JPH0635196Y2 - 電子腕時計の耐衝撃構造 - Google Patents

電子腕時計の耐衝撃構造

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JPH0635196Y2
JPH0635196Y2 JP1988053787U JP5378788U JPH0635196Y2 JP H0635196 Y2 JPH0635196 Y2 JP H0635196Y2 JP 1988053787 U JP1988053787 U JP 1988053787U JP 5378788 U JP5378788 U JP 5378788U JP H0635196 Y2 JPH0635196 Y2 JP H0635196Y2
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JP
Japan
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battery
housing
circuit board
hole
resistant structure
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JP1988053787U
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JPH01156489U (ja
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喜好 浅見
英夫 田坂
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、電子腕時計の耐衝撃構造に関する。
〔従来技術とその問題点〕 従来の電子腕時計の耐衝撃構造は、時計モジュールと腕
時計ケースとの間、時計モジュールと裏蓋との間に弾性
を有する緩衝部材を配置して時計モジュールを外部衝撃
から保護している。
然しながら、この種の構造に於ては、時計モジュールを
弾性を有する緩衝部材により全体的に保護しているとは
いうものの、まだ十分だとは言えなかった。即ち衝撃が
加わって破損しやすいのは金属性で重い電池が収納され
る合成樹脂性のハウジングの電池まわり又は、セラミッ
ク、エポキシ樹脂等で造られた回路基板であるが、これ
ら電池まわりや回路基板に対する耐衝撃性の面では十分
でなかった。また、衝撃が加わった場合電池及び回路基
板の位置変位による電池接続不良も起こりやすいという
欠点もあった。
〔考案の目的〕 本考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、その目
的とするところは、電池を確実に固定し、衝撃による部
材の破損、位置変位が起るのを防止するようにした電子
腕時計の耐衝撃構造を提供することにある。
〔考案の要点〕
本考案は、上述した目的を達成するために、時計モジュ
ールを保持する緩衝体に立上り部を設け、この立上り部
を電池が収納されるハウジングの電池収納孔の周側壁と
電池との間に介在させたことを要旨とするものである。
〔実施例〕
以下、この考案を第1図乃至第3図に示す一実施例に基
づいて具体的に説明する。
第1図は、電子腕時計の分解斜視図を示し、図中1は、
金属性の腕時計ケースであり、この腕時計ケース1の外
側部には押釦スイッチ2が設けられていると共に、裏面
に凹部溝1aが形成されている。また、図中3は凹部溝1a
に取付けられる防水用のOリングである。また、図中4
は合成樹脂で形成された緩衝体であり、この緩衝体4に
は押釦スイッチ2に対応して切欠き4aが形成されてい
る。
緩衝体4は弾性を有し腕時計ケース1の内部側壁に当接
されて腕時計ケース1内に配置され後述する時計モジュ
ールを外部衝撃から保護する保護部材になっている。ま
た、図中5は金属性の内装カバーであり、この内装カバ
ーは後述する時計モジュールの回転を防止する回転防止
部材で、押釦スイッチ2及び緩衝体4の切欠き4aに対応
する箇所に切欠き5aを形成しており、緩衝体4の内部側
壁に当接されて緩衝体4内に配置される。
次に時計モジュールの構成について説明する。図中6
は、合成樹脂性の上部ハウジングであり、この上部ハウ
ジング6の上部には拡散反射板7を介して液晶標示パネ
ル8が表示抑工板9、9により位置決めされる。
この場合、表示抑工板9、9により位置決めされた液晶
表示パネル8は表示抑工板9、9に形成されたビス穴9a
と上部ハウジング6に形成されたビス穴(図示せず)と
にネジ10をもちいて取り付けることにより上部ハウジン
グ6の上部に取り付けられて固定される。
また、上部ハウジング6には貫通穴6aが形成されこの貫
通穴6aに支柱11が挿通される。
さらに、上部ハウジング6には貫通穴6b、6bが形成され
ている。この貫通穴6b、6bは、前述した液晶表示パネル
8の電極(図示せず)と後述する回路基板13の電極(図
示せず)とを電気的に接続し液晶表示パネル8に時刻表
示を点滅させるためのゼブラ形のインターコネクター1
2、12を配置する位置決め穴である。
回路基板13は上部ハウジング6の下部に配置されてお
り、上部ハウジング6の貫通穴6aに対応して貫通穴13a
が形成されている。
また、図中14は下部ハウジングであり、この下部ハウジ
ング14には電池15を収納する電池収納孔14aが上下に貫
通して設けられており、また、外側壁に開口部14bが形
成されていると共に、回路基板13の貫通穴13aに対応し
て貫通穴14cが形成されている。
また、図中16は電池15を下部ハウジング14の電池収納孔
14a内で固定させる電池抑工板となる地板である。
この電池抑工板となる地板16には、電池15を着脱固定す
るための電池抑工部16aが設けられている。この電池抑
工部16aは一端が弾性変位可能に一体形成されて弾性部1
6bとなっており、この弾性部16bの一端側は係合孔16cが
形成され、この係合孔16cにより係合片16dが形成されて
いる。
さらに、地板16には腕時計ケース1の押釦スイッチ2に
対応してスイッチ部16cが形成されていると共に、下部
ハウジング14の貫通穴14cに対応して貫通穴16cが形成さ
れている。
また、図中17は金属性の固定板である。この固定板17に
は地板16の電池抑工部16aに形成された係合孔16cに挿通
される立下り部17aが形成されていると共に、この立下
り部17aに係合片16dが係止される突出係止部17bが形成
されている。さらに、固定板17には、回路基板13の貫通
穴13a及び下部ハウジング14の貫通穴14cに対応して貫通
穴17cが形成されている。
また、図中18は前述した地板16、下部ハウジング14、固
定板17、回路基板13の夫々の貫通穴16e、14c、17c、13a
を介して上部ハウジング6に取り付けられる支柱11の内
部にネジ止めされる固定用のネジであり、このネジ18に
より各地板16、下部ハウジング14、固定板17、回路基板
13、上部ハウジング6は一体的に固定される。
このとき、固定板17の立下り部17aが下部ハウジング14
の開口部14bに配置され、固定板17は回路基板13と下部
ハウジング14との間で挾持固定される。
なお、図中19は電池15に電気的接触し回路基板の電極端
子(図示せず)に接続される電極板(−)である。この
ようにして、時計モジュール20は構成される。
次に、図中21は、合成樹脂で形成された緩衝体である。
この緩衝体21は前述した緩衝体4と同じく弾性を有し時
計モジュールを外部緩衝から保護する保護部材であり、
第2図に示す如く、平板部21aが時計モジュールの大き
さとほぼ同じ大きさで形成され、この平板部21aより立
上り部21bが一体形成された構成となっている。
この場合、平板部21aは時計モジュールの地板16と裏蓋2
2との間に挾持され、立上り部21bは電池15と下部ハウジ
ング14の電池収納孔14a側部周壁面14dとの間に配置され
る。
即ち、第3図に示す如く、電池15が下部ハウジング14の
電池収納孔14aよりも若干小さく設けられており、電池1
5と電池収納孔14aの側部周壁面14dとの間に隙間Aが設
けられる。この隙間Aに緩衝体21の立上り部21bを斜線
Bで示す位置に挿入して配置することにより電池15は電
池収納孔14a内でガタ付くことなく強固に保持されるこ
とになる。
〔考案の効果〕
この考案は、以上詳細に説明したように、時計モジュー
ルを外部衝撃から保持する緩衝体に立上り部を設けて、
この立上り部を電池が収納されるハウジングの電池収納
孔の周側壁と電池との間に介在させたので、電池が電池
収納孔の中で動くことはなく確実に電池の固定を行なう
ことができ、衝撃による回路基板やハウジング等の部材
の破損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第1図は電子
腕時計の分解斜視図、第2図は緩衝体を上側から見た斜
視図、第3図は時計モジュールの裏面図である。 13……回路基板、14……下部ハウジング、14a……電池
収納孔、15……電池、16……地板、20……時計モジュー
ル、21……緩衝体、21a……平板部、21b……立上り部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池、回路基板、この回路基板に重ねて配
    置され前記電池より大きな径の電池収納孔が形成された
    ハウジング、前記電池と前記回路基板と前記ハウジング
    とを一体的に保持させる保持部材とからなる時計モジュ
    ールと、 この時計モジュールを保持する平板部及びこの平板部か
    ら立上がり形成され前記ハウジングの電池収納孔の周側
    壁と前記電池の間に介在され前記電池の位置変位を規制
    する立上がり部を有する緩衝体とから構成される電子腕
    時計の耐衝撃構造。
JP1988053787U 1988-04-21 1988-04-21 電子腕時計の耐衝撃構造 Expired - Lifetime JPH0635196Y2 (ja)

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JPH01156489U JPH01156489U (ja) 1989-10-27
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5194266U (ja) * 1975-01-27 1976-07-28
JPS6112088U (ja) * 1984-06-27 1986-01-24 カシオ計算機株式会社 電子腕時計の表示パネル取付構造
JP2520747Y2 (ja) * 1985-10-11 1996-12-18 ティアツク株式会社 情報記録円盤

Also Published As

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JPH01156489U (ja) 1989-10-27

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