JPH075651Y2 - センサーを備えた電子時計 - Google Patents

センサーを備えた電子時計

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JPH075651Y2
JPH075651Y2 JP3092188U JP3092188U JPH075651Y2 JP H075651 Y2 JPH075651 Y2 JP H075651Y2 JP 3092188 U JP3092188 U JP 3092188U JP 3092188 U JP3092188 U JP 3092188U JP H075651 Y2 JPH075651 Y2 JP H075651Y2
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circuit board
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flexible
timepiece
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JP3092188U
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純朗 矢野
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案はセンサーを備えた電子時計に関する。
[従来技術とその問題点] 電子腕時計の多機能化が進み電子腕時計内に温度センサ
ー、圧力センサー等の各種センサーが組込まれている。
センサーを時計ケース内に組込む場合その位置として時
刻を表示するための時計部品と一緒に時計モジュール内
に組込む構造と、時計モジュールとは別に時計ケースに
組込む構造がある。時計モジュール内に組込む場合は時
計モジュール全体が大型化すると共に時計モジュール外
形が特殊な形状となり各部品の製作性が悪くなる。時計
モジュールとは別体に組込む場合は時計モジュール自体
は従来とほぼ同じでよいものの、センサーと時計モジュ
ールの電子回路とを接続するリードが必要となり、この
リードが組立、修理の際に邪魔になり作業性が悪くなる
ばかりか、組立時にリードを破損或いは変形して接続不
良を起こすおそれがある。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、電子
時計にセンサーを組込む場合に作業性がよく、しかもセ
ンサーとモジュール内の電子回路との電気的接続が確実
に行えるセンサーを備えた電子時計を提供することにあ
る。
[考案の要点] この考案は上述した目的を達成するために、時計ケース
の側壁に収納部を形成して、この収納部にセンサーを取
付け、フレキシブル基板の一端部をセンサーに、他端部
を時計モジュールの回路基板に接続するようにしてい
る。そして、回路基板とフレキシブル基板とを上部ハウ
ジングの凸部により位置決めし、固定部材でフレキシブ
ル基板を回路基板下面に固定すると共に、下部ハウジン
グにはフレキシブル基板の他端部及び固定部材を露出す
る切欠を形成したことを要旨とする。
[実施例] 以下、第1図〜第6図を参照して、この考案を電子腕時
計に適用した場合の一実施例につき説明する。
第1図および第2図は電子腕時計を示す。この電子腕時
計1は圧力センサー付きのコンビネーションウォッチで
あり、時計ケース2の上部には時計ガラス3がパッキン
3aを介して装着され、内部には時計モジュール4が見切
カバー4aを介して収納され、下部には裏蓋5が防水リン
グ5aおよび抑え部材5bを介して取り付けられており、側
面にはセンサー部6、リューズ7、および各種の押釦ス
イッチ8…が設けられている。この場合、リューズ7は
後述するアナログムーブメント11の時刻修正をするもの
で、押釦スイッチ8…は後述する液晶表示パネル13の表
示切り換えや、時刻修正等を行なうものである。
時計モジュール4は時計の主要部であり、合成樹脂製の
上部ハウジング9と下部ハウジング10との間にアナログ
ムーブメント11、回路基板12、液晶表示パネル13、およ
び電池14、14を備え、下部ハウジング10の下に配置され
た地板15のフック15a…が上部ハウジング9の側壁に設
けられた突起9a…に係脱可能に係合することにより、上
部ハウジング9と下部ハウジング10とが相互に取り付け
られている。
アナログムーブメント11はその内部にステップモータ、
輪列機構等を備え、その上面および上部ハウジング9の
上面に亘って文字板11aが設けられ、この文字板11aを通
して輪列機構の指針軸が上方へ突出し、この突出した先
端に時針、分針、秒針等の指針16が取り付けられ、この
指針16が文字板11aの上方を運針して時刻を指示表示す
る。この場合、アナログムーブメント11にはリューズ7
の巻真7aが連結され、このリューズ7の引き出しおよび
回転操作により時刻修正が行なわれる。
回路基板12はアナログムーブメント11および液晶表示パ
ネル13に駆動信号を与えるもので、上部ハウジング9と
下部ハウジング10との間に配置され、その周縁には第3
図および第4図に示すように各種の押釦スイッチ8…と
対応してスイッチ端子12a…が設けられており、センサ
ー部6と対応する部分には電極パターン12bが設けられ
ているとともに、電池収納部14a、14bと対応する部分に
電極端子12c、12cが、またアナログムーブメント11の近
傍には接続端子12dがそれぞれ設けられている。なお、
液晶表示パネル13は電気光学的に時刻や圧力の検出値等
の情報を表示するもので、第1図に示すように「6」時
の位置付近に配置され、図示しないインターコネクタ等
により回路基板12に電気的に接続されている。
地板15は上部ハウジング9と下部ハウジング10とを相互
に取り付けるもので、第3図および第4図に示すよう
に、ステンレス等の薄い金属板よりなり、その周縁にフ
ック15a…が直角に折り曲げられ、この折り曲げられた
各フック15a…が上部ハウジング9の側壁に形成された
突起9a…に係合し、また各押釦スイッチ8…と対応する
部分にはスイッチ板15b…が回路基板12の各スイッチ端
子12a…と接離可能に離間対向しており、回路基板12の
接続端子12dと対応する部分には舌状の接触片15cが設け
られ、この接触片15cが接続端子12dに接触しており、さ
らに電池収納部14a、14bと対応する部分には電池抑え片
15dが形成されている。この電池抑え片15dは絶縁シート
(図示せず)を介して2つの電池14、14を同時に抑える
もので、その上側中間に係止フック15eが形成され、こ
の係止フック15eが下部ハウジング10に形成された凹部1
0a内に形成された係止部10bに係脱可能に係止される。
電池14、14は時計モジュール4およびセンサー部6に電
源を供給するもので、1.5Vの同じ容量のものであり、次
のように回路基板12と電気的に接続されている。すなわ
ち、2つの電池収納部14a、14b内には第4図に示すよう
に、電極板17、18が配置されている。一方の電極板17は
2つの電池14、14を直列に接続するもので、一方(左
側)の電池収納部14a内に配置されて電池14の負極(下
面電極)に接触するとともに、回路基板12の電極端子12
cに接触し、他端側が他方(右側)の電池収納部14b内に
側方より挿入して電池14の正極(側面電極)に接触す
る。これにより、2つの電池14、14は直列に接続され
る。また、他方の電極板18は他方(右側)の電池収納部
14b内に配置されて、その電池14の負極(下面電極)に
接触するとともに、これと対応する回路基板12の電極端
子12cにも接触する。なお、一方(左側)の電池14の正
極(側面電極)には地板15の電極片15fが接触し、この
地板15の接触片15cを介して回路基板12の接触端子12dに
接続されている。これにより、回路基板12には2つの電
池14、14により1.5Vと3Vの2種類の電源が供給される。
一方、センサー部6は大気圧や水圧等の圧力を検出する
もので、第2図に示すように時計ケース2の側壁内に圧
力センサー19が収納され、その外側に防水リング20を介
して保護板21が配置され、その外側に抑え部材22が配置
され、これら保護板21および襲え部材22がビス23、23に
より取り付けられている。そして、圧力センサー19はフ
レキシブル基板24により時計モジュール4内の回路基板
12に電気的に接続されている。この場合、保護板21は第
5図に示すように、比較的薄い金属板よりなり、その所
定箇所に多数のピンホール21a…が形成されており、抑
え部材22はステンレス等の比較的剛性の高い金属板より
なり、その中央が半球状に外側へ突出し、この突出した
部分に複数の孔22a…が形成されている。フレキシブル
基板24は圧力センサー19と回路基板12とを電気的に接続
するもので、フィルム等の可撓性を有するシート24aの
表面に配線パターン24b…が形成され、その表面に絶縁
膜(図示せず)がコーティングされており、その一端側
が熱圧着により圧力センサー19に接続され、他端が第6
図に示すように回路基板12に接続されている。すなわ
ち、回路基板12が設けられる上部ハウジング9には位置
決め用の凸部9b、9bが形成されており、回路基板12およ
びフレキシブル基板24にはそれぞれ位置決め用の凸部9
b、9bが挿入する位置決め孔12e、12eおよび24d、24dが
形成されている。そして、上部ハウジング9の位置決め
用の凸部9b、9bに回路基板12の各位置決め孔12e、12eを
対応させて挿入し、この後、フレキシブル基板24の各位
置決め孔24d、24dを位置決め用の凸部9b、9bに対応させ
て挿入することにより、回路基板12の電極パターン12b
とフレキシブル基板24の配線パターン24bとが対応して
重なり合う。この状態で、フレキシブル基板24上に取付
部材25を配置し、この取付部材25の上方よりビス(固定
部材)26を上部ハウジング9に螺入することにより、取
付部材25を介してフレキシブル基板24が回路基板12に締
め付けられて固定される。この取付部材25にも上部ハウ
ジング9の位置決め用の凸部9b、9bが挿入する位置決め
孔25a、25aが形成されている。なお、圧力センサー19の
近傍におけるフレキシブル基板24の両端には切込部24
c、24cが形成されており、この切込部24c、24cによりフ
レキシブル基板24がその部分で容易に折れ曲がるように
なっている。
しかるに、上記のように構成されたフレキシブル基板24
と回路基板12との接続構造によれば、合成樹脂からなる
上部ハウジング9に位置決め用の凸部9b、9bを形成し、
この位置決め用の凸部9b、9bに回路基板12の位置決め孔
12e、12eを対応させて挿入するとともに、さらに、この
位置決め用の凸部9b、9bにフレキシブル基板24の位置決
め孔24d、24dを対応させて挿入することにより、回路基
板12に対してフレキシブル基板24を位置決めするように
したので、回路基板12の電極パターン12bとフレキシブ
ル基板24の配線パターン24b…とを精度良く対応させる
ことができ、しかもその上に取付部材25を配置し、この
取付部材25の上方よりビス26を上部ハウジング9に螺入
して締め付けるようにしたので、フレキシブル基板24と
回路基板12とを簡単かつ確実に固定することができる。
この結果、回路基板12の電極パターン12bとフレキシブ
ル基板24の配線パターン24bとを確実かつ良好に接続す
ることができる。
なお、この考案は上述した実施例のような電子腕時計に
限らず、他の小型電子機器にも広く適用することができ
る。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、この考案のセンサーを備え
た電子時計によれば、時計を組立てる時には、時計モジ
ュールとセンサーとを別々に時計ケースに組込み、最後
にフレキシブル基板の他端部に回路基板に固定すればよ
く作業性が非常によい。また修理等の場合には裏蓋を開
ければフレキシブル基板と回路基板との固定部が露出さ
れるので、フレキシブル基板の他端部を回路基板から簡
単に外せ、センサーを時計モジュールから分離でき、時
計モジュールだけを簡単に取外すことができ非常に作業
性がよいという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図はこの考案を電子腕時計に適用した場合
の一実施例を示し、第1図はその拡大正面図、第2図は
そのA−A断面図、第3図は時計モジュールの底面図、
第4図はその電池および電池抑え片を取り除いた状態の
底面図、第5図(A)〜(C)はセンサー部を示す図、
第6図は第3図のB−B断面図である。 9……上部ハウジング(部材)、9b……位置決め用の凸
部、12……回路基板、12b……電極パターン、24……フ
レキシブル基板、24b……配線パターン、26……ビス
(固定部材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下面が開口する第1の収納部が形成される
    と共に側壁に前記第1の収納部に連通する第2の収納部
    が形成された時計ケースと、 この時計ケースの前記第1の収納部に収納され回路基板
    を挟んで上、下部ハウジングが取付けられてなる時計モ
    ジュールと、 前記時計ケースの前記第1の収納部の下面開口を塞ぐ裏
    蓋と、 前記時計ケース側壁の第2の収納部に取付けられたセン
    サーと、 一端部が前記センサーに接続され他端部が前記時計モジ
    ュールの前記回路基板に接続されたフレキシブル基板
    と、 このフレキシブル基板の前記他端部を前記回路基板の下
    面に固定する固定部材とを備え、 前記時計モジュールの前記上部ハウジングには下方に突
    出する凸部が形成され、 前記回路基板には前記凸部が挿入される位置決め孔が形
    成されると共に下面に電極パターンが形成され、 前記フレキシブル基板の他端部には前記凸部が挿入され
    る位置決め孔が形成されると共に上面に前記回路基板の
    電極パターンに電気的に接続される電極パターンが形成
    され、 前記下部ハウジングには前記フレキシブル基板の前記他
    端部及び固定部材を露出する切欠が形成されてなるセン
    サーを備えた電子時計。
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