JP2571037Y2 - Lcdの取付構造 - Google Patents
Lcdの取付構造Info
- Publication number
- JP2571037Y2 JP2571037Y2 JP1992083590U JP8359092U JP2571037Y2 JP 2571037 Y2 JP2571037 Y2 JP 2571037Y2 JP 1992083590 U JP1992083590 U JP 1992083590U JP 8359092 U JP8359092 U JP 8359092U JP 2571037 Y2 JP2571037 Y2 JP 2571037Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lcd
- receiving frame
- mounting structure
- push button
- button switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Telephone Set Structure (AREA)
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、携帯電話機,コ−ドレ
ス電話機の子機,いわゆるリモコンと略称されるワイヤ
レスリモ−トコントロ−ラ等におけるLCD(液晶素
子)の取付構造に関し、小型ケ−スにLCDと多数の押
ボタンスイッチとを設計上の種々の制約のもとに正確に
位置規制した状態に装着する場合に適する取付構造に関
するものである。
ス電話機の子機,いわゆるリモコンと略称されるワイヤ
レスリモ−トコントロ−ラ等におけるLCD(液晶素
子)の取付構造に関し、小型ケ−スにLCDと多数の押
ボタンスイッチとを設計上の種々の制約のもとに正確に
位置規制した状態に装着する場合に適する取付構造に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電話機等の比較的小型の電気装置にLC
D表示器を装着する場合には、LCDの周縁部分を受け
止めるリブをケ−ス内部に形成して受枠を構成し、その
受枠内にLCDを嵌合することが行われるが、LCDの
製作誤差等を考慮して受枠を大きく製作し、LCDを一
側に寄せた状態に配置すると共に、それにより生じる間
隙にスペ−サを設けるのが普通である。上記スペ−サと
しては、従来種々の構造のものが考えられているが、例
えばスポンジを介挿するようにし、あるいは受枠内周に
一体的に突起を形成してこの突起を個々のLCDの大き
さに合わせて削減するようにし、あるいは弾性腕を受枠
内周に一体的に形成してこの弾性腕によりLCDを押圧
するようにしている。
D表示器を装着する場合には、LCDの周縁部分を受け
止めるリブをケ−ス内部に形成して受枠を構成し、その
受枠内にLCDを嵌合することが行われるが、LCDの
製作誤差等を考慮して受枠を大きく製作し、LCDを一
側に寄せた状態に配置すると共に、それにより生じる間
隙にスペ−サを設けるのが普通である。上記スペ−サと
しては、従来種々の構造のものが考えられているが、例
えばスポンジを介挿するようにし、あるいは受枠内周に
一体的に突起を形成してこの突起を個々のLCDの大き
さに合わせて削減するようにし、あるいは弾性腕を受枠
内周に一体的に形成してこの弾性腕によりLCDを押圧
するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記スポンジを介挿す
る構造は、スペ−サ用の格別な部品が必要であるほか、
組み立て作業が煩雑であり、また受枠内周に一体的に形
成した突起を削減する構造は、適正寸法に削成すること
が困難であるばかりでなく、それにより生じた削り屑が
電装部品に付着しないようにする必要があり、なお弾性
腕を受枠内周に一体的に形成する構造の場合は、形状が
複雑であるため成型用金型が高価となるほか、脱型構造
の都合によりケ−ス表面に型抜き孔が生じる不利があ
り、しかも限られたスペ−ス内に納めるのが困難である
という不利がある。
る構造は、スペ−サ用の格別な部品が必要であるほか、
組み立て作業が煩雑であり、また受枠内周に一体的に形
成した突起を削減する構造は、適正寸法に削成すること
が困難であるばかりでなく、それにより生じた削り屑が
電装部品に付着しないようにする必要があり、なお弾性
腕を受枠内周に一体的に形成する構造の場合は、形状が
複雑であるため成型用金型が高価となるほか、脱型構造
の都合によりケ−ス表面に型抜き孔が生じる不利があ
り、しかも限られたスペ−ス内に納めるのが困難である
という不利がある。
【0004】そこで本考案の目的は、LCDを受枠の一
側に寄せた状態に位置規制するに当り、構造並びに取り
付け作業が簡単な取付構造を安価に提供することにあ
る。
側に寄せた状態に位置規制するに当り、構造並びに取り
付け作業が簡単な取付構造を安価に提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するため、LCD嵌合用の受枠の一部分に切欠部を設け
るほか、押ボタンスイッチ用のラバ−コンタクトをLC
Dの背後付近まで延長してその適宜部分に位置規制片を
一体的に成型により突設し、前記受枠における切欠部を
通して位置規制片をLCDの辺縁に圧接させるようにし
たものである。
するため、LCD嵌合用の受枠の一部分に切欠部を設け
るほか、押ボタンスイッチ用のラバ−コンタクトをLC
Dの背後付近まで延長してその適宜部分に位置規制片を
一体的に成型により突設し、前記受枠における切欠部を
通して位置規制片をLCDの辺縁に圧接させるようにし
たものである。
【0006】
【作用】押ボタンスイッチ用のラバ−コンタクトに延設
された位置規制片は弾力性に富む材料により一体的に形
成されており、この位置規制片が前記受枠内のLCDを
それ自体の弾力性により押圧してLCDは所定の位置に
押し付け状態に設置される。
された位置規制片は弾力性に富む材料により一体的に形
成されており、この位置規制片が前記受枠内のLCDを
それ自体の弾力性により押圧してLCDは所定の位置に
押し付け状態に設置される。
【0007】
【実施例】以下、本考案の取付構造をコ−ドレス電話機
の子機に適用した図示の実施例について詳細に説明す
る。本考案の取付構造を適用するコ−ドレス電話機の子
機としては、例えば図示のように、上下2部分の吻合に
より構成される把握に適した細長いケ−ス1の両端寄り
に送話部2と受話部3とを各別に設けるほか、中央付近
にはダイヤル用およびファンクション用の押ボタン4,
4が並設された操作部5とLCD表示部6とを隣接状態
に設け、かつ操作部5内方には、可動接点付ド−ム状弾
性受部7,7が各ボタン4,4に対応する状態に並設さ
れたいわゆるラバ−コンタクト8と前記可動接点に対応
する固定接点があるプリント基板9とを重合し、これに
より前記押ボタンが退没した場合に限り前記弾性受部7
に抗して可動接点を固定接点に接触させることができる
ようにした押ボタンスイッチを構成し、かつ前記LCD
表示部6としては表部に透明カバ−付表示窓10を設ける
と共に、表示窓10の周縁に沿い内向きのリブを形成して
LCD11の緩嵌に適応するを受枠12を設け、この受枠12
内にLCD11を嵌合するようにした型式を採択する。
の子機に適用した図示の実施例について詳細に説明す
る。本考案の取付構造を適用するコ−ドレス電話機の子
機としては、例えば図示のように、上下2部分の吻合に
より構成される把握に適した細長いケ−ス1の両端寄り
に送話部2と受話部3とを各別に設けるほか、中央付近
にはダイヤル用およびファンクション用の押ボタン4,
4が並設された操作部5とLCD表示部6とを隣接状態
に設け、かつ操作部5内方には、可動接点付ド−ム状弾
性受部7,7が各ボタン4,4に対応する状態に並設さ
れたいわゆるラバ−コンタクト8と前記可動接点に対応
する固定接点があるプリント基板9とを重合し、これに
より前記押ボタンが退没した場合に限り前記弾性受部7
に抗して可動接点を固定接点に接触させることができる
ようにした押ボタンスイッチを構成し、かつ前記LCD
表示部6としては表部に透明カバ−付表示窓10を設ける
と共に、表示窓10の周縁に沿い内向きのリブを形成して
LCD11の緩嵌に適応するを受枠12を設け、この受枠12
内にLCD11を嵌合するようにした型式を採択する。
【0008】上記型式の電話機に対する本考案の特殊構
成としては、例えば図1および図2のように、前記受枠
12の形成に当りリブを全周にわたり設けることなく、一
部に切欠部13を形成すると共に、特に前記ラバ−コンタ
クト8を前記LCD11の背後付近に至る延長部分14を形
成してその延長部分14に前記受枠12における切欠部13を
通して内部のLCD11の辺縁に圧接する位置規制片15を
一体的に形成し、これにより位置規制片15はそれ自体の
弾力性により前記受枠12内のLCD11を押圧してLCD
11を片側の所定位置に押し付け状態に安定させるように
する。なおラバ−コンタクト8における延長部分14によ
りLCD11をその背面から押圧して安定的に保持するの
が望ましい。
成としては、例えば図1および図2のように、前記受枠
12の形成に当りリブを全周にわたり設けることなく、一
部に切欠部13を形成すると共に、特に前記ラバ−コンタ
クト8を前記LCD11の背後付近に至る延長部分14を形
成してその延長部分14に前記受枠12における切欠部13を
通して内部のLCD11の辺縁に圧接する位置規制片15を
一体的に形成し、これにより位置規制片15はそれ自体の
弾力性により前記受枠12内のLCD11を押圧してLCD
11を片側の所定位置に押し付け状態に安定させるように
する。なおラバ−コンタクト8における延長部分14によ
りLCD11をその背面から押圧して安定的に保持するの
が望ましい。
【0009】前記ラバ−コンタクト8についてはそれ自
体の設置位置を規制することが重要であるが、例えば図
1および図2に詳示するように前記プリント基板9とラ
バ−コンタクト8とに受孔16,17を穿設すると共に、こ
れに対しケ−ス1には前記受孔16,17に対応する位置規
制突起18を設け、もって組立に当り位置規制突起18の先
端寄り部分をプリント基板9とラバ−コンタクト8との
受孔16,17に挿通するようにすればよく、その他種々の
構造を適用することができる。
体の設置位置を規制することが重要であるが、例えば図
1および図2に詳示するように前記プリント基板9とラ
バ−コンタクト8とに受孔16,17を穿設すると共に、こ
れに対しケ−ス1には前記受孔16,17に対応する位置規
制突起18を設け、もって組立に当り位置規制突起18の先
端寄り部分をプリント基板9とラバ−コンタクト8との
受孔16,17に挿通するようにすればよく、その他種々の
構造を適用することができる。
【0010】上記実施例は、コ−ドレス電話機の子機に
適用した場合であるが、本考案はこれに限らず、ラバ−
コンタクト使用型の押ボタンスイッチとLCD表示部と
を設ける他の種々の電気機器に適用することができるこ
と当然である。
適用した場合であるが、本考案はこれに限らず、ラバ−
コンタクト使用型の押ボタンスイッチとLCD表示部と
を設ける他の種々の電気機器に適用することができるこ
と当然である。
【0011】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
一部分に切欠部13を有する嵌合用の受枠12を設けるほ
か、押ボタンスイッチ用のラバ−コンタクト8をLCD
11の背後付近まで延長してその適宜部分に位置規制片15
を突設し、前記受枠12における切欠部13を通して位置規
制片15をLCD11の辺縁に圧接させるようにしたから、
別個の部品を使用することなく、ラバ−コンタクト8お
よび受枠12に対する僅かな変更を加える程度の簡単な改
造により、装備を大型化することなく、LCD11を適格
に位置規制した状態に設置することができるばかりでな
く、組立作業についても著しく簡易である等の効果があ
る。
一部分に切欠部13を有する嵌合用の受枠12を設けるほ
か、押ボタンスイッチ用のラバ−コンタクト8をLCD
11の背後付近まで延長してその適宜部分に位置規制片15
を突設し、前記受枠12における切欠部13を通して位置規
制片15をLCD11の辺縁に圧接させるようにしたから、
別個の部品を使用することなく、ラバ−コンタクト8お
よび受枠12に対する僅かな変更を加える程度の簡単な改
造により、装備を大型化することなく、LCD11を適格
に位置規制した状態に設置することができるばかりでな
く、組立作業についても著しく簡易である等の効果があ
る。
【図1】LCDの取付構造を示す縦断正面図である。
【図2】LCDの取付構造を示す縦断側面図である。
【図3】LCDの取付構造を適用した電話機を示す正面
図である。
図である。
4 押ボタン 6 LCD表示部 8 ラバ−コンタクト 11 LCD 12 受枠 13 切欠部 15 位置規制片
Claims (1)
- 【請求項1】 LCD表示部(6)と押ボタンスイッチと
を備えた電気機器において、一部分に切欠部(13)を有す
る嵌合用の受枠(12)を設けてこの受枠(12)内にLCD(1
1)を嵌合するほか、押ボタンスイッチ用のラバ−コンタ
クト(8)をLCD(11)の背後付近まで延長してその適宜
部分に位置規制片(15)を突設し、前記受枠(12)における
切欠部(13)を通して位置規制片(15)を前記LCD(11)の
辺縁に圧接させようにしたことを特徴とするLCDの取
付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992083590U JP2571037Y2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | Lcdの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992083590U JP2571037Y2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | Lcdの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0643622U JPH0643622U (ja) | 1994-06-10 |
JP2571037Y2 true JP2571037Y2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=13806710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992083590U Expired - Lifetime JP2571037Y2 (ja) | 1992-11-11 | 1992-11-11 | Lcdの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571037Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5291562B2 (ja) * | 2009-07-29 | 2013-09-18 | 京セラ株式会社 | 電子機器 |
-
1992
- 1992-11-11 JP JP1992083590U patent/JP2571037Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0643622U (ja) | 1994-06-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |