JP4386664B2 - ボタン型電池の取付装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、取り外しが容易に行えるボタン型電池の取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ビデオカメラやデジタルスチルカメラ等の各種携帯機器や、その他各種電子機器の中には、時刻・日付データやその他各種データを電源を切断しても記憶しておくため、小型の充電式の電池として、ボタン型二次電池が取り付けられている。
【0003】
この種ボタン型二次電池は、通常その製品が破棄されるまで取り換える必要がなく長期間使用されるため、機器内部の回路基板に半田付け等によって確実に取り付けられていた。
【0004】
一方近年、環境汚染の問題から、電子機器を破棄する際は環境に対して有害な物質を含有しているボタン型二次電池の取り外しが要求されるようになってきた。しかしながら上記半田付け等によって強固に取り付けられているボタン型二次電池の取り外しは、半田こて等を用いて行わなければならず、その取り外し作業が煩雑で取り外し難かった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、使用時は確実に回路基板に接続しておくことができ、廃棄時は容易にその取り外しができるボタン型電池の取付装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するため本願請求項1にかかる発明は、ボタン型電池の両極にそれぞれ端子板を接続するとともに、これらボタン型電池の外周から突出する端子板の接続部分に回路基板を配置し、この回路基板に設けられた端子接続パターンに端子板の接続部分を当接した状態で両者を押圧手段によって圧接接続し、さらに少なくとも前記回路基板又は前記回路基板を載置する基台の何れかに、ボタン型電池の外側にボタン型電池取り外し用の治具を挿入する治具挿入穴を設けたことを特徴とするボタン型電池の取付装置にある
このボタン型電池の取付装置によれば、その取付構造が簡単であり、且つ使用時は確実にボタン型電池を回路基板に接続・固定しておくことができる。また押圧手段による圧接を解除することで廃棄時は容易にボタン型電池の取り外しができる。
【0007】
また本願請求項2にかかる発明は、回路基板に設けた一対の端子接続パターンにそれぞれ端子板を接続するとともに、これら一対の端子板の間にボタン型電池を設置することで、前記端子板の弾発する押圧力にて端子板に設けた電極当接部をそれぞれボタン型電池の両極に圧接接続し、さらに少なくとも前記回路基板又は前記回路基板を載置する基台の何れかに、ボタン型電池の外側にボタン型電池取り外し用の治具を挿入する治具挿入穴を設けたことを特徴とするボタン型電池の取付装置にある
このボタン型電池の取付装置によれば、その取付構造が簡単であり、且つ使用時は確実にボタン型電池を回路基板に接続・固定しておくことができる。また圧接接続している端子板の間からボタン型電池を取り出すだけで、容易にボタン型電池を廃棄できる。
【0008】
また本願請求項1,2にかかる発明は上述のように、少なくとも前記回路基板又は前記回路基板を載置する基台の何れかに、ボタン型電池の外側にボタン型電池取り外し用の治具を挿入する治具挿入穴を設けたので、ボタン型電池の取り出しが容易に行える。
【0009】
また本願請求項3にかかる発明は、前記回路基板から露出している前記ボタン型電池の上面を、フイルム又はフレキシブル回路基板で覆ったことを特徴とする請求項1又は2に記載のボタン型電池の取付装置にある
これによってボタン型電池への外部からの静電気の侵入を効果的に防止できる。
【0010】
また本願請求項4にかかる発明は、前記ボタン型電池の上面を覆うフイルム又はフレキシブル回路基板に、このフイルム又はフレキシブル回路基板をめくってボタン型電池を取り出す切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項3に記載のボタン型電池の取付装置にある
これによってボタン型電池をフイルム又はフレキシブル回路基板で覆っていても、その取り出しが容易に行える。
【0011】
また本願請求項5にかかる発明は、各種電子機器の基台に設けたボタン型電池収納部に収納してその両極を各種電子機器の回路基板に着脱自在に接続したボタン型電池の上面を、可撓性を有するフイルム又はフレキシブル回路基板で覆うとともに、前記ボタン型電池の上面を覆うフイルム又はフレキシブル回路基板に、このフイルム又はフレキシブル回路基板をめくってボタン型電池を取り出す切り欠きを設けたことを特徴とするボタン型電池の取付装置にある
ボタン型電池の上面をフイルム又はフレキシブル回路基板で覆ったので、このボタン型電池への外部からの静電気の侵入を効果的に防止できる。またこのフイルム又はフレキシブル回路基板はボタン型電池がボタン型電池収納部から脱落することを防止する機能も有する。
【0012】
また本願請求項5にかかる発明は上述のように、前記ボタン型電池の上面を覆うフイルム又はフレキシブル回路基板に、このフイルム又はフレキシブル回路基板をめくってボタン型電池を取り出す切り欠きが設けられているので、ボタン型電池をフイルム又はフレキシブル回路基板で覆っていても、その取り出しが容易に行える。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明の一実施の形態にかかるボタン型電池の取付構造の分解斜視図である。同図に示すようにこの実施の形態においては、ボタン型電池(以下この実施の形態では「ボタン型二次電池」という)10の正負の電極11,11(但し下側の電極11は図示せず)にそれぞれ端子板13,13を接続すると共に、ボタン型二次電池10の外周から突出する端子板13,13の接続部分15,15の下に基台20上に載置したフレキシブル回路基板からなる回路基板30を配置し、下側の該回路基板30に設けられた端子接続パターン39,39にそれぞれ接続部分15,15を当接した状態でさらに回路基板30から露出するボタン型二次電池10の上面をフレキシブル回路基板40で覆い、前記端子接続パターン39,39と接続部分15,15とを押圧手段(以下この実施の形態では「押圧部材」という)50,50によって圧接接続するように構成されている。以下各構成部品について説明する。
【0014】
ボタン型二次電池10はボタン型であってその上面と下面とがそれぞれ正負の電極11,11となっている。そして両電極11,11の表面にはそれぞれ金属板製の端子板13,13の本体部14,14が溶接等の固定手段によって接続固定されている。本体部14,14の一端からはそれぞれ棒状の細長い接続部分15,15が突出しており、両端子板13,13はこれら接続部分15,15がボタン型二次電池10の外周から外側に向けて突出するように固定されている。上側の接続部分15は本体部14から屈曲することなく突出しているが、下側の接続部分15はその面が上側の端子板13の面と同一面となるように、ボタン型二次電池10の外周部分で屈曲している。
【0015】
基台20は各種電子機器の各種電子部品取り付け用の基台であり、合成樹脂を略板状に成形して構成されており、その所定位置にはボタン型二次電池10を収納する寸法形状の略円形のボタン型電池収納部21が設けられている。ボタン型電池収納部21の側壁には、この側壁から外方に向けて突出するようにボタン型電池収納部21と同一深さの治具挿入穴23が設けられている。またボタン型電池収納部21の両外側部分にはそれぞれ下記する押圧部材50,50を取り付けるためのネジ螺合穴25及びその両側の係止片挿入穴27,27が設けられている。
【0016】
回路基板30は各種電子機器用の回路基板であり、可撓性を有する合成樹脂フイルム(例えばポリエチレンテレフタレートフイルム(以下「PETフイルム」という))の表面に回路パターンを設けて構成されており、その所定位置(前記基台20のボタン電池収納部21に対向する位置)にはボタン型二次電池10を挿通する寸法形状の略円形の電池挿通穴31が設けられている。電池挿通穴31の外周の前記治具挿入穴23に対向する位置には治具挿入穴23と略同一形状寸法の治具挿入穴33が設けられている。また電池挿通穴31を挟んでその両外側部分の前記ネジ螺合穴25及び係止片挿入穴27,27に対向する位置には、略同一形状のネジ挿通穴35及び係止片挿入穴37,37が設けられ、またネジ挿通穴35の部分から電池挿通穴31の外周に至る部分には一対の端子接続パターン39,39が設けられている。これら端子接続パターン39,39からはそれぞれ回路パターン38,38が引き出され、図示しない回路基板30上の別の電気回路に接続される。
【0017】
フレキシブル回路基板40は各種電子機器用の回路基板であり、可撓性を有する合成樹脂フイルム(例えばPETフイルム)の表面に静電気対策用の大きな面積を有する単一回路パターン(回路パターンは図示せず)を設けて構成されており、その所定位置(前記回路基板30の電池挿通穴31に対向する位置)にはT字状に貫通する切り欠き41を設けている。切り欠き41は、この切り欠き41部分でフレキシブル回路基板40をめくってボタン型二次電池10が取り出せる寸法形状に構成されている。また前記ネジ挿通穴35及び係止片挿入穴37,37に対向する位置には、略同一形状のネジ挿通穴45及び係止片挿入穴47,47が設けられている。また切り欠き41の一端であって、前記治具挿入穴23,33に対向する位置にはこれら治具挿入穴23,33と略同一寸法形状の治具挿入穴49が設けられている。
【0018】
押圧部材50は、金属板製の弾性板51とネジ53とによって構成され、弾性板51は平板状の基部55の中央に挿入孔57を設けるとともに、基部55の外周から舌片状に突出して斜め下方に折り曲げられる弾接片59と、基部55の外周の弾接片59の両側から突出して下方向に折り曲げられる係止片61,61とを設けて構成されている。
【0019】
そしてボタン型電池10を取り付けるには、まず基台20上に下側の回路基板30を載置し、回路基板30の電池挿通穴31及び基台20のボタン電池収納部21内にボタン型二次電池10を挿入する。このときボタン型二次電池10の両端子板13,13の接続部分15,15は、それぞれ回路基板30の端子接続パターン39,39上に当接する。
【0020】
次に回路基板30の上にフレキシブル回路基板40を載せ、さらにフレキシブル回路基板40の二ヵ所の係止片挿入穴47,47にそれぞれ弾性板51の両係止片61,61を挿入した上で、弾性板51の挿入孔57にネジ53を挿入し、ネジ53の先端をネジ挿通穴45及びネジ挿通穴35を介してネジ螺合穴25に挿入してねじ込む。これによって図2に示すように回路基板30とフレキシブル回路基板40とが基台20上に押圧固定されると同時に、弾性板51の弾接片59がフレキシブル回路基板40の上から端子板13の接続部分15を押圧してこれを端子接続パターン39(図1参照)に押し付け、両者が圧接接続する。このとき弾性板51の両係止片61,61は係止片挿入穴27,27(図1参照)に挿入・係合されるので、弾接片59の位置が回転移動することはない。
【0021】
以上のように回路基板30に設けた端子接続パターン39に端子板13の接続部分15を当接した状態でこの当接部分を押圧部材50によって押圧することで圧接接続するように構成したので、ボタン型二次電池10の電気的接続と、機械的固定とが同時に確実に行える。また端子接続パターン39と接続部分15との接続にはんだ付けを必要としないので、回路基板30として高熱に耐える高価な材料(例えばポリイミドフイルム等)を用いる必要がなく、安価なPETフイルム等を用いることができる。
【0022】
また本発明においては、ボタン型二次電池10の上面を、可撓性を有するフイルムである静電対策用フレキシブル回路基板40が覆っているので、このボタン型二次電池10への外部からの静電気の侵入を効果的に防止できる。
【0023】
一方このようにして取り付けたボタン型二次電池10を取り出す場合は、ネジ53を取り外して押圧手段50を取り去り、次に図2に示すドライバーのような棒状の治具60をフレキシブル回路基板40と回路基板30及び基台20の治具挿入穴23,33,49に挿入し、図3に示すように治具60を傾けることで治具60の先端をボタン型二次電池10の外周側面の外側からその下側に入り込ませ、これによってボタン型二次電池10の一端を引き上げていく。このときフレキシブル回路基板40には切り欠き41が設けられているので、切り欠き41の部分でフレキシブル回路基板40がめくれ上がり、ボタン型二次電池10の取り出しが容易となる。
【0024】
図4は本発明の他の実施の形態にかかるボタン型電池の取付構造の概略断面図である。なおこの実施の形態において前記実施の形態と同一又は相当部分には同一符号を付す。この実施の形態においては、フレキシブル回路基板からなる回路基板30に設けた一対の端子接続パターン39,39にそれぞれ端子板13,13の接続部分15,15を接続するとともに、これら一対の端子板13,13の間にボタン型電池(以下この実施の形態では「ボタン型二次電池」という)10を設置し、両端子板13,13に設けた電極当接部17,17をそれぞれボタン型二次電池10の両電極11,11に圧接接続し、さらに回路基板30の電池挿通穴31から露出している前記ボタン型二次電池10の上面を、フレキシブル回路基板40で覆って構成されている。以下各構成部品について説明する。
【0025】
端子板13,13は弾性金属板製であり、何れもその一方に接続部分15,15を、他方に電極当接部17,17を具備している。そしてこれら端子板13,13の場合、接続部分15,15を回路基板30に設けた端子接続パターン39,39に半田付けなどの固定接続手段によって接続している。なおこの接続手段として前記図1に示す押圧部材50,50等の機械的押圧手段を用いても良い。そして図1に示す実施の形態と同様に、上側の端子板13は直線状で、下側の端子板13はその接続部分15の面が上側の端子板13の面と同一面となるようにボタン型二次電池10の外周部分で屈曲している。
【0026】
基台20は前記実施の形態の基台20と同様の構造であり、合成樹脂を略板状に成形して構成されており、その所定位置にはボタン型二次電池10を収納する寸法形状の略円形のボタン型電池収納部21が設けられている。また回路基板30は、可撓性を有する合成樹脂フイルムの表面に回路パターンを設けて構成されており、その所定位置に設けた略円形の電池挿通穴31の上面外周に至る部分に一対の端子接続パターン39,39を設けている。一方フレキシブル回路基板40は、可撓性を有する合成樹脂フイルムの表面に静電気対策用の大きな面積を有する単一回路パターン(回路パターンは図示せず)を設けて構成されている。
【0027】
そしてボタン型電池10を取り付けるには、下側の回路基板30に固定した端子板13,13の電極当接部17,17の間(少なくともボタン型二次電池10の厚みよりも小さい間隔)にボタン型二次電池10の両極11,11を設置し、前記端子板13の弾発にて生ずる押圧力にて端子板13の電極当接部17とボタン型二次電池10の両極を圧接接続した上でこれらを基台20上に載置してボタン型二次電池10をボタン型電池収納部21に収納し、さらにその上に上側のフレキシブル回路基板40を載せる。
【0028】
以上のようにボタン型二次電池10の上下両極11,11を端子板13,13で弾接挟持したので、ボタン型二次電池10の電気的接続と、機械的固定とが同時に行える。また本実施の形態においても、ボタン型二次電池10の上面を、可撓性を有するフイルムである静電対策用フレキシブル回路基板40が覆っているので、このボタン型二次電池10への外部からの静電気の侵入を効果的に防止できる。
【0029】
一方このようにして取り付けたボタン型二次電池10を取り出す場合は、上側のフレキシブル回路基板40を取り除いた後に、治具又は指等によって両端子板13,13の間からボタン型二次電池10を取り出せば良く、その取り出しは容易に行える。
【0030】
なおこの実施の形態においても、前記実施の形態と同様に、基台20に治具挿入穴23を設けたり、回路基板30に治具挿入孔33を設けたり、フレキシブル回路基板40に切り欠き41や治具挿入孔49を設けたりしても良い。
【0031】
以上の各実施の形態にて、各種電子機器の基台に設けたボタン型電池収納部に収納してその両極を各種電子機器の回路基板に着脱自在に接続したボタン型電池の上面を、可撓性を有するフイルム又はフレキシブル回路基板で覆ったボタン型電池の取付構造を取ることにより、ボタン型二次電池10が、使用時はボタン型電池収納部に収納されて回路基板と接続してその機能を果たし、廃棄時は容易にその取り外しができるものとなる。
【0032】
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載がない何れの形状や構造や材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
【0033】
例えば上記実施の形態では上側のフレキシブル回路基板40を配置したが、これは静電対策が施されているときは単なるフイルムでも良いし、さらに押圧部材50によるボタン型二次電池10の取り付けが強固であれば取り付けなくても良い。またフレキシブル回路基板40は硬質回路基板でも良い。
【0034】
また押圧部材50の構造も上記実施の形態に限定されないことはいうまでもなく、要は端子接続パターンに端子板の接続部分を当接した状態で両者を圧接接続する構造の押圧手段であれば、どのような構造の押圧手段であっても良い。
【0035】
上記実施の形態ではボタン型二次電池10の端子板13の接続部分15の上下にフレキシブル回路基板40と回路基板30を設置し、フレキシブル回路基板40に治具挿入穴49と切り欠き41を設け、回路基板30に治具挿入穴33を設けたが、治具挿入穴49や切り欠き41や治具挿入穴33は必ずしも必要でなく、基台20中に治具挿入穴23を設けるだけでもよく、ドライバー等でフレキシブル回路基板40と回路基板30とを破り、治具挿入穴23に係合させてボタン型二次電池10を取り外しても良い。回路基板30が硬質回路基板の場合は基台20は不要だが、その場合は治具挿入穴23の代わりに治具挿入穴33が必要になる。
【0036】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、構造が簡単であり、且つ使用時は確実にボタン型電池を回路基板に接続・固定しておくことができ、廃棄時は容易にボタン型電池の取り外しができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかるボタン型二次電池10の取付構造の分解斜視図である。
【図2】ボタン型二次電池10を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図3】ボタン型二次電池10を取り出すときの状態を示す斜視図である。
【図4】本発明の他の実施の形態にかかるボタン型電池の取付構造の概略断面図である。
【符号の説明】
10 ボタン型二次電池(ボタン型電池)
11 電極
13 端子板
14 本体部
15 接続部分
20 基台(挟持手段)
21 ボタン型電池収納部
23 治具挿入穴
25 ネジ螺合穴
27 係止片挿入穴
30 回路基板(フイルム、又は各種電子機器の回路基板)
31 電池挿通穴
33 治具挿入穴
35 ネジ挿通穴
37 係止片挿入穴
38 回路パターン
39 端子接続パターン
40 フレキシブル回路基板(フイルム、又は各種電子機器の回路基板)
41 切り欠き
45 ネジ挿通穴
47 係止片挿入穴
49 治具挿入穴
50 押圧部材(挟持手段)
51 弾性板
53 ネジ
60 治具

Claims (5)

  1. ボタン型電池の両極にそれぞれ端子板を接続するとともに、これらボタン型電池の外周から突出する端子板の接続部分に回路基板を配置し、この回路基板に設けられた端子接続パターンに端子板の接続部分を当接した状態で両者を押圧手段によって圧接接続し、
    さらに少なくとも前記回路基板又は前記回路基板を載置する基台の何れかに、ボタン型電池の外側にボタン型電池取り外し用の治具を挿入する治具挿入穴を設けたことを特徴とするボタン型電池の取付装置
  2. 回路基板に設けた一対の端子接続パターンにそれぞれ端子板を接続するとともに、これら一対の端子板の間にボタン型電池を設置することで、前記端子板の弾発する押圧力にて端子板に設けた電極当接部をそれぞれボタン型電池の両極に圧接接続し、
    さらに少なくとも前記回路基板又は前記回路基板を載置する基台の何れかに、ボタン型電池の外側にボタン型電池取り外し用の治具を挿入する治具挿入穴を設けたことを特徴とするボタン型電池の取付装置
  3. 前記回路基板から露出している前記ボタン型電池の上面を、フイルム又はフレキシブル回路基板で覆ったことを特徴とする請求項1又は2に記載のボタン型電池の取付装置
  4. 前記ボタン型電池の上面を覆うフイルム又はフレキシブル回路基板には、このフイルム又はフレキシブル回路基板をめくってボタン型電池を取り出す切り欠きが設けられていることを特徴とする請求項3に記載のボタン型電池の取付装置
  5. 各種電子機器の基台に設けたボタン型電池収納部に収納してその両極を各種電子機器の回路基板に着脱自在に接続したボタン型電池の上面を、可撓性を有するフイルム又はフレキシブル回路基板で覆うとともに、
    前記ボタン型電池の上面を覆うフイルム又はフレキシブル回路基板に、このフイルム又はフレキシブル回路基板をめくってボタン型電池を取り出す切り欠きを設けたことを特徴とするボタン型電池の取付装置
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