JPH039411Y2 - - Google Patents

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JPH039411Y2
JPH039411Y2 JP1984008810U JP881084U JPH039411Y2 JP H039411 Y2 JPH039411 Y2 JP H039411Y2 JP 1984008810 U JP1984008810 U JP 1984008810U JP 881084 U JP881084 U JP 881084U JP H039411 Y2 JPH039411 Y2 JP H039411Y2
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JP
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hook button
spring
insertion hole
rear end
hook
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JP1984008810U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の対象〕 本考案は電話機用フツクボタンに関し、特に電
話機の筐体に取付けるのが簡単なフツクボタンの
固定構造に関する。
〔考案の背景〕
第1図は卓上型電話機の一例を示す図である。
図示するように、電話機の筐体11には、送受話
器12を載置できる構造となつており、送受話器
12の受話部12aが位置する部分にはフツクボ
タン13が設けられている。フツクボタン13
は、送受話器12を筐体11に載置しない状態で
はスプリングにより筐体11の表面に突出してお
り、載置すると送受話器12の重量により前記ス
プリングの弾力に抗して降下する。フツクボタン
13の下部には、スイツチ14が設けられてお
り、フツクボタン13が降下することによりスイ
ツチ14のレバー15が押圧され、スイツチ14
は動作する。なお、図中、16は各種電子部品を
実装したプリント基板である。
第2図は、上記のような卓上型電話機に取付け
られる従来のフツクボタンの形状を示す斜視図で
あり、第3図、第4図は、該フツクボタンを電話
機の筐体に取付けたフツクボタンの固定構造を示
す図で、第3図は側面図、第4図は第3図のA−
A′線断面図である。フツクボタン13は、側面
が扇形状をしたプラスチツク等の樹脂材からなる
部材であり、後端に筐体11に取付けられた軸1
7に枢着される軸穴20が設けられ、さらに前端
には筐体11のフツクボタン挿入穴側壁先端に係
する係合爪19が設けられている。フツクボタン
13の軸穴20に筐体11に設けられた軸17を
挿入してフツクボタン13を筐体11に取付けた
後、スプリング18の先端18a,18bをフツ
クボタン13の内部中央に設けられた係合部13
a、筐体11と一体的に形成され、かつフツクボ
タン13の中央下部に設けられた係合部11bに
挿入して、スプリング18を固定する。送受話器
12を載置しない状態ではフツクボタン13はス
プリング18により押し上げられ、筐体11の表
面より突出している。送受話器12を筐体11上
に載置すると、スプリング18の弾力に抗してフ
ツクボタン13は降下し、スイツチ14のレバー
15を突起部13b,13cで押圧し、スイツチ
14を動作させる。
上記のようなフツクボタンのの固定構造で、フ
ツクボタン13を筐体11に取付けるのに、フツ
クボタン13の軸穴20が設けられている部分の
両側端を強く押し、フツクボタン13の幅をせば
め、該軸穴20に筐体11のフツクボタン挿入穴
両側端に設けられた軸17を挿入して行つてい
た。しかしながら、この取付作業は困難な作業で
ある。また、フツクボタン13を筐体に取付フけ
た後、第4図に示すようにフツクボタン13の内
部中央に設けられた係合部13aと筐体11と一
体に形成された係合部11bにスプリング18の
先端18a,18bを挿入してスプリング18を
固定するが、そのためにはスプリング18の先端
18a,18bをすぼめてフツクボタン13の後
部と筐体11との狭い間隙を通して挿入しなけれ
ばならず、この作業も困難な作業であつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述の点にかんがみてなされたもの
で、フツクボタンを筐体に取付けるのが容易なフ
ツクボタンの固定構造を提供することを目的とす
る。
〔考案の概要〕
本考案の要点は、フツクボタンを容易に筐体に
取付けることができるようにするため、電話機の
送受話器の持ち上げ載置により出没するフツクボ
タンであつて、該フツクボタンは平面矩形状で後
端が電話機筐体の所定位置に設けられて矩形状の
フツクボタン挿入穴の後端に回動自在に枢着さ
れ、送受話器を持ち上げた場合はスプリングの弾
発力により突出すると共に、該フツクボタンの両
側に設けられた係合爪がフツクボタン挿入穴の両
側辺に係合して係止され、送受話器を載置したと
きはスプリングの弾発力に抗して没する構造のフ
ツクボタンにおいて、フツクボタン挿入穴の後端
辺に半円柱状で且つ略下向きの突起部を設け、 フツクボタンの後端には突起部に嵌合する形状
の断面半円状で且つ略上向きの凹溝を有する突起
部を設け、フツクボタンとフツクボタン挿入穴の
1側部で互いに略対向する位置にはスプリングの
端部が係合し、該スプリングの弾発力を伝達する
スプリング端係合部を設け、フツクボタン挿入穴
の後端辺の突起部をフツクボタンの後端突起部の
凹溝に嵌合させ、且つスプリングの端部をスプリ
ング端係合部に係合させたことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第5図は本考案の一実施例をなすフツクボタン
の構造を示す斜視図である。同図において第1図
〜第4図と同一符号を付した部分は同一または相
当部分を示す(以下他の図面においても同様とす
る)。フツクボタン13の後端には、半円板状の
突起部21,22と該突起部21と22との間に
半円柱状の突起部23が設けられ、さらに該突起
部21,22,23の中心部には軸心が一致する
半円状のの凹溝21a,22a,23aが設けら
れている。
第6図は、電話機の筐体の送受話器の受話部が
位置する部分を示す一部斜視図であり、図示する
ように、筐体11に受話部12aが載置される凹
部24が形成され、さらに、該凹部24の底部に
はフツクボタン取付け用の方形状のフツクボタン
挿入穴25が形成されている。
第7図はフツクボタンを筐体11の凹部24に
取付けた状態を示す側断面図であり、第8図はそ
の第7図C−C′線上断面図である。図示するよう
に方形状のフツクボタン挿入穴25の後端部に
は、先端が半円柱状の突起部26が設けられてお
り、該突起部26をフツクボタン13の後端部に
設けられた突起部21,22,23の半円状の凹
溝21a,22a,23aに嵌合させる。27,
28はスプリング18の先端18a,18bが挿
入される係合部であり、、係合部27はフツクボ
タン13の内部にフツクボタン13と一体に形成
され、係合部28は筐体11のフツクボタン挿入
穴25の側壁と一体的に形成されている。
フツクボタン13と筐体11を組立てる場合
は、フツクボタン13の係合部27あるいはフツ
クボタン挿入穴25の側壁の係合部28にスプリ
ング18の先端18aあるいは18bを挿入し、
しかる後、フツクボタン13の突起部21,2
2,23の半円状の凹溝21a,22a,23a
にフツクボタン挿入穴25の後端部に設けられた
突起部26の先端を嵌合させる。この嵌合と同時
にスプリング18の先端18bあるいは18aを
係合部28あるいは27に挿入し、かつフツクボ
タン13の係合爪19をフツクボタン挿入穴25
内に挿入する。係合爪19がフツクボタン挿入穴
25の側壁25aの先端に係合することによりフ
ツクボタンの固定は完成する。なお、フツクボタ
ン13および筐体11は通常、プラスチツク等の
樹脂材で構成されるが、それに限定されるもので
はない。
上記フツクボタンの固定構造において、送受話
器を筐体11上に載置すると、受話部12aがフ
ツクボタン13の上に乗り、その重量によりフツ
クボタン13がスプリング18の弾力に抗して降
下する。フツクボタン13が降下すると、突起部
13b,13cによりスイツチ14のレバー15
が押圧され、スイツチ14は動作する。送受話器
12を筐体11上から持上げると、スプリング1
8の弾力によりフツクボタン13が上昇し、係合
19が方形状穴25の側壁25aに係合するとフ
ツクボタン13の上昇は停止する。
以上、上記実施例に示すフツクボタンの固定構
造は、フツクボタン13の後端の突起部21,2
2,23の半円状の凹溝21a,22a,23a
にフツクボタン挿入穴25後端の突起部26の先
端を嵌合させるだけで簡単に組立てることがで
き、しかもこの嵌合と同時にスプリング18の先
端18a,18bが係合部27,28に挿入でき
るので、第2図〜第3図に示す従来例のように、
フツクボタン13の後端の軸穴20部分の両側端
を強く押圧し、フツクボタン13の幅をせばめ、
軸穴20に筐体11の軸17を挿入するという困
難がなく、さらにスプリング18に先端18a,
18bを係合部13aおよび11bに挿入すると
いうこれまた困難な作業もなく、組立てが極めて
容易となる。
なお、上記実施例では卓上型電話機を例に説明
したが、本考案は卓式電話機に限定されるもので
ないことは当然である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、フツクボ
タン挿入穴の後端辺の突起部をフツクボタンの後
端突起部の凹溝に嵌合させ、且つスプリングの端
部をスプリング端係合部に係合せるという簡単な
組立て作業で極めて容易にフツクボタンの組立が
できるという優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は卓上型電話機の一例を示す側断面図、
第2図は従来のフツクボタンを示す斜視図、第3
図は従来のフツクボタンの固定構造を示す側面
図、第4図は第3図のA−A′線上断面図、第5
図は本考案に係るフツクボタンを示す斜視図、第
6図は電話機筐体のフツクボタン取付け部を示す
一部斜視図、第7図は本考案に係るフツクボタン
の固定構造を示す側断面図、第8図はその第7図
のC−C′線上断面図である。 図中、11……筐体、12……送受話器、13
……フツクボタン、14……スイツチ、15……
レバー、16……プリント基板、17……軸、1
9……係合爪、21,22,23……突起部、2
4……凹部、25……フツクボタン挿入穴、26
……突起部、27,28……係合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電話機の送受話器の持ち上げ載置により出没す
    るフツクボタンであつて、該フツクボタンは平面
    矩形状で後端が電話機筐体の所定位置に設けられ
    て矩形状のフツクボタン挿入穴の後端に回動自在
    に枢着され、前記送受話器を持ち上げた場合はス
    プリングの弾発力により突出すると共に、該フツ
    クボタンの両側に設けられた係合爪が前記フツク
    ボタン挿入穴の両側辺に係合して係止され、前記
    送受話器を載置したときは前記スプリングの弾発
    力に抗して没する構造のフツクボタンにおいて、
    前記フツクボタン挿入穴の後端辺に半円柱状で且
    つ略下向きの突起部を設け、 前記フツクボタンの後端には前記突起部に嵌合
    する形状の断面半円状で且つ略上向きの凹溝を有
    する突起部を設け、 前記フツクボタンと前記フツクボタン挿入穴の
    1側部で互いに略対向する位置には前記スプリン
    グの端部が係合し、該スプリングの弾発力を伝達
    するスプリング端係合部を設け、 前記フツクボタン挿入穴の後端辺の突起部を前
    記フツクボタンの後端突起部の凹溝に嵌合させ、
    且つ前記スプリングの端部を前記スプリング端係
    合部に係合させたことを特徴とするフツクボタン
    の固定構造。
JP881084U 1984-01-24 1984-01-24 フツクボタンの固定構造 Granted JPS60121360U (ja)

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JP881084U JPS60121360U (ja) 1984-01-24 1984-01-24 フツクボタンの固定構造

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JPS60121360U JPS60121360U (ja) 1985-08-16
JPH039411Y2 true JPH039411Y2 (ja) 1991-03-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4831849U (ja) * 1971-08-21 1973-04-18

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5488207U (ja) * 1977-12-05 1979-06-22
JPS5756596Y2 (ja) * 1978-06-08 1982-12-06

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JPS4831849U (ja) * 1971-08-21 1973-04-18

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