JP4973855B2 - 筺体 - Google Patents

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Description

本発明は、電子機器の回路等を収容する筺体に関し、とくに、目隠し板を切り取り自在に備えた筺体に関する。
電子機器等において、その電気回路を例えば合成樹脂製の筺体に収納して、例えばそのケーブル接続部を目隠し板で覆って目立たないようにしておき、使用しない場合はそのまま、使用する場合に限って切り離して露出させた接続端子部にワイヤーを接続させることが行われている。
この目隠し板は、例えば電子機器を収容した筺体の表面の複数箇所に設けたケーブル配線用の開口部を覆うために、接続部で筺体と一体に形成されており、その接続部はニッパなどの工具により容易に切断できる構成になっている。
例えば、特許文献1に示す例では、目隠し板を開口部周縁部とを切断しやすい連結部で連結しておき、この連結部を例えばニッパなどの切断工具で切断し、取り外す。
図3はその目隠し板の取り付け構造を示す。図3Aはその平面図、図3Bは矢印方向断面図である。
図示のように、電子機器を収納し筺体(ケース)102表面に設けたケーブル配線用孔109内に、目隠し板110を複数、ここでは3個の連結部111で孔(開口部)109の内周縁に連結して位置させる。その際、図3Bに示すように、連結部111を目隠し板110及び孔109の周縁の平面から立ち上がった例えば逆U又はV字状に形成しておき、その連結部114をニッパなどの工具で切断して目隠し板110を切り離すようにしている。
連結部111をこのような構成にすることで、連結部111を目隠し板110と同じ平面内に配置した場合のように、その切り残しが孔内に突出して残留することがなく、したがって、孔109に挿入したケーブルの被覆部を傷つけたり或いは断線したりすることがないようにしている。
また、これと同様に、電子機器を収納した筺体の開口部に目隠し板を一体に取り付けておくための支持片を、開口部の周縁部から立ち上がる脚部と、目隠し板から立ち上がる脚部とで構成してその切り残しが孔内に突出して残留することがないようにすると共に、一方の脚部を平面視において幅が他の幅よりも細く形成して、その部分を切断部として切断し易くしたものも知られている(特許文献2参照)。
以上の目隠し板はいずれも切り離したときの切り残し部分が開口部(孔)内に突出しないようにしているから、ケーブルの被覆部を傷つけたり断線したりすることがないが、目隠し板の連結部を不用意に切断すると、切断された目隠し板が部品上に落下した後、さらに部品と開口の縁の間の隙間から筺体内部に侵入することがある。そのような場合、小さな隙間から落下した目隠し板を回収しなければならず作業が煩雑であるだけではなく、例えば工具で掴んで取り出す場合等では、狭い筺体内に差し込んだ工具で内部の回路部分等を傷つけることもあり得る。その危険を避けるためには、一旦閉じた筺体のフロントケースとリアケースを開いて目隠し板を拾い出さなくてはならない。
そのため筺体から切り離した目隠し板が筺体内部に落下しないように、その切り離しは慎重に行わざるを得ず、とくに現場作業における作業効率の向上の妨げとなっている。
特開平11−186752号公報 特開2006―216592号公報
本発明は、従来の目隠し板の上記問題を解決するためになされたものであって、その目的は、目隠し板の切り離し時に、前記部品上に落下した目隠し板がさらに筺体内部に侵入するのを防止することで、従来のように筺体内部へ入り込むのを考慮することなく切り取り作業を迅速に行い得るようにして、例えば現場における作業効率を向上させることである。
請求項1の発明は、内部に収納した部品に対向して設けた開口部開口部を覆い前記部品の使用時に除去する目隠し板を備えた筺体において、前記目隠し板は前記開口部周縁部と切断部となる連結部材で連結されと共に目隠し板から突出する突起部を有し、前記突起部は、前記連結部材を切断して前記目隠し板が前記部品上に落下したとき、前記目隠し板が筺体内で前記部品上から更に内部に侵入するのを防止する侵入防止手段として機能し、前記突起部は前記目隠し板の上面に形成され、前記目隠し板の底面から突起部上端までの距離は、筺体の前記開口部の内周縁部と前記部品の上面間との最小距離よりも長いことを特徴とする
(作用)
上記筺体から目隠し板を切り取るときは、筺体を一方の手で持って他方の手に持ったニッパなどの切断工具で上記連結部を切断する。その際、仮に目隠し板が開口部から部品上に落下しても、上記突起部が開口部の縁部に当たってそれ以上筺体内部に入り込むことが阻止される。つまり、目隠し板は部品上で開口部角に引っ掛かった状態で止まるため、容易に摘み出すか、逆さにして外に落とすことができる。
したがって、目隠し板を筺体から取り除く際は、筺体内に入り込むことを気にすることなく連結部を切断していく。
本発明によれば、内部に部品を収容した筺体の目隠し板の除去作業を、切り取った目隠し板が筺体内部に入り込むことを考慮することなく迅速に行うことができる。とくに、筺体を手で持ってその目隠し板の切り取り作業を行っても、切り取った目隠し板が筺体内に入り込むことがないから、とくに現場での作業を効率よく行うことができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。図1Aは本発明に係る筺体の1実施形態を示す電子機器用筺体の斜視図、図1Bは図1における丸で囲った部分部を拡大して示す斜視図である。
図1において、電子機器の電子回路等を収納した筺体1は、分割可能なフロントケース2とリアケース3とからなり、これら両ケース2,3を合体させることにより形成されている。この筺体1の両ケース2,3の側部には、収納された電子回路に接続された通信用アンテナATが筺体から突設されている。このアンテナATの近傍でリアケース3の裏面側(取り付け面側)には開口部5が、また、この開口部5には取り外し自在な目隠し板6がそれぞれ設けられている。
図1Aおよび図1Bに示すように、例えば合成樹脂材料を成型して形成されたリアケース3の底板には、約矩形のケーブル配線用の開口部5が設けられている。この開口部5内には、その内周面とわずかな間隔を隔てて平板状の目隠し板6が配置されており、その目隠し板6は、その両側部側でそれぞれ所定間隔を隔てた2個の切断部となる連結部材7で開口部5の内周縁に連結されている。
この連結部材7は、例えば、図2Bに示すように断面が略L字状でかつ目隠し板6の厚みよりも薄く、かつ目隠し板6の上面に一体かつそれと面一に延在して形成され、したがって開口部5の上面から若干隙間を隔てて開口部5の縁のところで湾曲して上開口縁部に一体に取り付けられている。
なお、連結部材については、上記形態のもののみに限定するものではなく、例えば、上記特許文献1又は2に記載されたものであってもよい。
目隠し板6の上面には、その幅方向に2条の突起部8が一体に設けられている。この突起部8は、前記連結部材7を切断して前記目隠し板6が筺体1の上記開口部5の位置に収納された部品10(ここではワイヤ取り付け用のコネクタ:図2参照)上に落下したときに、前記目隠し板6が筺体1内で前記部品10上から更に内部に入り込むのを防止する侵入防止手段として機能する。
次に、この点について図2を参照して説明する。
図2は本実施形態に係る筺体の断面図、即ち、図2Aは、図1Aの線X−Xに沿った断面図であり、かつ図2Bは、図2Aの目隠し板6の部分を拡大して概略的に示した断面図である。
図2Bから明らかなように、筺体の内部収納部品であるワイヤ取り付け用コネクタ10の先端の10aと開口部5の周縁部5aとの間には隙間があるため、目隠し板6の前記接続手段7を切断したときに、目隠し板6が前記コネクタ10上に落下し、その隙間からさらに筺体1内部に入り込むことがある。目隠し板6が筺体1内部に入り込んだ場合、それを回収するのが容易でないことは既に述べたとおりである。
そこで、本実施形態では目隠し板6の上面に突起部8を突設し、その突起部8の目隠し板6の下面からの距離(高さ)Hが、上記隙間即ち上記コネクタ10の先端部10aと、開口部5の内周縁部5aとの間の少なくとも最小間隔よりも長くなるように構成されている。
このように構成することで、目隠し板6の切り離し時に、仮に目隠し板6がコネクタ10上に落下してさらに筺体1内部に入り込もうとしても、上記突起部8が上記開口部内周縁5aに当たってその侵入が阻止される。つまり、目隠し板6の筺体1内へのそれ以上の侵入を防止できる。
連結部材7を切断して目隠し板6を外す場合、本実施形態では連結部材7の一端が開口部の周縁から立設されているため、連結部材7が開口部上縁から立ち上がった部分の付け根のところを切断すれば、連結部材7の切り残し部分が開口部内方に突出した状態で残ることがない。
本実施形態ではとくに、目隠し板6の上面に突起部8を設けるだけの簡易な構成により、連結部材を切断し作業者が筺体1から目隠し板6を外す場合、どのような姿勢で連結部材7を切断しても、それが筺体1内部に侵入することはないため、安心して切り取り作業を進めることができる。
特に、現場で筺体1を手で持って切り取るような場合、手に持った筺体1の姿勢は一定せず慎重に切断しないと、突起部8を有しない目隠し板では、コネクタ10上に落下するとそのまま容器内部に入り込んで回収し難くなるが、本実施形態では、筺体1内に落下してもコネクタ10上で受け止められるだけでそれが筺体内部に侵入することは皆無である。
なお、本実施の形態では、突起部8を目隠し板6の上面の中央部に2条平行に設けられているが、突起部8は目隠し板6の上面中央部に限らず、例えば上面の縁に設けてもよく、或いは目隠し板6の下面と収容する部品(コネクタ)の上端10aとの間に隙間が確保できれば目隠し板6の下面に設けてもよい。要は、その突起部8により目隠し板6が開口部縁部と部品(コネクタ)上端部との間の最小隙間を通り抜けできなければどの位置であってもよい。
また、突起部8を目隠し板6の上面側に設ける場合は、その高さを高くして、それが部品上に落下したときに拾い上げるための摘みとしての機能を持たせることもできる。
さらに、記突起部8は、必ずしも目隠し板6に一体に設けたものに限らない、別体に形成した後に接着などの接合手段で適宜接合したものであってもよい。
図1Aは本発明に係る筺体の1実施形態を示す電子機器用筺体の斜視図、図1Bは図1における丸で囲った部分部を拡大して示す斜視図である。 図1Aの線X−Xに沿った断面図であり、図2Bはその一部の断面図である。 従来の目隠し板の取り付け構造を示す。
符号の説明
1・・・筺体、2・・・フロントケース、3・・・リアケース、5・・・開口部、6・・・目隠し板、7・・・連結部材、8・・・突起部、10・・・(ワイヤ接続用)コネクタ。

Claims (1)

  1. 内部に収納した部品に対向して設けた開口部と、該開口部を覆い前記部品の使用時に除去する目隠し板を備えた筺体において、
    前記目隠し板は前記開口部周縁部と切断部となる連結部材で連結されると共に目隠し板から突出する突起部を有し、
    前記突起部は、前記連結部材を切断して前記目隠し板が前記部品上に落下したとき、前記目隠し板が筺体内で前記部品上から更に内部に侵入するのを防止する侵入防止手段として機能し、
    前記突起部は前記目隠し板の上面に形成され、前記目隠し板の底面から突起部上端までの距離は、筺体の前記開口部の内周縁部と前記部品の上面間との最小距離よりも長いことを特徴とする筺体。
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