JP3220726B2 - 電子機器の液晶表示器取付構造 - Google Patents
電子機器の液晶表示器取付構造Info
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- JP3220726B2 JP3220726B2 JP35408296A JP35408296A JP3220726B2 JP 3220726 B2 JP3220726 B2 JP 3220726B2 JP 35408296 A JP35408296 A JP 35408296A JP 35408296 A JP35408296 A JP 35408296A JP 3220726 B2 JP3220726 B2 JP 3220726B2
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば携帯電話機等
のような小型電子機器構造に関し、特に、その液晶表示
器の取付構造に関する。
のような小型電子機器構造に関し、特に、その液晶表示
器の取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】周知のように、例えば携帯電話機等のよ
うな小型電子機器においては、筐体ケースの内部に組み
込んだ液晶表示器で動作状態等を表示させる場合がある
けれども、このような目的に用いられる液晶表示器は薄
いガラス板で構成されるから、応力歪みが与えられる
と、表示状態に障害が生じたり、容易に破壊されるおそ
れがある。
うな小型電子機器においては、筐体ケースの内部に組み
込んだ液晶表示器で動作状態等を表示させる場合がある
けれども、このような目的に用いられる液晶表示器は薄
いガラス板で構成されるから、応力歪みが与えられる
と、表示状態に障害が生じたり、容易に破壊されるおそ
れがある。
【０００３】このため、従来では、図５に示すような構
造により、筐体ケースＡの内部に液晶表示器Ｂを組み込
んでいる。即ち、図５は携帯電話機の筐体の断面を示
し、樹脂成形される筐体ケースＡの内部には固定ねじＣ
によりプリント配線基板Ｄが固定され、同筐体ケースＡ
の一部に表示窓ａが形成してある。
造により、筐体ケースＡの内部に液晶表示器Ｂを組み込
んでいる。即ち、図５は携帯電話機の筐体の断面を示
し、樹脂成形される筐体ケースＡの内部には固定ねじＣ
によりプリント配線基板Ｄが固定され、同筐体ケースＡ
の一部に表示窓ａが形成してある。
【０００４】そして、前記表示窓ａに面した筐体ケース
Ａの内部にはプリント配線基板Ｄに電気的に接続状態に
おかれる液晶表示器Ｂが配置されるが、この液晶表示器
Ｂの取付のため、金属板から打ち抜き加工される保持枠
Ｅが用意され、前記プリント配線基板Ｄの表面との間に
弾性のあるインターコネクタ又は緩衝ゴムＦを介装した
状態で、同保持枠Ｅにより液晶表示器Ｂがプリント配線
基板Ｄに固定される。つまり、液晶表示器Ｂを保持した
保持枠Ｅの折曲片ｅ1 ，ｅ2 がプリント配線基板Ｄの固
定孔ｄに挿入され、これらの折曲片ｅ1 ，ｅ2 の先端を
工具で変形させることにより液晶表示器Ｂがプリント配
線基板Ｄに固定され、筐体ケースＡ及びプリント配線基
板Ｄの応力変形が液晶表示器Ｂに伝達されない構造とさ
れる。
Ａの内部にはプリント配線基板Ｄに電気的に接続状態に
おかれる液晶表示器Ｂが配置されるが、この液晶表示器
Ｂの取付のため、金属板から打ち抜き加工される保持枠
Ｅが用意され、前記プリント配線基板Ｄの表面との間に
弾性のあるインターコネクタ又は緩衝ゴムＦを介装した
状態で、同保持枠Ｅにより液晶表示器Ｂがプリント配線
基板Ｄに固定される。つまり、液晶表示器Ｂを保持した
保持枠Ｅの折曲片ｅ1 ，ｅ2 がプリント配線基板Ｄの固
定孔ｄに挿入され、これらの折曲片ｅ1 ，ｅ2 の先端を
工具で変形させることにより液晶表示器Ｂがプリント配
線基板Ｄに固定され、筐体ケースＡ及びプリント配線基
板Ｄの応力変形が液晶表示器Ｂに伝達されない構造とさ
れる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の液晶表示器取付構造によると、液晶表示
器Ｂの取付けのために、保持枠Ｅ及び緩衝ゴムＦ等の緩
衝材を用いる必要があるばかりでなく、折曲片ｅ1 ，ｅ
2 の変形はラジオペンチ等を用いた手作業となるので、
作業能率が悪い。
たような従来の液晶表示器取付構造によると、液晶表示
器Ｂの取付けのために、保持枠Ｅ及び緩衝ゴムＦ等の緩
衝材を用いる必要があるばかりでなく、折曲片ｅ1 ，ｅ
2 の変形はラジオペンチ等を用いた手作業となるので、
作業能率が悪い。
【０００６】本発明の目的は、以上に述べたような従来
の小型電子機器の液晶表示器取付構造の問題に鑑み、液
晶表示器の固定のために用いる部品数が少なく、何等の
工具を用いずに、簡単に組み立てることができる電子機
器の液晶表示器取付構造を得るにある。
の小型電子機器の液晶表示器取付構造の問題に鑑み、液
晶表示器の固定のために用いる部品数が少なく、何等の
工具を用いずに、簡単に組み立てることができる電子機
器の液晶表示器取付構造を得るにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、 一部に表示窓を形成された筐体ケース
の内部にプリント配線基板を組み込み、同プリント配線
基板の表面の前記表示窓に面した位置に液晶表示器を配
置する電子機器の液晶表示器取付構造において、表面に
前記液晶表示器を固定し裏面には前記プリント配線基板
に部分的に接触できる複数の脚片を形成した剛性のある
板状リテーナを介して前記液晶表示器を前記プリント配
線基板に固定するために前記板状リテーナの両端に少な
くとも一対の係止爪を設け、該係止爪に対応して前記プ
リント配線基板の両側面に少なくとも一対の切り欠きを
形成するとともに、前記板状リテーナの前記係止爪に突
き当てることができる突当突起を前記筐体ケースの内部
に一体成形して、筐体ケースの変形による外力は前記係
止爪の基部から前記板状リテーナの本体部に伝達されさ
らに板状リテーナの脚片を介して前記プリント配線基板
に伝達することを特徴とする電子機器の液晶表示器取付
構造を提供するものである。
め、本発明は、 一部に表示窓を形成された筐体ケース
の内部にプリント配線基板を組み込み、同プリント配線
基板の表面の前記表示窓に面した位置に液晶表示器を配
置する電子機器の液晶表示器取付構造において、表面に
前記液晶表示器を固定し裏面には前記プリント配線基板
に部分的に接触できる複数の脚片を形成した剛性のある
板状リテーナを介して前記液晶表示器を前記プリント配
線基板に固定するために前記板状リテーナの両端に少な
くとも一対の係止爪を設け、該係止爪に対応して前記プ
リント配線基板の両側面に少なくとも一対の切り欠きを
形成するとともに、前記板状リテーナの前記係止爪に突
き当てることができる突当突起を前記筐体ケースの内部
に一体成形して、筐体ケースの変形による外力は前記係
止爪の基部から前記板状リテーナの本体部に伝達されさ
らに板状リテーナの脚片を介して前記プリント配線基板
に伝達することを特徴とする電子機器の液晶表示器取付
構造を提供するものである。
【０００８】
【実施例】以下、図１から図４について本発明の実施例
の詳細を説明する。図２及び図３は本発明を施された携
帯電話機の全体を示し、この携帯電話機の筐体は、それ
ぞれ樹脂成形される筐体ケース１及び同筐体ケース１の
背面を覆う筐体カバー２から構成され、これらの筐体ケ
ース１と筐体カバー２との合わせ面に介装される無端状
シールゴム３で内部への水分の侵入が防止される。
の詳細を説明する。図２及び図３は本発明を施された携
帯電話機の全体を示し、この携帯電話機の筐体は、それ
ぞれ樹脂成形される筐体ケース１及び同筐体ケース１の
背面を覆う筐体カバー２から構成され、これらの筐体ケ
ース１と筐体カバー２との合わせ面に介装される無端状
シールゴム３で内部への水分の侵入が防止される。
【０００９】即ち、前記筐体ケース１及び筐体カバー２
で包囲された空間内には、表面に送話用マイク４、受話
用スピーカ５、通話状態及びダイヤル番号を表示する後
述の液晶表示器６を搭載されるプリント配線基板７が内
蔵される。そして、前記筐体ケース１の表面には機能ボ
タン及びダイヤルボタン等の複数のキートップ８がそれ
ぞれ位置される複数のボタン穴１ａが形成され、これら
のキートップ８は、プリント配線基板７の対応表面に形
成される接点部導体７ａに臨まされる。
で包囲された空間内には、表面に送話用マイク４、受話
用スピーカ５、通話状態及びダイヤル番号を表示する後
述の液晶表示器６を搭載されるプリント配線基板７が内
蔵される。そして、前記筐体ケース１の表面には機能ボ
タン及びダイヤルボタン等の複数のキートップ８がそれ
ぞれ位置される複数のボタン穴１ａが形成され、これら
のキートップ８は、プリント配線基板７の対応表面に形
成される接点部導体７ａに臨まされる。
【００１０】また、前記筐体ケース１の開口縁には滑り
止めゴムをも兼ねた無端状シールゴム３の対応スロット
３ａに挿入される多数の支持爪１ｂが一体的に成形して
あり、これらの支持爪１ｂに取り付けられた無端状シー
ルゴム３の反対側端面には前述した筐体カバー２の開口
部縁２ｂが圧接される。この筐体カバー２は、その開口
部縁２ｂに突出成形される係合フック２ｃを筐体ケース
１の開口縁の対応係合溝１ｃに係止することにより、筐
体ケース１に固定されるけれども、前記筐体カバー２は
その下部を覆う電池カバー９と共に組立ねじ１０により
確実に筐体ケース１に固定されることになる。
止めゴムをも兼ねた無端状シールゴム３の対応スロット
３ａに挿入される多数の支持爪１ｂが一体的に成形して
あり、これらの支持爪１ｂに取り付けられた無端状シー
ルゴム３の反対側端面には前述した筐体カバー２の開口
部縁２ｂが圧接される。この筐体カバー２は、その開口
部縁２ｂに突出成形される係合フック２ｃを筐体ケース
１の開口縁の対応係合溝１ｃに係止することにより、筐
体ケース１に固定されるけれども、前記筐体カバー２は
その下部を覆う電池カバー９と共に組立ねじ１０により
確実に筐体ケース１に固定されることになる。
【００１１】図１及び図４は前述したプリント配線基板
７に液晶表示器６を取り付ける板状リテーナ１１と、表
示窓１ｄを形成された前記筐体ケース１との関係を示
し、樹脂成形される前記筐体ケース１の上部にはアンテ
ナ１２を取り付けるアンテナ取付筒１ｅが一体成形さ
れ、この筐体ケース１の上部表面には透明樹脂板１ｆで
構成する表示窓１ｄが形成してある。そして、同表示窓
１ｄに対応したプリント配線基板７の上部表面には樹脂
成形される板状リテーナ１１を介して液晶表示器６が搭
載されるが、外力では容易に変形しない剛性板として成
形する同板状リテーナ１１は長方形の液晶表示器６より
も一廻り大きな面積をもっている。
７に液晶表示器６を取り付ける板状リテーナ１１と、表
示窓１ｄを形成された前記筐体ケース１との関係を示
し、樹脂成形される前記筐体ケース１の上部にはアンテ
ナ１２を取り付けるアンテナ取付筒１ｅが一体成形さ
れ、この筐体ケース１の上部表面には透明樹脂板１ｆで
構成する表示窓１ｄが形成してある。そして、同表示窓
１ｄに対応したプリント配線基板７の上部表面には樹脂
成形される板状リテーナ１１を介して液晶表示器６が搭
載されるが、外力では容易に変形しない剛性板として成
形する同板状リテーナ１１は長方形の液晶表示器６より
も一廻り大きな面積をもっている。
【００１２】即ち、板状リテーナ１１の表面コーナ部に
は液晶表示器６を位置決めできる保持突起１１ａが一体
成形され、これらの保持突起１１ａで位置決めされる液
晶表示器６は接着剤を用いて同板状リテーナ１１の表面
に固定される。また、板状リテーナ１１の裏面にはプリ
ント配線基板７の表面に接触できる複数の脚片１１ｂが
突出され、これらの脚片１１ｂを部分的にプリント配線
基板７の表面に設置することにより、プリント配線基板
７の変形が板状リテーナ１１に伝達されない構造として
ある。
は液晶表示器６を位置決めできる保持突起１１ａが一体
成形され、これらの保持突起１１ａで位置決めされる液
晶表示器６は接着剤を用いて同板状リテーナ１１の表面
に固定される。また、板状リテーナ１１の裏面にはプリ
ント配線基板７の表面に接触できる複数の脚片１１ｂが
突出され、これらの脚片１１ｂを部分的にプリント配線
基板７の表面に設置することにより、プリント配線基板
７の変形が板状リテーナ１１に伝達されない構造として
ある。
【００１３】そして、前記板状リテーナ１１の左右両端
には、プリント配線基板７の両側面に形成された切欠き
１３に向かって突出する一対の係止爪１１ｃ，１１ｄが
一体に成形されるけれども、これらの係止爪１１ｃ，１
１ｄに対応した筐体ケース１の内部両側には対応係止爪
１１ｃ，１１ｄの基部に先端が当接される突当突起１
ｇ，１ｈが一体的に成形される。したがって、図４に示
すような筐体の組立状態においては、これらの突当突起
１ｇ，１ｈが液晶表示器６とは無関係の係止爪１１ｃ，
１１ｄの基部に当接されるから、筐体ケース１の変形応
力は、突当突起１ｇ，１ｈ、係止爪１１ｃ，１１ｄを介
してプリント配線基板７に直接的に伝達されることにな
る。
には、プリント配線基板７の両側面に形成された切欠き
１３に向かって突出する一対の係止爪１１ｃ，１１ｄが
一体に成形されるけれども、これらの係止爪１１ｃ，１
１ｄに対応した筐体ケース１の内部両側には対応係止爪
１１ｃ，１１ｄの基部に先端が当接される突当突起１
ｇ，１ｈが一体的に成形される。したがって、図４に示
すような筐体の組立状態においては、これらの突当突起
１ｇ，１ｈが液晶表示器６とは無関係の係止爪１１ｃ，
１１ｄの基部に当接されるから、筐体ケース１の変形応
力は、突当突起１ｇ，１ｈ、係止爪１１ｃ，１１ｄを介
してプリント配線基板７に直接的に伝達されることにな
る。
【００１４】なお、前述した板状リテーナ１１の上部に
は前述したスピーカ５を保持できるスピーカ枠１１ｅが
一体成形してあり、プリント配線基板７の表面に配置さ
れるスピーカ５は同スピーカ枠１１ｅにより安定的に筐
体ケース１の内部に保持されることになる。
は前述したスピーカ５を保持できるスピーカ枠１１ｅが
一体成形してあり、プリント配線基板７の表面に配置さ
れるスピーカ５は同スピーカ枠１１ｅにより安定的に筐
体ケース１の内部に保持されることになる。
【００１５】図示実施例による小型電子機器の液晶表示
器取付構造の筐体構造は、以上のような構造であるか
ら、剛性のある板状リテーナ１１の表面に液晶表示器６
を予め固定しておくだけで、簡単に組立てることができ
る。筐体ケース１に対するプリント配線基板７の固定の
前に、液晶表示器６を固定した板状リテーナ１１の係止
爪１１ｃ，１１ｄをプリント配線基板７の対応切欠き１
３に合わせ、同板状リテーナ１１をプリント配線基板７
の表面に押し付けるだけで、簡単にプリント配線基板７
に液晶表示器６を取り付けることができるから、この
後、プリント配線基板７を筐体ケース１の内部に固定す
るだけで、組立作業を完了できる。
器取付構造の筐体構造は、以上のような構造であるか
ら、剛性のある板状リテーナ１１の表面に液晶表示器６
を予め固定しておくだけで、簡単に組立てることができ
る。筐体ケース１に対するプリント配線基板７の固定の
前に、液晶表示器６を固定した板状リテーナ１１の係止
爪１１ｃ，１１ｄをプリント配線基板７の対応切欠き１
３に合わせ、同板状リテーナ１１をプリント配線基板７
の表面に押し付けるだけで、簡単にプリント配線基板７
に液晶表示器６を取り付けることができるから、この
後、プリント配線基板７を筐体ケース１の内部に固定す
るだけで、組立作業を完了できる。
【００１６】また、筐体ケース１、筐体カバー２、プリ
ント配線基板７、板状リテーナ１１、液晶表示器６の組
立状態にあっては、脚片１１ｂにより板状リテーナ１１
がプリント配線基板７に部分的に接触しているだけであ
るから、外力で破壊し易い液晶表示器６には、プリント
配線基板７の変形による応力歪みは伝達されない。これ
と同時に、筐体ケース１の突当突起１ｇ，１ｈが液晶表
示器６とは無関係の係止爪１１ｃ，１１ｄの基部に当接
されるから、筐体ケース１の変形応力は、突当突起１
ｇ，１ｈ、係止爪１１ｃ，１１ｄを介してプリント配線
基板７に伝達されることになり、仮に外力で筐体ケース
１が変形しても、液晶表示器６は充分に外力から保護さ
れた状態にある。
ント配線基板７、板状リテーナ１１、液晶表示器６の組
立状態にあっては、脚片１１ｂにより板状リテーナ１１
がプリント配線基板７に部分的に接触しているだけであ
るから、外力で破壊し易い液晶表示器６には、プリント
配線基板７の変形による応力歪みは伝達されない。これ
と同時に、筐体ケース１の突当突起１ｇ，１ｈが液晶表
示器６とは無関係の係止爪１１ｃ，１１ｄの基部に当接
されるから、筐体ケース１の変形応力は、突当突起１
ｇ，１ｈ、係止爪１１ｃ，１１ｄを介してプリント配線
基板７に伝達されることになり、仮に外力で筐体ケース
１が変形しても、液晶表示器６は充分に外力から保護さ
れた状態にある。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、表面に前記液晶表示器を固定できる剛性のあ
る板状リテーナを介して前記液晶表示器を間接的にプリ
ント配線基板に固定すると共に、前記板状リテーナの周
辺部表面に突き当てることができる突当突起を前記筐体
ケースの内部に一体成形して、筐体ケースの変形による
外力を前記突当突起及び板状リテーナの周辺部を介して
前記プリント配線基板に伝達するから、液晶表示器の固
定のために用いる部品数が少なく、外力による応力歪み
から液晶表示器を安定的に保護できる構造を得ることが
できる。また、本発明においては、板状リテーナの両端
に係止爪を一体成形し、同係止爪をプリント配線基板に
形成された切欠きに弾力的に係止させるので、何等の工
具を用いずに、手作業で簡単に組み立てることができる
構造が得られる。
によると、表面に前記液晶表示器を固定できる剛性のあ
る板状リテーナを介して前記液晶表示器を間接的にプリ
ント配線基板に固定すると共に、前記板状リテーナの周
辺部表面に突き当てることができる突当突起を前記筐体
ケースの内部に一体成形して、筐体ケースの変形による
外力を前記突当突起及び板状リテーナの周辺部を介して
前記プリント配線基板に伝達するから、液晶表示器の固
定のために用いる部品数が少なく、外力による応力歪み
から液晶表示器を安定的に保護できる構造を得ることが
できる。また、本発明においては、板状リテーナの両端
に係止爪を一体成形し、同係止爪をプリント配線基板に
形成された切欠きに弾力的に係止させるので、何等の工
具を用いずに、手作業で簡単に組み立てることができる
構造が得られる。
【図１】反転して示す本発明による携帯電話機の要部拡
大分解斜視図である。
大分解斜視図である。
【図２】同携帯電話機の全体分解斜視図である。
【図３】同携帯電話機の全体断面図である。
【図４】同携帯電話機の図３の４−４線に沿う拡大断面
図である。
図である。
【図５】従来の携帯電話機における液晶表示器の取付部
の拡大断面図である。
の拡大断面図である。
１ 筐体ケース １ｄ 表示窓 １ｇ，１ｈ 突当突起 ６ 液晶表示器 ７ プリント配線基板 １１ 板状リテーナ １１ａ 保持突起 １１ｂ 脚片 １１ｃ，１１ｄ 係止爪 １３ 切欠き
Claims (1)
- 【請求項１】一部に表示窓を形成された筐体ケースの内
部にプリント配線基板を組み込み、同プリント配線基板
の表面の前記表示窓に面した位置に液晶表示器を配置す
る電子機器の液晶表示器取付構造において、表面に前記
液晶表示器を固定し裏面には前記プリント配線基板に部
分的に接触できる複数の脚片を形成した剛性のある板状
リテーナを介して前記液晶表示器を前記プリント配線基
板に固定するために前記板状リテーナの両端に少なくと
も一対の係止爪を設け、該係止爪に対応して前記プリン
ト配線基板の両側面に少なくとも一対の切り欠きを形成
するとともに、前記板状リテーナの前記係止爪に突き当
てることができる突当突起を前記筐体ケースの内部に一
体成形して、筐体ケースの変形による外力は前記係止爪
の基部から前記板状リテーナの本体部に伝達されさらに
板状リテーナの脚片を介して前記プリント配線基板に伝
達することを特徴とする電子機器の液晶表示器取付構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35408296A JP3220726B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 電子機器の液晶表示器取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35408296A JP3220726B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 電子機器の液晶表示器取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10178472A JPH10178472A (ja) | 1998-06-30 |
| JP3220726B2 true JP3220726B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=18435177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35408296A Expired - Fee Related JP3220726B2 (ja) | 1996-12-18 | 1996-12-18 | 電子機器の液晶表示器取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3220726B2 (ja) |
-
1996
- 1996-12-18 JP JP35408296A patent/JP3220726B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH10178472A (ja) | 1998-06-30 |
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Legal Events
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