JP2532765B2 - 電話機 - Google Patents

電話機

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JP2532765B2
JP2532765B2 JP10127191A JP10127191A JP2532765B2 JP 2532765 B2 JP2532765 B2 JP 2532765B2 JP 10127191 A JP10127191 A JP 10127191A JP 10127191 A JP10127191 A JP 10127191A JP 2532765 B2 JP2532765 B2 JP 2532765B2
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JP
Japan
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operation button
housing
cushion
switch
receiver
Prior art date
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眞 田丸
正 小林
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、家庭用、自動車用、携
帯用等の電話機、特に、音量調整用のボリュームスイッ
チとミュートスイッチを動作させるために使用する操作
ボタンの取付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2(a)、(b)は従来の携帯電話機
の要部を示し、(a)は分解斜視図、(b)は組立状態
の断面図である。
【0003】図2(a)、(b)に示すように、筐体2
1のレシーバ側における一方の側面22に2個の穴23
a、23bが形成され、他方の側面24に1個の穴25
が形成されている。ボリュームスイッチ用の操作ボタン
26はゴムにより成形され、2個の操作部27a、27
bの基部周縁に抜け止め部28が形成されている。ミュ
ートスイッチ用の操作ボタン29はゴムにより成形さ
れ、1個の操作部30の基部周縁に抜け止め部31が形
成されている。そして、筐体21の側面22の穴23
a、23bに操作ボタン26の操作部27a、27bが
内方より挿通され、抜け止め部28が側面22の内面に
係合されている。操作ボタン26の背面外縁部には金属
製でばね性を有する枠状の押さえ板32が当接され、押
さえ板32の先端部が筐体21内に突設された係合片3
3に係合され、操作ボタン26がその弾性変形により後
退し得るように支持されている。筐体21の側面24の
穴25に操作ボタン29の操作部30が内方より挿通さ
れ、抜け止め部31が側面24の内面に係合されてい
る。操作ボタン29の背面外縁部には金属製でばね性を
有する枠状の押さえ板34が当接され、押さえ板34の
先端部が筐体21内に突設された係合片35に係合さ
れ、操作ボタン29がその弾性変形により後退し得るよ
うに支持されている。また、レシーバ36の周縁部と筐
体21の内面との間にはゴム製の環状のクッション37
が介在されている。
【0004】したがって、操作ボタン26の操作部27
a、27bを押圧することにより後退させて筐体21に
内蔵されたボリュームスイッチ(図示省略)を操作する
ことができる。また、操作ボタン29の操作部30を押
圧することにより後退させて筐体21に内蔵されたミュ
ートスイッチ(図示省略)を操作することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の構成では、組立部品点数が多く、組立作業性が悪
く、部品管理も煩わしい。また、操作ボタン26、29
およびクッション37を別々に成形するため、金型製造
コスト、ひいては電話機の製造コストが高くなるなどの
問題があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題を解決す
るものであり、組立部品点数を少なくすることができ、
したがって、組立作業性の向上、部品管理の合理化およ
びコストの低下を図ることができるようにした電話機を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、ボリュームスイッチおよびミュートスイ
ッチをそれぞれ動作させるための操作ボタンとレシーバ
用のクッションがゴム、若しくはゴム状弾性材により一
体化されて筐体に挿入され、上記ボリュームスイッチ用
およびミュートスイッチ用の操作ボタンが上記筐体の側
面に形成された穴にそれぞれ挿通され、上記クッション
が筐体内面とレシーバとの間に介在されたものである。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、ボリュームスイ
ッチ用およびミュートスイッチ用の操作ボタンとレシー
バ用のクッションを複合一体化しているので、組立部品
点数を少なくすることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0010】図1(a)、(b)は本発明の一実施例に
おける電話機の要部を示し、(a)は分解斜視図、
(b)は組立状態の断面図である。
【0011】図1(a)、(b)に示すように、筐体1
のレシーバ側における一方の側面2に2個の穴3a、3
bが形成され、他方の側面4に1個の穴5が形成されて
いる。穴3a、3bと5における音穴6から離隔した側
の縁部にはそれぞれ係合部7と8が形成されている。ボ
リュームスイッチ用の操作ボタン9と、ミュートスイッ
チ用の操作ボタン10と、レシーバ用のクッション11
がゴム、若しくはゴム状弾性材により一体成形されて複
合一体化されている。ボリュームスイッチ用の操作ボタ
ン9は2個の操作部12a、12bの基部周縁に抜け止
め部13が形成され、抜け止め部13の先端縁に係合部
14が形成されている。ミュートスイッチ用の操作ボタ
ン10は1個の操作部15の基部周縁に抜け止め部16
が形成され、抜け止め部16の先端縁に係合部17が形
成されている。クッション11は環状に形成され、この
クッション11とボリュームスイッチ用の操作ボタン9
の抜け止め部13およびミュートスイッチ用の操作ボタ
ン10の抜け止め部16の内側とは可撓片18により連
設されている。操作ボタン9と10は可撓片18が延び
た状態で同一面上に成形されている。そして、これら操
作ボタン9、10、クッション11等はその操作ボタン
9、10が可撓片18の可撓性の利用によりほぼ90度
折り曲げられて筐体1内に挿入され、可撓片18の復元
性により操作ボタン9の操作部12a、12bが筐体1
の側面2の穴3a、3bに内方より挿通され、係合部1
4が側面2の係合部7に係合された状態で抜け止め部1
3が側面2の内面に押しつけられ、操作ボタン10の操
作部15が筐体1の側面4の穴5に内方より挿通され、
係合部17が側面4の係合部8に係合された状態で抜け
止め部16が側面4の内面に押しつけられている。ま
た、環状のクッション11がレシーバ19の周縁部と筐
体1の内面との間に介在されている。
【0012】したがって、操作ボタン9の操作部12
a、12bを押圧することにより可撓片18の弾性を利
用して後退させ、筐体1に内蔵されたボリュームスイッ
チ(図示省略)を操作することができる。また、操作ボ
タン10の操作部15を押圧することにより可撓片18
の弾性を利用して後退させ、筐体1に内蔵されたミュー
トスイッチ(図示省略)を操作することができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ボ
リュームスイッチ用およびミュートスイッチ用の操作ボ
タンとレシーバ用のクッションを複合一体化しているの
で、組立部品点数を少なくすることができる。したがっ
て、組立作業性の向上、部品管理の合理化およびコスト
の低下を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の一実施例における電話機の要部
を示す分解斜視図 (b)同電話機の要部を示す組立状態の断面図
【図2】(a)従来の電話機の要部を示す分解斜視図 (b)同電話機の要部を示す組立状態の断面図
【符号の説明】
1 筐体 2 側面 3a 穴 3b 穴 4 側面 5 穴 9 操作ボタン 10 操作ボタン 11 クッション 19 レシーバ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボリュームスイッチおよびミュートスイ
    ッチをそれぞれ動作させるための操作ボタンとレシーバ
    用のクッションがゴム、若しくはゴム状弾性材により一
    体化されて筐体に挿入され、上記ボリュームスイッチ用
    およびミュートスイッチ用の操作ボタンが上記筐体の側
    面に形成された穴にそれぞれ挿通され、上記クッション
    が筐体内面とレシーバとの間に介在された電話機。
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