JP2004022451A - 二次電池または電気部品の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】構造が簡素で、二次電池または電気部品の取出しを容易に行なうことができ、長期間にわたって二次電池または電気部品の接続を良好に保持することができる二次電池または電気部品の取付構造を提供する。
【解決手段】破断片部1816は、第1スリット1818と、第2スリット1820とを介してフレキシブル基板18に対して区画されている。各第2スリット1820の先端と一辺との間が、破断片部1816とフレキシブル基板18とを接続する短い長さの接続領域1822となっている。接続領域1822の幅および長さは、破断片部1816に所定の外力が作用した時に容易に破断される程度に設定されている。破断片部1816には、二次電池22の電極を電気的に接続するための2つの接続孔が該破断片部の長手方向に間隔をおいて貫通して設けられている。
【選択図】 図1
【解決手段】破断片部1816は、第1スリット1818と、第2スリット1820とを介してフレキシブル基板18に対して区画されている。各第2スリット1820の先端と一辺との間が、破断片部1816とフレキシブル基板18とを接続する短い長さの接続領域1822となっている。接続領域1822の幅および長さは、破断片部1816に所定の外力が作用した時に容易に破断される程度に設定されている。破断片部1816には、二次電池22の電極を電気的に接続するための2つの接続孔が該破断片部の長手方向に間隔をおいて貫通して設けられている。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に組み込まれる二次電池または電気部品の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、各国において電池のリサイクルに対する法律が施行され、電子機器を廃棄する際に該電子機器に組み込まれた電気部品、例えば、バックアップ用の二次電池を、ユーザーが電子機器から簡単に取り外して分別することができる構造が求められている。
特開平6−150898号公報には、二次電池を半田付けすることなく、圧接により保持する構造が開示されている。このような構造では、半田付けしていないため、二次電池自体の交換、取り外しが可能となっている。
また、特開平2−10651号公報には、二次電池の端子を組み込み時に半田付けする構造が開示されており、廃棄の際、二次電池を基板ごと折って取り外すことが提案されている。また、特開平2−10651号公報には、二次電池の端子に半田付けされたリード線を、電子機器の本体外に取り出してこのリード線を切ることで二次電池を取り外すことが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した二次電池を圧接で保持する構造では、この構造自体が複雑で大きくなるだけでなく、長期の使用時における二次電池の接触不良などの不具合が生じる問題があった。
また、基板ごと折って取り外す構造では、電子機器に組み込まれた状態の基板を折りづらいという問題があった。また、基板が折り取り可能な構造となっているので、基板の折り取る部分が簡単に折れてしまうため、組立作業中などに基板を誤って折ってしまわぬよう注意しなければならないという問題があった。
また、リード線を切断する構造では、二次電池にリード線を接続するために二次電池を電子機器の内部に組み込む際の作業性が悪いだけでなく、リード線取り出し用のガイド等を設ける必要があり、構造が複雑になるという問題があった。本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、構造が簡素で、二次電池または電気部品の取出しを容易に行なうことができ、長期間にわたって二次電池または電気部品の接続を良好に保持することができる二次電池または電気部品の取付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の二次電池取付構造は上記目的を達成するため、フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板に取着され該フレキシブル基板に対して電気的に接続された二次電池とを有する二次電池取付構造であって、前記フレキシブル基板に該フレキシブル基板に対して容易に破断される破断片部が設けられ、前記二次電池は前記破断片部に取着されていることを特徴とする。
また本発明の電気部品取付構造は、フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板に取着され該フレキシブル基板に対して電気的に接続された電気部品とを有する電気部品取付構造であって、前記フレキシブル基板に、該フレキシブル基板に対して容易に破断される破断片部が設けられ、前記電気部品は前記破断片部に取着されていることを特徴とする。
また本発明の電気部品取付構造は、フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板に取着され該フレキシブル基板に対して電気的に接続された電気部品とを有する電気部品取付構造であって、前記フレキシブル基板に、該フレキシブル基板よりも剛性を有する補強板が重ね合わされて取着され、前記フレキシブル基板に破断片部が設けられ、前記破断片部は、その長さ方向の両端が破断されやすい接続領域を介して前記フレキシブル基板に連設され、前記補強板に、前記接続領域、破断片部を該補強板上に臨ませる大きさの切欠が設けられ、前記電気部品の本体は前記補強板に取着され、かつ、前記電気部品の接続端子は前記破断片部に取着されていることを特徴とする。
そのため、本発明によれば、破断片部をフレキシブル基板から破断することによって二次電池または電気部品を破断片部とともにフレキシブル基板から容易に切り離すことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による二次電池または電気部品の取付構造の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図2は本発明の二次電池取付構造が適用された電子スチルカメラを底面から見た斜視図である。図3は二次電池取付構造の分解斜視図である。
電子スチルカメラ100は、高さと左右方向の幅と前後方向の長さを有する箱状のケース10と、前記ケース10の前部に設けられた鏡筒12およびフラッシュ14と、前記ケース10の底部に設けられた二次電池取付部16とを備えている。
図1に示すように、前記二次電池取付部16は、電子スチルカメラのデータのバックアップを行なう際の電力を供給する二次電池22を取付けるものであり、二次電池取付部16は、本実施の形態では、フレキシブル基板18、破断片部1816、補強板20などにより構成されている。
【0006】
前記二次電池取付部16は、前記ケース10の内部でケース10の底壁1002上に配設されている。
そして、二次電池取付部16に取着された二次電池22を取り外せるように、図3に示すように、前記ケース10の底壁1002には開口1004が形成されている。
前記開口1004には蓋体24が取着されている。前記蓋体24は、前記開口1606を閉塞する矩形板状の板部2402と、該板部2402の縁部に設けられた複数の係合爪2404とを有して構成され、これら係合爪2404が前記開口1606の縁に係合することによって、開口1606に係脱可能に取着されている。
【0007】
前記フレキシブル基板18は、容易に変形されるように可撓性を有して構成され、図1(A)に示すように矩形板状に形成されている。
前記破断片部1816は、前記フレキシブル基板18の隅部寄りの一辺に設けられている。
前記破断片部1816は、前記一辺と平行して延在する第1スリット1818と、該第1スリット1818の長手方向両端から前記一辺側に延在する両端の第2スリット1820とを介してフレキシブル基板18に対して区画されている。したがって、本実施の形態では、各第2スリット1820の先端と前記一辺との間が、前記破断片部1816とフレキシブル基板18とを接続する短い長さの接続領域1822となっており、前記破断片部1816は、その長さ方向の両端が破断されやすい接続領域1822を介してフレキシブル基板18に連設されていることになる。なお、前記接続領域1822の幅および長さは、前記破断片部1816に所定の外力が作用した時に容易に破断される程度に設定されている。
前記破断片部1816には、前記二次電池22のプラス電極とマイナス電極を電気的に接続するための2つの接続孔1812、1812が該破断片部の長手方向に間隔をおいて貫通して設けられている。前記破断片部1816およびフレキシブル基板18には、前記各接続孔1812、1812に接続された不図示の配線部が設けられており、該配線部を介して前記二次電池22の電力供給が前記ケース10内に組み込まれた不図示の被バックアップ回路になされるように構成されている。
【0008】
前記補強板20は、ほぼ矩形板状に構成され、容易に変形しないように前記フレキシブル基板18よりも高い剛性を有して構成されている。本実施の形態では前記補強板20はガラスエポキシ基板で構成されている。
前記補強板20は、前記フレキシブル基板18に重ね合わされ、接着剤などにより取着されている。
【0009】
図5、図6に示すように、前記補強板20が前記フレキシブル基板18に取着された状態で、フレキシブル基板18の破断片部1816、スリット1818および接続領域1820が補強板20の表面に露出するように、補強板20には切欠2010が設けられている。
また、フレキシブル基板18と補強板20とにわたり取付孔2012が貫通形成されている。
【0010】
前記二次電池22は、円盤状の本体2202を有し、該本体2202の上面側にはプラス電極2204が、下面側にはマイナス電極2206が設けられている。
そして、前記プラス電極2204、マイナス電極2206には、それぞれ導電性を有する部材で形成された接続端子2208、2210が設けられている。
前記接続端子2208、2210は、それぞれ前記プラス電極2204、マイナス電極2206に溶接などで取り外し不能に取着される帯板状の板部2212と、該板部2212の一端から屈曲された端子ピン2214とを備えて構成されている。
【0011】
図7に示すように、前記接続端子2208、2210の端子ピン2214、2214が前記フレキシブル基板18の接続孔1812、1812にそれぞれ挿入され、半田付けされることにより、前記二次電池22とフレキシブル基板18が取り外し不能に接続されている。
そして、前記本体2202または接続端子2210が接着テープなどにより前記補強板20に接着されることにより、前記二次電池22が前記補強板20に取着されている。
これにより、前記二次電池22は、前記補強板20およびフレキシブル基板18に対して移動不能に固定されることになる。
【0012】
前記フレキシブル基板18および補強板20の組付は、図3に示すように、取付部材1008に設けられた軸部を前記取付孔2012、1810に挿通させ、前記軸部とフレキシブル基板18および補強板20とを接着剤などで固定し、前記取付部材1008を前記ケース10の内部の不図示のカメラ本体にねじ1010で取着することによって行なわれる。
この状態で、前記二次電池22、破断片部1816は、前記開口1004に臨んだ位置に配設されている。
【0013】
なお、本実施の形態においては、前記フレキシブル基板18の破断片部1816、第1、第2スリット1818、1820、接続領域1822、補強板20、補強板20の切欠2010によって二次電池取付構造が構成されている。
【0014】
次に、電子スチルカメラを廃棄処分する際に、前記二次電池を取り外す場合について説明する。
図8に示すように、マイナスドライバ2の先端を、前記本体10の開口1004の縁部と前記蓋体24の間の隙間に差し込んでこじることにより、図9に示すように、蓋体24が開口1004から外れる。
前記蓋体24が取り外された状態で、前記二次電池22、切欠2010、切取り領域1816、第1、第2スリット1818、1820および接続領域1822が前記開口1004を介してケース10の外方に臨んだ状態となる。
【0015】
次に、図7、図9に示すように、前記マイナスドライバ2の先端を開口1004から差し込んで、前記二次電池22のマイナス電極2206側に挿入する。
そして、前記マイナスドライバ2の中間箇所を前記開口1004の縁部に当てることにより前記中間箇所を支点としてマイナスドライバ2を揺動させ、マイナスドライバ2の先端で二次電池22のマイナス電極2206側を補強板20から離れる方向に押し上げる。
これにより、前記二次電池22および接続端子2210が前記補強板20から剥がされ、二次電池22および接続端子2208、2210が補強板20から離間した状態となる。
さらに補強板20から離れる方向に二次電池22を持ち上げると、二次電池22の接続端子2208、2210が破断片部1816に取着されているので、前記破断片部1816は、その長さ方向の両端の接続領域1822を支点として図1(A)の矢印方向に回転し、これにより接続領域が破断される。
あるいは、前記二次電池22および接続端子2210を前記補強板20から剥がした状態から、マイナスドライバ2の先端を第1スリット1818あるいは第2スリット1820に入れ、破断片部1816を揺動させ、この揺動の際に破断片部1816に加わった外力を前記接続領域1822に伝え、これにより前記接続領域1822を破断するようにしてもよい。
図1(B)、図10に示すように、前記接続領域1822が破断されると、前記破断片部1816とともに、二次電池22が前記フレキシブル基板18から切断され、前記二次電池22を破断片部1816とともに開口1004からケース10の外部に取出すことができる。
【0016】
以上説明したように、本実施の形態の二次電池取付構造によれば、前記フレキシブル基板18に該フレキシブル基板18に対して容易に破断される破断片部1816が設けられ、前記二次電池22が前記破断片部1816に取着された構成とした。
したがって、前記フレキシブル基板18と補強板20といった少ない点数の部品で簡素に構成することができる。
また、前記二次電池22を前記破断片部1816とともにフレキシブル基板18から容易に切断することができるので、二次電池22の取出しを容易に行なう上で有利である。
また、前記二次電池22は、前記接続端子2208、2210を介してフレキシブル基板18に取り外し不能に接続されているので、長期間にわたって二次電池22の接続を良好に保持することができる。
また、本実施の形態では、前記フレキシブル基板18に補強板20を重ね合わせて取着し、この補強板20も二次電池22の部分を取付けるようにしたので、二次電池22をより強固に支持する上で有利となっており、また、補強板20の縁を利用することで破断片部1816の破断を容易に行なえ、二次電池22を容易に取り外す上で有利となっている。
また、前記フレキシブル基板18に補強板20が重ね合わされて取着されることにより、前記破断片部1816が補強板20によって保護されるので、組立作業時などにおける破断片部1816の破損を防止する上で有利である。
【0017】
本実施の形態では、前記二次電池22に力を加えるために、マイナスドライバ2を用いたが、以下に説明するように蓋体24を用いることもできる。
すなわち、図3に示すように、前記板部2402の外縁に外方に突出する係止凸部2406を設け、この係止凸部2406を二次電池22を取外す際に用いる。
すなわち、図11、図12に示すように、前記蓋体24の係止凸部2406を開口1004から差し込んで、前記二次電池22のマイナス電極側に挿入し、この係止凸部2406により二次電池22のマイナス電極側を補強板20から離れる方向に押し上げる。
さらに補強板20から離れる方向に二次電池22を持ち上げることにより、前記破断片部1816を、その長さ方向の両端の接続領域1822を支点として回転させ、これにより接続領域を破断する。
あるいは、前記二次電池22および接続端子2210を前記補強板20から剥がした状態から、係止凸部2406を第1スリット1818あるいは第2スリット1820に入れ、破断片部1816を揺動させ、これにより前記接続領域1822を破断するようにしてもよい。
このように係止凸部2406を有する蓋体24により、前記二次電池22を破断片部1816とともに開口1004からケース10の外部に取出すことができる。
【0018】
なお、本実施の形態では、フレキシブル基板18に該フレキシブル基板18よりも剛性を有する補強板20が重ね合わされて取着された構成としたが、本発明は補強板20が設けられていない構成にも適用可能であることは勿論である。
また、本実施の形態では、前記破断片部1816がフレキシブル基板18に対して破断され易いように第1、第2スリット1818、1820を用いたが、前記第1、第2スリット1818、1820を用いずに、例えば、肉厚を薄くした肉薄部により破断片部1816を区画するようにしてもよく、破断片部1816を破断されやすくするための構成は種々考えられる。
また、本実施の形態では、二次電池について述べたが、本発明は一次電池やカメラのフラッシュ用のコンデンサなど種々の電気部品の取付に無論適用可能である。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、構造が簡素で、二次電池または電気部品の取出しを容易に行なうことができ、長期間にわたって二次電池または電気部品の接続を良好に保持することができる二次電池または電気部品の取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)二次電池が取着された状態を示す二次電池取付構造の斜視図、(B)二次電池が取り外された状態を示す二次電池取付構造の斜視図である。
【図2】本発明の二次電池取付構造が適用された電子スチルカメラを底面から見た斜視図である。
【図3】二次電池取付構造の分解斜視図である。
【図4】フレキシブル基板に補強板が取着された状態を示す平面図である。
【図5】二次電池取付構造の要部を示す平面図である。
【図6】図5のA矢視図である。
【図7】図5のBB線断面図である。
【図8】蓋体の取り外し動作を示す斜視図である。
【図9】二次電池を取り外す際の動作を示す斜視図である。
【図10】二次電池が取り外された状態を示す斜視図である。
【図11】蓋体を用いて二次電池を取り外す動作を示す説明図である。
【図12】蓋体を用いて二次電池を取り外す動作を示す斜視図である。
【符号の説明】
16……二次電池取付部16、18……フレキシブル基板、1812、1814……接続孔、1816……破断片部、1818……第1スリット、1820……第2スリット、1822……接続領域、20……補強板、2210……切欠、22……二次電池、2208、2210……接続端子、24……蓋体、2406……係止凸部。
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に組み込まれる二次電池または電気部品の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、各国において電池のリサイクルに対する法律が施行され、電子機器を廃棄する際に該電子機器に組み込まれた電気部品、例えば、バックアップ用の二次電池を、ユーザーが電子機器から簡単に取り外して分別することができる構造が求められている。
特開平6−150898号公報には、二次電池を半田付けすることなく、圧接により保持する構造が開示されている。このような構造では、半田付けしていないため、二次電池自体の交換、取り外しが可能となっている。
また、特開平2−10651号公報には、二次電池の端子を組み込み時に半田付けする構造が開示されており、廃棄の際、二次電池を基板ごと折って取り外すことが提案されている。また、特開平2−10651号公報には、二次電池の端子に半田付けされたリード線を、電子機器の本体外に取り出してこのリード線を切ることで二次電池を取り外すことが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した二次電池を圧接で保持する構造では、この構造自体が複雑で大きくなるだけでなく、長期の使用時における二次電池の接触不良などの不具合が生じる問題があった。
また、基板ごと折って取り外す構造では、電子機器に組み込まれた状態の基板を折りづらいという問題があった。また、基板が折り取り可能な構造となっているので、基板の折り取る部分が簡単に折れてしまうため、組立作業中などに基板を誤って折ってしまわぬよう注意しなければならないという問題があった。
また、リード線を切断する構造では、二次電池にリード線を接続するために二次電池を電子機器の内部に組み込む際の作業性が悪いだけでなく、リード線取り出し用のガイド等を設ける必要があり、構造が複雑になるという問題があった。本発明は、このような実状に鑑みてなされたものであり、構造が簡素で、二次電池または電気部品の取出しを容易に行なうことができ、長期間にわたって二次電池または電気部品の接続を良好に保持することができる二次電池または電気部品の取付構造を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の二次電池取付構造は上記目的を達成するため、フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板に取着され該フレキシブル基板に対して電気的に接続された二次電池とを有する二次電池取付構造であって、前記フレキシブル基板に該フレキシブル基板に対して容易に破断される破断片部が設けられ、前記二次電池は前記破断片部に取着されていることを特徴とする。
また本発明の電気部品取付構造は、フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板に取着され該フレキシブル基板に対して電気的に接続された電気部品とを有する電気部品取付構造であって、前記フレキシブル基板に、該フレキシブル基板に対して容易に破断される破断片部が設けられ、前記電気部品は前記破断片部に取着されていることを特徴とする。
また本発明の電気部品取付構造は、フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板に取着され該フレキシブル基板に対して電気的に接続された電気部品とを有する電気部品取付構造であって、前記フレキシブル基板に、該フレキシブル基板よりも剛性を有する補強板が重ね合わされて取着され、前記フレキシブル基板に破断片部が設けられ、前記破断片部は、その長さ方向の両端が破断されやすい接続領域を介して前記フレキシブル基板に連設され、前記補強板に、前記接続領域、破断片部を該補強板上に臨ませる大きさの切欠が設けられ、前記電気部品の本体は前記補強板に取着され、かつ、前記電気部品の接続端子は前記破断片部に取着されていることを特徴とする。
そのため、本発明によれば、破断片部をフレキシブル基板から破断することによって二次電池または電気部品を破断片部とともにフレキシブル基板から容易に切り離すことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による二次電池または電気部品の取付構造の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図2は本発明の二次電池取付構造が適用された電子スチルカメラを底面から見た斜視図である。図3は二次電池取付構造の分解斜視図である。
電子スチルカメラ100は、高さと左右方向の幅と前後方向の長さを有する箱状のケース10と、前記ケース10の前部に設けられた鏡筒12およびフラッシュ14と、前記ケース10の底部に設けられた二次電池取付部16とを備えている。
図1に示すように、前記二次電池取付部16は、電子スチルカメラのデータのバックアップを行なう際の電力を供給する二次電池22を取付けるものであり、二次電池取付部16は、本実施の形態では、フレキシブル基板18、破断片部1816、補強板20などにより構成されている。
【0006】
前記二次電池取付部16は、前記ケース10の内部でケース10の底壁1002上に配設されている。
そして、二次電池取付部16に取着された二次電池22を取り外せるように、図3に示すように、前記ケース10の底壁1002には開口1004が形成されている。
前記開口1004には蓋体24が取着されている。前記蓋体24は、前記開口1606を閉塞する矩形板状の板部2402と、該板部2402の縁部に設けられた複数の係合爪2404とを有して構成され、これら係合爪2404が前記開口1606の縁に係合することによって、開口1606に係脱可能に取着されている。
【0007】
前記フレキシブル基板18は、容易に変形されるように可撓性を有して構成され、図1(A)に示すように矩形板状に形成されている。
前記破断片部1816は、前記フレキシブル基板18の隅部寄りの一辺に設けられている。
前記破断片部1816は、前記一辺と平行して延在する第1スリット1818と、該第1スリット1818の長手方向両端から前記一辺側に延在する両端の第2スリット1820とを介してフレキシブル基板18に対して区画されている。したがって、本実施の形態では、各第2スリット1820の先端と前記一辺との間が、前記破断片部1816とフレキシブル基板18とを接続する短い長さの接続領域1822となっており、前記破断片部1816は、その長さ方向の両端が破断されやすい接続領域1822を介してフレキシブル基板18に連設されていることになる。なお、前記接続領域1822の幅および長さは、前記破断片部1816に所定の外力が作用した時に容易に破断される程度に設定されている。
前記破断片部1816には、前記二次電池22のプラス電極とマイナス電極を電気的に接続するための2つの接続孔1812、1812が該破断片部の長手方向に間隔をおいて貫通して設けられている。前記破断片部1816およびフレキシブル基板18には、前記各接続孔1812、1812に接続された不図示の配線部が設けられており、該配線部を介して前記二次電池22の電力供給が前記ケース10内に組み込まれた不図示の被バックアップ回路になされるように構成されている。
【0008】
前記補強板20は、ほぼ矩形板状に構成され、容易に変形しないように前記フレキシブル基板18よりも高い剛性を有して構成されている。本実施の形態では前記補強板20はガラスエポキシ基板で構成されている。
前記補強板20は、前記フレキシブル基板18に重ね合わされ、接着剤などにより取着されている。
【0009】
図5、図6に示すように、前記補強板20が前記フレキシブル基板18に取着された状態で、フレキシブル基板18の破断片部1816、スリット1818および接続領域1820が補強板20の表面に露出するように、補強板20には切欠2010が設けられている。
また、フレキシブル基板18と補強板20とにわたり取付孔2012が貫通形成されている。
【0010】
前記二次電池22は、円盤状の本体2202を有し、該本体2202の上面側にはプラス電極2204が、下面側にはマイナス電極2206が設けられている。
そして、前記プラス電極2204、マイナス電極2206には、それぞれ導電性を有する部材で形成された接続端子2208、2210が設けられている。
前記接続端子2208、2210は、それぞれ前記プラス電極2204、マイナス電極2206に溶接などで取り外し不能に取着される帯板状の板部2212と、該板部2212の一端から屈曲された端子ピン2214とを備えて構成されている。
【0011】
図7に示すように、前記接続端子2208、2210の端子ピン2214、2214が前記フレキシブル基板18の接続孔1812、1812にそれぞれ挿入され、半田付けされることにより、前記二次電池22とフレキシブル基板18が取り外し不能に接続されている。
そして、前記本体2202または接続端子2210が接着テープなどにより前記補強板20に接着されることにより、前記二次電池22が前記補強板20に取着されている。
これにより、前記二次電池22は、前記補強板20およびフレキシブル基板18に対して移動不能に固定されることになる。
【0012】
前記フレキシブル基板18および補強板20の組付は、図3に示すように、取付部材1008に設けられた軸部を前記取付孔2012、1810に挿通させ、前記軸部とフレキシブル基板18および補強板20とを接着剤などで固定し、前記取付部材1008を前記ケース10の内部の不図示のカメラ本体にねじ1010で取着することによって行なわれる。
この状態で、前記二次電池22、破断片部1816は、前記開口1004に臨んだ位置に配設されている。
【0013】
なお、本実施の形態においては、前記フレキシブル基板18の破断片部1816、第1、第2スリット1818、1820、接続領域1822、補強板20、補強板20の切欠2010によって二次電池取付構造が構成されている。
【0014】
次に、電子スチルカメラを廃棄処分する際に、前記二次電池を取り外す場合について説明する。
図8に示すように、マイナスドライバ2の先端を、前記本体10の開口1004の縁部と前記蓋体24の間の隙間に差し込んでこじることにより、図9に示すように、蓋体24が開口1004から外れる。
前記蓋体24が取り外された状態で、前記二次電池22、切欠2010、切取り領域1816、第1、第2スリット1818、1820および接続領域1822が前記開口1004を介してケース10の外方に臨んだ状態となる。
【0015】
次に、図7、図9に示すように、前記マイナスドライバ2の先端を開口1004から差し込んで、前記二次電池22のマイナス電極2206側に挿入する。
そして、前記マイナスドライバ2の中間箇所を前記開口1004の縁部に当てることにより前記中間箇所を支点としてマイナスドライバ2を揺動させ、マイナスドライバ2の先端で二次電池22のマイナス電極2206側を補強板20から離れる方向に押し上げる。
これにより、前記二次電池22および接続端子2210が前記補強板20から剥がされ、二次電池22および接続端子2208、2210が補強板20から離間した状態となる。
さらに補強板20から離れる方向に二次電池22を持ち上げると、二次電池22の接続端子2208、2210が破断片部1816に取着されているので、前記破断片部1816は、その長さ方向の両端の接続領域1822を支点として図1(A)の矢印方向に回転し、これにより接続領域が破断される。
あるいは、前記二次電池22および接続端子2210を前記補強板20から剥がした状態から、マイナスドライバ2の先端を第1スリット1818あるいは第2スリット1820に入れ、破断片部1816を揺動させ、この揺動の際に破断片部1816に加わった外力を前記接続領域1822に伝え、これにより前記接続領域1822を破断するようにしてもよい。
図1(B)、図10に示すように、前記接続領域1822が破断されると、前記破断片部1816とともに、二次電池22が前記フレキシブル基板18から切断され、前記二次電池22を破断片部1816とともに開口1004からケース10の外部に取出すことができる。
【0016】
以上説明したように、本実施の形態の二次電池取付構造によれば、前記フレキシブル基板18に該フレキシブル基板18に対して容易に破断される破断片部1816が設けられ、前記二次電池22が前記破断片部1816に取着された構成とした。
したがって、前記フレキシブル基板18と補強板20といった少ない点数の部品で簡素に構成することができる。
また、前記二次電池22を前記破断片部1816とともにフレキシブル基板18から容易に切断することができるので、二次電池22の取出しを容易に行なう上で有利である。
また、前記二次電池22は、前記接続端子2208、2210を介してフレキシブル基板18に取り外し不能に接続されているので、長期間にわたって二次電池22の接続を良好に保持することができる。
また、本実施の形態では、前記フレキシブル基板18に補強板20を重ね合わせて取着し、この補強板20も二次電池22の部分を取付けるようにしたので、二次電池22をより強固に支持する上で有利となっており、また、補強板20の縁を利用することで破断片部1816の破断を容易に行なえ、二次電池22を容易に取り外す上で有利となっている。
また、前記フレキシブル基板18に補強板20が重ね合わされて取着されることにより、前記破断片部1816が補強板20によって保護されるので、組立作業時などにおける破断片部1816の破損を防止する上で有利である。
【0017】
本実施の形態では、前記二次電池22に力を加えるために、マイナスドライバ2を用いたが、以下に説明するように蓋体24を用いることもできる。
すなわち、図3に示すように、前記板部2402の外縁に外方に突出する係止凸部2406を設け、この係止凸部2406を二次電池22を取外す際に用いる。
すなわち、図11、図12に示すように、前記蓋体24の係止凸部2406を開口1004から差し込んで、前記二次電池22のマイナス電極側に挿入し、この係止凸部2406により二次電池22のマイナス電極側を補強板20から離れる方向に押し上げる。
さらに補強板20から離れる方向に二次電池22を持ち上げることにより、前記破断片部1816を、その長さ方向の両端の接続領域1822を支点として回転させ、これにより接続領域を破断する。
あるいは、前記二次電池22および接続端子2210を前記補強板20から剥がした状態から、係止凸部2406を第1スリット1818あるいは第2スリット1820に入れ、破断片部1816を揺動させ、これにより前記接続領域1822を破断するようにしてもよい。
このように係止凸部2406を有する蓋体24により、前記二次電池22を破断片部1816とともに開口1004からケース10の外部に取出すことができる。
【0018】
なお、本実施の形態では、フレキシブル基板18に該フレキシブル基板18よりも剛性を有する補強板20が重ね合わされて取着された構成としたが、本発明は補強板20が設けられていない構成にも適用可能であることは勿論である。
また、本実施の形態では、前記破断片部1816がフレキシブル基板18に対して破断され易いように第1、第2スリット1818、1820を用いたが、前記第1、第2スリット1818、1820を用いずに、例えば、肉厚を薄くした肉薄部により破断片部1816を区画するようにしてもよく、破断片部1816を破断されやすくするための構成は種々考えられる。
また、本実施の形態では、二次電池について述べたが、本発明は一次電池やカメラのフラッシュ用のコンデンサなど種々の電気部品の取付に無論適用可能である。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、構造が簡素で、二次電池または電気部品の取出しを容易に行なうことができ、長期間にわたって二次電池または電気部品の接続を良好に保持することができる二次電池または電気部品の取付構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)二次電池が取着された状態を示す二次電池取付構造の斜視図、(B)二次電池が取り外された状態を示す二次電池取付構造の斜視図である。
【図2】本発明の二次電池取付構造が適用された電子スチルカメラを底面から見た斜視図である。
【図3】二次電池取付構造の分解斜視図である。
【図4】フレキシブル基板に補強板が取着された状態を示す平面図である。
【図5】二次電池取付構造の要部を示す平面図である。
【図6】図5のA矢視図である。
【図7】図5のBB線断面図である。
【図8】蓋体の取り外し動作を示す斜視図である。
【図9】二次電池を取り外す際の動作を示す斜視図である。
【図10】二次電池が取り外された状態を示す斜視図である。
【図11】蓋体を用いて二次電池を取り外す動作を示す説明図である。
【図12】蓋体を用いて二次電池を取り外す動作を示す斜視図である。
【符号の説明】
16……二次電池取付部16、18……フレキシブル基板、1812、1814……接続孔、1816……破断片部、1818……第1スリット、1820……第2スリット、1822……接続領域、20……補強板、2210……切欠、22……二次電池、2208、2210……接続端子、24……蓋体、2406……係止凸部。
Claims (9)
- フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板に取着され該フレキシブル基板に対して電気的に接続された二次電池とを有する二次電池取付構造であって、
前記フレキシブル基板に該フレキシブル基板に対して容易に破断される破断片部が設けられ、
前記二次電池は前記破断片部に取着されている、
ことを特徴とする二次電池取付構造。 - 前記破断片部は前記フレキシブル基板に対して破断され易いようにスリットを介して区画されていることを特徴とする請求項1記載の二次電池取付構造。
- 前記二次電池は、円盤状を呈し、該円盤の高さ方向の一方の面がプラス電極として構成され、高さ方向の他方の面がマイナス電極として構成され、前記プラス電極およびマイナス電極のそれぞれには接続端子が取り外し不能に取着され、前記各接続端子が前記破断片部に連結されることで該二次電池がフレキシブル基板に取着されていることを特徴とする請求項1記載の二次電池取付構造。
- 前記フレキシブル基板には、該フレキシブル基板よりも剛性を有する補強板が重ね合わされて取着され、前記補強板には、前記破断片部が破断されやすいように該破断片部に対応した大きさの切欠が設けられていることを特徴とする請求項1記載の二次電池取付構造。
- 前記フレキシブル基板には、該フレキシブル基板よりも剛性を有する補強板が重ね合わされて取着され、前記補強板には、前記破断片部が破断されやすいように該破断片部に対応した大きさの切欠が設けられ、前記二次電池は、円盤状を呈し、該円盤の高さ方向の両方の面がそれぞれ電極として構成され、前記電極のそれぞれには接続端子が取り外し不能に取着され、前記二次電池の電極の一方および該電極に取着された接続端子が前記補強板に接着されることで前記二次電池が前記補強板に取着され、前記各接続端子が前記破断片部に連結されることで該二次電池がフレキシブル基板に取着されていることを特徴とする請求項1記載の二次電池取付構造。
- 前記フレキシブル基板は、電子機器のケース内に配設され、前記破断片部に臨むケース部分には、前記二次電池を前記ケース外に取出すための開口が設けられ、前記開口は脱着可能な蓋体により閉塞されていることを特徴とする請求項1記載の二次電池取付構造。
- 前記蓋体には、前記開口からケース内に挿入され前記二次電池の部分に係止可能な係止凸部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の二次電池取付構造。
- フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板に取着され該フレキシブル基板に対して電気的に接続された電気部品とを有する電気部品取付構造であって、
前記フレキシブル基板に、該フレキシブル基板に対して容易に破断される破断片部が設けられ、
前記電気部品は前記破断片部に取着されている、
ことを特徴とする電気部品取付構造。 - フレキシブル基板と、前記フレキシブル基板に取着され該フレキシブル基板に対して電気的に接続された電気部品とを有する電気部品取付構造であって、
前記フレキシブル基板に、該フレキシブル基板よりも剛性を有する補強板が重ね合わされて取着され、
前記フレキシブル基板に破断片部が設けられ、
前記破断片部は、その長さ方向の両端が破断されやすい接続領域を介して前記フレキシブル基板に連設され、
前記補強板に、前記接続領域、破断片部を該補強板上に臨ませる大きさの切欠が設けられ、
前記電気部品は前記補強板に取着され、かつ、前記電気部品の接続端子は前記破断片部に取着されている、
ことを特徴とする電気部品取付構造。
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