JPH0521057Y2 - - Google Patents

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JPH0521057Y2
JPH0521057Y2 JP1985068074U JP6807485U JPH0521057Y2 JP H0521057 Y2 JPH0521057 Y2 JP H0521057Y2 JP 1985068074 U JP1985068074 U JP 1985068074U JP 6807485 U JP6807485 U JP 6807485U JP H0521057 Y2 JPH0521057 Y2 JP H0521057Y2
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liquid crystal
polarizing plate
substrate
bonded
crystal display
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、液晶表示装置に関し、詳しくは、可
撓性フイルムを基板として用いた液晶表示装置に
関する。
従来の技術 透明電極を形成する基板として可撓性のプラス
チツクフイルムを用いた液晶表示パネルが注目さ
れている。この液晶表示パネルは軽量化、薄型化
が可能であるなど優れた特性を有し、素子として
の使用や実装に際してもこのような特性を生かし
た構造とすることが望ましい。そこで従来のガラ
ス基板を用いた液晶表示パネルの構成をそのまま
展開しても満足のいく結果は得られない。
第4図は、ガラスを基板として用いた液晶表示
装置の構成例を示す断面図である。ギヤツプ剤1
9でセルギヤツプを保つて上ガラス基板35と下
ガラス基板37が対向して配設され、それぞれの
基板35,37に上側偏光板11および下側偏光
板23が接着剤により接着されている。ガラス基
板35,37は剛体なので、偏光板11,23が
ゆがんでいてもその影響を受けることがない。こ
れに対し第5図は、可撓性ポリマーフイルムをセ
ル基板として用いた構成について示す。ポリマー
フイルムからなる上基板13、下基板17は偏光
板11,23よりも柔らかいので偏光板11,2
3のゆがみにそれぞれ追従してしまい、セルギヤ
ツプが不均一となつて表示品質が劣化してしま
う。このことは、表示面を大きくした場合に特に
顕著である。
考案の目的 本考案は、表示品質の良好な可撓性フイルム基
板液晶表示装置を提供するものである。
考案の構成 本考案の液晶表示装置は、偏光板よりも柔らか
い可撓性フイルムを基板として用いた液晶セルの
上下に、偏光板を設けて構成される液晶表示装置
であつて、上側偏光板が前記可撓性フイルム基板
に接合されずに設けられ、下側偏光板が前記可撓
性フイルムに接合されて設けられていることを特
徴とする。
以下、添付図面に沿って本考案をさらに詳細に
説明する。
第1図は本考案の実施例を示す断面図である。
偏光板11,23よりも柔らかい可撓性プラスチ
ツクフイルムからなる上基板13および下基板1
7が、所定のセルギヤツプを保つて対向して配設
され、液晶セル10が構成されている。19はギ
ヤツプ剤、15はシール材を示す。
液晶セル10の上面には、液晶セル10の上基
板13に接合されることなく離間して、上側偏光
板11が配設されている。
一方、下側偏光板23は液晶セル10の下基板
17に接着、粘着するなどにより接合されてい
る。
上側偏光板11がたわんでも、接合されていな
いので液晶セル10の基板13,17はその影響
を受けない。一方、下側偏光板23がたわむと、
液晶セル10は全体としてそれに追従してたわみ
曲面を呈するが、上側偏光板11からの力は掛か
らないので、第5図に示したようにセルギヤツプ
が不均一となることはない。
可撓性フイルム基板を用いた液晶表示装置は、
下基板17の厚みが薄いため、液晶物質層と下側
偏光板23あるいは下側の反射偏光板27(第2
図参照)との距離を、ガラス基板を用いたものよ
りも短く構成でき、その結果、素子の浮遊性(影
が発生して像が二重に見えること)が少なく、表
示品質が非常に向上するという大きな特徴をもつ
ている。第1図に示した実施例では、下側偏光板
23が下基板17に接合されて密着しているため
にこの特徴を有効に利用することができ、しか
も、偏光板のたわみによるセルギヤツプへの悪影
響を防止できる。
なお、上側偏光板11はセル基板と必ずしも離
間している必要はなく、接合することなく載せた
場合も同様の効果が得られる。
第2図は、本考案の液晶表示装置を回路基板上
に実装した場合について示す断面図である。プリ
ント回路基板31上に反射偏光板27が配設さ
れ、さらにその上に液晶セル10が接着され、密
着されて設けられている。液晶セル10の電極取
出部とプリント回路基板31の外部電極部とは、
ヒートシール型異方性導電性フイルムコネクタな
どのコネクタ29により接続されている。液晶セ
ル10の上にはスペーサ25を介し離間して上側
偏光板11が配設されている。
第3図はさらに他の実施例を示す断面図であ
る。保護板33と上側偏光板11が一体化され、
上側偏光板11と液晶セル10の上基板13とが
離間するように保護板33はスペーサを介するな
どしてプリント回路基板11と一体化することが
できる。可撓性プラスチツクフイルムを用いた液
晶セルは外部からの力により損傷を受けやすいの
で、アクリル板などの剛体を保護板として用いる
ことによりモジユールとしての取扱いが容易とな
る。
考案の効果 本考案によれば、偏光板よりも柔らかい可撓性
フイルムを基板として用いた液晶表示装置に対し
て、下側偏光板を液晶セル基板に接合するととも
に、上側偏光板を接合することなく配設すること
により、偏光板がたわんだ場合にも表示領域全域
に亘つて均一なギヤツプを保つことができ、しか
も、表示の浮遊性を少なくして良好な表示品質が
得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図および第3図は、本考案の実施
例について示す断面図である。第4図はガラス基
板を用いた従来例、第5図は可撓性フイルム基板
を用いた比較例を示す。 10……液晶セル、11……上側偏光板、13
……上基板、17……下基板、19……ギヤツプ
剤、23……下側偏光板、25……スペーサ、2
7……反射偏光板、31……プリント回路基板、
33……保護板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 偏光板よりも柔らかい可撓性フイルムを基板と
    して用いた液晶セルの上下に、偏光板を設けて構
    成される液晶表示装置であつて、上側偏光板が前
    記可撓性フイルム基板に接合されずに設けられ、
    下側偏光板が前記可撓性フイルムに接合されて設
    けられていることを特徴とする液晶表示装置。
JP1985068074U 1985-05-10 1985-05-10 Expired - Lifetime JPH0521057Y2 (ja)

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JP1985068074U JPH0521057Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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JP1985068074U JPH0521057Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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JPS61185031U JPS61185031U (ja) 1986-11-18
JPH0521057Y2 true JPH0521057Y2 (ja) 1993-05-31

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JP1985068074U Expired - Lifetime JPH0521057Y2 (ja) 1985-05-10 1985-05-10

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5960466A (ja) * 1982-09-30 1984-04-06 株式会社東芝 液晶表示装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5960466A (ja) * 1982-09-30 1984-04-06 株式会社東芝 液晶表示装置

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Publication number Publication date
JPS61185031U (ja) 1986-11-18

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