JPS5915007Y2 - 電池収納蓋の取付構造 - Google Patents

電池収納蓋の取付構造

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JPS5915007Y2
JPS5915007Y2 JP1977150116U JP15011677U JPS5915007Y2 JP S5915007 Y2 JPS5915007 Y2 JP S5915007Y2 JP 1977150116 U JP1977150116 U JP 1977150116U JP 15011677 U JP15011677 U JP 15011677U JP S5915007 Y2 JPS5915007 Y2 JP S5915007Y2
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JP
Japan
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battery storage
storage lid
lid
protrusion
battery
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JP1977150116U
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JPS5475921U (ja
Inventor
孝 日野岡
Original Assignee
カシオ計算機株式会社
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    • Y02E60/12

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は小型電子機器における電池収納部に取付ける電
池収納蓋の取付構造に関する。
例えば小型電子式卓上計算機において、機械的強度を高
めて変形や破損を防止、静電防止、さらにはファツショ
ン性を高めるために金属製の本体ケース(金属板で一体
形成あるいは合成樹脂ケース表面に金属板を被せたもの
など)を用いたものがあるが、この金属製本体ケースで
は電源電池を収納する電池収納部に本体ケースに合わせ
て金属製の電池収納蓋を用いている。
しかして、金属製電池収納蓋は合成樹脂製のものに比べ
て弾性がなく、無理に変形させて電池収納部に取付けよ
うにすると塑性変形してしまい以後使用が困難となる。
また、金属製の蓋に合成樹脂の係止部材を接着固定し、
この係止部で本体ケースと係止させる構造もあるが、こ
れは製作および組立上生産性が悪いとともに係止部材の
厚みが本体ケースの厚みに加わり全体が浮型化する欠点
があり、さらに蓋をねし止めする構成もあるが、これは
組立てが面倒であるとともにねじの頭部が本体ケース外
面に位置する外観も悪くなる欠点がある。
本考案は前記事情に鑑みてなされたもので、電池蓋を容
易に着脱できるとともに薄型化と耐久性の向上を図り、
外観も損うことがなく、特に金属製本体ケースを用いた
小型電子機器の電池収納部に適する電池収納蓋の取付構
造を提供するものである。
以下本考案を図面で示す一実施例について説明する。
図は本考案を小型電子式卓上計算機に実施した場合を示
し、計算機本体ケース1は上部ケース2と下部ケース3
とを組合せて構成され、上部ケース2は合成樹脂ケース
4の外表面に金属板からなる化粧パネル5を被せて固定
したものであり、下部ケース3は金属板で一体形成した
ものである。
上部ケース2は内部の一端部に2個の釦型電池6.6を
受ける電池受は部7,7が並べて形威してあり、この電
池受は部7,7には電池6,6と接触する電極端子8,
8がプリント形成してあって、この電極端子8,8は回
路基板11上の回路部と接続している。
下部ケース3は一端部に電池収納蓋9を取付けるための
矩形をなす蓋取付口10が切欠形成しである。
図中11は回路基板で、これは上部ケース2の電池受は
部7,7と下部ケース3の蓋取付口10を除いた状態で
本体ケース1内部にキーボド用ゴム板22と重合して設
けられる。
図中12は合成樹脂からなる目隠し板で、これは電池受
は部7,7と蓋取付口10と対面するように回路基板1
1の一端部下方に設けである。
目隠し板12は上部ケース2の電池受は部7,7に対応
して2個の電池保持孔13.13が形成され、これら電
池保持孔13.13の間には目隠し板12の一端部寄り
個所に位置する弾性係止片14と、この弾性係止片14
に対向する切欠部15が各々形成しである。
弾性係止片14は電池収納蓋9の着脱方向すなわち目隠
し板12の一端側から他端側に向けて形成され、先端部
(自由端部)は電池収納蓋9に形成した突起18を乗り
越えてこれを係止するように弾性力で上下方向に変位で
きる。
すなわち、弾性係止片14は基端が固定され、先端が上
下方向に弾性変位可能な自由端とされている。
なお、弾性係止片14の下面は基端から先端に向けて下
方へ傾斜する傾斜面とされ、先端下面は突起18の上端
より低い位置に突出している。
また、目隠し板12には電池保持孔13,13と対応し
て他端側寄りの個所に2個の係止孔16.16が形成し
てあり、下面には電池保持孔13.13を囲むとともに
係止孔16.16を共通に横断するように下部ケース3
の蓋取付口10と対応して矩形枠をなす突条17が形成
しである。
さらに、電池収納蓋9は金属板からなるもので、その中
央部の他端側寄りの個所に上側(内側)に向けて例えば
半球状に突出し且つ外面側が陥没部となる突起18が形
成してあり、電池収納蓋9の着脱方向の一端縁部を上側
へ起立するとともに起立した縁に直角に屈曲した2個の
係止舌片19.19が幅方向に間隔を存して形成してあ
り、他端縁部には上側(内側)に向けて2個の係止舌片
20.20が幅方向に間隔を存して形成しである。
なお、電池収納蓋9の突起18は目隠し板12の弾性係
止片14および切欠部15と係止し、係止舌片20.2
0は係止孔16.16と係止し、係止舌片19.19は
目隠し板12の一端部に形成した係止切欠部21.21
と係止する。
そして、回路基板11と目隠し板12は互に重合して、
組合せられた上部ケース2と下部ケース3内部に設け、
目隠し板12の突条17で囲まれた電池保持孔13,1
3を含む一端部下面は下部ケース3の蓋取付口10から
外部に臨ませる。
この場合、目隠し板12の突条17は蓋取付口10の開
口縁に沿って係合する。
電池6,6は目隠し板12の電池保持孔13.13から
上部ケース2の電池受は部7.7に嵌合する。
なお、電池収納部は上部ケース2の電池受は部7.7、
目隠し板12の電池保持孔13.13で構成する。
しかして、電池収納蓋9は下部ケース3の蓋取付口10
を介して目隠し板12の突条17で囲まれた下面に着脱
可能に取付けて電池収納部を閉塞する。
電池収納蓋9を取付ける場合には、第3図で示すように
目隠し板12下面に重合させながら、蓋取付口10の一
端開口部分から他端部側に沿って摺動しながら押し込み
移動させる。
この場合、電池収納蓋9の突起18は目隠し板12の弾
性係止片14の下面に基端から先端に向けて摺接しなが
ら移動し弾性係止片14は弾性変位して突起18により
持上げられる。
また、電池収納蓋9の他端縁の係止舌片20.20は目
隠し板12の係止孔16,16の内部に嵌合する。
さらに、電池収納蓋9を移動させると、第4図で示すよ
うに突起18も移動して弾性係止片14の先端部に達す
るので弾性係止片14は最大に持上げられて、ついには
突起18を乗り越えるようになる。
そして、電池収納蓋9を蓋取付口10の最も臭く(他端
部側)まで押し込み移動させると、第5図で示すように
一方の係止舌片19゜19が目隠し板12の係止切欠部
21.21に係止するとともに他方の係止舌片20.2
0が係止孔16,16の中間部下面を横断する突条17
に係止するので、電池収納蓋9は目隠し板12の下面す
なわち電池収納部を閉塞した位置で停止する。
これと同時に電池収納蓋9の突起18は弾性係止片14
の先端部を通過して目隠し板12の切欠部15に係止し
、弾性係止片14は突起18を乗り越えて弾性変位によ
り原位置に復帰する。
すなわち、弾性係止片14の先端部は突起18を弾性力
で押圧係止することになる。
このため突起18は弾性係止片14と切欠部15とによ
り確実に係止して移動を阻止するため、電池収納蓋9は
閉塞位置に確実に係止される。
なお、弾性係止片14の下面に図示形状のように基端部
から先端部に向けて傾斜面を形成すれば、突起18の乗
り越えが容易で係止が確実である。
突起18は電池収納蓋9の移動時に指を入れて蓋18に
力を加えることにも利用できる。
このようにして電池収納蓋9を蓋取付口10に沿って移
動させ突起18を弾性係止片14に係止させるだけの簡
単な操作で容易に閉塞位置に取付けることができる。
電池収納蓋9を取外す場合には、反対方向に移動すれば
容易に取外せる。
また、弾性係止片14の弾性を利用して取付けるため、
金属製の電池収納蓋9は取付けるに際して無理に変形さ
せる必要がなく塑性変形を生じない。
また取付る際に突起18には弾性係止片14による弾性
力が強く加かるが、突起18は弾性係止片14による弾
性圧力を片寄らせることなく分散する構成として電池収
納蓋9の内面中央部に形成されているため、電池収納蓋
9は塑性変形することはない。
また電池収納蓋9に合成樹脂製係止片を取付ける必要が
ないので、この係止片を収納するためのケース厚み方向
の収納スペースが不要となり本体ケース1の薄型化を図
れる。
また、電池収納蓋9の取付けにはねじなどの締付具を用
いないので、この締付具が蓋の外表面に露出せず、ケー
スや蓋の外観を損うことがない。
なお、電池収納蓋に形成する突起の形状、弾性係止片の
形状および形成構造などは前述した実施例に限定されな
いし、また電子時計、カメラ、ラジオなどの小型電子機
器にも実施できる。
この電池収納蓋の取付構造は突起を有する電池収納蓋と
、突起と係止する弾性係止片を有するものであれば良い
本考案の電池収納蓋の取付構造は以上説明したように、
両端に機器本体の係止部に係止する係止片が形成され且
つ内面中央部に突起が形成されこれに対応する外面に陥
没部が形成された電池収納蓋と、この突起と係止する弾
性係止片とを組合せたもので、電池収納蓋の開閉操作が
容易であり、小型電子機器の外観を損わないとともに薄
型化を図れ、しかも電池収納蓋のケースへの装着による
無理な塑性変形がないとともに、弾性係止片により突起
部を介して電池収納蓋に加わる力を分散して耐久性を向
上でき、特に金属製本体ケースを用いた小型電子機器の
電池収納部に最適である。
また、電池収納蓋における突起と対応する外面には陥没
部が形成され、この陥没部に指を引掛けることにより、
電池収納蓋を機器本体に対して容易に取付けおよび取外
しを行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、第1図は本考案を実施し
た小型電子式卓上計算機を示す分解斜視図、第2図は電
池収納蓋を示す斜視図、第3図ないし第5図は各々電池
収納蓋を取付ける場合における過程を説明するための電
池収納部の拡大断面図である。 1・・・本体ケース、2・・・上部ケース、3・・・下
部ケース、6・・・電池、7・・・電池受は部、9・・
・電池収納蓋、11・・・回路基板、12・・・目隠し
板、13・・・電池保持孔、14・・・弾性係止片、1
8・・・突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 小型電子機器本体に設けられた電池収納部に摺動して装
    着し、この電池収納部を閉塞する電池朋納蓋を取付ける
    構造において、摺動方向両端部に電池収納蓋装着位置で
    前記機器本体に設けた係北部に係止する係止片が一体に
    形威されるとともに内面中央部に上方に突出する突起部
    が一体に形成され且つ外面に前記突起部裏面に位置して
    陥没針が形威された金属製の電池収納蓋と、前記機器本
    体の内部に前記電池収納蓋の摺動方向に沿って餞けられ
    基端が固定され先端が上下方向に弾性変位可能な自由端
    をなすとともに先端下面が前記電池収納蓋の突起部より
    低い位置に突出形成され且つ前記電池収納蓋を前記電池
    収納部に装着方向に摺動して装着する際に、先端が前記
    突起部に押し上げられてこの突起部を乗り越えるととも
    に前記電池収納蓋が装着された時に、先端が前記突起部
    に係止する弾性係止片とを備えてなる電池収納蓋の取付
    構造。
JP1977150116U 1977-11-09 1977-11-09 電池収納蓋の取付構造 Expired JPS5915007Y2 (ja)

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JP1977150116U JPS5915007Y2 (ja) 1977-11-09 1977-11-09 電池収納蓋の取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS5475921U JPS5475921U (ja) 1979-05-30
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JPS5898769U (ja) * 1981-12-25 1983-07-05 カシオ計算機株式会社 時計の電池収納装置

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JPS5330976Y2 (ja) * 1973-06-07 1978-08-02

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JPS5475921U (ja) 1979-05-30

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