JPH089673Y2 - センサの取付構造 - Google Patents

センサの取付構造

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JPH089673Y2
JPH089673Y2 JP1988053786U JP5378688U JPH089673Y2 JP H089673 Y2 JPH089673 Y2 JP H089673Y2 JP 1988053786 U JP1988053786 U JP 1988053786U JP 5378688 U JP5378688 U JP 5378688U JP H089673 Y2 JPH089673 Y2 JP H089673Y2
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sensor
fitting hole
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groove
opening
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JP1988053786U
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正人 鈴木
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、センサの取付構造に関する。
〔従来技術とその問題点〕
従来、防水構造を必要とする電子機器にあってはセン
サの取付構造は第5図の如く構成されている。即ち、第
5図に示されている如く温度センサ13は機器ケース14の
前面部において、その外部から内部に貫通する貫通孔14
a内に、複数の防水パッキン15を介して挿通され機器ケ
ース14に嵌着されることにより温度センサ13と機器ケー
ス14内の防水が計られている。また、機器ケース14内に
配設された回路基板15との間の一対の導電性コイルスプ
リング16により温度センサ13の電極13aと回路基板15の
電極(図示せず)とが電気的に接続された構成になって
いる。
然しながら、この場合、センサが温度センサであれば
防水のみを要求される為、第5図の如き構成でもよい
が、センサが圧力センサ或いは加速度センサ等の場合、
単に防水構造だけではなくセンサ自体が上下左右いずれ
の方向にも動かないことが要求される。
これに対して、従来の構造では、圧力センサを用いた
場合には、外部圧力とパッキンの弾性力等により上下方
向、左右方向、回転方向に動いてしまいセンサが正しく
圧力を測定出来ないといった欠点があった。
〔考案の目的〕
この考案は、上述した事情に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、センサの固定、回転防止を行
なえるセンサの取付構造を提供することにある。
〔考案の要点〕
この考案は、上述した目的を達成するために、センサ
嵌合孔が形成され、このセンサ嵌合孔の上側に当該セン
サ嵌合孔の内径よりも小径の開口部が形成されるととも
に、センサ嵌合孔の周壁に切欠き溝部が形成されたケー
スと、このケースの切欠き溝部と対応する位置に溝部が
形成されてセンサ嵌合孔にケースの下側から挿入され、
かつその裏面に電極部が設けられたセンサと、センサ嵌
合孔と開口部との間に形成された段差部に配置され、段
差部とセンサの上面との間に挟持されるOリングパッキ
ンと、センサの溝部と嵌合孔の切欠き溝部とに嵌合され
る突起部が形成されるとともに、センサの電極部に対応
する中央部に開口が形成されてセンサの裏面側に配設さ
れる押えリングと、センサの電極部に対応する中央部に
開口が形成され、Oリングパッキン、センサおよび押え
リングを介してケースの下側に取り付けられる抑え板と
を備えてなることを要旨とする。
〔実施例〕
以下、第1図乃至第4図を参照して、この考案を電子
腕時計に適用した一実施例につき説明する。
第1図は電子腕時計の平面図を示し、この電子腕時計
の12時側の腕時計ケース1内部の破線で示したセンサ取
付位置に水圧、気圧を計る圧力センサが取り付けられ、
この圧力センサの上方には圧力センサを保護する化粧パ
ネル2が開口2aを形成して取り付けられ、この化粧パネ
ル2の反対側(6時側)には水圧、気圧をデジタル表示
する時計表示部3が設けられた構成となっている。
この場合、圧力センサ5は第2図のセンサ取り付け部
の分解斜視図及び第3図の第2図におけるA−A線拡大
断面図、第4図の第2図におけるB−B線拡大断面図に
示す如く、腕時計ケース1の裏側より内部に取り付けら
れる。
即ち、腕時計ケース1には外部から内部に貫通する貫
通孔1aが形成されている。
この貫通孔1aは、ケース1の下側から上側に向けて内
径が順次小径となる嵌合孔1e、1dおよび開口部によって
構成されており、この結果これら嵌合孔1e、1d間に段差
部1cが形成され、嵌合孔1dと開口部との間に段差部1bが
形成されている。また、段差部1bにはパッキン取り付け
溝1fが形成され、このパッキン取り付け溝1fにはOリン
グパッキン4が取り付けられている。
また、嵌合孔1dは圧力センサ5が挿入されるセンサ嵌
合孔となっており、このセンサ嵌合孔1dに挿入される圧
力センサ5によってOリングパッキン4は圧力センサ5
と段差部1dとの間で挟持されセンサ取付部の防水が行な
えるようになっている。
また、圧力センサ5の外側壁には3箇所の溝部5aが形
成されており、裏側には電極部5bが設けられている。
また、前述した嵌合孔1eは後述する押えリング6を嵌
合する押えリング嵌合孔となっており、3箇所に切欠き
溝部1gが形成されている。
押えリング嵌合孔1eに嵌合される押えリング6は合成
樹脂からなり、前述した圧力センサ5を押える部材で、
圧力センサ5の溝部5aに嵌合する内部突起部6aが形成さ
れ、また、押えリング嵌合孔1eの切欠き溝部1gに嵌合す
る外方向への外部突起部6bが形成されていると共に、中
央部に開口6cが形成されている。従って、押えリング6
を押えリング嵌合孔1eに嵌合し、押えリング6の内部突
起部6aが圧力センサ5の溝部5aに嵌合され、外部突起部
6bが切欠き溝部1gに嵌合されると圧力センサ5はセンサ
嵌合孔1d内で回転方向にガタ付くことなく固定される。
なお、押えリング6自体も突起部6bが切欠き部1gに嵌合
しているために回転して動くことなく押えリング嵌合孔
1e内に位置決め固定される。
また、図中7は合成樹脂からなる抑え板である。
この抑え板7は前述した圧力センサ5及び押えリング
6を各嵌合孔1d、1e内に抑えるものであり、押えリング
6の開口6cに対応した中央部に開口7aが形成され、端部
側にビス貫通孔7bが形成されている。
また、腕時計ケース1の内部には抑え板7の貫通孔7b
に対応してビス穴1hが形成されている。このビス穴1hと
抑え板7の貫通孔7bに取付ビス8を取付けて抑え板7を
腕時計ケース1に取付けることにより圧力センサ5と押
えリング6は腕時計ケース1内部に取り付けられる。
また、図中9は防塵メッシュプレートである。この防
塵メッシュプレート9は前述した腕時計ケース1の前面
側の化粧パネル2の下側に配置されてちり及びごみが外
部から圧力センサ5側に入るのを防止している。
なお、図中10は圧力センサ5の電極部5bと図では示さ
れていない内部回路とを電気的に接続する接続用のコイ
ルスプリングである。図中11は腕時計ケース1の下面に
取り付けられ内側に圧電素子12を貼着した裏蓋。図中13
は腕時計ケース1と裏蓋11との防水を計る防水パツキン
である。
上述した如く、圧力センサ5はこの圧力センサ5に形
成された溝部5aに押えリング6の内部突起部6aを嵌合し
固定部材で固定しただけの簡単な構成で腕時計ケース1
内部にガタ付くことなく取り付けられる。
尚、上記実施例では圧力センサを用いた場合について
述べたが、他のセンサ、例えば加速度センサ等であって
もよい。
更に、本実施例では圧力センサ5を電子腕時計に取り
付けた構成としたが、電子腕時計に限らず、その他の小
型電子機器に取り付けてもよい。
〔考案の効果〕
以上詳細に説明したように、この考案のセンサの取付
構造によれば、ケースに形成されたセンサ嵌合孔に、外
周面に溝部が形成されたセンサを挿入し、このセンサの
溝部と上記センサ嵌合孔の切欠き溝部とに押えリングの
突起部を嵌合させてセンサ嵌合孔内におけるセンサの回
転方向の移動を防止し、かつケースに取り付けられた抑
え板により、これらセンサおよび押えリングの上下方向
の移動を防止してケースの貫通孔内に固定し、さらにセ
ンサ嵌合孔の段差部とセンサの上面との間にOリングパ
ッキンを介装するとともに、上記センサの電極に対応す
る押えリングおよび押え板の中央部に開口を形成してい
るので、上記押えリングおよび抑え板がセンサの電極部
への電気的な接続の妨げとなることなく、センサをケー
スのセンサ嵌合孔内において上下、左右および回転方向
に動くことなく確実に固定することができるとともに、
防水性を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は電子腕時計の
平面図、第2図はセンサ取り付け部の分解斜視図、第3
図は第2図A−A線拡大断面図、第4図は第2図B−B
線拡大断面図、第5図は従来のセンサ取り付け部の断面
図である。 1……腕時計ケース、1d……センサ嵌合孔、1h……ビス
穴、5……圧力センサ、5a……溝部、6……押えリン
グ、6a……内部突起部、7……抑え板、7b……ビス貫通
孔、8……取付けビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】センサ嵌合孔が形成され、このセンサ嵌合
    孔の上側に当該センサ嵌合孔の内径よりも小径の開口部
    が形成されるとともに、前記センサ嵌合孔の周壁に切欠
    き溝部が形成されたケースと、 このケースの前記切欠き溝部と対応する位置に溝部が形
    成されて前記センサ嵌合孔に前記ケースの下側から挿入
    され、かつその裏面に電極部が設けられたセンサと、 前記センサ嵌合孔と前記開口部との間に形成された段差
    部に配置され、前記段差部と前記センサの上面との間に
    挟持されるOリングパッキンと、 前記センサの前記溝部と前記嵌合孔の切欠き溝部とに嵌
    合される突起部が形成されるとともに、前記センサの前
    記電極部に対応する中央部に開口が形成されて前記セン
    サの裏面側に配設される押えリングと、 前記センサの前記電極部に対応する中央部に開口が形成
    され、前記Oリングパッキン、前記センサおよび前記押
    えリングを介して前記ケースの下側に取り付けられる抑
    え板とを備えてなることを特徴とするセンサの取付構
    造。
JP1988053786U 1988-04-21 1988-04-21 センサの取付構造 Expired - Lifetime JPH089673Y2 (ja)

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JPH01156486U JPH01156486U (ja) 1989-10-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547632U (ja) * 1978-09-22 1980-03-28
JPS61195491U (ja) * 1985-05-17 1986-12-05

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Publication number Publication date
JPH01156486U (ja) 1989-10-27

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