JPH0414882Y2 - - Google Patents

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JPH0414882Y2
JPH0414882Y2 JP1985194373U JP19437385U JPH0414882Y2 JP H0414882 Y2 JPH0414882 Y2 JP H0414882Y2 JP 1985194373 U JP1985194373 U JP 1985194373U JP 19437385 U JP19437385 U JP 19437385U JP H0414882 Y2 JPH0414882 Y2 JP H0414882Y2
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JP
Japan
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knob
shaft
casing
shaped arm
recess
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JP1985194373U
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JPS62103206U (ja
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  • Control Of Voltage And Current In General (AREA)
  • Telephone Set Structure (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Adjustable Resistors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は宅内機器の構造に関し、特に電話機に
設けられる音量調節用ボリユーム等のツマミ構造
に関するものである。
(従来の技術) 従来は、次のようなボリユームシヤフトとツマ
ミとを連結係合する技術が用いられている。
(1) ツマミおよびボリユームシヤフトの係合部に
ローレツトを設けるか、あるいは直接係合圧入
する。
(2) ツマミをボリユームと一体化し、ツマミは実
装位置および筐体デザインに合せた形状とし、
筐体のツマミ孔に緩嵌させる。
(3) 上下筐体の合せ目にツマミの移動を案内する
係合部を設けておき、ツマミの一端にボリユー
ムシヤフトと緩嵌係合する溝または穴を備えた
構造。
最近の電話機はデザインの多様化、薄形化なら
びに高密度実装小形化を追求されるため、上述(1)
〜(3)の構造は実装組立上および経済性の点より適
用できないという缺点を有している。
(考案が解決しようとする問題点) (1) 筐体デザインの多様化と薄形化に対し、適用
応用範囲が広く、容易に実用化が可能であるこ
と。
(2) 組立簡便で工具等を使用することなく、また
電話機の上筐体側に部品を集中実装する場合で
も、組立および保守時にも“ツマミ”が容易に
脱落しないこと。
(3) 高密度実装を可能とし、経済的であること。
(4) “ツマミ”の操作性が良好であること。
(問題点を解決するための手段)と(作用) (1) 筐体デザインの多様化に対しては実装上、上
下筐体内部のどちら側えも取付可能な構造とす
ることが望まれるので、シヤフトとの係合部に
は弾性による押圧支持と他端には筐体との係合
部を設けることにより、組付け後筐体をどちら
へ向けてもツマミが脱落しない構造としてい
る。
(2) 筐体の薄形化にも適用できるように、ツマミ
の腕は板状に延ばし筐体外部に導く形状となし
高密度実装を可能とし、筐体内壁部を案内面と
する案内突起を設け、かつ筐体のツマミ操作部
に案内係合部を設け操作性を良好にしている。
(3) 前述のように、ツマミの一端であるシヤフト
係合部を弾性腕の押え突起と、嵌合凹部により
形成することにより着脱を容易とし、嵌合凹部
は装着した際の外れを防止すると共に、ツマミ
移動方向の嵌合度を規制し、弾性腕の突起はシ
ヤフトに取付ける際に、ツマミを所定方向に押
し込むのみで、その弾性変形により係合を容易
に達成する作用がある。
(4) 前述のように、シヤフトとツマミの係合部に
弾性押え付け部を有するので、シヤフトに対す
るツマミの位置が若干ずれても係合は達成でき
るという特徴がある。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図〜第5図により説明
する。
第1図は本考案のボリユームツマミを適用した
電話機構造図で、1は上筐体、2は下筐体、3は
送受器、4はダイヤルボタン、5は機能ボタン、
6は本考案の例えば合成樹脂成形品から成るボリ
ユームツマミ(以下ツマミと略す)である。
第2図はツマミ装着部の主要部品のみを示した
要部拡大断面図で、1は上筐体、2は下筐体、7
はダイヤルスイツチ部品を搭載する印刷配線板、
8は電話機回路部品を搭載するための基板で(組
立性向上のため、印刷配線板7、基板8はともに
上筐体1側に取付ける構成となつている。)、基板
8にはボリユーム9(可変抵抗器)が実装されて
おり、9−1はボリユームシヤフトである。
ツマミ6は、弾性を有するU字状の腕6−1
(詳細は第4図、第5図により説明)によるシヤ
フト9−1の把持と、板状の腕6−2の下面によ
る筐体2の内斜面2−1の緩接触と、さらに、ツ
マミ操作部6−4の背面に設けた凹部6−5を介
して凹部6−5の上方に延伸し筐体内壁部を案内
面とする案内突起部6−3とを設け、凹部6−5
と下筐体2の外周縁部2−2に対する係合とによ
り、ツマミ6の運動が案内され、かつ規制される
構成となつている。
ここで、ツマミ6の弾性を有するU字状の腕6
−1が、長年月の使用でシヤフト9−1より矢印
A方向へ滑落することを防止するため、板状の腕
6−2の下面部を下筐体2の内斜面2−1が受け
る構造となつている。
第3図aは、第2図の上下を反転し、下筐体2
を取りはずした状態を示しており、組立状態を説
明するためのものである。前述したように、本実
施例の電話機では、ほとんどの実装部品は上筐体
1側に取付けるため、組立性を著しく改善できる
特徴を有しており、本考案に係る部品の組立順序
としては上筐体1を卓上に置き可変抵抗器9のシ
ヤフト9−1に弾性を有するU字状の腕6−1を
矢印B方向へ挿入して係合させ、上筐体1の外周
1−1の内側に案内突起部6−3が入るように組
付けるとツマミ操作部6−4の下面が外周1−1
の図示上面に規制され、かつ保持された状態とな
る。
第3図bの状態に反転しても(上筐体1が上側
になり、下筐体2に組付ける状態)ツマミ6はシ
ヤフト9−1より簡単には脱落しない構造のた
め、組立作業上非常に便利である。
第3図bの状態では案内突起部6−3が上筐体
1の外周1−1の内壁1−2を矢印C方向へ押圧
しつつ規制されるので、ツマミ6は矢印D方向へ
簡単には脱落することがない構造となつている。
第4図aは第3図aの矢印B方向から見た平面
図で、可変抵抗器9のシヤフト9−1はツマミ6
の弾性を有するU字状の腕6−1の根元部に形成
されたコの字状の嵌合凹部6−1aに嵌着され、
かつ弾性を有するU字状の腕6−1の他先端部の
押え突起6−1bに押しつけられるので、ツマミ
6は可変抵抗器9に取付けられた状態になる。こ
こでシヤフト9−1はコの字状嵌合凹部6−1a
に嵌着されているので、ツマミ6を矢印Eまたは
F方向に移動すると、シヤフト9−1もツマミ6
に対応して移動するので、可変抵抗器のツマミと
して所望の目的を達成することができる。
第4図bは第4図aの側面図である。説明は省
略 第5図は本考案のツマミが可変抵抗器のシヤフ
トに嵌着する状態を説明する詳細図である。
第5図aはツマミ6の単体を示す平面図、第5
図bは可変抵抗器のシヤフト9−1(断面図)が
ツマミ6のコの字状嵌合凹部6−1aに嵌着し、
かつ押え突起6−1bに押しつけられている状態
を示すものである。
(ツマミを取付けた状態を示す。) 第5図cは第5図bのH−H断面図である。
(考案の効果) 本考案のツマミは、可変抵抗器のシヤフトに工
具等を使用することなく容易に取付けが可能で、
ツマミに設けた弾性部により確実に押えられてい
るので、組立作業中に脱落することもなく、能率
的である。
また、ツマミの腕は薄板状の成形品であるため
高密度実装に適し、可変抵抗器の実装位置に応じ
た形状が得易く、比較的奥に実装しなければなら
ない場合でも適用でき、広い応用範囲を有するの
で便利である。
一方、直接、指に触れるツマミ近傍の溝は筐体
周囲(側壁)を案内片としているため、操作がな
めらかで安定である。
さらに、構成部品の寸法精度が若干“ラフ”で
もツマミの嵌着部押え突起は弾性部の一端である
ため、シヤフトの位置に応じて押え付けることが
可能のため、周囲の構成部品の寸法精度を必要と
せず組立上の管理も容易となる利点を有するので
極めて経済的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例であるボリユームツ
マミを適用した電話機構造図で第1図aは平面
図、第1図bは正面図、第1図cは側面図、第2
図は第1図のツマミ装着部の主要部品のみを示し
た要部拡大図、第3図aは第2図の上・下を反転
した要部拡大図、第3図bは第3図aの上・下を
反転した要部拡大図、第4図aは第3図aの矢印
B方向から見た平面図、第4図bは第4図aの側
面図、第5図aはツマミの単体を示す平面図、第
5図bは可変抵抗器のシヤフトがツマミのコ字状
嵌合凹部に嵌着し、押え突起に押しつけられてい
る状態を示す図、第5図cは第5図bのH−H断
面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上筐体と下筐体とよりなる電話機筐体の上下筐
    体の合せ目にツマミの移動を案内する係合部を設
    け筐体外に突出するツマミの操作により音量調節
    をする電話機のボリユームツマミの構造におい
    て、ツマミ操作部6−4と、ツマミ操作部6−4
    の背面に設け下筐体2外周縁部2−2と係合する
    凹部6−5と、凹部6−5の上方に延伸し筐体内
    壁部を案内面とする案内突起部6−3と、案内突
    起部6−3より下方に延伸し下筐体2の内斜面2
    −1に緩接触する板状の腕6−2と、板状の腕6
    −2の先端部に設けシヤフト9−1を把持する弾
    性を有するU字状の腕6−1と、U字状の腕6−
    1の根元部に設けシヤフト9−1を嵌着するコの
    字状の嵌合凹部6−1aと、U字状の腕6−1の
    他先端部に設けシヤフト9−1を押圧支持する押
    え突起6−1bとを備え、シヤフト9−1をコの
    字状嵌合凹部6−1aに挿入嵌着し押え突起6−
    1bにより、シヤフト9−1を押圧支持し、凹部
    6−5の下筐体2の外周縁部2−2との係合によ
    り、ツマミ6の運動が案内規制されることを特徴
    とするボリユームツマミの構造。
JP1985194373U 1985-12-19 1985-12-19 Expired JPH0414882Y2 (ja)

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JP1985194373U JPH0414882Y2 (ja) 1985-12-19 1985-12-19

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JPS62103206U JPS62103206U (ja) 1987-07-01
JPH0414882Y2 true JPH0414882Y2 (ja) 1992-04-03

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59195706U (ja) * 1983-06-13 1984-12-26 松下電器産業株式会社 摺動ボリウムとツマミの連動装置

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JPS62103206U (ja) 1987-07-01

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