JPH0416329Y2 - - Google Patents

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JPH0416329Y2
JPH0416329Y2 JP1982038018U JP3801882U JPH0416329Y2 JP H0416329 Y2 JPH0416329 Y2 JP H0416329Y2 JP 1982038018 U JP1982038018 U JP 1982038018U JP 3801882 U JP3801882 U JP 3801882U JP H0416329 Y2 JPH0416329 Y2 JP H0416329Y2
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JP
Japan
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circuit board
printed circuit
switch
fixed contact
contact
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JP1982038018U
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JPS58141526U (ja
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Publication of JPH0416329Y2 publication Critical patent/JPH0416329Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、部品点数を少なくした小型電子機
器のスイツチ装置に関する。
従来、時計付電卓等の小型電子機器において
は、電池交換の際に用いられるオール・リセツト
用釦(所謂P釦)を備えている。この種のオー
ル・リセツト用釦は、ケース本体内に実装された
プリント基板の下面にオール・リセツト用の固定
接点を設けると共に、この固定接点に対応して接
離可能に接触し導通する金属製の板ばね(Pば
ね)を別に製作して、上記プリント基板の下面に
半田付け或はビス止め等により取り付けるように
構成されている。
このため、上記のようなオール・リセツト用釦
においては、板ばねを別に製作しているので、部
品点数が多く、また上記板ばねをプリント基板の
下面に取り付けなければならないので、組立て作
業が面倒であり、更に半田付け或はビス止め等に
より板ばねを固定しているので、薄型実装が困難
であるという欠点があつた。
この考案は、上記のような事情を考慮してなさ
れたもので、その目的とするところは、部品点数
が少なく、部品コストの低減化を計ることがで
き、また組立て作業が簡単で且つ薄型実装ができ
る小型電子機器のスイツチ装置を提供することに
ある。
以下、この考案の一実施例を図面に基づいて具
体的に説明する。第1図中1は時計付電卓の化粧
パネルである。この化粧パネル1には、テンキー
等のキートツプ2……が上方へ突出して多数設け
られていると共に、表示部3及びモード切換スイ
ツチ4が設けられている。このモード切換スイツ
チ4は、計算モード(CAL)、時計モード
(TM)、セツトモード(SET)の3段階にスライ
ドして切換えられるようになつている。この場
合、上記モード切換スイツチ4のつまみ4aは、
セツトモードにセツトされた際に化粧パネル1の
端部から突出し、セツトモード状態であることが
一目で確認できるようになつている。このように
構成された化粧パネル1は上部ケース5の上部に
装着されている。この上部ケース5の下部には、
ゴムシート6、コモンフイルム7及びスペーサ8
を介してプリント基板9が配置されている。この
プリント基板9の上面には、上記キートツプ2…
…に対応する多数の固定接点10……が設けられ
ており、またその下面にはオール・リセツト用の
固定接点11が設けられている。また、上記プリ
ント基板9と上部ケース5との間に配置さえるゴ
ムシート6には、上記固定接点10……と上記キ
ートツプ2……とに対応する膨出部12……が形
成されている。更に、上記スペーサ8には、上記
膨出部12……に対応する箇所に貫通孔13……
が形成されている。そして、上記スペーサ8と上
記ゴムシート6との間に配置されるコモンフイル
ム7は、折曲自在に折れ曲がるシートの表面(第
1図中下面)にカーボン或は銅箔等からなる導電
層14……を複数に分割して設けたものである。
しかも、上記コモンフイルム7の端部は、プリン
ト基板9の端部よりも延長して形成されており、
この延長した部分がプリント基板9の端部で矢印
A方向に折り返されてプリント基板9の下側に配
置されるようになつている。この場合、上記折り
返された部分のコモンフイルム7は、スペーサ1
5を介してプリント基板9の下面に取り付けられ
ている。このスペーサ15には、プリント基板9
の下面に設けられた固定接点11と対応する箇所
に貫通孔16が形成されている。更に、上記プリ
ント基板9及び折り返されたコモンフイルム7の
下部には、例えば金属板からなる弾性板17を介
して下部ケース18が配置されている。上記弾性
板17は、プリント基板9のグランド端子に接続
されて静電気シールドを行ない且つプリント基板
9の補強を行なう平板であつて、プリント基板9
の下面に設けられた固定接点11と対応する箇所
にスイツチ用弾性片19が一体に形成されてい
る。このスイツチ用弾性片19は、弾性板17を
略「L」字状に切り欠くことにより、第2図に示
すように、舌片部19aを形成し、この舌片部1
9aの基部を下方へ若干折曲し、且つその先端で
上記固定接点11に対応する箇所に円弧状の接点
部19bが上方へ突出して形成された構成になつ
ている。従つて、上記スイツチ用弾性片19は、
上記接点部19bを押し上げると舌片部19aが
撓んで、折り返されたコモンフイルム7を接点部
19bが押圧し、この押圧されたコモンフイルム
7がスペーサ15の貫通孔16を通り、その導電
層14……の一部がプリント基板9の固定接点1
1に接触し導通するようになつている。また、上
記下部ケース18には、上記スイツチ用弾性片1
9の接点部19bと対応する箇所に貫通孔20が
形成されている。この貫通孔20は、下側から細
い棒を挿入して上記接点部19bを押し上げるた
めのものである。なお、上記弾性板17は補強だ
けを目的とする場合は合成樹脂板でもよい。
このように構成された時計付電卓のスイツチ装
置によれば、弾性板17の一部にスイツチ用弾性
片19を一体に形成した構成であるから、部品点
数が少なく、部品コストの低減化を計ることがで
きると共に、弾性板7の実装と同時にスイツチ用
弾性片19が実装されるので、組立て作業が簡単
になり、また組立てに際し半田付け或はビス止め
等が不要であるから、薄型実装が可能となる。
また、上記時計付電卓によれば、モード切換ス
イツチ4が3段階にスライドして切換えられるよ
うになつているから、例えば第3図Aに示すよう
に、計算モード(CAL)にセツトした場合には、
モード切換スイツチ4のつまみ4aが化粧パネル
1の端部から突出することなくセツトされ、表示
部3に計算表示がなされる。また、第3図Bに示
すように、時計モード(TM)にセツトした場合
には、モード切換スイツチ4のつまみ4aが上述
と同様に化粧パネル1の端部から突出することな
く、ほぼ面一状態でセツトされ、表示部3に時、
分、秒の時刻が表示される。更に、第3図Cに示
すように、セツトモード(SET)にセツトした
場合には、モード切換スイツチ4のつまみ4aが
化粧パネル1の端部から突出してセツトされ、表
示部3の所定のセツト表示がなされる。この場
合、特につまみ4aが化粧パネル1の端部から突
出するので、モード切換スイツチ4のセツト状態
をはつきりと確認することができ、このためモー
ドセツト状態でテンキー等を誤操作することを未
然に防止できる。
なお、上記実施例では、時計付電卓について説
明したが、この考案はこれに限られることなく、
他の電卓及び小型電子機器にも広く適用すること
ができる。
以上説明したように、この考案に係る小型電子
機器のスイツチ装置によれば、プリント基板の一
側面側に配置される弾性体より成るシールド板
に、プリント基板の一側面に設けられた固定接点
に対応するスイツチ用弾性片を一体に形成した構
成であるから、部品点数が少なくなり、部品コス
トの低減化を計ることができると共に、半田付け
或はビス止め等を用いることなくスイツチ用弾性
片を実装することができるので、組立て作業が簡
単となり、薄型実装を行なうことができる等の利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る時計付電卓の分解斜視
図、第2図はそれを組立てた状態の要部拡大断面
図、第3図A,B,Cはモード切換スイツチのセ
ツト状態を示す概略平面図である。 5……上部ケース、9……プリント基板、11
……固定接点、17……弾性板、18……下部ケ
ース、19……スイツチ用弾性片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースと、該ケース内に実装されたプリント基
    板と、該プリント基板の一側面側に設けられた固
    定接点と、該固定接点に対向し該固定接点と接触
    及び非接触状態を為すように設けられた可動接点
    と、弾性部材で形成され上記プリント基板の一側
    面側に設けられたシールド板と、該シールド板に
    おける上記可動接点に対応する位置に上記シール
    ド板と一体に形成されたスイツチ用弾性片とを具
    備したことを特徴とする小型電子機器のスイツチ
    装置。
JP3801882U 1982-03-19 1982-03-19 小型電子機器のスイツチ装置 Granted JPS58141526U (ja)

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JP3801882U JPS58141526U (ja) 1982-03-19 1982-03-19 小型電子機器のスイツチ装置

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JP3801882U JPS58141526U (ja) 1982-03-19 1982-03-19 小型電子機器のスイツチ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58141526U JPS58141526U (ja) 1983-09-24
JPH0416329Y2 true JPH0416329Y2 (ja) 1992-04-13

Family

ID=30049381

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3801882U Granted JPS58141526U (ja) 1982-03-19 1982-03-19 小型電子機器のスイツチ装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS574747U (ja) * 1980-06-11 1982-01-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS574747U (ja) * 1980-06-11 1982-01-11

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Publication number Publication date
JPS58141526U (ja) 1983-09-24

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