JP4174798B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に関し、特に、表示パネルとタッチパネルとを備える表示装置に係るものである。
従来より、例えば液晶層や有機EL層等の表示媒体層を有する表示パネルと、該表示パネルに積層されたタッチパネルとを備える表示装置は知られており、携帯端末等の表示部として好適に利用されている。一例として、表示パネルが液晶表示パネル(以降、LCDパネルと称する)である一般的な液晶表示装置について、図10及び図11を参照して説明する。
液晶表示装置は、図11に示すように、LCDパネル103と、該LCDパネル103に対し、両面テープ105を介して接合されたタッチパネル101とを備えている。
上記LCDパネル103は、透明な一対の絶縁性基板と、該絶縁性基板の間に封入された液晶層とにより構成されている。一方、タッチパネル101は、透明な一対の絶縁性基板が粘着層115を介して貼り合わされて構成されている。
一般に、タッチパネル101には、図10及び図11に示すように、該タッチパネル101を駆動するインターフェース回路基板(図示省略)に接続するためのタッチパネル用FPC(フレキシブルプリント基板、以降では、FPCと略称することもある)102が設けられている。FPC102は、タッチパネル101の接続端子(図示省略)に対し、異方性導電膜や半田等により電気的に接続されている。
また、LCDパネル103には、図10に示すように、該LCDパネル103を駆動するインターフェース回路基板(図示省略)に接続するためのLCDパネル用FPC104が設けられている。FPC104は、上記FPC102と同様に、LCDパネル13の接続端子(図示省略)に対し、異方性導電膜や半田等により電気的に接続されている。そして、このFPC104は、図10に示すように、上記FPC102の引き出し方向と交差する方向に引き出されている。
このように、タッチパネルを備える上記従来の液晶表示装置は、互いに異なる方向に延びるタッチパネル用のFPC102と、LCDパネル用のFPC104との双方を備えている。
しかし、2つのFPC102,104が、2方向にそれぞれ延びていると、LCDパネル103及びタッチパネル101の額縁面積が増大してしまうという問題がある。
また、FPC102,104と、タッチパネル101又はLCDパネル103との接続状態を確実に維持するためには、搬送作業中や組立作業中に該FPC102,104に外力が加わったとしても、該FPC102,104が各パネル101,103等から剥がれないように、充分な接続強度が必要となる。すなわち、上記従来の表示装置では、2つのFPC102,104を備えているため、その2箇所において、それぞれ接続面積を大きくして接続強度を高めなければならない。
また、一般に、FPC102,104は、接続構造に応じて製品毎に専用の設計が必要となるため、汎用度が低いという問題もある。以上のことから、タッチパネル101やLCDパネル103と、他のインターフェース回路基板とを接続するために、FPCの数は少ない方が好ましい。
そこで、FPCの代わりに、ラバーコネクタを利用して、タッチパネル及びLCDパネルと、インターフェース回路基板とを接続することによりFPCを省略することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
すなわち、図12に示すように、タッチパネル202とLCDパネル201とは、互いに積層された状態で、ラバーコネクタ203の側部に形成された凹溝内に差し込まれている。ラバーコネクタ203の内部には、タッチパネル202の接続端子に接続される導通体206と、LCDパネルの接続端子に接続される導通体207とが埋設されている。
そして、上記タッチパネル202、LCDパネル201、及びラバーコネクタ203は、液晶駆動基板204の上に載置された状態で、上方から押さえ枠205により押さえ込まれることにより保持されている。このとき、ラバーコネクタ203が上下方向に圧縮されるため、タッチパネル202の接続端子と導通体206とが接続されると共に、LCDパネルの接続端子と導通体207とが接続されるようになっている。また、ラバーコネクタ203の導電体206、207と液晶駆動基板204との接続も同時に行っている。
特開昭61−7872号公報
しかし、上記特許文献1に示されるような従来の表示装置では、接続部材であるラバーコネクタ203とタッチパネル202又はLCDパネル201の接続端子との接続状態と、ラバーコネクタ203と液晶駆動基板204との接続状態とをそれぞれ維持するために、接続部材の他に、接続部材を押さえ込んで圧縮保持するための保持部材(押さえ枠205)が、別途必要になってしまう。その結果、上記保持部材のために製造コストが増大するという問題がある。
本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、表示装置におけるタッチパネル又は表示パネルとインターフェース回路基板等との接続構造に対し、接続部材としてのFPCの数を低減すると共に、接続部材以外の保持部材を不要とすることにより、製造コストを低減しようとすることにある。
上記の目的を達成するために、この発明では、接続部材自体の弾性により、該接続部材と、タッチパネル又は表示パネルの接続端子とを接続して保持すると共に、タッチパネル及び表示パネルの一方のパネルの接続端子を、他方のパネルに設けた連絡配線部の連絡用接続端子に対し、上記接続部材により接続するようにした。
具体的に、本発明に係る表示装置は、表示パネルと、上記表示パネルに積層されたタッチパネルとを備える表示装置であって、上記タッチパネルに、該タッチパネルの駆動信号配線と、該駆動信号配線の端部に設けられたタッチパネル接続端子とが形成され、上記表示パネルに該表示パネルの駆動信号配線と、連絡配線部とが形成され、上記連絡配線部の一端側は、上記表示パネルの駆動信号配線と共に1つのフレキシブルプリント基板に接続され、該フレキシブルプリント基板を介して上記タッチパネルを駆動するインターフェース回路接続される一方上記連絡配線部の他端側には、連絡用接続端子が形成され、弾性を有する導電性材料により構成されると共に、該導電性材料の弾性により、上記表示パネルと上記タッチパネルとを狭持した状態で、上記タッチパネルのタッチパネル接続端子と、上記表示パネルの連絡用接続端子とを電気的に接続する接続部材を備えている。
た、本発明に係る表示装置は、表示パネルと、上記表示パネルに積層されたタッチパネルとを備える表示装置であって、上記表示パネルに、該表示パネルの駆動信号配線と、該駆動信号配線の端部に設けられた表示パネル接続端子とが形成され、上記タッチパネルに該タッチパネルの駆動信号配線と、連絡配線部とが形成され、上記連絡配線部の一端側は、上記タッチパネルの駆動信号配線と共に1つのフレキシブルプリント基板に接続され、該フレキシブルプリント基板を介して上記表示パネルを駆動するインターフェース回路接続される一方上記連絡配線部の他端側には、連絡用接続端子が形成され、弾性を有する導電性材料により構成されると共に、該導電性材料の弾性により、上記タッチパネルと上記表示パネルとを狭持した状態で、上記表示パネルの表示パネル接続端子と、上記タッチパネルの連絡用接続端子とを電気的に接続する接続部材を備えている。
記接続部材は、各接続端子との接触部分が露出していると共に、該接触部分以外の部分が絶縁材料により被覆されているようにしてもよい。
上記接続部材と、各接続端子との接触部分は、樹脂材料により固着されているようにしてもよい。
上記表示パネル及びタッチパネルは、互いに対向する一対の基板により構成され、表示パネルの一方の基板と、タッチパネルの一方の基板とは、同一の基板であり、該表示パネル及びタッチパネルに共通の基板に構成されていることが好ましい。
すなわち、連絡配線部が表示パネルに形成されている場合には、接続部材は、上記表示パネルの連絡用接続端子と、タッチパネルのタッチパネル接続端子との双方に対し、該接続部材自体の弾性により接触している。一方、連絡配線部がタッチパネルに形成されている場合には、接続部材は、上記タッチパネルの連絡用接続端子と、表示パネルの表示パネル接続端子との双方に対し、該接続部材自体の弾性により接触している。
そのため、本発明では、タッチパネル又は表示パネルの接続端子と、接続部材との接続状態は、該接続部材自体によって維持される。つまり、上記接続端子と接続部材との接続状態を維持するための保持部材を不要とすることができる。
さらに、タッチパネル又は表示パネルの接続端子を、FPCではなく、接続部材を介して連絡配線部に接続するようにしたので、FPCの数は低減される。
すなわち、連絡配線部の一端側を、表示パネルの駆動信号配線と共に、1つのFPCを接続することにより、表示パネル及びタッチパネルに接続されるFPCが1つにまとめられるため、従来のように2つのFPCが設けられた表示装置に比べて、FPCの数が低減される。
また、接続部材における、各接続端子との接触部以外の部分を、絶縁材料により被覆することにより、表示パネル又はタッチパネルと、インターフェース回路との間で信号を確実に伝えることが可能となる。
また、接続部材と各接続端子との各接触部分を、樹脂材料により固着することにより、接触状態をより確実に維持することが可能となる。
本発明によると、接続部材自体により、接続部材と、タッチパネル又は表示パネルの接続端子とを接続して保持するようにしたので、その接続部材と接続端子との接続状態を維持するための保持部材を不要とすることができる。すなわち、製造コストを低減することができる。
そのことに加えて、汎用度の高い接続部材を用いて、タッチパネル又は表示パネルの接続端子を、FPCではなく、接続部材を介して連絡用接続端子に接続するようにしたので、FPCの数を低減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
《発明の実施形態1》
図1〜図4は、本発明に係る表示装置の実施形態1を示している。図1は、表示装置の主要部を示す平面図であり、図2は、図1におけるII−II線断面図である。
図1に示すように、本実施形態の表示装置は、表示パネル3である液晶表示パネル(以降、LCDパネルと称する)と、該LCDパネル3の上に積層されたタッチパネル1とにより構成された本体パネル10を備える液晶表示装置に構成されている。LCDパネル3及びタッチパネル1は、後述のバネコネクタ6により狭持して固定されている。本体パネル10には、該本体パネルに駆動信号を供給するための共通FPC7(フレキシブルプリント基板)が設けられている。
上記タッチパネル1は、例えば、いわゆるアナログ式のタッチパネルに構成されている。タッチパネル1は、図2に示すように、透明な絶縁性の下側基板12と、該下側基板12に対向して設けられた透明な絶縁性の上側基板11とが粘着層15を介して貼り合わされて構成されている。尚、タッチパネル1を、いわゆるデジタル式のタッチパネルにより構成してもよい。
上記上側基板11及び下側基板12には、該タッチパネル1を駆動するための駆動信号配線17が複数設けられている。駆動信号配線17の端部は、図1を拡大した平面図である図3に示すように、下側基板12における有効表示領域の外側の額縁領域へ延びており、該額縁領域に並んで形成された複数のタッチパネル接続端子13にそれぞれ接続されている。
上記LCDパネル3は、複数の画素(図示省略)がマトリクス状に配置され、各画素がアクティブマトリクス駆動されるようになっている。LCDパネル3は、図2に示すように、透明な絶縁性の下側基板32と、該下側基板32に対向して設けられた透明な絶縁性の上側基板31と、該上側基板31と下側基板32との間に介在された表示媒体層である液晶層36とを備えている。
上側基板31及び下側基板32には、各画素を駆動するためのITO等の駆動信号配線37がそれぞれ設けられている。上記駆動信号配線37の端部は、下側基板32における有効表示領域の外側の額縁領域へ延びており、図3に示すように、下側の領域に集められている。そして、この駆動信号配線37の端部は、上記共通FPC7に接続されている。
上記LCDパネル3の下側基板32における額縁領域には、連絡配線部34が設けられている。連絡配線部34は、複数の配線により構成され、一端側にタッチパネルを駆動するインターフェース回路(図示省略)が接続されると共に、他端側に連絡用接続端子33が設けられている。
すなわち、連絡用接続端子33は、上記各タッチパネル接続端子13に対し、図3で左右方向に対応して複数設けられている。各連絡用接続端子33は、連絡配線部34を構成する複数の配線にそれぞれ接続されている。連絡配線部34は、図3で下側の額縁領域へ延びており、上記共通FPC7に接続されている。言い換えれば、連絡配線部34の一端側は、LCDパネル3の駆動信号配線37と共に、1つのFPC7に接続され、該FPC7を介してインターフェース回路(図示省略)に接続されている。
上記本体パネル10には、図2に示すように、上記タッチパネル接続端子13と上記連絡用接続端子33とを電気的に接続する接続部材であるバネコネクタ6が設けられている。尚、図3では、説明のため、バネコネクタ6の図示を省略している。
上記バネコネクタ6は、弾性を有する導電材料により構成されており、該バネコネクタ6の弾性により、上記タッチパネル接続端子13と上記連絡用接続端子33との双方に接触するようになっている。バネコネクタ6の材料としては、銅やアルミニウム等の材料が好適である。
すなわち、バネコネクタ6は、図1及び図2に示すように、複数の折れ曲がり部分を有する金属の板バネにより構成されている。バネコネクタ6は、図4に拡大して示すように、略コ字状の断面を有する狭持部6aと、該狭持部の一方の端部から連続して延びる延長部6bとにより構成されている。
狭持部6aは、図4で上下方向に対向すると共に、内側に突出する2つの凸部65が形成されている。上記狭持部6aの上側の凸部65は、連絡用接続端子33に接触する接点63に構成されている。
一方、延長部6bは、上側に位置する凸部65から斜め方向外側へ延びており、その先端部分に、内側へ突出して形成されると共に、上記タッチパネル接続端子13に接触する接点66が設けられている。
バネコネクタ6は、各接続端子13,33との接触部分である接点63,66が露出していると共に、該接点63,66以外の部分が絶縁材料62により被覆されている。絶縁材料62としては、シリコン樹脂やアクリル樹脂等の絶縁性を有する樹脂が好適である。
そして、狭持部6aは、バネコネクタ6が本体パネル10に装着された状態で、上記LCDパネル3の下側基板32、及び連絡用接続端子33を、下側の凸部65と接点63との間で弾性により狭持している。一方、延長部6bは、バネコネクタ6が本体パネル10に装着された状態で、上記タッチパネル接続端子を、接点66により押圧している。
こうして、本発明に係る液晶表示装置では、タッチパネル1の駆動信号は、インターフェース回路から、共通FPC7、連絡配線部34、連絡用接続端子33、バネコネクタ6、及びタッチパネル接続端子13を介して、タッチパネル1の駆動信号配線17へ供給される。一方、LCDパネル3の駆動信号は、インターフェース回路から、共通FPC7を介してLCDパネル3の駆動信号配線37へ供給される。
−実施形態1の効果−
したがって、この実施形態1によると、バネコネクタ6自体の弾性により、バネコネクタ6と、タッチパネル接続端子13及び連絡用接続端子33とを接続して保持するようにしたので、バネコネクタ6と上記各接続端子13,33との接続状態を維持するための保持部材を不要とすることができる。すなわち、保持部材に要するコストを省略すると共に、汎用度の高いバネコネクタ6を用いることにより、全体としての製造コストを低減することができる。
そのことに加えて、タッチパネル接続端子13を、FPCではなく、バネコネクタ6を介して連絡用接続端子33に接続するようにしたので、FPCの数を低減することができる。
また、本体パネル10に接続されるFPCが1つの共通FPC7にまとめられるため、従来のように2つのFPCが設けられた表示装置に比べて、FPCの数を低減することができる。
さらに、バネコネクタ6における接点63,66以外の部分を、絶縁材料62により被覆するようにしたので、該バネコネクタ6の周囲に、金属性のベゼルやケーシング内の金属部材等と接触する虞れがあっても、タッチパネル1とインターフェース回路との間で駆動信号を確実に伝えることができる。また、バネコネクタ6を絶縁材料62で被覆することにより、バネコネクタ6の取り付け作業時に、作業者の手指を保護することもできる。
尚、この実施形態1では、タッチパネル1とLCDパネル3とを、バネコネクタ6により狭持して固定するようにしたが、タッチパネル1とLCDパネル3との間に両面テープ等の接着部材を設けて補強するようにしてもよい。
《発明の実施形態2》
図5は、本発明に係る表示装置の実施形態2を示している。尚、以下の各実施形態において、図1〜図4と同じ部分については、同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
この実施形態2は、タッチパネル1とLCDパネル3とが一体化して構成されている点で、上記実施形態1と異なっている。
すなわち、LCDパネル3は、互いに対向する一対の基板である上側基板11と共通基板14とにより構成されている。一方、タッチパネル1は、互いに対向する一対の基板である上記共通基板14と下側基板32とにより構成されている。言い換えれば、LCDパネル3の一方の基板14と、タッチパネル1の一方の基板14とは、同一の基板であり、該表示パネル及びタッチパネルに共通の基板に構成されている。
−実施形態2の効果−
したがって、この実施形態2によると、上記実施形態1と同様の効果を得ることができることに加え、タッチパネル1及びLCDパネル3を、共通基板14を含む3枚の基板により構成するようにしたので、装置の薄型化及び軽量化を図ることができる。
《発明の実施形態3》
図6は、本発明に係る表示装置の実施形態3を示している。この実施形態3は、上記実施形態2に対し、連絡用接続端子33の位置を変更し、該連絡用接続端子33を共通基板14(LCDパネル3の上側基板)の下面に設けるようにしたものである。
そして、バネコネクタ6は、共通基板14の上面に形成されたタッチパネル接続端子13と、共通基板14の下面に形成された連絡用接続端子33とを接続するようになっている。
すなわち、バネコネクタ6は、図6に示すように、狭持部6aのみにより構成されており、延長部6bを有していない。狭持部6aの2つの凸部65は、それぞれ接点63に構成されている。また、バネコネクタ6は、上記2つの接点63を除く部分が絶縁材料(図示省略)により被覆されている。そして、バネコネクタ6は、共通基板6を狭持することにより、図6で上側の接点63とタッチパネル接続端子とが接触すると共に、下側の接点63と連絡用接続端子33とが接触するように構成されている。
一方、共通基板14の下面には、上記各実施形態と同様の共通FPC(図示省略)が設けられており、該共通FPCに対し、上記連絡用接続端子33から延びる連絡配線部(図示省略)と、共通基板14の下面に集められたLCDパネル3の駆動信号配線37とが、まとめて接続されている。
また、図6では、タッチパネル1の一方側基板とLCDパネル3の一方側基板を共通基板14で共通に用いているが、実施形態1の様にタッチパネル1の一方側基板とLCDパネル3の一方側基板とを個別に設けるようにしてもよい。
−実施形態3の効果−
したがって、この実施形態3によると、バネコネクタ6を、断面コ字状の比較的簡単な形状により形成することができる。さらに、タッチパネル接続端子13と連絡用接続端子とを、上下方向に重なるように設けることができるため、該各接続端子を左右に並べて設ける場合に比べて、表示装置の狭額縁化を図ることができる。
《発明の実施形態4》
図7及び図8は、本発明に係る表示装置の実施形態4を示している。上記実施形態1では、LCDパネル3側に連絡配線部34を設けていたのに対し、この実施形態4は、タッチパネル1側に連絡配線部34を設けるようにしたものである。
拡大平面図である図8に示すように、LCDパネル3の額縁領域には、該LCDパネル3の駆動信号配線37が引き出されており、該駆動信号配線37の端部には、LCDパネル接続端子38が設けられている。
タッチパネル1には、連絡用接続端子33が、上記LCDパネル接続端子38に対応して設けられている。一方、図8に示すように、タッチパネル1の下側の額縁領域には、共通FPC7が設けられており、該共通FPC7と連絡用接続端子33とは、連絡配線部34により接続されている。
また、上記共通FPC7には、タッチパネル1の駆動信号配線17が接続されている。つまり、この実施形態においても、上記実施形態1と同様に、連絡配線部34の一端側は、タッチパネル1の駆動信号配線17と共に、1つの共通FPC7に接続され、該共通FPC7を介してインターフェース回路(図示省略)に接続されている。
そして、上記実施形態1と同様に、バネコネクタ6が設けられることにより、該バネコネクタ6を介して、連絡用接続端子33とLCDパネル接続端子38とが電気的に接続されている。
こうして、タッチパネル1の駆動信号は、インターフェース回路から、共通FPC7を介してタッチパネル1の駆動信号配線17へ供給される。一方、LCDパネル3の駆動信号は、共通FPC7、連絡配線部34、連絡用接続端子33、バネコネクタ6、及びLCDパネル接続端子38を介して、LCDパネル3の駆動信号配線37へ供給される。したがって、この実施形態4によっても、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。
《発明の実施形態5》
図9は、本発明に係る表示装置の実施形態5を示している。この実施形態5は、上記実施形態1に対し、バネコネクタ6と、タッチパネル接続端子13及び連絡用接続端子33との各接触部分を、樹脂材料8によりそれぞれ固着するようにしたものである。
すなわち、図4及び図9に示すように、バネコネクタ6の接点66とタッチパネル接続端子13とは、互いに接触した状態で樹脂材料8により固着されている。一方、バネコネクタ6の接点63と連結用接続端子33とは、互いに接触した状態で樹脂材料8により固着されている。樹脂材料8としては、UV硬化型樹脂や瞬間接着剤等の樹脂が好ましい。
したがって、この実施形態5によると、バネコネクタ6の接点63,66と、タッチパネル接続端子13及び連絡用接続端子33とは、バネコネクタ6自体の弾性により接触保持された状態で、樹脂材料8により固着されているため、仮に、バネコネクタ6のバネ強度よりも大きな衝撃力が外部から加わったとしても、位置ズレを防止して接触状態をより確実に維持することができる。
《その他の実施形態》
上記各実施形態では、バネコネクタ6を絶縁材料62により被覆するようにしたが、請求項1に係る発明の他の実施形態としては、そのような絶縁材料62を省略するようにしてもよい。
また、上記各実施形態では、表示装置として液晶表示装置について説明したが、請求項1に係る発明の他の実施形態としては、有機EL層を有する有機EL表示装置や、プラズマディスプレイ等の表示装置に適用することもできる。
以上説明したように、本発明は、表示パネルとタッチパネルとを備える表示装置について有用であり、特に、表示パネル又はタッチパネルとインターフェース回路基板等との接続構造に対し、接続部材としてのFPCの数を低減すると共に、接続部材以外の保持部材を不要として製造コストを低減する場合に適している。
実施形態1の表示装置の本体パネルを示す平面図である。 図1におけるII−II線断面図である。 実施形態1の表示装置の要部を拡大して示す平面図である。 バネコネクタを拡大して示す側面図である。 実施形態2の表示装置における本体パネルの断面を示す断面図である。 実施形態3の表示装置における本体パネルの断面を示す断面図である。 実施形態4の表示装置における本体パネルの断面を示す断面図である。 実施形態4の表示装置の要部を拡大して示す平面図である。 実施形態5の表示装置における本体パネルの断面を示す断面図である。 従来の表示装置の本体パネルを示す平面図である。 図10におけるXI−XI線断面図である。 保持部材を備える従来の表示装置を示す断面図である。
符号の説明
1 タッチパネル
3 LCDパネル(表示パネル)
6 バネコネクタ(接続部材)
7 共通FPC(フレキシブルプリント基板)
8 樹脂材料
13 タッチパネル接続端子
14 共通基板
17 タッチパネルの駆動信号配線
33 連絡用接続端子
34 連絡配線部
37 LCDパネルの駆動信号配線
38 LCDパネル接続端子(表示パネル接続端子)
62 絶縁材料

Claims (5)

  1. 表示パネルと、
    上記表示パネルに積層されたタッチパネルとを備える表示装置であって、
    上記タッチパネルに、該タッチパネルの駆動信号配線と、該駆動信号配線の端部に設けられたタッチパネル接続端子とが形成され
    上記表示パネルに該表示パネルの駆動信号配線と、連絡配線部とが形成され、
    上記連絡配線部の一端側は、上記表示パネルの駆動信号配線と共に1つのフレキシブルプリント基板に接続され、該フレキシブルプリント基板を介して上記タッチパネルを駆動するインターフェース回路接続される一方上記連絡配線部の他端側には、連絡用接続端子が形成され、
    性を有する導電性材料により構成されると共に、該導電性材料の弾性により、上記表示パネルと上記タッチパネルとを狭持した状態で、上記タッチパネルのタッチパネル接続端子と、上記表示パネルの連絡用接続端子とを電気的に接続する接続部材を備えている
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 表示パネルと、
    上記表示パネルに積層されたタッチパネルとを備える表示装置であって、
    上記表示パネルに、該表示パネルの駆動信号配線と、該駆動信号配線の端部に設けられた表示パネル接続端子とが形成され
    上記タッチパネルに該タッチパネルの駆動信号配線と、連絡配線部とが形成され、
    上記連絡配線部の一端側は、上記タッチパネルの駆動信号配線と共に1つのフレキシブルプリント基板に接続され、該フレキシブルプリント基板を介して上記表示パネルを駆動するインターフェース回路接続される一方上記連絡配線部の他端側には、連絡用接続端子が形成され、
    性を有する導電性材料により構成されると共に、該導電性材料の弾性により、上記タッチパネルと上記表示パネルとを狭持した状態で、上記表示パネルの表示パネル接続端子と、上記タッチパネルの連絡用接続端子とを電気的に接続する接続部材を備えている
    ことを特徴とする表示装置。
  3. 請求項1又はにおいて、
    上記接続部材は、各接続端子との接触部分が露出していると共に、該接触部分以外の部分が絶縁材料により被覆されている
    ことを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1又はにおいて、
    上記接続部材と、各接続端子との接触部分は、樹脂材料により固着されている
    ことを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1又はにおいて、
    上記表示パネル及びタッチパネルは、互いに対向する一対の基板により構成され、
    表示パネルの一方の基板と、タッチパネルの一方の基板とは、同一の基板であり、該表示パネル及びタッチパネルに共通の基板に構成されている
    ことを特徴とする表示装置。
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