JP2002072912A - ディスプレイユニット保持装置 - Google Patents

ディスプレイユニット保持装置

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JP2002072912A JP2000259764A JP2000259764A JP2002072912A JP 2002072912 A JP2002072912 A JP 2002072912A JP 2000259764 A JP2000259764 A JP 2000259764A JP 2000259764 A JP2000259764 A JP 2000259764A JP 2002072912 A JP2002072912 A JP 2002072912A
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Masami Kanamari
正巳 金鞠
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実装時の作業性も良好で、経年変化による保
持力の著しい低下や質量の著しい増大を招くことなく、
ディスプレイユニットを保持固定することができる。 【解決手段】 液晶ディスプレイホルダ2は、ほぼコ字
状をなす枠体21の一端面に底板部22を付設してい
る。枠体21には、そのコ字状の開口部に対峙する枠辺
の他端面側縁部に開口部側に向かって2個の係合突起2
1aが突設されている。枠体21のコ字状の開口部に相
当する枠辺部には、押圧部材23を枠体21と一体に且
つ適度な弾性を呈するようにして設ける。押圧部材23
は、枠体21の内部に収容される液晶ディスプレイユニ
ット1の液晶ディスプレイパネル部11に対して係合突
起21aを有する枠辺に向かう押圧力を作用させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、携帯電話機等の
携帯用小型電子機器における実装技術に係り、特に液晶
ディスプレイ等のディスプレイユニットの保持に好適な
保持構造を有するディスプレイユニット保持装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】携帯電話機およびその他の携帯端末装置
等の携帯用小型電子機器における部品等の実装に際して
は、所要の構造強度をできる限り軽量にて達成すること
が要求される。そのため、構成部品を保持固定する保持
構造としては、枠等の位置規制部材と両面粘着テープ等
による接着を併用する形を用いることが多い。例えば、
特開2000−78253号公報には、基板にキースイ
ッチ構成部品を取り付けるのに粘着シートや粘着材を用
いる構成が示されている。
【0003】例えば、携帯電話機における液晶ディスプ
レイ(LCD:Liquid Crystal Display)による表示部
を構成する液晶ディスプレイユニットを枠状の液晶ディ
スプレイホルダに装着する場合にも上述したような両面
粘着テープを用いた接着が多用されている。携帯電話機
の場合、液晶ディスプレイユニットは、液晶ディスプレ
イパネルと、それにかかわる周辺回路および電話機回路
への接続部等で構成されている。実装にあたっては、こ
のような液晶ディスプレイユニットを保持する液晶ディ
スプレイホルダを介して、携帯電話機の筐体あるいは主
基板等に固定するようにしている。液晶ディスプレイホ
ルダは、通常底板部を有する枠体からなり、例えば受話
用のスピーカを保持するスピーカホルダと一体化される
などして、筐体内に固定される。
【0004】従来の液晶ディスプレイユニットの液晶デ
ィスプレイホルダへの装着の一例について、図3を参照
して説明する。図3に示す液晶ディスプレイユニット1
01は、適切な厚みの長方形板状をなす液晶ディスプレ
イパネル部111を有し、この液晶ディスプレイパネル
部111の一縁部から、他の部分へ電気的に接続するた
めのケーブルまたはフレキシブルプリント回路基板から
なる接続部112が導出されている。液晶ディスプレイ
ホルダ102は、通常、ほぼコ字状をなす枠体121の
一端面に底板部122を付設している。枠体121のコ
字状の開口部に対峙する枠辺の他端面側縁部に開口部側
に向かって例えば2個の係合突起121aが突設されて
いる。図示するように底板部122の開口部近傍の内面
には、両面粘着テープ部材103が敷設される。
【0005】液晶ディスプレイユニット101の装着作
業は次のようになる。液晶ディスプレイユニット101
の接続部112が引き出されている側とは逆の側の液晶
ディスプレイパネル部111の縁部を、液晶ディスプレ
イホルダ102の係合突起121aと底板部122との
間に係合させ、この状態で液晶ディスプレイパネル部1
11を底板部122側に押圧して、液晶ディスプレイパ
ネル部111の底面を両面粘着テープ部材103に接着
する。このようにして、液晶ディスプレイユニット10
1が、両面粘着テープ部材103により液晶ディスプレ
イホルダ102に装着される。
【0006】このように、従来、液晶ディスプレイユニ
ット101の保持にあたっては、液晶ディスプレイホル
ダ102の係合突起121aにより一縁部を係止し、液
晶ディスプレイホルダ102の枠体121により各方向
への移動を阻止した状態として、両面粘着テープ部材1
03により液晶ディスプレイホルダ102の底板部12
2に接着固定している。すなわち、液晶ディスプレイホ
ルダ102による各方向への移動規制と両面粘着テープ
部材103による接着力とによって液晶ディスプレイユ
ニット101を液晶ディスプレイホルダ102に保持さ
せている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従
来、液晶ディスプレイホルダ102による移動規制およ
び両面粘着テープ部材103による接着力によって液晶
ディスプレイユニット101を液晶ディスプレイホルダ
102に保持させているので、次のような問題があっ
た。
【0008】液晶ディスプレイユニット101を液晶デ
ィスプレイホルダ102に対して、主として両面粘着テ
ープ部材103の接着力だけで保持させている。そのた
め、装置の落下等の衝撃によって、両面粘着テープ部材
103がはがれ、液晶ディスプレイユニット101が液
晶ディスプレイホルダ102から脱落するおそれがあ
る。
【0009】液晶ディスプレイユニット101を支える
ための両面粘着テープ部材103の粘着力の負担を少し
でも軽減し、液晶ディスプレイホルダ102の枠体12
1に設けられる係合突起121aによる負担を増大させ
ることが考えられる。このようにするためには、係合突
起121aを大きく且つ強固にする必要があるが、この
ようにすると、液晶ディスプレイユニット101の液晶
ディスプレイホルダ102への装着作業が煩雑になり、
しかも装置全体の質量の増加にもつながる。
【0010】液晶ディスプレイユニット101を支える
ための両面粘着テープ部材103等の粘着力が、経年変
化により劣化し、液晶ディスプレイユニット101を支
えることができなくなるおそれがある。
【0011】この発明は、上述した事情に鑑みてなされ
たもので、経年劣化による保持力の著しい低下や質量の
著しい増大を招くことなく、ディスプレイユニットを保
持固定することができ、しかも実装時の作業性も良好な
ディスプレイユニット保持装置を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明によるディスプレイユニット保持装置は、
ディスプレイユニットを収容し得る有底枠体と、前記有
底枠体の一側方の枠辺の開口縁部に、当該有底枠体の内
方に向けて突設された1個以上の係合突起と、前記有底
枠体の一側方の枠辺に対峙する他側方の枠辺にほぼ相当
する個所に配置され且つ前記有底枠体に収容されるディ
スプレイユニットを前記一側方に向けて押圧する押圧部
材と、を具備する。
【0013】前記押圧部材は、前記有底枠体の前記他側
方の枠辺の少なくとも一部を形成していても良い。前記
押圧部材は、前記有底枠体と一体に成型された弾性を有
する樹脂により形成しても良い。前記押圧部材は、前記
有底枠体に装着された弾性金属により形成しても良い。
前記ディスプレイユニットは、液晶ディスプレイユニッ
トを含んでいてもよい。
【0014】この発明に係るディスプレイユニット保持
装置は、ディスプレイユニットを収容し得る有底枠体の
一側方の枠辺の開口縁部に、当該有底枠体の内方に向け
て1個以上の係合突起を突設し、且つ有底枠体の一側方
の枠辺に対峙する他側方の枠辺にほぼ相当する個所に押
圧部材を配置して、その押圧部材により有底枠体に収容
されるディスプレイユニットを一側方に向けて押圧す
る。このディスプレイユニット保持装置では、有底枠体
の係合突起部分にバネ力によって押圧してディスプレイ
ユニットを係合保持し、経年変化による保持力の著しい
低下や質量の著しい増大を招くことなく、ディスプレイ
ユニットを保持固定することができ、しかも実装時の作
業性も良好である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面を参照して説明する。図1を参照して、この発明の第
1の実施の形態に係る液晶ディスプレイユニット保持装
置として構成したディスプレイユニット保持装置を説明
する。図1は、液晶ディスプレイユニット保持装置本体
である液晶ディスプレイホルダおよびそれに装着保持さ
れる液晶ディスプレイユニットを装着前の状態として示
す分解斜視図である。
【0016】図1には、液晶ディスプレイユニット1お
よびそれを装着して保持固定する液晶ディスプレイホル
ダ2が示されており、この液晶ディスプレイホルダ2が
液晶ディスプレイユニット保持装置の本体を構成する。
図1に示す液晶ディスプレイユニット1は、液晶ディス
プレイパネル部11および接続部12を有している。図
1に示す液晶ディスプレイパネル部11は、実質的に、
図3に示した液晶ディスプレイユニット101の場合と
同様に構成する。すなわち、液晶ディスプレイパネル部
11は、適切な厚みの長方形板状をなし、この液晶ディ
スプレイパネル部11の一縁部から、他の部分へ電気的
に接続するためのケーブルまたはフレキシブルプリント
回路基板からなる接続部12が導出されている。
【0017】液晶ディスプレイホルダ2は、枠体21、
底板部22および押圧部材23を有している。すなわ
ち、液晶ディスプレイホルダ2は、適度な弾性を有する
樹脂材料からなり、ほぼコ字状をなす枠体21の一端面
に底板部22を付設している。枠体21には、そのコ字
状の開口部に対峙する枠辺の他端面側縁部に開口部側に
向かって例えば2個の係合突起21aが突設されてい
る。枠体21のコ字状の開口部に相当する枠辺部には、
両端部から開口部中央に向かって延び、両先端部を適宜
離間させて対峙させた、一対の押圧部材23を枠体21
と一体に且つ適度な弾性を呈するようにして設ける。つ
まり、液晶ディスプレイホルダ2は、係合突起21aを
有する枠体21、底板部22および押圧部材23が、樹
脂一体成型により、一体に形成されている。従って、枠
体21は、押圧部材23が枠辺の一部を形成し、全体と
して単なるコ字状というよりもむしろC字状に近い形状
をなす。押圧部材23の先端は、枠体21の内方に向か
って一側面を膨出するほぼ円柱状の押圧部を形成し、枠
体21の内部に収容される液晶ディスプレイユニット1
の液晶ディスプレイパネル部11に対して係合突起21
aを有する枠辺に向かう押圧力を作用させる。
【0018】このような構成における液晶ディスプレイ
ユニット1の装着作業は次のようになる。液晶ディスプ
レイユニット1の接続部12が引き出されている側とは
逆の側の液晶ディスプレイパネル部11の縁部を、液晶
ディスプレイホルダ2の係合突起21aと底板部22と
の間に係合させる。この状態で液晶ディスプレイパネル
部11の接続部12側の縁部近傍を底板部22方向へ押
圧し、押圧部材23の押圧力に抗して液晶ディスプレイ
パネル部11を液晶ディスプレイホルダ2内に装填す
る。このとき、液晶ディスプレイホルダ2内に液晶ディ
スプレイパネル部11をスムーズに収容させるため、押
圧部材23を外方に押圧して退避させるようにしても良
い。このように、実装作業自体は、極めて簡易である。
また、装填された状態では、液晶ディスプレイパネル部
11は、押圧部材23により常に係合突起21a側に押
圧されて確実に保持されており、装置の落下程度の衝撃
では、液晶ディスプレイホルダ2から液晶ディスプレイ
ユニット1が脱落することはない。また、押圧部材23
も液晶ディスプレイホルダ2として一体成型された樹脂
材料の弾性を利用して押圧力を作用させているので、経
年変化等による押圧力の劣化も少ない。なお、液晶ディ
スプレイユニット1の接続部12は、適宜寸法形状を調
整して、枠体21の他端面側、すなわち押圧部材23の
図示上方、から引き出すようにする。また、接続部12
を一対の押圧部材23間の間隙から引き出すように設計
しても良い。
【0019】このように、この実施の形態における液晶
ディスプレイユニット1の保持にあたっては、液晶ディ
スプレイホルダ2の枠体21の係合突起21aにより一
縁部を係止し、枠体21により各方向への移動を阻止し
た状態として、押圧部材23による押圧力が液晶ディス
プレイユニット1の液晶ディスプレイパネル部11に作
用するようにして固定している。すなわち、枠体21、
係合突起21aおよび底板部22による各方向への移動
規制と押圧部材23による押圧力とによって液晶ディス
プレイユニット1の液晶ディスプレイパネル部11を液
晶ディスプレイホルダ2に保持させている。
【0020】したがって、液晶ディスプレイパネル部1
1の一側縁部を、液晶ディスプレイホルダ2の係合突起
21aと底板部22との間に係合させ、他側縁部側近傍
を底板部22方向へ押圧し、押圧部材23の押圧力に抗
して液晶ディスプレイホルダ2内に装填するだけで良い
ので、接着工程も不要となり極めて簡易に実装組立をす
ることができる。また、液晶ディスプレイパネル部11
は、押圧部材23により常に係合突起21a側に押圧さ
れて確実に保持され、装置の落下程度の衝撃では脱落す
ることはなく、確実に液晶ディスプレイユニット1を保
護することができる。また、押圧部材23の押圧力も液
晶ディスプレイホルダ2として一体成型された樹脂材料
の弾性を利用しているので、経年変化等による保持強度
の劣化も少ない。
【0021】図2に、この発明の第2の実施の形態に係
る液晶ディスプレイユニット保持装置として構成したデ
ィスプレイユニット保持装置を示す。図2は、液晶ディ
スプレイユニット保持装置である液晶ディスプレイホル
ダの構成を示す斜視図であり、押圧部材を枠体と共に樹
脂材料により一体成型する代わりに、樹脂材料からなる
枠体に金属バネからなる押圧部材を付設した構成を示し
ている。
【0022】液晶ディスプレイホルダ3は、図3に示し
た液晶ディスプレイホルダ102の場合とほぼ同様に係
合突起31aを有する枠体31および底板部32を備え
ている。さらに、液晶ディスプレイホルダ3の枠体31
のコ字状の開口部には、金属バネからなる押圧部材4が
設けられている。押圧部材4は、枠体31のコ字状の開
口縁に相当する枠辺端部に両端が支持されて、実質的に
開口部を閉じる枠辺を形成している。すなわち、液晶デ
ィスプレイホルダ3は、樹脂材料からなり、ほぼコ字状
をなす枠体31の一端面に底板部32を付設している。
枠体31には、そのコ字状の開口部に対峙する枠辺の他
端面側縁部に開口部側に向かって例えば2個の係合突起
31aが突設されている。枠体31のコ字状の開口部に
相当する枠辺部には、金属バネから成る押圧部材4を枠
体31と一体的に且つ適当な押圧力を作用させるように
して設ける。つまり、液晶ディスプレイホルダ3は、係
合突起31aを有する枠体31および底板部32が、樹
脂一体成型により、一体に形成され、その枠体31のコ
字状の開口部を、枠辺を形成する押圧部材4により閉じ
ている。押圧部材4は、両端部において枠体31に固着
支持されている。この押圧部材4の枠体31への固着に
は、押圧部材4の弾性変形を利用した嵌め込み等の適切
な係合機構またはネジ留め、またはリベット留め等の固
着機構を用いることができる。また、押圧部材4は、中
央部近傍に枠体31の内方に向かって一側面を膨出する
ほぼ円柱面状の押圧部を形成し、枠体31の内部に収容
される液晶ディスプレイユニットの液晶ディスプレイパ
ネル部に対して係合突起31aを有する枠辺に向かう押
圧力を作用させる。
【0023】このような構成においても液晶ディスプレ
イユニットの装着作業は図1の場合とほぼ同様になる。
液晶ディスプレイユニットの接続部が引き出されている
側とは逆の側の液晶ディスプレイパネル部の縁部を、液
晶ディスプレイホルダ3の係合突起31aと底板部32
との間に係合させる。この状態で液晶ディスプレイパネ
ル部の接続部側の縁部近傍を底板部32方向へ押圧し、
押圧部材4の押圧力に抗して液晶ディスプレイパネル部
を液晶ディスプレイホルダ3内に装填する。このとき、
液晶ディスプレイホルダ3内に液晶ディスプレイパネル
部をスムーズに収容させるため、押圧部材4を外方に押
圧して退避させるようにしても良い。このように、実装
作業自体は、極めて簡易である。また、装填された状態
では、液晶ディスプレイパネル部は、押圧部材4により
常に係合突起31a側に押圧されて確実に保持されてお
り、装置の落下程度の衝撃では、液晶ディスプレイホル
ダ3から液晶ディスプレイユニットが脱落することはな
い。また、押圧部材4も金属バネにより形成されて押圧
力を作用させているので、経年変化等による押圧力の劣
化も少ない。なお、この場合も、液晶ディスプレイユニ
ットの接続部は、適宜寸法形状を調整して、枠体31の
他端面側、すなわち押圧部材4の図示上方、から引き出
すようにする。
【0024】この実施の形態においては、図1の構成に
比して、樹脂製の押圧部材23に代えて、金属バネから
成る押圧部材4を用いているので、液晶ディスプレイユ
ニットの保持固定がさらに強固になる。また、押圧部材
4に用いる金属バネを導電性金属とすれば、液晶ディス
プレイユニットの静電気を押圧部材4を介して導き、接
地するなどして逃がすことができる。したがって、液晶
ディスプレイユニットの静電気対策も容易になる。
【0025】また、この実施の形態では、押圧部材4と
して金属バネを使用したが、金属バネに限定されず、適
度な弾性を有する部材であれば良く、その形状等も任意
である。
【0026】なお、上述した図1および図2の構成で
は、係合突起21aおよび係合突起31aをそれぞれ2
個ずつ設ける構成としたが、係合突起の数は、1個また
は3個以上としても良く、枠辺に沿って延びる凸条とし
て形成するなど、その形状も任意である。また、上述に
おいては、液晶ディスプレイユニットの保持を例にとっ
て説明したが、この発明によるディスプレイユニット保
持装置は、プラズマを用いたディスプレイユニットな
ど、種々のディスプレイユニットに適用することができ
る。また、この発明に係るディスプレイユニットの保持
構造は、携帯電話機のディスプレイユニットに限らず、
他の携帯端末装置やディジタルカメラ等の小型携帯機器
用のディスプレイユニットの保持装置として広く利用す
ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、経年劣化による保持力の著しい低下や質量の著しい
増大を招くことなく、ディスプレイユニットを保持固定
することができ、しかも実装時の作業性も良好なディス
プレイユニット保持装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る液晶ディス
プレイホルダおよびそれに装着保持される液晶ディスプ
レイユニットの構成を模式的に示す分解斜視図である。
【図2】この発明の第2の実施の形態に係る液晶ディス
プレイホルダの構成を模式的に示す斜視図である。
【図3】従来の液晶ディスプレイユニット保持装置およ
びそれに装着保持される液晶ディスプレイユニットの構
成を模式的に示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 液晶ディスプレイユニット 2 液晶ディスプレイホルダ 3 液晶ディスプレイホルダ 4 押圧部材 11 液晶ディスプレイパネル部 12 接続部 21 枠体 22 底板部 23 押圧部材 31 枠体 32 底板部 21a 係合突起 31a 係合突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイユニットを収容し得る有底枠
    体と、 前記有底枠体の一側方の枠辺の開口縁部に、当該有底枠
    体の内方に向けて突設された1個以上の係合突起と、 前記有底枠体の一側方の枠辺に対峙する他側方の枠辺の
    ほぼ相当する個所に配置され且つ前記有底枠体に収容さ
    れるディスプレイユニットを前記一側方に向けて押圧す
    る押圧部材と、を具備することを特徴とするディスプレ
    イユニット保持装置。
  2. 【請求項2】前記押圧部材は、前記有底枠体の前記他側
    方の枠辺の少なくとも一部を形成することを特徴とする
    請求項1に記載のディスプレイユニット保持装置。
  3. 【請求項3】前記押圧部材は、前記有底枠体と一体に成
    型された弾性を有する樹脂により形成されたことを特徴
    とする請求項1又は2に記載のディスプレイユニット保
    持装置。
  4. 【請求項4】前記押圧部材は、前記有底枠体に装着され
    た弾性金属により形成されたことを特徴とする請求項1
    又は2に記載のディスプレイユニット保持装置。
  5. 【請求項5】前記ディスプレイユニットは、液晶ディス
    プレイユニットを含むことを特徴とする請求項1乃至4
    のうちのいずれか1項に記載のディスプレイユニット保
    持装置。
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