路基板10が配置され、
上部ハウジング8の外周に合成樹脂製の見切り部材11
が配置され、この状態で下部ハウジング9の下面に配置
された地板12のフック部13が見切り部材11の外側
面および上部ハウジング8の外側面(図示せず)に延び
て各外側面に設けられた係止突起14に係止されること
により、これらが一体的に取り付けられ、この状態で腕
時計ケース1内にスペーサ部材(図示せず)を介して固
定される構造になっている。
【0009】上部ハウジング8の内部には、アナログム
ーブメント15が収容されている。この上部ハウジング
8の上面にはムーブメント押え板16が配置され、この
ムーブメント押え板16の上面には光を発生するEL
(エレクトロルミネッセンス)パネル17が配置され、
このELパネル17の上面には半透明の文字板18が配
置されている。そして、ムーブメント押え板16、EL
パネル17、および文字板18の各中心部に設けられた
貫通孔19を通して、アナログムーブメント15の指針
軸20が文字板18の上方に突出し、この突出した指針
軸20の先端部に時針、分針、秒針などの指針21が取
り付けられている。見切り部材11は、上部ハウジング
8の外周に位置する回路基板10上に配置されて時計ガ
ラス2の下側に延びている。この見切り部材11には、
図1〜図3に示すように、文字板18を押える文字板押
え部22が文字板18側に向けて突出して設けられてい
るとともに、液晶表示パネル23を固定するパネル固定
部24が文字板押え部22の上部外周に設けられてい
る。
【0010】文字板押え部22は、文字板18の端部上
面を押えて上部ハウジング8上にムーブメント押え板1
6およびELパネル17を介して文字板18を固定する
ものであり、この文字板押え部22の上端面は、指針軸
20よりも少し高く形成され、これにより液晶表示パネ
ル23を指針21の上方に支持することができる構造に
なっている。パネル固定部24は、液晶表示パネル23
の端部が挿入する凹部であり、挿入した液晶表示パネル
23の端部下面がインターコネクタ25によって押し上
げられ、これにより液晶表示パネル23の端部を固定す
る構造になっている。インターコネクタ25は、液晶表
示パネル23と回路基板10を電気的に接続する接続部
材であり、導電ゴムと絶縁ゴムを交互に配列形成した構
造で、見切り部材11内にその下面からパネル固定部2
4に亘って設けられた取付孔26内に配置され、その下
端部が回路基板10の上面に電極に当接した状態で、上
端部が液晶表示パネル23の端部下面の電極に接触して
押し上げる構造になっている。
【0011】なお、液晶表示パネル23は、曜日や日付
などの所望の情報を表示する透過型のものであり、上下
一対のガラス基板27、28の間に液晶が封入され、各
ガラス基板27、28の外面に偏光板29がそれぞれ設
けられ、その下面がELパネル17からの光によって照
明される構造になっている。
【0012】このような電子腕時計では、液晶表示パネ
ル23に表示された情報を見ることができるとともに、
この液晶表示パネル23を通して指針21の運針によっ
て指示された時刻を知ることができるほか、下部ハウジ
ング9に取り付けられた見切り部材11のパネル固定部
24に、液晶表示パネル23の端部がインターコネクタ
25によって押し付けられて固定されるので、従来のよ
うに時計ケースのアール部などの影響を受けないため、
液晶表示パネル23が浮き上がったり割れたりすること
がなく、確実かつ良好に液晶表示パネル23を固定する
ことができ、しかも液晶表示パネル23が腕時計ケース
1に直接固定されないため、腕時計ケース1に対する切
削加工などの後加工が不要となり、かつ腕時計ケース1
として鍛造品を使用することができる。また、この電子
腕時計では、文字板押え部22の上端面が、指針軸20
よりも少し高く形成され、これにより液晶表示パネル2
3を指針21の上方に支持することができる構造になっ
ているので、より一層液晶表示パネル23を良好に固定
することができる。
【0013】[第2実施形態]次に、図5を参照して、
この発明を電子腕時計に適用した第2実施形態について
説明する。なお、図1〜図4に示された第1実施形態と
同一部分には同一符号を付し、その説明は省略する。こ
の電子腕時計の腕時計ケース1の上部には、図5に示す
時計ガラス30が装着されている。この時計ガラス30
の端部下面には、液晶表示パネル23を位置決めする位
置決め部31が突出して設けられている。また、時計ガ
ラス30の下面には、表示用の印刷32が設けられてい
る。そして、時計ガラス30の下面には、液晶表示パネ
ル23が位置決め部31によって位置決めされて配置さ
れ、この状態で液晶表示パネル23の端部下面がインタ
ーコネクタ25に押し上げられ、これにより液晶表示パ
ネル23が固定されている。このインターコネクタ25
は、見切り部材11と腕時計ケース1との間に配置され
ている。また、見切り部材11に設けられた文字板押え
部22の上面には、インターコネクタ25と共に液晶表
示パネル23の下面を支持するスペーサ33が設けられ
ている。
【0014】このような電子腕時計では、時計ガラス3
0の位置決め部31によって液晶表示パネル23を時計
ガラス30の下面に位置決めし、この状態で液晶表示パ
ネル23の端部下面をインターコネクタ25で押えるの
で、第1実施形態と同様、従来のように時計ケースのア
ール部などの影響を受けないため、液晶表示パネル23
が浮き上がったり割れたりすることがなく、確実かつ良
好に液晶表示パネル23を固定することができ、しかも
液晶表示パネル23が腕時計ケース1に直接固定されな
いため、腕時計ケース1に対する切削加工などの後加工
が不要となり、かつ腕時計ケース1として鍛造品を使用
することができる。この場合、液晶表示パネル23の端
部下面をインターコネクタ25で押えるとともに、これ
に隣接する液晶表示パネル23の下面を見切り部材11
の文字板押え部22の上面に設けられたスペーサ33で
支持するので、これによっても液晶表示パネル23を良
好に固定することができる。
【0015】特に、この電子腕時計では、液晶表示パネ
ル23が時計ガラス30の下面に密着して配置されるの
で、液晶表示パネル23に表示された情報が時計ガラス
30に浮き上がって見え、表示の時計ガラス30の下方
への落ち込みを防ぐことができ、また時計ガラス30の
位置決め部31によって液晶表示パネル23を時計ガラ
ス30の下面に位置決めしていることにより、時計ガラ
ス30に設けられた印刷32に対する液晶表示パネル2
3の位置ずれを防ぐことができ、時計ガラス30の印刷
32に対し液晶表示パネル23を精度よく配置すること
ができる。
【0016】[第3実施形態]次に、図6および図7を
参照して、この発明を電子腕時計に適用した第3実施形
態について説明する。なお、図1〜図4に示された第1
実施形態と同一部分には同一符号を付し、その説明は省
略する。この電子腕時計では、腕時計ケース1の上部に
装着された時計ガラス2の下面に液晶表示パネル23を
配置し、この液晶表示パネル23の端部下面を全周に亘
って見切り部材11で支持した構造になっている。この
場合、見切り部材11は、文字板18を押える文字板押
え部22の上面が液晶表示パネル23の下面に接触して
液晶表示パネル23をその全周に亘って支持する構造に
なっている。また、この液晶表示パネル23は、その端
部下面にインターコネクタ25が当接し、これによって
も支持されているとともに、このインターコネクタ25
によって回路基板10に電気的に接続されている。
【0017】このような電子腕時計では、時計ガラス2
の下面に液晶表示パネル23を配置した状態で、この液
晶表示パネル23の下面をその全周に亘って見切り部材
11の文字板押え部22によって支持しているので、第
1実施形態と同様、従来のように時計ケースのアール部
などの影響を受けないため、液晶表示パネル23が浮き
上がったり割れたりすることがなく、確実かつ良好に液
晶表示パネル23を固定することができ、しかも液晶表
示パネル23が腕時計ケース1に直接固定されないた
め、腕時計ケース1に対する切削加工などの後加工が不
要となり、かつ腕時計ケース1として鍛造品を使用する
ことができる。
【0018】特に、この電子腕時計では、液晶表示パネ
ル23の端部下面をその全周に亘って見切り部材11の
文字板押え部22によって支持しているので、例えば液
晶表示パネル23の上下一対のガラス基板27、28に
代えてフィルムを用いた液晶表示パネルの場合に、その
液晶表示パネルの撓みによる落ち込みを防ぐことがで
き、きわめて良好に液晶表示パネルを固定することがで
きる。この場合にも、液晶表示パネル23の端部下面が
インターコネクタ25によっても支持されているので、
これによっても液晶表示パネル23を良好に固定するこ
とができる。また、この電子腕時計でも、液晶表示パネ
ル23が時計ガラス2の下面に密着して配置されるの
で、液晶表示パネル23に表示された情報が時計ガラス
2に浮き上がって見え、表示の落ち込みを防ぐことがで
きる。
【0019】なお、上記第1〜第3実施形態では、電子
腕時計に適用した場合について述べたが、これに限ら
ず、例えばトラベルウオッチや置き時計など、他の時計
にも広く適用することができる。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、見切り部材の固定部で液晶表示パネルを固
定するので、従来のように時計ケースのアール部によっ
て液晶表示パネルに割れなどが発生することがなく、確
実かつ良好に液晶表示パネルを固定することができ、し
かも液晶表示パネルが時計ケースに直接固定されないた
め、時計ケースに対する切削加工などの後加工が不要と
なり、かつ時計ケースとして鍛造品を使用することがで
きる。
【0021】また、請求項2記載の発明によれば、時計
ガラスの位置決め部によって液晶表示パネルを時計ガラ
スの下面に位置決めし、この状態で液晶表示パネルの下
面を時計ケース内の押え部材で押えるので、請求項1記
載の発明と同様、液晶表示パネルに割れなどが発生せ
ず、確実かつ良好に固定することができ、しかも液晶表
示パネルが時計ケースに直接固定されないので、時計ケ
ースに対する後加工が不要で、時計ケースとして鍛造品
を使用できるほか、特に液晶表示パネルが時計ガラスの
下面に密接するので、液晶表示パネルに表示された情報
が時計ガラスに浮き上がって見え、また時計ガラスに設
けられた印刷に対する液晶表示パネルの位置ずれを防ぐ
こともできる。
【0022】さらに、請求項3記載の発明によれば、ハ
ウジングの見切り部材に設けられた押え部によって液晶
表示パネルの周縁部の下面をその全周に亘って時計ガラ
スの下面に押し付けて固定するので、請求項1記載の発
明と同様、液晶表示パネルに割れなどが発生せず、確実
かつ良好に固定することができ、しかも液晶表示パネル
が時計ケースに直接固定されないので、時計ケースに対
する後加工が不要で、時計ケースとして鍛造品を使用で
きるほか、特に液晶表示パネルが時計ガラスの下面に密
接するので、液晶表示パネルに表示された情報が時計ガ
ラスに浮き上がって見え、また液晶表示パネルがフィル
ムで形成されている場合に、液晶表示パネルの落ち込み
を防ぐこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を電子腕時計に適用した第1実施形態
の拡大断面図。
【図2】図1の時計モジュールの断面図。
【図3】図1の要部拡大断面図。
【図4】図1の裏蓋を取り外した状態での腕時計ケース
の底面図。
【図5】この発明を電子腕時計に適用した第2実施形態
の要部拡大断面図。
【図6】この発明を電子腕時計に適用した第3実施形態
の要部拡大断面図。
【図7】図6の裏蓋を取り外した状態での腕時計ケース
の底面図。
【符号の説明】
1 腕時計ケース 2、30 時計ガラス 7 時計モジュール 8 上部ハウジング 9 下部ハウジング 11 見切り部材 18 文字板 22 文字板押え部 23 液晶表示パネル 24 パネル固定部 25 インターコネクタ 31 位置決め部
フロントページの続き (72)発明者 桜沢 直彦 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部に時計ガラスが装着された時計ケース
    と、この時計ケース内に配置されるハウジングと、この
    ハウジングの上面に配置される文字板と、この文字板の
    上方に配置される液晶表示パネルと、前記ハウジングに
    取り付けられ、前記文字板を前記ハウジングの上面に固
    定する見切り部材と、この見切り部材に設けられ、前記
    液晶表示パネルを前記文字板の上方に固定する固定部と
    を備えたことを特徴とする時計装置。
  2. 【請求項2】時計ケースと、この時計ケースの上部に装
    着され、下面に位置決め部が設けられた時計ガラスと、
    この時計ガラスの下面に配置されて前記位置決め部によ
    って位置決めされる液晶表示パネルと、前記時計ケース
    内に配置されて前記液晶表示パネルの下面を押さえる押
    え部材とを備えたことを特徴とする時計装置。
  3. 【請求項3】時計ケースと、この時計ケースの上部に装
    着される時計ガラスと、この時計ガラスの下面に配置さ
    れる液晶表示パネルと、前記時計ケース内に配置される
    ハウジングと、このハウジングに取り付けられ、このハ
    ウジングの上面に文字板を固定する見切り部材と、この
    見切り部材に設けられ、前記液晶表示パネルの下面の周
    囲を全周に亘って押さえる押え部とを備えたことを特徴
    とする時計装置。
JP8218129A 1996-08-01 1996-08-01 時計装置 Pending JPH1048361A (ja)

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