JPH0435916Y2 - - Google Patents

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JPH0435916Y2
JPH0435916Y2 JP1985068073U JP6807385U JPH0435916Y2 JP H0435916 Y2 JPH0435916 Y2 JP H0435916Y2 JP 1985068073 U JP1985068073 U JP 1985068073U JP 6807385 U JP6807385 U JP 6807385U JP H0435916 Y2 JPH0435916 Y2 JP H0435916Y2
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liquid crystal
crystal display
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display panel
substrate
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、液晶表示装置に関し、詳しくは、可
撓性フイルムを基板として用いた液晶表示装置の
実装構造に関する。
従来の技術 液晶表示装置は、各種表示に利用されており、
例えば、特公昭57−10392号においては電子腕時
計に使用されている。しかしながら、この液晶表
示装置は、液晶表示装置を固定する専用の固定部
材が必要となる(同公報の表示装置取付け部材
9)。そのため、部品点数の増加や組立て作業の
煩雑化を招くという問題があつた。
また、同公報では、液晶表示装置の基板と離間
して風防ガラスを設けており、これが液晶表示装
置の保護板として機能している。
一方、透明電極を形成する基板として可撓性の
プラスチツクフイルムを用いた液晶表示パネルが
注目されている。このような液晶表示装置は、可
撓性プラスチツクフイルムからなる上基板および
下基板を有する液晶セルの上面に偏光板が、ま
た、下面に偏光反射板を配設した液晶パネルをプ
リント回路基板上に搭載し、このパネル上に保護
板を設けたものとなる。
しかし、この液晶表示パネルは軽量化、薄型化
が可能であるなど優れた特性を有するが、実装に
際しては解決すべき問題も多い。
一つには、プラスチツクフイルム基板のもつ軽
量・薄型化の特性をより生かすためには、前述の
如き専用の固定部材の使用はその障害となる。
また、可撓性プラスチツクフイルムを用いた液
晶パネルは外部の圧力、切断力などで損傷を受け
やすいため、回路基板上に実装したパネル上面に
保護板を設けることが好ましい。
しかしながら、可撓性フイルムを基板に用いた
このような装置では、反射偏光板の歪みや、プリ
ント回路基板上のICの突起等による歪みなどの
ために、密着されている保護板、偏光板、上基板
の互いの距離が均一でなくなり、ニユートリング
等の着色を生じてしまう。特に、熱融着型の異方
性導電性コネクタなどの薄いコネクタにより、上
基板の電極取出部とプリント回路基板の電極とを
接続した場合などのように、薄型化を図つたとき
に着色の問題は大きいことが判つた。
なお、上記問題点は、プラスチツクフイルム基
板を用いた際における特有の問題であり、ガラス
基板を用いた従来の液晶表示装置では、顧りみら
れなかつた点である。
考案の目的 本考案は、可撓性フイルムを用いた液晶パネル
を使用し、液晶表示装置のより軽量・薄型化を可
能にするとともに、着色を防止することを目的と
する。
考案の構成 本考案の液晶表示装置は、 回路基板と、 回路基板上に配設された、可撓性フイルムを基
板として用いた液晶表示パネルと、 該パネル上に、該パネルと離間して配設された
保護板とを具え、 前記可撓性フイルムの突出部を屈曲せしめて回
路基板に固定するとともに、該突出部に形成され
た電極取出部と回路基板とを電気的に接続したこ
とを特徴とする。
第1図は、本考案の実施例を示す断面図であ
り、プリント回路基板31上に液晶表示パネル1
1が実装されている。液晶表示パネル11は、上
基板15および下基板17を含む液晶セル19
と、観察側の偏光板13、裏面側の偏光反射板2
1から構成されている。上基板15の突出部15
aの下面には電極取出部が形成されている。上基
板15の柔軟性を利用し、上基板15の突出部1
5aを下方に屈曲せしめ、突出部15aに形成さ
れた電極取出部をヒートシールコネクタ33でプ
リント回路基板31に接続するとともに、突出部
15aで液晶パネル11を固定する。液晶表示パ
ネル11とプリント回路基板31との電気的な接
続は種々の形態を取りうるが、可撓性プラスチツ
クフイルム基板を用いた液晶表示パネルが具えて
いる。軽量、薄型という特性を生かすためには、
ヒートシール型の異方導電性フイルムからなるコ
ネクタが好ましい。このコネクタは30μm程度の
厚さが可能であり、また、プリント回路基板31
と電極取出部との電気的な接続の他に、液晶表示
パネル11をプリント回路基板31上に固定する
働きも有する。
図には示されていないが、下基板17も表示面
からの突出部を有し、この突出部の上面に形成さ
れた電極取出部と、プリント回路基板31の上面
に形成された電極とは、フレキシブル回路基板を
用いてブリツジされている。各部材の電気的接続
には、熱融着型異方性導電性コネクタで行うこと
ができる。
液晶表示パネル上には、スペーサ35を介し
て、液晶表示パネル1の上面と間隙を保つて保護
板41が設けられている。保護板としてはアクリ
ル板などの透明な剛体が好適である。37は接着
剤を示す。液晶表示パネル11と保護板41の間
に間隙が保たれているので、良好な画像表示が可
能となる。なお、第10図に示すように、保護板
41と液晶表示パネル11とを密着させると、反
射偏光板21の歪みや、プリント回路基板31上
に形成されたICの突起などによりギヤツプむら
が生じ、ニユートンリング等による着色が発生す
る。
保護板と液晶表示パネルとの間に空隙を設ける
と、表示領域上にゴミなどの異物が侵入しやすく
なる。そこで、表示領域を外部から遮断するよう
に保護板を設けることが好ましい。第2図は、こ
の実施例を示す分解斜視図であり、全周にわたつ
てスペーサ35が設けられている。なお、図中、
液晶表示パネルは省略してある。
第3図は、保護板にスペーサ機能をもたした実
施例を示し、保護板43に脚部43aが設けられ
ている。この場合も全周にわたつて脚部を設け、
表示領域を外部と遮断することが好ましい。
第4図は、他の実施例を示し、プリント回路基
板31および液晶表示パネル11全体がハウジン
グ47で包まれ、その上面が保護板45として機
能するものである。第5図はさらに他の実施例を
示し、保護板43の脚部43bがプリント回路基
板31の側縁部を覆うように形成されている。
第6図、第7図、第8図、第9図はさらに他の
実施例を示し、これらはそれぞれ第1図、第3
図、第4図、第5図に対応する。保護板41′,
43′,45′に観察側の偏光板が一体的に設けら
れており、液晶セル19の下側に反射偏光板21
を具えた液晶表示パネル11′がプリント回路基
板31上に実装され、さらに、液晶表示パネル1
1′の上面との間に空隙を保つて保護板が設けら
れている。保護板11′には偏光板13が一体的
に取り付けられている。この偏光板付き保護板4
1′を液晶表示パネル11上に密着すると、IC突
起等の影響を受けてニユートンリング等による着
色が生じるが、保護板と液晶表示パネルとの間に
スペーサを設けることにより、着色を防止でき
る。
考案の効果 本考案によれば、回路基板上に可撓性フイルム
基板を用いた液晶表示パネルを実装するに際し
て、基板の柔軟性を利用して、基板の突出部を屈
曲せしめて回路基板に固定することによつて、液
晶表示パネル自体を回路基板に固定するととも
に、基板突出部に形成された電極取出部と回路基
板とを電気的に接続し、かつ、表示パネルの上面
に間隙を設けて保護板を配設することにより、表
示装置の薄型・軽量化が可能になるとともに表示
面の着色を有効に防止して保護板付きの液晶表示
装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図、第4図、第5図、第6図、第
7図、第8図および第9図は本考案の実施例を示
す断面図、第2図は本考案の実施例を示す分解斜
視図、第10図は参考例を示す断面図である。 11,11′……液晶表示パネル、13……偏
光板、15……上基板、17……下基板、19…
…液晶セル、21……反射偏光板、31……プリ
ント回路基板、33……ヒートシールコネクタ、
35……スペーサ、37……接着剤、41,4
1′,43,43′,45,45′……保護板、4
7……ハウジング。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回路基板と、 回路基板上に配設された、可撓性フイルムを基
    板として用いた液晶表示パネルと、 該パネル上に、該パネルと離間して配設された
    保護板とを具え、 前記可撓性フイルムの突出部を屈曲せしめて回
    路基板に固定するとともに、該突出部に形成され
    た電極取出部と回路基板とを電気的に接続したこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
JP1985068073U 1985-05-10 1985-05-10 Expired JPH0435916Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985068073U JPH0435916Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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JP1985068073U JPH0435916Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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Publication Number Publication Date
JPS61185081U JPS61185081U (ja) 1986-11-18
JPH0435916Y2 true JPH0435916Y2 (ja) 1992-08-25

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ID=30602485

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