JPH04113093U - 時計ケース - Google Patents

時計ケース

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JPH04113093U
JPH04113093U JP2374891U JP2374891U JPH04113093U JP H04113093 U JPH04113093 U JP H04113093U JP 2374891 U JP2374891 U JP 2374891U JP 2374891 U JP2374891 U JP 2374891U JP H04113093 U JPH04113093 U JP H04113093U
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JP
Japan
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case body
conductive
hole
watch
back cover
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Pending
Application number
JP2374891U
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English (en)
Inventor
昌秋 平井
Original Assignee
カシオ計算機株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時計ケースにおいて、センサーなどの電子部
品の付近に発生した静電気が時計モジュールに侵入する
のを防ぐことを可能にする。 【構成】 ケース本体1の側面から導電性のねじ22を
螺合して、ケース本体1の部品取付孔11内に配置され
た圧力センサー15を保護する導電性の保護板18をケ
ース本体1に固定するとともに、ねじ22の先端部22
aをケース本体1の貫通孔13内に配置されてベゼル3
と裏蓋5とに弾接する導電性のコイルスプリング14に
当接させることにより、センサー15付近で発生した静
電気を保護板18、ねじ22、コイルスプリング14を
介してケース本体1の外部のベゼル3および裏蓋5に流
すようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、腕時計などの時計ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、センサーやスピーカなどの電子部品を備えた多機能型の腕時計において は、低コスト化を図るために、ケース本体を合成樹脂で形成している。このケー ス本体の上部には時計ガラスが、内部には時計モジュールが、下部には裏蓋が設 けられている。また、ケース本体の側面には部品取付孔が設けられ、この部品取 付孔内にセンサーが設けられている。このセンサーは圧力センサーや温度センサ ーなどであり、ケース本体内の時計モジュールにフレキシブルリードなどにより 電気的に接続されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、腕時計においては、センサー付近に静電気が発生すると、ケー ス本体が合成樹脂製であるから、静電気がケース本体に流れずに、センサーから フレキシブルリードを介して時計モジュールに侵入し、時計モジュール内のLS Iを破壊するという問題がある。 この考案の目的は、センサーなどの電子部品の付近に発生した静電気が時計モ ジュールに侵入するのを防ぐことのできる時計ケースを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上面側に時計ガラスが取り付けられ、この時計ガラスの周辺所定 箇所に上下に貫通する貫通孔が形成されるとともに、側面に部品取付孔が形成さ れた合成樹脂製のケース本体と、このケース本体の上面側における時計ガラスの 周囲に取り付けられた導電性部材と、ケース本体の下側に取り付けられた導電性 の裏蓋と、ケース本体の貫通孔内に配置されて導電性部材と裏蓋とに弾接する導 電性の弾性部材と、ケース本体の側面の部品取付孔内に配置された電子部品と、 部品取付孔の前面に取り付けられて前記電子部品を保護する導電性の保護部材と 、この保護部材をケース本体に固定するためにケース本体の側面から螺合され、 先端が貫通孔内に突出して弾性部材に当接する導電性のねじ部材とを具備したこ とを特徴とする。
【0005】
【実施例】
以下、図1〜図3を参照して、この考案の一実施例を説明する。 これらの図において、1は腕時計のケース本体であ、ABS樹脂などの硬質樹 脂により形成されている。このケース本体1の上部には、図2(a)に示すよう に、時計ガラス2が取り付けられているとともに、ケース本体1の上面における 時計ガラス2の周囲には金属製のベゼル3が取り付けられている。また、時計ケ ース本体1の内部には時計モジュール4が設けられ、時計ケース本体1の下部に は金属製の裏蓋5が防水リング6を介して取り付けられている。この場合、時計 モジュール4はハウジング内に電池7や図示ないLSIを搭載した回路基板など を備えており、電池7の+極の基準電位(VDD)が電極板8により裏蓋5に接続 されている。
【0006】 一方、ケース本体1の左側(9時の位置)における側面には、図1に示すよう に部品取付部10が一体に突出して設けられている。この部品取付部10の中央 には図2(a)に示す部品取付孔11が設けられ、部品取付部10の左右両端に は図2(b)に示すねじ孔12が部品取付孔11に沿って設けられているととも に、このねじ孔12の奥側におけるケース本体1には上下に貫通する貫通孔13 がねじ孔12と連通して設けられている。この貫通孔13内にはベゼル3と裏蓋 5とに弾接する導電性のコイルスプリング14が配置されている。そして、部品 取付孔11内には圧力センサー15が配置されている。この圧力センサー15は フレキシブルリード16により時計モジュール4の回路基板に電気的に接続され ており、その前面に保護シート17が設けられている。また、圧力センサー15 の前面側における部品取付部10には、金属製の保護板18が防水リング19を 介して外部に露呈して配置されている。この保護板18は圧力センサー15を保 護するものであり、中央に多数の小孔20を有する円弧状の突出部21が形成さ れており、その左右両端が図3に示すようにねじ22により取り付けられている 。このねじ22は導電性を有する金属により形成され、図2(b)に示すように 部品取付部10の両側に設けられたねじ孔12に螺合することにより保護板18 を取り付けるとともに、その先端部22aがねじ孔12から貫通孔13内に突出 して貫通孔13内のコイルスプリング14に側方より当接している。
【0007】 このように構成された腕時計では、圧力センサー15を保護する保護板18を ケース本体1に取り付けるねじ22の先端部22aがベゼル3と裏蓋5とに弾接 するコイルスプリング14に当接していることにより、ねじ22およびコイルス プリング14を介して保護板18とベゼル3および裏蓋5とが電気的に接続され るため、圧力センサー15の付近で静電気が発生しても、この静電気は時計モジ ュール4の基準電位に接続された裏蓋5に流れることになり、圧力センサー15 およびフレキシブルリード16を介して時計モジュール4の回路基板に流れ込む ことがなく、回路基板のLSIを破壊することがない。この場合、特に貫通孔1 3内に導電性を有するコイルスプリング14を配置したので、このコイルスプリ ング14によりベゼル3と裏蓋5とを確実に接続することができる。しかも、保 護板18を固定するねじ22の先端部22aがコイルスプリング14内に側方よ り挿入するので、コイルスプリング14とねじ22との導通も確実なものとなる とともに、保護板18を確実に固定することができ、これにより保護板18とね じ22との導通も確実なものとなる。
【0008】 なお、この考案は上述した実施例に限定されるものではない。例えば、部品取 付孔11内に設けられる電子部品は、圧力センサー15に限らず、温度センサー でも良く、またスピーカなどでも良い。また、貫通孔13内に配置されてベゼル 3と裏蓋5とを電気的に接続する弾性部材は、コイルスプリング14に限らず、 導電ゴムなどでも良い。また、ケース本体1の上面における時計ガラス22の周 囲に設けられる導電性部材は、ベゼル3である必要はなく、金属もしくは導電樹 脂などよりなる化粧リングでも良い。さらに、この考案は、上述した腕時計に限 らず、トラベルウォッチなどの時計にも適用することができる。
【0009】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、ケース本体の側面から導電性のねじ 部材を螺合して、ケース本体の部品取付孔内に配置された電子部品を保護する導 電性の保護部材をケース本体に固定するとともに、ねじ部材の先端をケース本体 の貫通孔内に配置されて導電性部材と裏蓋とに弾接する導電性の弾性部材に当接 させたので、センサー付近に発生した静電気を保護部材、ねじ部材、弾性部材を 介してケース本体の外部の導電性部材および裏蓋に流すことができ、ケース本体 内の時計モジュールに静電気が侵入するのを確実に防ぐことができ、これにより 時計モジュール内のLSIが破壊されるのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】腕時計の外観平面図。
【図2】(a)は図1のA−A拡大断面図、(b)は図
1のB−B拡大断面図。
【図3】図1の側面図。
【符号の説明】
1 ケース本体 2 時計ガラス 3 ベゼル 5 裏蓋 11 部品取付孔 13 貫通孔 14 コイルスプリング 15 圧力センサー 18 保護板 22 ねじ 22a ねじの先端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面側に時計ガラスが取り付けられ、こ
    の時計ガラスの周辺所定箇所に上下に貫通する貫通孔が
    形成されるとともに、側面に部品取付孔が形成された合
    成樹脂製のケース本体と、前記ケース本体の上面側にお
    ける前記時計ガラスの周囲に取り付けられた導電性部材
    と、前記ケース本体の下側に取り付けられた導電性の裏
    蓋と、前記ケース本体の貫通孔内に配置されて前記導電
    性部材と前記裏蓋とに弾接する導電性の弾性部材と、前
    記ケース本体の側面の部品取付孔内に配置された電子部
    品と、前記部品取付孔の前面に取り付けられて前記電子
    部品を保護する導電性の保護部材と、前記保護部材を前
    記ケース本体に固定するために前記ケース本体の側面か
    ら螺合され、先端が前記貫通孔内に突出して前記弾性部
    材に当接する導電性のねじ部材と、を具備してなる時計
    ケース。
JP2374891U 1991-03-19 1991-03-19 時計ケース Pending JPH04113093U (ja)

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ID=31908857

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JP (1) JPH04113093U (ja)

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