JP2520747Y2 - 情報記録円盤 - Google Patents

情報記録円盤

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JP2520747Y2
JP2520747Y2 JP1985155418U JP15541885U JP2520747Y2 JP 2520747 Y2 JP2520747 Y2 JP 2520747Y2 JP 1985155418 U JP1985155418 U JP 1985155418U JP 15541885 U JP15541885 U JP 15541885U JP 2520747 Y2 JP2520747 Y2 JP 2520747Y2
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JP
Japan
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track
recorded
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Application number
JP1985155418U
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JPS6263886U (ja
Inventor
忠男 永井
裕久 山口
博章 古山
Original Assignee
ティアツク株式会社
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Publication date
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は情報記録円盤に係り、特にランダムアクセス
等のためにトラック番号を示すアドレス信号が記録され
る情報記録円盤に関する。
従来の技術 情報記録円盤(以下、ディスクともいう)の情報信号
が記録再生されるべきプログラム領域外には、リードイ
ン領域とリードアウト領域とが夫々隣接して設けられて
いることは周知の通りであるが、従来リードイン領域と
リードアウト領域にはリードイン領域かリードアウト領
域かを示すコードが記録されることはあっても絶対番地
を示すアドレス信号は記録されていなかった。
考案が解決しようとする問題点 このため、従来のディスク記録再生装置では再生直前
に高速サーチ操作をしたような場合、リードイン領域に
はアドレス信号が記録されていないので、まずプログラ
ム領域内の適当な所までピックアップを高速移送し、そ
のトラックから再生したアドレス信号を再生して目的と
するアドレスのトラックまでの方向及びトラック数を算
出し、しかる後に目的とするアドレスのトラックへピッ
クアップを高速移送していた。このため、高速サーチ
(ランダムアクセス)に若干時間がかかるという問題点
があった。
そこで、本考案はリードイン領域及びリードアウト領
域にもアドレス信号を記録することにより、上記の問題
点を解決した情報記録円盤を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 本考案になる情報記録円盤は、リードイン領域からプ
ログラム領域を通してリードアウト領域までが予め記録
されてなることに特徴がある。
作用 本考案の情報記録円盤によれば、アドレス信号がリー
ドイン領域及びリードアウト領域に記録されているか
ら、記録時及び再生時いずれの場合も、ピックアップが
リードイン領域又はリードアウト領域内に位置している
時も直ちに絶対番地を知ることができる。
実施例 以下、本考案の一実施例について図面と共に説明す
る。
第1図は本考案になるディスクの一実施例のアドレス
値を示し、第2図は本考案を適用し得るディスクの平面
図を示す。第2図において、ディスク1は例えば直径30
cmで、その中心には中心孔2が穿設されており、その周
囲にはレーベル部3が形成されている。複合映像信号及
び音声信号等の情報信号は、例えば半径5.5cmから約14.
2cmまでの幅約8.7cmの情報信号記録領域(プログラム領
域)4に記録され、また再生される。このプログラム領
域4にはディスク製造時に、案内トラックが形成されて
いる。この案内トラックは、例えば本出願人が先に特願
昭60−141696号にて提案したような、半径方向上互い違
いになるように形成された断続するピットの列で、一の
ピットの長さは1水平走査周期(1H)で、それらのトラ
ックピッチは例えば1.6μmである。情報信号記録トラ
ックは光ビームにより、案内トラックの間に、かつ、内
周より外周方向へ渦巻状又は同心円状に記録形成され、
また再生される。情報信号はディスク1の片面当た最大
60分記録される。
また、プログラム領域4の内周側に隣接して情報信号
無記録帯である。幅が2〜3mm程度のリードイン領域5
が設けられ、一方、プログラム領域4の外周側に隣接し
て情報信号無記録帯である、幅が2〜4mm程度のリード
アウト領域6が設けられている。なお、リードイン領域
5の更に内周側には、ターンテーブル回転用モータの回
転制御用信号が同心円状に予め記録されてある1本のト
ラック7が形成されている。このディスク1は例えば一
定回転数で回転される等角速度方式(CAV方式)のディ
スクであるが、等線速度方式(CLV方式)のディスクで
もよい。
次に、上記のプログラム領域4,リードイン領域5及び
リードアウト領域6に記録されるアドレス信号について
説明する。ディスク1の製造時に、例えば案内トラック
の一部に一回転周期でアドレス信号が記録されるが、そ
の値は第1図(A)に示す如く、リードイン領域5の最
初のトラックに記録されるアドレス信号が「1」であ
り、以下1トラックずつアドレス値が「1」ずつ単調増
加していき、リードイン領域5の最後のトラックのアド
レス値は「1,500」となる。次のトラックはプログラム
領域4の最初のトラックであるが、そのアドレス値は第
1図(A)に示す如く「1,501」とされる。プログラム
領域4のアドレス値も1トラック毎に「1」ずつ単調増
加するように選定される。従って、ディスクの片面当り
60分の情報信号が54,000本のトラックに記録される場合
は、プログラム領域4の最後のトラックのアドレス値は
「55,000」となる。更にリードアウト領域6の最初のト
ラックのアドレス値は第1図(A)に示す如く次の値
「55,501」に選定され、リードアウト領域6の最後のト
ラックのアドレス値「57,555」まで1トラック毎に単調
増加する。
他方、使用者が入力するアドレスは、プログラム領域
4内だけのアドレスであり、かつ、第1図(B)に示す
如く、プログラム領域4の最初のトラックのアドレス値
は「1」,最後のトラックは「54,000」であり、それら
の中間のトラックでは1トラック毎にアドレス値が
「2」から「53,999」まで「1」ずつ単調増加する値で
アドレスを入力する。例えばプログラム領域4の最初か
ら1000番目のトラック位置を検索するときは、使用者は
目的アドレス値を「1,000」として入力する。ディスク
の記録再生装置はこの入力アドレス値に対して自動的に
「1,500」を加算して「2,500」のアドレス値のアドレス
信号記録トラックへピックアップを移送する。これによ
り、目的とするトラックを高速で検索できる。従って、
リードイン領域中をピックアップが走査している途中で
も、目的アドレス入力によって直ちに目的アドレスのト
ラック位置へピックアップを移送することができる。同
様に、リードアウト領域走査中でも直ちに目的トラック
を検索することができる。
なお、CLV方式のディスクの場合は、一定周期でアド
レス信号をプログラム領域に予め記録しておくことは、
その後に記録される映像信号の映像期間に隣接するアド
レス信号も生じ得、再生画像に悪影響を与えるから予め
記録することはできない。しかし、リードイン領域5や
リードアウト領域6にはそのようなことがないので予め
アドレス信号を記録しておくことができるので、本考案
を適用できる。
考案の効果 上述の如く、本考案によれば、リードイン領域からプ
ログラム領域を通してリードアウト領域まで連続的にア
ドレス信号を記録したので、常に目的とするアドレスの
トラックに対するピックアップの現在位置の相対距離が
判別でき、ピックアップがリードイン領域又はリードア
ウト領域にあってもプログラム領域内の目的トラックへ
従来に比して短時間で移動することができるという特長
を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(A),(B)は本考案における記録アドレス値
と使用者が入力するアドレス値の一実施例を示す図、第
2図は本考案を適用し得るディスクの一例の平面図であ
る。 1……情報記録円盤(ディスク)、4……情報信号記録
領域(プログラム領域)、5……リードイン領域、6…
…リードアウト領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 古山 博章 武蔵野市中町3丁目7番3号 テイアツ ク株式会社内 (56)参考文献 特開 昭58−169373(JP,A) 実開 昭59−112364(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報信号が記録又は再生されるプログラム
    領域に隣接して設けられたリードイン領域の最初のトラ
    ックから該プログラム領域を通してリードアウト領域の
    最後のトラックまでの各トラックに、情報記録円盤の1
    回転毎に連続して値が単調増加するアドレス信号が予め
    記録されてなる情報記録円盤。
JP1985155418U 1985-10-11 1985-10-11 情報記録円盤 Expired - Lifetime JP2520747Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985155418U JP2520747Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11 情報記録円盤

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JP1985155418U JP2520747Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11 情報記録円盤

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JPS6263886U JPS6263886U (ja) 1987-04-21
JP2520747Y2 true JP2520747Y2 (ja) 1996-12-18

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ID=31076103

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JP1985155418U Expired - Lifetime JP2520747Y2 (ja) 1985-10-11 1985-10-11 情報記録円盤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0635196Y2 (ja) * 1988-04-21 1994-09-14 カシオ計算機株式会社 電子腕時計の耐衝撃構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58169373A (ja) * 1982-03-31 1983-10-05 Nec Home Electronics Ltd 位置表示回路
JPS59112364U (ja) * 1983-01-20 1984-07-28 日本ビクター株式会社 回転記録媒体の高速サ−チ装置

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JPS6263886U (ja) 1987-04-21

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