JPH0643596U - センサを備えた小型電子機器 - Google Patents

センサを備えた小型電子機器

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JPH0643596U
JPH0643596U JP064690U JP6469091U JPH0643596U JP H0643596 U JPH0643596 U JP H0643596U JP 064690 U JP064690 U JP 064690U JP 6469091 U JP6469091 U JP 6469091U JP H0643596 U JPH0643596 U JP H0643596U
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connection
sensor
circuit board
board
sensor unit
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Application number
JP064690U
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Inventor
克規 高橋
Original Assignee
カシオ計算機株式会社
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 温度センサ,圧力センサなどのセンサユニッ
トを備えた小型電子機器の確実な電気的接続と、外部衝
撃による損傷を防止する。 [構成] 温度センサ,圧力センサなどのセンサユニッ
トからの接続基板12の電極と電子機器の回路基板9の
電極とを接触させた状態でビス19により押え板18を
ハウジング6に取り付ける。接続基板12に温度補償な
どのセンサユニット用の電子部品23を取り付ける。機
器ケースの構成部材である地板7の一部を下方に折曲し
て保持部16とし、保持部16の下端部16aを接続基
板12の電子部品実装部位に当接して回路基板9に押し
付け、固定し、接続基板12と回路基板9との電気的接
続を確保すると共に、外部衝撃による電子部品23の破
損,接続基板12からの脱落を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は温度,圧力等を検出するセンサを備えた小型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
小型電子機器の一種である電子腕時計には時刻表示,時刻アラームなどの本来 の機能に加えて、外気温や水圧などを検出して表示する付加機能を備えたものが 知られている。このような付加機能を備える小型電子機器では、温度センサ,圧 力センサなどの所定のセンサを収納したセンサユニットを機器ケース内に取り付 ける必要があり、このため機器ケースに開口部を形成して、この開口部内にセン サユニットを収納し、パッキン等によって防水している。この機器ケース内に取 り付けられたセンサユニットは機能を制御する電子回路、例えばLSI等が取り 付けられた回路基板と配線パターンが形成された接続基板によって電気的に接続 されることにより、温度,圧力等の所定の検出を行なう。これにより、検出内容 が機器の表示装置に可視表示等される。
【0003】 ところで、センサユニットはその機能上、温度補償等を行なう必要があり、こ のためのチップ抵抗等の電子部品を別途、実装することが行なわれている。この 電子部品は機器ケース内の回路基板に実装されていたが、回路基板の小型化の観 点から近年、センサユニットと回路基板との電気的接続を行なう接続基板に実装 されることが行なわれている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、接続基板は本来、センサユニットと機器ケース側の回路基板と の電気的接続を行なうものであり、電子部品を振動や衝撃等から保護する機能を 十分に有していない。このため振動や衝撃等が作用すると、電子部品が破損した り、脱落してセンサユニットによる検出が不可能となる問題があった。また、従 来構造では接続基板に対する保護も十分でなく、接続基板の配線パターンの断線 等も生じ易いものとなっていた。
【0005】 本考案はこのような事情考慮してなされたものであり、接続基板に実装された 電子部品を十分に保護することができると共に、接続基板の断線等も防止するこ とができる構造を有したセンサを備えた小型電子機器を提供することを目的とす る。
【0006】
【課題を解決するための手段および作用】
本考案の小型電子機器は、電子回路を備えた回路基板と、この回路基板を収納 した機器ケースと、この機器ケース内に取り付けられたセンサユニットと、この センサユニット用の電子部品が実装されると共に、前記回路基板とセンサユニッ トとを電気的に接続する接続基板とを備え、前記機器ケースは前記接続基板にお ける電子部品の実装部位を回路基板に押え付ける保持部を有していることを特徴 とする。 この場合、金属性の地板を構成部材として備えるように機器ケースを形成し、 前記保持部はこの地板の一部を延設することにより接続基板に当接させることが でき、また、この保持部を弾性構造として接続基板に当接することができる。
【0007】
【実施例】
図1ないし図7は本考案の小型電子機器を電子腕時計に適用した実施例を示す 。図1に示すように、時刻をデジタルやアナログによって表示する表示部2を上 面に有すると共に、複数のスイッチ3,3・・・を側面部分に有して機器ケース 1が形成されている。この機器ケース1は図2に示す時計モジュール4を収納す ると共に、時計モジュール4に接続されるセンサユニット5を収納するようにな っている。図2は時計モジュール4の底面部分を示し、合成樹脂製のハウジング 6と、ハウジング6下面に設けられた地板7と、ハウジング6内に挿入されたボ タン型電池8とを備えている。地板7はステンレスなどの金属により形成されて おり、ハウジング6下面にねじ止めされることにより時計モジュール4全体を組 み立てるように作用する。また、この地板7はハウジング6との間に回路基板9 (図4および図5参照)を固定するものであり、これにより地板7は回路基板9 を収納する機器ケース1の一部を構成している。
【0008】 本実施例において、地板7は後述するように接続基板12を固定する部材とし ても使用される(図7参照)。また、回路基板9には電子腕時計本来の機能を制 御するためのLSI等の電子回路(図示省略)が取り付けられている。このよう な時計モジュール4が収納される機器ケース1は図1に示すように、3時側の側 面部分10が外側に幾分、長く延びている。そして、この3時側の側面部分10 に開口部(図示省略)が形成され、この開口部内にセンサユニット5が収納され るようになっている。図1においては、11はセンサユニット5収納後の開口部 を封鎖するため、側面部分10にねじ止めされる蓋プレートである。センサユニ ット5は時刻表示などの電子腕時計の本来の機能に対し、他の機能を電子腕時計 に付与するものであり、金属ケース5a内に所定のセンサを収納したユニット形 態となっている。この場合、センサユニット5に収納されるセンサとしては、外 気温を検出する温度センサ(サーミスタ等),水圧等を検出する半導体センサ( ブリッジ抵抗体)等である。このセンサユニット5は図2に示すように、フレキ シブルな接続基板12を介して時計モジュール4の回路基板9と電気的に接続さ れ、検出データを回路基板9に出力する。
【0009】 接続基板12は図2に示すように、右端部がセンサユニット5に接続されるセ ンサ側接続部12a,左端部が回路基板9に接続される機器側接続部12bとな っている。この接続基板12における機器側接続部12bには図3に示すように 、回路基板9の電極パッド13に接触する電極パッド(図示省略)が形成されて おり、この電極パッドが接続回路14を介してセンサ側接続部12aの電極パッ ドと電気的に接続されている(図6参照)。また接続基板12の機器側接続部1 2bには、図6に示すように電子部品23が半田付け等により実装されている。 図6において、15は接続基板12の上下面にパターン形成された接続回路を導 通するためのスルーホールである。
【0010】 ここで、電子部品23はセンサユニット5用の電子部品であり、例えば、セン サの温度補償用抵抗あるいは定電流供給用コンデンサ等が選択される。このセン サユニット5用の電子部品23が接続基板12に実装されることにより、電子部 品23を回路基板9に実装する必要がなくなり、これにより回路基板9を小さく することができ、機器全体の小型化が可能となる。
【0011】 このような接続基板12の機器側接続部12bは図3および図4に示すように 、右側が回路基板9の電極パッドと電気的に接続される接続部位となっており、 左側が電子部品23が実装される実装部位となっている。そして、右側の接続部 位は押え板18を取り付けることにより、押え板18により押圧されて接続基板 12および回路基板9の電極相互の接触が行なわれる。この押え板18はビス1 9を挿通させて時計モジュール4のハウジング6に螺合することにより固定され るものである。なお、ビス19はハウジング6に嵌め込まれたクリップ20に螺 合することにより、その固定が行なわれる。図4において、17はこの押え板1 8と接続基板12との間に介挿された両面接着テープであり、このテープの介挿 により、これらの相互のずれが防止されている。
【0012】 このような接続構造では、接続基板12と回路基板9とが良好な接触状態を維 持するため、これらの電気的接続が確実となる。また、これらの回路基板9,接 続基板12および押え板18には、図2ないし図5に示すように、ハウジング6 からのピン22,22が挿通して、これらの横ずれが防止されており、これによ り、さらに、確実な電気的接続がなされている。
【0013】 一方、接続基板12における電子部品23の実装部位に対しては、機器ケース 1の構成部材である地板7が当接することにより、その固定が行なわれる。この ため地板7における電子部品23に近接した端部が図4,図5および図7に示す ように、下方に折曲されて保持部16が形成されている。この保持部16は接続 基板12における電子部品実装部位の両側に位置するように形成されており、そ の下端部16aが接続基板12に当接する。この保持部16の当接により接続基 板12の電子部品実装部位が回路基板9に押し付けられて固定される。従って、 振動,衝撃等が作用しても接続基板12の浮き上がりや振動がなく、これらに起 因する電子部品23の破損や脱落が生じることがないと共に、接続基板12の配 線パターンの断線もなくなり信頼性が向上する。かかる保持部16は中間部分が 、くり抜かれた「コ」字形状に成形されており、これにより図示例でいえば、保 持部16に弾性が付与されている。そして、この弾性を有した状態で接続基板1 2に当接することにより、振動,衝撃等が緩和されるため、さらに確実な接続基 板12の固定が可能となっていると共に、温度変化があっても接続基板12への 当接状態を保持することができる。従って、このような構成により電子部品23 の保護が可能となり、信頼性のある電子機器とすることができる。
【0014】 本考案は上記実施例に限定されることなく、種々変更が可能である。例えば、 地板7の保持部16は接続基板12に当接して固定を行なう構造であれば良く、 弾性を有した構造とする必要がないと共に、接続基板12の周囲を固定する構造 としても良い。また、この保持部16を地板7に一体形成することなく、機器ケ ース1の他の構成部材に形成しても良い。
【0015】 さらにセンサユニット5に収納されるセンサは磁気を検出する磁気センサ,脈 拍を測定する脈拍検出センサ,歩数をカウントする歩数検出センサ,煙や放射能 等を検出するその他のセンサであっても良い。さらに、また本考案は電子腕時計 以外の他の電子機器、例えば小型電子計算機,ゲーム機,ラジオ装置,ページャ 等の無線装置,玩具などに対しても同様に適用することができる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は機器ケースに形成した保持部の当接により接続基板における電子部品 実装部位を回路基板に押し付けて固定するため、外部衝撃による電子部品の破損 ,脱落および接続基板の接続回路の断線を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体の平面図。
【図2】機器ケースに収納される時計モジュールおよび
センサユニットを示す底面図。
【図3】図2における矢印A部の拡大図。
【図4】図3におけるB−B線断面図。
【図5】図3におけるC−C線断面図。
【図6】接続基板の平面図。
【図7】保持部の斜視図。
【符号の説明】
1 機器ケース 5 センサユニット 7 地板 9 回路基板 12 接続基板 16 保持部 23 電子部品

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子回路を備えた回路基板と、この回路
    基板を収納した機器ケースと、この機器ケース内に取り
    付けられたセンサユニットと、このセンサユニット用の
    電子部品が実装されると共に、前記回路基板と前記セン
    サユニットとを電気的に接続する接続基板とを備え、前
    記機器ケースは前記接続基板における前記電子部品の実
    装部位を前記回路基板に押え付ける保持部を有している
    ことを特徴とするセンサを備えた小型電子機器。
  2. 【請求項2】 前記機器ケースは金属性の地板を構成部
    材として備え、前記保持部は前記接続基板に当接するよ
    うに前記地板の一部を延設することにより形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のセンサを備えた小型
    電子機器。
  3. 【請求項3】 前記保持部は弾性を有して前記接続基板
    に当接していることを特徴とする請求項1または2記載
    のセンサを備えた小型電子機器。
JP064690U 1991-07-19 1991-07-19 センサを備えた小型電子機器 Expired - Lifetime JPH0643596U (ja)

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