JPH0428076Y2 - - Google Patents

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JPH0428076Y2
JPH0428076Y2 JP1985176165U JP17616585U JPH0428076Y2 JP H0428076 Y2 JPH0428076 Y2 JP H0428076Y2 JP 1985176165 U JP1985176165 U JP 1985176165U JP 17616585 U JP17616585 U JP 17616585U JP H0428076 Y2 JPH0428076 Y2 JP H0428076Y2
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JP
Japan
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switch
band
watch
band attachment
pair
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JP1985176165U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は電子腕時計のスイツチ構造に関す
る。
[従来技術とその問題点] 従来、電子腕時計のスイツチ釦は、時計ケース
の側面あるいは上面に突出して設けられている。
そのため、外観的にもデザイン的にも好ましくな
いばかりか、携帯時に手首を曲げたりすると、手
の甲がスイツチ釦に当り、スイツチが誤動作する
ことがある。また、誤つて腕時計を物にぶつけた
り、落下させたりしても、スイツチが誤動作する
という問題があつた。
このような問題を解消するために、時計ケース
の側面を盛り上げて凹部を形成し、この凹部内に
スイツチ釦を配置したものがあるが、このような
ものではスイツチ釦が突出しないように時計ケー
スの側面を盛り上げて凹部を形成しなければなら
ないため、時計ケースが大きくなり、しかもスイ
ツチ釦が配置する凹部によつて外観が損なわれ、
デザイン的に好ましくないばかりか、装着感も良
くないという問題があつた。
そこで、例えば実公昭55−44235号公報に示さ
れている如く、腕時計ケースのバンド取付部近傍
に押ボタンスイツチを臨設すると共に、時計バン
ドに摺動自在にスイツチ作動体を設け、スイツチ
作動体を動作することにより押ボタンスイツチを
動作することが考えられている。
このような構成では、押ボタンスイツチが外部
から見えないものの、バンドにスイツチ作動体を
設けなければならず、バンドの外観が悪くなるば
かりか、バンドの構造が複雑になるという問題が
ある。
[考案の目的] この考案は上記のような事情を考慮してなされ
たもので、その目的とするところは、簡単な構成
で、勝手に操作釦が動作しないように保護するこ
とができ、外観的にもデザイン的にも好ましく、
装着感が良く、しかも操作しやすい電子腕時計の
スイツチ構造を提供することにある。
[考案の要点] この考案は上記のような目的を達成するため
に、腕時計ケースの一側壁の一対のバンド取付け
部間に形成された貫通孔に、スイツチ軸を移動可
能に設けると共に、一対のバンド取付け部間に取
付けたバンド取付けピンに可動部材を回動自在に
設け、この可動部材を回動操作した時にスイツチ
を動作させるようにしたものである。
[実施例] 以下、図面を参照して、この考案の一実施例を
説明する。
図中1は時計ケースである。この時計ケース1
の上面には時計ガラス2がパツキン2aを介して
装着されており、内部には時計モジユール3が収
納され、下面には裏蓋4が取付けられている。時
計モジユール3は時計の主要部であり、第2図お
よび第3図に示すように上部ハウジング5と下部
ハウジング6との間に回路基板7が配置され、地
板8により押えられて時計ケース1内に配置され
ている。この場合、回路基板7の上面には液晶表
示パネル9がインターコネクタ9aを介して設け
られていると共に、回路基板7の側面にはスイツ
チの接点10が設けられている。また、地板8に
は回路基板7のスイツチ接点10に接離可能に弾
接するスイツチ板8aが一体的に形成されてい
る。なお、液晶表示パネル9は時刻等の情報を表
示するものである。
また、時計ケース1の前後端(図では上下端)
にはバンド取付部11(一方は図示せず)が形成
されており、このバンド取付部11には時計バン
ド12およびスイツチのプツシユ釦13が取付け
られていると共に、スイツチの操作子14が出没
可能に配置されている。即ち、バンド取付部11
は時計ケース1の前後端の両側に突出部11a,
11aが形成されており、この突出部11a,1
1aの対向面にそれぞれ取付孔11b,11bが
形成されている。時計バンド12はその端部がバ
ンド取付部11の突出部11a,11a間にバン
ドピン15で取付けられるものであり、端部両側
には突出部12a,12aが形成されており、こ
の突出部12a,12aにはバンドピン15が挿
入する孔12b,12bが設けられている。この
場合、バンドピン15は時計ケース1のバンド取
付部11の外側から一方の突出部11aの取付孔
11bを通して、時計バンド12の突出部12
a,12aの各孔12b,12bに挿入し、その
先端を他方の突出部11aの取付孔11bに挿入
させることにより、時計バンド12をバンド取付
部11に取付けると共に、スイツチのプツシユ釦
13をも同時に取付けるようになつている。
一方、スイツチはプツシユ釦13、スイツチ軸
である操作子14、地板8に形成されたスイツチ
板8a、および回路基板7の側面に設けられた接
点10等からなつている。プツシユ釦13は操作
子14を押圧操作する可動部材であり、断面形状
がほぼ逆「L」形状をなし、その下部がバンドピ
ン15に回転可能に取付けられている。即ち、プ
ツシユ釦13の下部は時計バンド12の突出部1
2a,12a間に配置され、この下部に形成され
た挿入孔13a内にバンドピン15が挿入され、
これにより回動可能に取付けられており、また上
部は時計ケース1のバンド取付部11の各突出部
11a,11a間に配置されている。したがつ
て、通常は第2図に示すように、プツシユ釦13
は操作子14により下側から押されて上部がバン
ド取付部11の各突出部11a,11a間に位置
しているが、第3図に示すように上部が押される
と、プツシユ釦13はバンドピン15を中心に回
動してバンド取付部11内に押し込まれ、操作子
14を押圧して時計ケース1内へ押し込むように
なつている。
操作子14はプツシユ釦13の操作に応じてス
イツチ板8aを接点10に接触させるものであ
り、バンド取付部11の中央における時計ケース
1内に出没可能に配置されている。即ち、この部
分における時計ケース1には外部と内部とに貫通
する貫通孔1aが形成されており、この貫通孔1
a内に操作子14がOリング16を介して配置さ
れ、その先端が時計ケース1内に突出し、この突
出した部分にEリング17が取付けられ、このE
リング17により操作子14が抜けないようにな
つている。また、時計ケース内の地板8に形成さ
れたスイツチ板8aは、操作子14の先端により
押圧されてたわみ、このたわんだスイツチ板8a
が回路基板7の側面に形成された接点10に接離
可能に弾接し、これによりスイツチ信号が得られ
るようになつている。
しかるに、上記のように構成された電子腕時計
のスイツチ構造によれば、時計ケース1のバンド
取付部11にプツシユ釦13と操作子14とを配
置し、プツシユ釦13を押してバンド取付部11
内に押し込まなければ、プツシユ釦13が操作子
14を押圧してスイツチ板8aが接点10に接触
しないので、勝手に動作することがなく、確実か
つ良好にスイツチを保護することができると共
に、プツシユ釦13を押すだけの簡単な操作で良
好にスイツチ操作を行なうことができる。また、
時計ケース1の側面にスイツチがないので、外観
がすつきりし、デザイン的に好ましいものとな
り、しかも、従来のように時計ケース1をわざわ
ざ盛り上がてスイツチ釦の凹部を形成する必要が
ないので、時計ケース1全体が大きくならず、コ
ンパクトに構成することができる。
なお、この考案は上述した実施例に限定される
ことなく、その主旨を逸脱しない範囲内において
種々変形応用可能である。
[考案の効果] 以上詳細に説明したように、この考案に係わる
電子腕時計のスイツチ構造によれば、腕時計ケー
スの一側壁の一対のバンド取付け部間に形成され
た貫通孔に、スイツチ軸を移動可能に設けると共
に、一対のバンド取付け部間に取付けたバンド取
付けピンに可動部材を回動自在に設け、この回動
部材を回動操作した時にスイツチ軸を動作させる
ようにしたので、可動部材が目立たなく、腕時計
ケース及びバンドの外観を損うことなくスイツチ
が設けられるばかりか、バンドに特別な加工をす
る必要もなく、しかも装着感も良いものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの考案の一実施例を示し、第1図は腕時
計の要部外観斜視図、第2図はそのA−A断面
図、第3図はスイツチの動作状態を示す断面図、
第4図は時計バンドの取付状態を示す分解斜視図
である。 1……時計ケース、10……接点、11……バ
ンド取付部、12……時計バンド、13……プツ
シユ釦、14……操作子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一側壁に一対のバンド取付け部が突出形成され
    ると共に前記一対のバンド取付け部間の前記一側
    壁に貫通孔が形成された腕時計ケースと、 この腕時計ケースの前記貫通孔に防水リングを
    介して移動可能に設けられたスイツチ軸と、 前記一対のバンド取付け部間にバンド取付けピ
    ンにより前記腕時計ケースに取付けられる時計バ
    ンドと、 前記一対のバンド取付け部間に前記バンド取付
    けピンによつて回動自在に取付けられ、回動操作
    時に前記貫通孔の前記スイツチ軸を前記腕時計ケ
    ース内部方向に移動させる可動部材と、 この可動部材によつて前記腕時計ケース内部方
    向に移動した前記スイツチによつてスイツチ入力
    がなされるスイツチ端子とを具備してなる電子腕
    時計のスイツチ構造。
JP1985176165U 1985-11-18 1985-11-18 Expired JPH0428076Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985176165U JPH0428076Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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JP1985176165U JPH0428076Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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Publication Number Publication Date
JPS6284793U JPS6284793U (ja) 1987-05-29
JPH0428076Y2 true JPH0428076Y2 (ja) 1992-07-07

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ID=31116150

Family Applications (1)

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JP1985176165U Expired JPH0428076Y2 (ja) 1985-11-18 1985-11-18

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Families Citing this family (3)

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JP2006349505A (ja) * 2005-06-16 2006-12-28 Seiko Epson Corp 時計
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JPS6284793U (ja) 1987-05-29

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