JPS5919326Y2 - 小型電子機器における電池保持構造 - Google Patents

小型電子機器における電池保持構造

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Publication number
JPS5919326Y2
JPS5919326Y2 JP1693879U JP1693879U JPS5919326Y2 JP S5919326 Y2 JPS5919326 Y2 JP S5919326Y2 JP 1693879 U JP1693879 U JP 1693879U JP 1693879 U JP1693879 U JP 1693879U JP S5919326 Y2 JPS5919326 Y2 JP S5919326Y2
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JP
Japan
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battery
circuit board
electronic device
case
electrode
Prior art date
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Application number
JP1693879U
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English (en)
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JPS55116469U (ja
Inventor
正敏 守谷
Original Assignee
カシオ計算機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型電子機器における電池保持構造の改良に関
する。
近時、例えば小型電子式計算機において、回路基板上に
設けられる液晶表示装置やLSI(大規模集積回路)な
どの各種電子部品や電源用電源用油を埋設保持する収納
部を有する内挿板を設け、電子部品や電池を強固に保持
して電気的接続を確実にするとともに衝撃などによる誤
動作を防止できるようにした構造のものが開発されてい
る。
しかして、この内挿板を用いた構造において、内挿板の
収納部に埋設保持された電池を押えるためには計算機の
ケースを利用しており、互に接合する上ケースまたは下
ケースの一方で電池を押圧して回路基板上の電極に接触
固定している。
しがるに、この場合にはケースが電池を弾性的に押圧す
るものではなく、ケース同志の結合力が低下したり、ケ
ースと回路基板の間の間隙が電池厚みと対応しないと電
池を強固に押圧できず、電池押圧状態が不安定で衝撃な
どにより接触不良などの誤動作を生じ易い。
また、内挿板はねし止めによりケースに固定しているが
、計算機の薄型に伴いねじも小さくなり、内挿板の固定
が弱まってケースの反りなどにより浮上りなどの事故を
生じ電池の保持も不確実となる。
これに対処してねじ数を増大すると構造および作業が複
雑となる。
本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、内挿板の固
定を兼ねた電池押え体を設けることにより、電池を強固
に押圧できるとともに内挿板固定を確実且つ簡単なもの
とした小型電子機器における電池保持構造を提供するも
のである。
以下本考案を図面で示す実施例について説明する。
図面は本考案を小型電子式計算機に適用した実施例を示
している。
図中1は計算機の上部ケース。2は上部ケース1内に重
合して設けられた回路基板、3は回路基板2の下方に重
合して設けられた内挿板、4,4は内挿板3の下方に設
けられた2組の電池押え体である。
上部ケース1は端部側に所定の電池収納用のスペース1
aを残したうえで操作用、押釦5を嵌合する複数の釦孔
6・・・・・・が形成してあり、且つリブ状をなすケー
ス周縁部1bにはスペース1aの両側で互に対向するよ
うに一対の係止部7,7が凹部状に切欠して形威しであ
る。
回路基板2は所定パターンの回路8がプリント形式しで
あるとともにこの回路8と接続する各種の電子部品例え
ばLSI9が設けてあり、且つ端部側には電源用の2組
の釦型電池11.11を接触させる2個の電極10.1
0が間隔を存して形式しである。
内挿板3は回路基板2上に設けられる各種電子部品を埋
設保持する収納部例えばLSI 9を埋設保持する礼状
の収納部12が形式され、さらに2組の電池11.11
を着脱可能に埋設保持する礼状の収納部13.13が電
極10.10と対向して形式しである。
電池押え体4,4は電池11.11の電極を兼ねるため
に各々導電性金属板からなり且つ固定片14.14およ
びこの固定片14.14に一体形成された係止片15゜
15を有する同等の構成をなすものであり、これら電池
押え体4,4は並べた状態でその固定片内側辺間を連結
片16で一体に連結しである。
固定片14゜14は電池11.11を押圧して回路基板
2の電極10゜10に接触固定するためのもので、電池
押圧位置には電池11.11の一方の電極面に弾性的に
接触する片状をなす押圧部14a、14aが形成しであ
る。
固定片14.14の外側辺に形成された弾性力を有する
係止片15.15は、上部ケース1の周縁部1bに形成
した係止部7,7に弾性的に係合し、固定片14゜14
とともに内挿板3を固定するものである。
なお、電池押え体4,4の連結片16には孔16a、内
挿板3および回路基板2の各端縁部中央には切欠き3a
および2a、上部ケース1のスペース1aの端縁部中央
にはねじ孔1Cが各々形成され、固定補助用の取付ねじ
17を締付けられるようにしている。
そして、回路基板2と内挿板3は互に重合して上部ケー
ス1に配置し、これらの板面上の適宜な複数個所に内挿
板3側から取付ねしく図示せず)を共通に挿通して上部
ケース1に取付けられている。
この場合、回路基板2の電極10.10と内挿板3の収
納部13.13は上部ケース1のスペース1aに位置す
る。
回路基板2に設けたLSI 9などの各電子部品は、内
挿板3の収納部12を含む各収納部に埋設保持されてい
る。
また、電池11.11は内挿板3の収納部13.13に
着脱可能に埋設保持され、且つ電池押え体4,4により
押圧される。
なお、下部ケース(図示せず)は上部ケース1と組合せ
固定してこれらの各部品全体を収納するもので、電池1
1.11を収納する場合には取外し、収納後上部ケース
1と組合せる。
しかして、このように構成された小型電子計算機におけ
る電池保持構造において、電池11.11を収納する場
合には電池押え体4,4を上部ケース1および内挿板3
から取外しておく。
電池11.11は互に電極と一極を逆位置にして、内挿
板3の収納部13.13に嵌合し、各々の一方の電極面
を回路基板2上の電極10.10に各々接触する。
さらに、電池押え体4,4の各固定片14.14を内挿
板3の収納部13.13が形式された端部に重合させ各
固定片14゜14に形成された押圧部14 a 、14
aをこれと対向する収納部13.13内の電池11.
11の他方の電極面に接触させる。
また、これと同時に各電池押え体4.4の両外側に位置
する各係止片15.15を、これと対向する上部ケース
1の周縁部1b両側に形式した係止部7,7に弾性的に
係止する。
すなわち、電池押え体4,4は内挿板3(の幅方向にわ
たり)に重合した状態で上部ケース1の両側に係止固定
される。
このため、電池押え体4,4は固定片14.14の押圧
部14 a 、14 aで内挿板3の収納部13.13
に埋設保持された電池11.11を押圧して回路基板2
上の電極10.10に接触固定する。
この場合、固定片14.14の押圧部14 a 、14
aは弾性力で電池11.11を押圧するとともに係止
片15.15の弾性力で電池押え体4,4が固定される
ことも加わって電池11゜11の押圧が強固であり1.
且つ固定片14.14は内挿板3上に直接重合している
ので安定して電池11゜11を押圧できる。
なお、電池押え体4,4は連結片16で連結しであるの
で、電池11.11は相互に電気的に直列接続される。
また、電池押え体4,4は固定片14.14が内挿板3
に重合した状態で、係止片15.15が上部ケース1の
係止部7,7に係合して固定されるので、内挿板3を上
部ケース1に固定することができる。
この場合、固定片14.14が内挿板3を直接重合して
押付けるとともに係止片15.15の弾性力で強固に固
定できる。
電池押え体4,4はそれのみでも内挿板3を上部ケース
1に確実に固定できるが、さらに取付ねじを用いて内挿
板3を固定した上で電池押え体4,4により固定すれば
、より内挿板3の固定が確実になる。
また、取付ねじ17は電池押え体4,4の孔16a、各
板2,3.切欠部2a、3a、上部ケース1のねじ孔1
cに通して締付ければ、回路基板2、内挿板3および電
池押え体4.4の固定がより確実になる。
なお、電池押え体4,4は電極を兼用させず、非導電性
のものとしても良く、また2個の電池を押えることには
限らず1個または3個以上の電池を押える型式のもので
も良く、さらにその形状は実施例に限定されない。
取付ねじ17は必ずしも必要とせず、電池押え体4,4
に別な係止片を形成するなど他の手段に代えても良いが
、電池押え体4,4の係止片15.15による固定だけ
でも良い。
電池押え体4,4の係止片15.15が係合するケース
側の係止部は下部ケースに形成しても良く、また係止部
はケース周縁部に形成することには限定されない。
本考案は薄型の音響機器など小型電子機器に広く適用で
゛きる。
以上説明したように、本考案の小型電子機器の電池保持
構造は、ケースに対して回路基板、内挿板、電池押え体
を重合すると共に、ケースに設けた係止部に電池押え体
の係止片を弾性的に係止し、この電池押え体によって内
挿板をケースに固定し且つ内挿板の収納部に保持された
釦型電池を回路基板上の電極に接触固定したので、電池
を強固に押圧して衝撃等による接触不良を防止でき、し
かも電池押え体が内挿板を固定する部材を兼ねているか
ら、ねじ等の部品が節約できると共に組立作業も簡単に
なってコストダウンを実現できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図は分解状
態の斜視図、第2図は組立状態の斜視図、第3図a、l
)は組立前および組立後を各各示す断面図である。 1・・・・・・上部ケース、2・・・・・・回路基板、
3・・・・・・内挿板、4・・・・・・電池押え体、7
・・・・・・係止部、10・・・・・・電極、11・・
・・・・電池、12.13・・・・・・収納部、14・
・・・・・固定片、14a・・・・・・押圧部、15・
・・・・・係止片、16・・・・・・連結片、17・・
・・・・取付ねし。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電子機器ケースと、この電子機器ケースの内側に一方の
    面を重合し且つ他方の面に電極を設けた回路基板と、こ
    の回路基板の他方の面に重合し且つ釦型電池を保持する
    収納部を前記電極と対応する位置に形威した内挿板と、
    前記電子機器ケースの少なくとも2個所の対向する位置
    に設けられた係止部と、この係止部に弾性的に係止する
    係止片を有し前記内挿板に重合して前記内挿板を前記電
    子機器ケースに固定すると共に前記収納部に保持された
    釦型電池を押圧して前記電極に接触固定する電池押え体
    とからなる小型電子機器における電池保持構造。
JP1693879U 1979-02-13 1979-02-13 小型電子機器における電池保持構造 Expired JPS5919326Y2 (ja)

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JPS55116469U JPS55116469U (ja) 1980-08-16
JPS5919326Y2 true JPS5919326Y2 (ja) 1984-06-04

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