JPH09265104A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH09265104A
JPH09265104A JP7613296A JP7613296A JPH09265104A JP H09265104 A JPH09265104 A JP H09265104A JP 7613296 A JP7613296 A JP 7613296A JP 7613296 A JP7613296 A JP 7613296A JP H09265104 A JPH09265104 A JP H09265104A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal panel
display device
frame
crystal display
Prior art date
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Pending
Application number
JP7613296A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Nagahama
寛 長浜
Hiroshi Watabe
宏 渡部
Atsuo Nomura
充生 野村
Yasuhiko Karasaki
安彦 唐崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP7613296A priority Critical patent/JPH09265104A/ja
Publication of JPH09265104A publication Critical patent/JPH09265104A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の構成では、液晶モジュールの画像表示
エリア以外の額縁部分の面積は小さくすることが可能で
あるが、TCP3の長さによっては液晶モジュールの厚
みが厚くなってしまうという問題が発生する。 【解決手段】 本発明の液晶表示装置は液晶パネル1
と、駆動用LSI10を実装するプリント基板4,5
と、液晶パネル1とプリント基板4,5とを接続する可
とう性を有したテープキャリヤ2,3と、液晶パネル1
及び前記プリント基板4,5を支持する筺体8と、液晶
パネル1の周辺部をに配したフレーム11を備えた液晶
表示装置において、液晶パネル1と前記テープキャリア
2,3とが接合する箇所に前記テープキャリヤ2,3を
押さえる弾性部を前記液晶パネル1と前記フレーム11
の間に配することを特徴とし、弾性体により筐体8とフ
レーム11との間にスペースを設け、このスペースにテ
ープキャリア2,3の余分な部分を曲げて収納すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶テレビやパーソ
ナルコンピュータ等の表示体として用いられる液晶モジ
ュールの構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は、これを搭載する
電子機器の小型・軽量化の動向により、より一層の小型
化が必要とされている。特に、液晶表示装置の面積から
画像表示エリアを除いた額縁部分の面積をいかに小さく
できるかということと、液晶モジュール全体の厚みをい
かに薄くすることができるかということが課題となって
いる。
【0003】以下に従来の液晶表示装置の構造について
説明する。図5は従来の液晶表示装置の構成を示すもの
である。図5において、1は液晶パネル、2,3は液晶
パネルの外縁に設けられたストライプ状の電極に接続さ
れたテープキャリアパッケージ(以下TCPと称す。)
であり、液晶パネル1の横方向となすX方向及び縦方向
となすY方向にパネル面と同一平面上に配設されてい
る。液晶パネル駆動用LSI10はTCP2及び3上に
実装されており、TCP2,3にはそれぞれ信号供給用
のプリント板4及び5が接続されている。また、各プリ
ント板はケーブル7で互いに接続されている。さらに、
筺体8とフレーム11がこれらの部材を支持・固定して
いる。
【0004】しかしこの状態では実装平面積が大きくな
るため、図6に示すようにX及びY方向のTCP2、3
を下に曲げた構成を取ることにより、実装面積の縮小化
を図っている。すなわち液晶モジュールにおけるパネル
表示面以外の額縁面積の縮小化を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、液晶モジュールの画像表示エリア以外の
額縁部分の面積は小さくすることが可能であるが、TC
P3の長さによっては液晶モジュールの厚みが厚くなっ
てしまうという問題が発生する。また、折り曲げられた
TCP及びプリント板には、もとの開いた状態に戻ろう
とする力が働くため、筐体とプリント板をネジで固定す
る、あるいはプリント板とフレームの間にスペーサを配
置して押さえる等の手段が必要となり、組立性が大変悪
いという問題がある。さらに、TCPと液晶パネルとの
間の接合部では、曲げによる接続部の剥がれ応力が働い
て、接続部の信頼性に課題が生じていた。また、フレー
ムを取り付ける際に、液晶表示装置の額縁部分の面積が
狭いためにフレームでプリント板やTCP、ケーブル等
を傷つけ破損させる危険性がある。
【0006】本発明は、上記従来の問題点を簡単な構成
で解決しTCPの長さを選ばず、薄型で、かつ組立作業
性の良い液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の液晶表示装置は液晶パネルと、駆動用LSI
を実装するプリント基板と、前記液晶パネルと前記プリ
ント基板とを接続する可とう性を有したテープキャリヤ
と、前記液晶パネル及び前記プリント基板を支持する筺
体と、前記液晶パネルの周辺に重なるように配したフレ
ームを備えた液晶表示装置において、前記液晶パネルと
前記テープキャリアとが接合する箇所に前記テープキャ
リヤを押さえる弾性部を前記液晶パネルと前記フレーム
の間に配することを特徴とし、前記弾性体により筐体と
フレームとの間にスペースを設け、このスペースにテー
プキャリアの余分な部分を曲げて収納することができ
る。また、この時テープキャリアと液晶パネルの接合部
は弾性部によりフレームと液晶パネルに挟まれる。更に
プリント板が単にL型で下に折り曲げられている場合よ
りも、プリント板を液晶モジュール内側に収納されるた
め、明らかに液晶表示装置全体の厚みを薄くすることが
できる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の液晶表示装置は液晶パネ
ルと、プリント基板と、前記液晶パネルと前記プリント
基板とを接続する可とう性を有したテープキャリヤと、
前記液晶パネル及び前記プリント基板を支持する筺体
と、前記液晶パネルの周辺部をに配したフレームを備え
た液晶表示装置において、前記液晶パネルと前記テープ
キャリアとが接合する箇所に前記テープキャリヤを押さ
える弾性部を前記液晶パネルと前記フレームの間に配す
ることを特徴とし、テープキャリアの余分な部分を曲げ
て筐体とフレームの間に収納することができ、この時テ
ープキャリアと液晶パネルの接合部は弾性部によりフレ
ームと液晶パネルに挟まれ、テープキャリアを液晶パネ
ルに押さえ付ける。
【0009】また、本発明の液晶表示装置は前記筐体に
設けたフック部によって、前記プリント基板を前記筐体
の側面に配したことを特徴とし、フック部にプリント基
板を挟むことにより、容易にプリント基板を筐体に装着
することができる。 (実施の形態1)以下本発明の一実施例について、図面
を参照しながら説明する。
【0010】図1は本発明に係る液晶表示装置の構成を
示すものである。まず液晶パネル1にX側TCP2及び
Y側TCP3、さらに駆動用LSIを実装するX側プリ
ント板4及びY側プリント板5を各TCPに接続する。
液晶パネル1とTCP2、3及びプリント板4、5は同
一平面上で接続されており、TCP2、3には折り曲げ
た際に、接合部をはがす方向の力がかかるため、その応
力を緩和するように可とう部6が設けられており、TC
P2、3が容易に折り曲げられるようになっている。こ
こで、可とう部6の部分で、液晶パネル1の上面に近づ
く位置まで一旦上に曲げて、それから下に曲げた構成を
とる。その際TCPの可とう部6は曲げの部分にもうけ
ておけば2カ所以上あっても良い。
【0011】また、図2および図3に示すようにTCP
2、3と液晶パネル1の接続部には、TCP2、3を曲
げることによる剥がれ応力に耐えるために、フレーム1
1でTCP2、3を押さえ込むように弾性体となすゴム
13をTCP2、3上に設け、その上からフレームによ
って押している。また、このゴム13の厚さによってフ
レーム11と液晶パネル1との間にスペースができ、こ
のスペースにTCPの曲げ部分を収納する。このような
構成により、TCPの余分な部分はフレームの中に収納
することができるので、本発明の液晶表示装置はあらゆ
る長さのTCPに対応することができる。そして、筺体
8は樹脂材料から形成されており、X側プリント板4を
支持する壁面B及びY側プリント板5を支持する壁面C
を有していて、図2で示したY側の壁面Cにはフック状
の突起D、Eが、X側の壁面Bにも同様に図3に示すよ
うにフック状の突起F、Gが設けられており、プリント
板4、5を筺体8の壁面に沿って折り曲げた後、これら
のフック状の突起にはめ込んで固定する構成となる。こ
れらの突起D、E、F、Gはプリント板4、5を筺体8
に固定すると同時に、プリント板の位置を規制する役目
を果たすことにより、プリント板を折り曲げる作業を行
うにあたってTCP2、3に負荷がかかることがないよ
うにしている。さらに、図4に示すようにX側プリント
板4においては、フックGによって保持されているた
め、コネクタ12に信号入力用のケーブル9を着脱する
際にX側プリント板4が動いて、TCP2に過大な負荷
がかかるのを防止する機能も併せ持っている。
【0012】その後、金属製のフレーム11を取り付け
て液晶表示装置を完成させる。さらに、筺体8に設けら
れたフック状の突起D、E、F、Gはプリント板4、5
より突出しているため、フレーム11を取り付ける際に
フレーム11のエッジよりプリント板4、5やTCP
2、3を保護する働きをして、接触させて傷つける心配
がない。
【0013】ここで、上記のプリント板固定用の突起に
ついては、プラスチック成形品である筺体8の形状を部
分的に変えることにより簡単に形成することができ、他
の部品は一切必要としない。なお、上記実施例ではプリ
ント板のX側及び、Y側を折り曲げた場合について説明
したが、液晶パネル及び液晶表示装置の設計に応じて、
X側もしくはY側を水平にした構成を取ることも可能で
ある。
【0014】さらにX及びYのプリント板の折り曲げ角
度については、液晶表示装置全体のサイズと、液晶パネ
ルやプリント板、バックライト等のサイズを考慮して、
L型にこだわらず最適な角度を設定すればよい。
【0015】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように、
本発明は、フレームと液晶パネルとの間にスペースを設
けており、このスペースにテープキャリヤをの余分な部
分を収納することができ、その際TCPの接合部がはが
れないように押さえ込むための弾性体を配置することに
よりテープキャリアの曲げ応力によるはがれを防止する
ことができる。よって、TCPと液晶パネルとの接続の
信頼性を損なうことなく額縁部分の面積を小さくするこ
とができるとともに、液晶表示装置全体の厚みを薄くす
ることができる。
【0016】また、プリント板を固定するフック状の突
起を筐体に設けたことにより、接着剤等を使用せずにプ
リント板を折り曲げた状態に固定する構成となるため、
組立及び分解の作業性が向上するという利点が生じる。
さらに、フック状の突起がプリント板を保護する役割も
果たすため、額縁部分の面積が狭い故に組立時にフレー
ム等でプリント板やTCPを傷つけ易いという問題を解
決する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における、液晶表示装置
の構成を示した斜視図
【図2】同実施の形態1における筺体の形状を示した部
分断面図
【図3】同実施の形態1における筺体の形状を示した部
分断面図
【図4】同実施の形態1における筺体の形状を示した部
分断面図
【図5】従来の液晶モジュールの構成を示した分解斜視
【図6】従来の液晶モジュールの構成を示した部分斜視
【符号の説明】
1 液晶パネル 2,3 TCP 4,5 プリント碁板 6 TCPの可とう部 7 接続ケーブル 8 筺体
フロントページの続き (72)発明者 唐崎 安彦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶パネルと、駆動用LSIを実装するプ
    リント基板と、前記液晶パネルと前記プリント基板とを
    接続する可とう性を有したテープキャリヤと、前記液晶
    パネル及び前記プリント基板を支持する筺体と、前記液
    晶パネルの周辺に重なるように配するフレームとを備え
    た液晶表示装置において、前記液晶パネルと前記テープ
    キャリアとが接合する箇所に前記テープキャリヤを押さ
    える弾性部を前記液晶パネルと前記フレームの間に配す
    ることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】前記筐体に設けたフック部によって、前記
    プリント基板を前記筐体の側面に配したことを特徴とす
    る請求項1記載の液晶表示装置。
JP7613296A 1996-03-29 1996-03-29 液晶表示装置 Pending JPH09265104A (ja)

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