JPH089672Y2 - センサーの取付部構造 - Google Patents

センサーの取付部構造

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JPH089672Y2
JPH089672Y2 JP1988030922U JP3092288U JPH089672Y2 JP H089672 Y2 JPH089672 Y2 JP H089672Y2 JP 1988030922 U JP1988030922 U JP 1988030922U JP 3092288 U JP3092288 U JP 3092288U JP H089672 Y2 JPH089672 Y2 JP H089672Y2
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sensor
plate
housing
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pressure sensor
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JP1988030922U
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JPH01136484U (ja
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俊之 関根
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案はセンサーの取付部構造に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、電子腕時計等の小型電子機器の機器ケースに取
り付けられて、圧力や温度等を検出するセンサーは、機
器ケース内に嵌め込まれ、その前面側が平坦な板状部材
で覆い隠され、外部からの衝撃に対して保護されてい
る。
しかしながら、このようなセンサーの取付構造では、
板状部材が平坦であるため、外部から衝撃が加わると、
板状部材が衝撃にたえられずに内側へ変形し易い。その
ため、衝撃力がセンサーに直接加わり易く、センサーを
破壊する危険性があるという欠点がある。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、センサーを確実かつ良好にセン
サー収納部に固定することができるとともに、外部から
の衝撃によってセンサーが破損するのを防ぐことができ
るセンサーの取付部構造を提供することにある。
[考案の要点] この考案は上述した目的を達成するために、センサー
を収納するセンサー収納部が形成されたケースと、セン
サー収納部に収納されたセンサーとケースとの隙間を覆
う位置に配置された防水部材と、この防水部材およびセ
ンサーの前面側を覆う位置に配置された保護部材と、セ
ンサーとの距離間を広げる突出部が形成され、センサ
ー、防水部材および保護部材を介してケースに取り付け
られる板状部材とを具備したことを要点とする。
[実施例] 以下、第1図〜第3図を参照して、この考案を電子腕
時計に適用した場合の一実施例につき説明する。
第1図〜第3図において、1は電子腕時計である。こ
の電子腕時計1は圧力センサー付きのコンビネーション
ウォッチであり、時計ケース2の上部には時計ガラス3
がパッキン3aを介して装着され、内部には時計モジュー
ル4が見切カバー4aを介して収納され、下部には裏蓋5
が防水リング5aおよび抑え部材5bを介して取り付けられ
ており、側面にはセンサー部6、リューズ7、および各
種の押釦スイッチ8…が設けられている。この場合、リ
ューズ7は後述するアナログムーブメント11の時刻修正
をするもので、押釦スイッチ8…は後述する液晶表示パ
ネル13の表示切り変えや、時刻修正等を行なうものであ
る。
時計モジュール4は時計の主要部であり、上部ハウジ
ング9と下部ハウジング10との間にアナログムーブメン
ト11、回路基板12、液晶表示パネル13、および電池(図
示せず)等を備え、下部ハウジング10の下に配置された
地板14のフック(図示せず)により、上部ハウジング9
と下部ハウジング10とが相互に取り付けられている。
アナログムーブメント11はその内部にステップモー
タ、輪列機構等を備え、その上面および上部ハウジング
9の上面に亘って文字板11aが設けられ、この文字板11a
を通して輪列機構の指針軸が上方へ突出し、この突出し
た先端に時針、分針、秒針等の指針15が取り付けられ、
この指針15が文字板11aの上方を運針して時刻を指示表
示する。この場合、アナログムーブメント11にはリュー
ズ7の巻真7aが連結され、このリューズ7の引き出しお
よび回転操作により時刻修正が行なわれる。回路基板12
はアナログムーブメント11および液晶表示パネル13に駆
動信号を与えるもので、上部ハウジング9と下部ハウジ
ング10との間に配置されている。液晶表示パネル13は電
気光学的に時刻や圧力の検出結果等の情報を表示するも
ので、第1図に示すように「6」時の位置付近に配置さ
れ、図示しないインターコネクタ等により回路基板12に
電気的に接続されている。地板14は上部ハウジング9と
下部ハウジング10とを相互に取り付けるもので、ステン
レス等の薄い金属板により形成され、その周縁に形成さ
れたフックが上部ハウジング9の側壁に形成された突起
(図示せず)に係脱可能に係合して上部ハウジング9と
下部ハウジング10とを相互に取り付ける。
一方、センサー部6は大気圧や水圧等の圧力を検出す
るもので、第2図および第3図に示すように時計ケース
2の側壁に形成されたセンサー収納部2a内に圧力センサ
ー16が収納され、その外側における圧力センサー16と時
計ケース2との間の隙間を覆う位置に対応して配置され
た防水リング(防水部材)17を介して保護板(保護部
材)18が配置され、これら保護板18の外側に抑え部材
(板状部材)19が配置され、これら保護板18および抑え
部材19がビス20、20により時計ケース2に取り付けられ
ている。そして、圧力センサー16はフレキシブル基板21
により時計モジュール4内の回路基板12に電気的に接続
されている。この場合、保護板18は第3図(C)に示す
ように、ステンレス等の薄い金属板よりなり、その所定
箇所に多数のピンホール18a…が形成されているととも
に、その両端にはビス挿入孔18b、18bが形成されてい
る。抑え部材19は圧力センサー16を保護するもので、第
3図(B)に示すように、ステンレス等の比較的剛性の
高い金属板よりなり、その中央に円弧状の突出部19aが
外側へ向けて突出形成されており、この円弧状の突出部
19aに複数の孔19b…が形成されているとともに、その両
端にビス挿入孔19c,19cが形成されている。したがっ
て、この抑え部材19は円弧状の突出部19aにより圧力セ
ンサー16との距離間が広くなっている。なお、保護板18
に形成されたピンホール18a…と抑え部材19に形成され
た孔19b…とにより、圧力センサー16に外部の圧力が作
用する。また、フレキシブル基板21は圧力センサー16と
回路基板12とを電気的に接続するもので、フィルム等の
可撓性を有するシートの表面に配線パターンを形成し、
その表面に絶縁膜(図示せず)をコーティングしてな
り、その一端側に圧力センサー16が熱圧着により接続さ
れ、他端が第2図に示すように回路基板12に接続されて
いる。すなわち、回路基板12が設けられる上部ハウジン
グ9には位置決め用の凸部9bが形成されており、回路基
板12およびフレキシブル基板21にはそれぞれ位置決め用
の凸部9bが挿入する位置決め孔(図示せず)が形成さ
れ、上部ハウジング9の位置決め用の凸部9bに回路基板
12の各位置決め孔(図示せず)を対応させて挿入し、こ
の後、フレキシブル基板21の各位置決め孔(図示せず)
を位置決め用の凸部9bに対応させて挿入することによ
り、回路基板12の電極パターン12bとフレキシブル基板2
1の配線パターン21bとが対応して重なり合う。この状態
で、フレキシブル基板21上に取付部材22を配置し、この
取付部材22の上方よりビス23を上部ハウジング9に螺入
することにより、取付部材22を介してフレキシブル基板
21が回路基板12に締め付けられて固定される。
しかるに、上記のように構成された圧力センサー16の
取付構造によれば、時計ケース2のセンサー収納部2aに
収納された圧力センサー16の外側に防水リング17を介し
て保護板18を配置し、この保護板18の外側から抑え部材
19をビス20によって取り付けるので、この抑え部材19に
より保護板18および防水リング17を介して圧力センサー
16をセンサー収納部2a内に確実かつ良好に固定すること
ができ、しかも抑え部材19の中央に円弧状の突出部19a
を外部に突出させて形成したので、この円弧状の突出部
19aにより、抑え部材19の強度が強くなるとともに、抑
え部材19が圧力センサー16との距離間が広くなり、仮
に、抑え部材19が外部から衝撃を受けて変形しても、そ
の衝撃が圧力センサー16に伝わり難く、圧力センサー16
を破損する危険性が極めて少なく、圧力センサー16を確
実かつ良好に保護することができる。
なお、上述した実施例では圧力センサー16を保護する
場合について説明したが、これに限らず、温度センサー
等の他のセンサーにも広く適用することができる。
また、上述した実施例では抑え部材19の中央に円弧状
の突出部19aを形成したが、円弧状である必要はなく、
四角形状、山形状等の形状であっても良いことは勿論で
ある。
さらに、この考案は上述した実施例のような電子腕時
計に限らず、他の小型電子機器にも広く適用することが
できる。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、この考案に係るセンサー
の取付部構造によれば、センサーがセンサー収納部に収
納されたケースに防水部材および保護部材を介して板状
部材を取り付けたので、この板状部材により保護部材お
よび防水部材を介してセンサーをセンサー収納部内に確
実かつ良好に固定することができ、しかも板状部材にセ
ンサーとの距離間を広げる突出部19aを外部に突出させ
て形成したので、外部からの衝撃によって仮に突出部が
多少変形しても、その衝撃がセンサーに伝わり難く、セ
ンサーが破損する危険性が少なく、センサーを良好に保
護することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図はこの考案を電子腕時計に適用した場合
の一実施例を示し、第1図はその拡大正面図、第2図は
そのA−A断面図、第3図(A)〜(C)はセンサー部
を示す図である。 2……時計ケース、2a……センサー収納部、6……セン
サー部、16……圧力センサー、17……防止リング、18…
…保護板、19……抑え部材(板状部材)、19a……突出
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサーを収納するセンサー収納部が形成
    されたケースと、 前記センサー収納部に収納されたセンサーと前記ケース
    との隙間を覆う位置に配置された防水部材と、 この防水部材および前記センサーの前面側を覆う位置に
    配置された保護部材と、 前記センサーとの距離間を広げる突出部が形成され、前
    記センサー、前記防水部材および前記保護部材を介して
    前記ケースに取り付けられる板状部材と、 を具備したことを特徴とするセンサーの取付部構造。
JP1988030922U 1988-03-10 1988-03-10 センサーの取付部構造 Expired - Lifetime JPH089672Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH01136484U JPH01136484U (ja) 1989-09-19
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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52110664A (en) * 1976-03-15 1977-09-16 Seiko Instr & Electronics Ltd Electronic clock
JPS6251224U (ja) * 1985-09-20 1987-03-30

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JPH01136484U (ja) 1989-09-19

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