JP3054916B2 - 柔軟性部品の筐体への取付構造 - Google Patents
柔軟性部品の筐体への取付構造Info
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- JP3054916B2 JP3054916B2 JP6219640A JP21964094A JP3054916B2 JP 3054916 B2 JP3054916 B2 JP 3054916B2 JP 6219640 A JP6219640 A JP 6219640A JP 21964094 A JP21964094 A JP 21964094A JP 3054916 B2 JP3054916 B2 JP 3054916B2
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- Structure Of Receivers (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は無線機等の筐体にゴム
製操作キー等の柔軟性部品を取付ける構造に係わり、特
に、取付けの作業性を損なうことなく、柔軟性部品の筐
体への接触圧力が均一となり、また取付け時に柔軟性部
品に不自然な変形が生じることのない柔軟性部品の筐体
への取付構造に関する。
製操作キー等の柔軟性部品を取付ける構造に係わり、特
に、取付けの作業性を損なうことなく、柔軟性部品の筐
体への接触圧力が均一となり、また取付け時に柔軟性部
品に不自然な変形が生じることのない柔軟性部品の筐体
への取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】無線機等の筐体にゴム製操作キー等の柔
軟性部品を取付ける構造の従来の例を図４に示す。図に
示す２はゴム製の操作キーであり、筐体１の穴１ｂに嵌
合するように配置され、その背後が板状取付金具３で押
さえられて固定される。
軟性部品を取付ける構造の従来の例を図４に示す。図に
示す２はゴム製の操作キーであり、筐体１の穴１ｂに嵌
合するように配置され、その背後が板状取付金具３で押
さえられて固定される。
【０００３】なお、板状取付金具３はねじ５により筐体
１に締付けられる。このような取付構造では、操作キー
の取付けにねじ止め作業が必要となり作業性が悪いとい
う問題があった。
１に締付けられる。このような取付構造では、操作キー
の取付けにねじ止め作業が必要となり作業性が悪いとい
う問題があった。
【０００４】図５にねじ止め作業が必要でない従来の柔
軟性部品を取付ける構造の例を示す。図において、ゴム
製の操作キー２は筐体１の穴１ｂに嵌合するように配置
される。そして、操作キー２の背後に板状取付金具３を
筐体１に一体に設けられたレール１ａに係止させながら
スライドさせて差込む。
軟性部品を取付ける構造の例を示す。図において、ゴム
製の操作キー２は筐体１の穴１ｂに嵌合するように配置
される。そして、操作キー２の背後に板状取付金具３を
筐体１に一体に設けられたレール１ａに係止させながら
スライドさせて差込む。
【０００５】操作キー２の弾力により操作キー２は筐体
１の内面に圧接状態となり、また、板状取付金具３はレ
ール１ａに圧接状態となって、操作キー２が筐体１の内
面に取付けられる。
１の内面に圧接状態となり、また、板状取付金具３はレ
ール１ａに圧接状態となって、操作キー２が筐体１の内
面に取付けられる。
【０００６】このような取付構造によると、ねじ止め作
業は必要ないが、ゴム製の操作キー２と板状取付金具３
との摩擦係数が大きく、板状取付金具３をスライドさせ
るときに操作キー２が変形して操作性が悪くなったり、
操作キー２の変形により均一な面圧がかからなくなり防
水性能が得られない等の問題があった。
業は必要ないが、ゴム製の操作キー２と板状取付金具３
との摩擦係数が大きく、板状取付金具３をスライドさせ
るときに操作キー２が変形して操作性が悪くなったり、
操作キー２の変形により均一な面圧がかからなくなり防
水性能が得られない等の問題があった。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上記した点
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、取付けの作業性がよく、しかも取付けられたゴム製
の操作キー等が変形することなく操作性がよく、また、
防水性も確保できる柔軟性部品の筐体への取付構造を提
供することにある。
に鑑みてなされたものであって、その目的とするところ
は、取付けの作業性がよく、しかも取付けられたゴム製
の操作キー等が変形することなく操作性がよく、また、
防水性も確保できる柔軟性部品の筐体への取付構造を提
供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明の柔軟性部品の
筐体への取付構造は、筐体に設けられた穴と嵌合し筐体
の内面に接するように配置された柔軟性部品を前記筐体
に圧接する板状取付金具を筐体に一体に設けられたレー
ルにスライド可能に係止させると共に前記柔軟性部品と
板状取付金具との間に板状部材を介在させたものであ
る。
筐体への取付構造は、筐体に設けられた穴と嵌合し筐体
の内面に接するように配置された柔軟性部品を前記筐体
に圧接する板状取付金具を筐体に一体に設けられたレー
ルにスライド可能に係止させると共に前記柔軟性部品と
板状取付金具との間に板状部材を介在させたものであ
る。
【０００９】
【作用】この発明の柔軟性部品の筐体への取付構造によ
れば、筐体の内面から筐体に設けられた穴と嵌合するよ
うに配置された柔軟性部品の背面に板状部材が重ねら
れ、板状部材と筐体に一体に設けられたレールとの間に
板状取付金具をスライドさせて差込み柔軟性部品を筐体
に圧接して固定する。
れば、筐体の内面から筐体に設けられた穴と嵌合するよ
うに配置された柔軟性部品の背面に板状部材が重ねら
れ、板状部材と筐体に一体に設けられたレールとの間に
板状取付金具をスライドさせて差込み柔軟性部品を筐体
に圧接して固定する。
【００１０】板状取付金具はスライドするとき板状部材
と接触し柔軟性部品と接触しないので、摩擦係数が小さ
く板状取付金具の挿入作業が容易に行われる。また、柔
軟性部品は摩擦による変形がなくゴム製の操作キー等の
場合の操作性がよい。また、柔軟性部品が変形しないの
で接触面圧が均一となり良好な防水性が得られる。
と接触し柔軟性部品と接触しないので、摩擦係数が小さ
く板状取付金具の挿入作業が容易に行われる。また、柔
軟性部品は摩擦による変形がなくゴム製の操作キー等の
場合の操作性がよい。また、柔軟性部品が変形しないの
で接触面圧が均一となり良好な防水性が得られる。
【００１１】
【実施例】この発明の実施例である柔軟性部品の筐体へ
の取付構造を図面に基づいて説明する。図１はこの発明
の第１の実施例を示す分解斜視図である。図において、
ゴム製の操作キー２は無線機の筐体１の穴１ｂに嵌合す
るように配置される。そして、操作キー２の上に薄板金
属で作られた板状部材６が重ねられる。
の取付構造を図面に基づいて説明する。図１はこの発明
の第１の実施例を示す分解斜視図である。図において、
ゴム製の操作キー２は無線機の筐体１の穴１ｂに嵌合す
るように配置される。そして、操作キー２の上に薄板金
属で作られた板状部材６が重ねられる。
【００１２】その状態で板状部材６と筐体１に一体に設
けられたレール１ａとの間に板状取付金具３をスライド
させて差込む。図２に操作キー２の取付け状態の断面を
示す。図に示すように、筐体１、操作キー２、板状部材
６、板状取付金具３およびレール１ａが重ねられてお
り、これらは操作キー２の弾力により互いに圧接され安
定した取付け状態となっている。
けられたレール１ａとの間に板状取付金具３をスライド
させて差込む。図２に操作キー２の取付け状態の断面を
示す。図に示すように、筐体１、操作キー２、板状部材
６、板状取付金具３およびレール１ａが重ねられてお
り、これらは操作キー２の弾力により互いに圧接され安
定した取付け状態となっている。
【００１３】板状取付金具３は板状部材６とレール１ａ
とに接触しながら滑るがこれらの摩擦係数は小さく板状
取付金具３を容易に差込むことができる。操作キー２は
摩擦による変形がなく、操作性がよい。また、面圧が均
一であり良好な防水性が得られる。操作キー２を指で押
すことにより操作キー２を変形させてその背後に配置さ
れたスイッチを作動させることができる。
とに接触しながら滑るがこれらの摩擦係数は小さく板状
取付金具３を容易に差込むことができる。操作キー２は
摩擦による変形がなく、操作性がよい。また、面圧が均
一であり良好な防水性が得られる。操作キー２を指で押
すことにより操作キー２を変形させてその背後に配置さ
れたスイッチを作動させることができる。
【００１４】図３にこの発明の第２の実施例を示す。図
において、ゴム製のキャップ４は筐体１の穴１ｂに嵌合
するように配置される。そして、キャップ４の上に薄板
金属で作られた板状部材６が重ねられる。その状態で板
状部材６と筐体１に一体に設けられたレール１ａとの間
に板状取付金具３をスライドさせて差込む。このように
して、筐体１の穴１ｂをゴム製のキャップ４で塞ぐこと
ができる。
において、ゴム製のキャップ４は筐体１の穴１ｂに嵌合
するように配置される。そして、キャップ４の上に薄板
金属で作られた板状部材６が重ねられる。その状態で板
状部材６と筐体１に一体に設けられたレール１ａとの間
に板状取付金具３をスライドさせて差込む。このように
して、筐体１の穴１ｂをゴム製のキャップ４で塞ぐこと
ができる。
【００１５】実施例はゴム製部品の取付構造について説
明したが、発明はこれに限られず、例えば、スポンジ等
の柔軟な材質の部品の取付けにもこの発明を適用でき
る。また、部品も操作キーやキャップに限られず他の用
途や形状の部品にもこの発明を適用できる。
明したが、発明はこれに限られず、例えば、スポンジ等
の柔軟な材質の部品の取付けにもこの発明を適用でき
る。また、部品も操作キーやキャップに限られず他の用
途や形状の部品にもこの発明を適用できる。
【００１６】
【発明の効果】この発明の柔軟性部品の筐体への取付構
造によれば、取付け用のねじを用いないので作業性がよ
い。また、柔軟性部品が変形しないので接触面圧が均一
となり良好な防水性が得られる。
造によれば、取付け用のねじを用いないので作業性がよ
い。また、柔軟性部品が変形しないので接触面圧が均一
となり良好な防水性が得られる。
【図１】この発明の第１の実施例を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図２】同実施例を示す断面図である。
【図３】この発明の第２の実施例を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図４】従来の例を示す分解斜視図である。
【図５】従来の他の例を示す分解斜視図である。
１ 筐体、１ａ レール、１ｂ 穴 ２ 操作キー ３ 板状取付金具 ４ キャップ ５ ねじ ６ 板状部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04B 1/08 H04B 1/38 H05K 7/12
Claims (1)
- 【請求項１】 筐体に設けられた穴と嵌合し筐体の内面
に接するように配置された柔軟性部品を前記筐体に圧接
する板状取付金具を筐体に一体に設けられたレールにス
ライド可能に係止させると共に前記柔軟性部品と板状取
付金具との間に板状部材を介在させたことを特徴とする
柔軟性部品の筐体への取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6219640A JP3054916B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 柔軟性部品の筐体への取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6219640A JP3054916B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 柔軟性部品の筐体への取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0865182A JPH0865182A (ja) | 1996-03-08 |
| JP3054916B2 true JP3054916B2 (ja) | 2000-06-19 |
Family
ID=16738702
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6219640A Expired - Fee Related JP3054916B2 (ja) | 1994-08-23 | 1994-08-23 | 柔軟性部品の筐体への取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3054916B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5177874B2 (ja) * | 2008-07-14 | 2013-04-10 | 日本開閉器工業株式会社 | スイッチ |
| JP5110004B2 (ja) * | 2009-02-13 | 2012-12-26 | アイコム株式会社 | キートップの取り付け構造 |
-
1994
- 1994-08-23 JP JP6219640A patent/JP3054916B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0865182A (ja) | 1996-03-08 |
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