JPS5932159Y2 - シ−ルド装置 - Google Patents

シ−ルド装置

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JPS5932159Y2
JPS5932159Y2 JP14481378U JP14481378U JPS5932159Y2 JP S5932159 Y2 JPS5932159 Y2 JP S5932159Y2 JP 14481378 U JP14481378 U JP 14481378U JP 14481378 U JP14481378 U JP 14481378U JP S5932159 Y2 JPS5932159 Y2 JP S5932159Y2
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JP
Japan
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conductive film
display window
plate
display
case
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Expired
Application number
JP14481378U
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English (en)
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JPS5563198U (ja
Inventor
精康 荒木
「巌」 常磐
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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  • Non-Insulated Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用範囲 本考案はラジオ等の電子機器における表示窓をシールド
するためのシールド装置に関する。
背景技術とその問題点 時計付ラジオ、時計付電卓等のようにディジタル時計が
付属する電子機器においては、時刻表示をケースあるい
はキャビネットに設けられた表示窓で行うようにしてい
る。
この表示窓にはアクリル等から成る透明又は半透明の透
光板が嵌め込まれている。
上記ディジタル時計には時計IC回路が用いられており
、この時計IC回路の時計モジュールは通常は上記透光
板の直下に配されている。
このため、表示窓に人の手指等が触れたりあるいは近づ
いた場合は、人体の誘導ハムと時計IC回路とが干渉し
て時計IC回路にノイズが発生し、このノイズが時刻表
示を狂わせる原因となる。
そこで表示窓を何らかの方法でシールドしなければなら
ないが、特に小型の機器の場合はシールド装置の構成を
簡略にしてスペースを有効に使用する必要がある。
このようなシールドを行うために、表示窓とIC回路の
表示部との間に導電膜フィルムを設けることが考えられ
る。
しかしながら導電膜フィルムを単に表示窓とIC回路の
表示部との間に配し且つこの導電膜フィルムを表示窓に
嵌め込まれた透光板に接触させて配した場合は、ニュー
トンリング現象による黒い干渉縞が表示面に発生する。
このような干渉縞は表示面を見苦しくするばかりか、表
示の内容を著しく不明確とすることが実験により認めら
れている。
考案の目的 本考案は上記の問題を解決したシールド装置を提供する
ことを目的とする。
考案の概要 本考案は上記導電膜フィルムをIC回路の表示部側に凸
となるように湾曲させて配したことを特徴とするもので
ある。
実施例 本考案を小型で薄型の時計付ラジオに適用した場合の実
施例を図面と共に説明する。
第1図は上記ラジオの外観を示し、ケース1には時刻表
示窓2、スピーカ放音部3及び種々の操作摘み4等が適
宜配置されている。
第2図は表示窓2付近の各部材を分解した状態を示すも
ので、表示窓2はケース1の上ケース1aに設けられ、
アクリル等から戊る透明又は半透明の透光板5が嵌め込
まれている。
ケース1は上ケース1a、下ケースlb(第3図参照)
共例えばアルミニウムをアルマイト処理したものが用い
られている。
1Cはケースの側板で上記金属から成るものである。
透先板5の下方には透光性の導電膜フィルム6、板ナツ
ト7及び前記時計モジュール8が装着されたプリント基
板9等が配される。
時計モジュール8には液晶等から成る時刻表示部があり
、この時刻表示部は表示窓2と対向配置される。
導電膜フィルム6は、例えばテトロン等から戊る透明な
フレキシブルなフィルムに半導体金属酸化物を真空蒸着
して導電膜6aを形成し全体として透光性と威された公
知のものを用いてよい。
板ナツト7は第4図に示すようにコ字状に形成さた金属
製のもので、取付は用ネジ孔10.11が設けられてい
る。
また上ケース1aの側部には板ナツト7を取付けるため
のビス12が挿入される孔13が設けたれている。
さらにこの上ケース1aの下面にはアルマイトの酸化膜
が除去された凹凸部14が形成されている。
この凹凸部14はアルマイトの酸化膜を引掻いて傷をつ
ける程度で形成することができる。
上述した各部材は第3図のように組立てられる。
先ずプリント基板9に板ナツト7をビス15により取付
けて、この板ナツト7をアースパターンと接続させる。
次に導電膜フィルム6を導電膜6aを透光板5側に向け
、一端を板ナツト7と上ケース1aとで挾持し、他端を
側板1Cと上ケース1aとで挾持する。
この際導電膜6aの一部と凹凸部14とが接触して、ケ
ース1と電気的接続が威されるようにする。
またこの導電膜フィルム6は、図示のように下方に湾曲
させて、即ち上記時刻表示側に向って凸となるように湾
曲させて導電膜6aと透光板5とが接触しないようにす
る。
前述したように導電膜フィルム6と透光板5とが接触す
るとニュートンリング現象によって黒縞の干渉縞が生じ
る。
これを防止するために本考案では、導電膜フィルム6を
上記のように湾曲させている。
次に孔13からビス12をネジ込んで、プリント基板9
を板ナツト7を介して上ケース1aに固定して組立てを
完了する。
本実施例によれば、導電膜6aは凹凸部14、上ケース
1a、ビス12及び板ナツト7を介してプリント基板9
のアースパターンと接続されるので、表示窓2の下方に
導電膜6aを介して配される時計モジュール8をシール
ドすることができる。
また導電膜6aは透光板5側にあるので、この導電膜6
aがプリント基板9上の回路部品10と接触することが
ない。
さらに部品点数が少く、簡単な構成で占有空間を小さく
することができると共に、組立て時の作業性もよくする
ことができる。
考案の効果 導電膜フィルムを湾曲させて透光板5から離しているの
で、ニュートンリング現象による干渉縞を生じることが
なく、このため表示を明確にすることができる。
また導電膜フィルムを用いているので特に小型の時計付
電子機器に用いて有効な、簡単な構成の斯種シールド装
置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案が適用されるラジオの外観図、第2図は
本考案の実施例を示す分解断面図、第3図は第1図のI
II−III線断面図、第4図は板ナツトの斜視図であ
る。 なお図面に用いられている符号において、1・・・・・
・、ケース、2・・・・・・表示窓、5・・・・・・透
光板、6・・・・・・導電膜フィルム、8・・・・・・
時計モジュールである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属ケースに設けられ且つ透光性の板が嵌め込まれた表
    示窓と上記金属ケース内部の上記表示窓と対応する位置
    に配されたIC回路の表示部との間に透光性の導電膜フ
    ィルムを設け、この導電膜フィルムを上記表示部側に向
    って凸となるように湾曲させたことを特徴とするシール
    ド装置。
JP14481378U 1978-10-20 1978-10-20 シ−ルド装置 Expired JPS5932159Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14481378U JPS5932159Y2 (ja) 1978-10-20 1978-10-20 シ−ルド装置

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JP14481378U JPS5932159Y2 (ja) 1978-10-20 1978-10-20 シ−ルド装置

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Publication Number Publication Date
JPS5563198U JPS5563198U (ja) 1980-04-30
JPS5932159Y2 true JPS5932159Y2 (ja) 1984-09-10

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ID=29123783

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JP14481378U Expired JPS5932159Y2 (ja) 1978-10-20 1978-10-20 シ−ルド装置

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