JPH05172953A - スイッチの構造 - Google Patents

スイッチの構造

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Publication number
JPH05172953A
JPH05172953A JP3354936A JP35493691A JPH05172953A JP H05172953 A JPH05172953 A JP H05172953A JP 3354936 A JP3354936 A JP 3354936A JP 35493691 A JP35493691 A JP 35493691A JP H05172953 A JPH05172953 A JP H05172953A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
push button
button switch
wristwatch case
operating member
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP3354936A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiro Matsuda
達弘 松田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP3354936A priority Critical patent/JPH05172953A/ja
Publication of JPH05172953A publication Critical patent/JPH05172953A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押釦スイッチの突出をなくし、スイッチング
操作を向上させる。 【構成】 腕時計ケース1の側面に突出部3を設け、突
出部3の下部に押釦スイッチ5を配置する。突出部3に
作動部材2を軸支する。作動部材2は突出部3のピン1
0を中心に下方向に回動可能となっている。作動部材2
の押圧部23を押釦スイッチ5の頭部5aに当接させ
る。作動部材2の操作部22を押圧操作すると、押圧部
23が押釦スイッチ5を水平方向に押圧するため、スイ
ッチングを行うことができる。押釦スイッチ5が突出し
ないため、デザインが向上し、下方向へ押圧するスイッ
チングのため、操作性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は腕時計に設けられるスイ
ッチの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】腕時計には時刻合わせ、アラーム時刻設
定などの各種の操作を行うためのスイッチが設けられて
いる。図9はこのスイッチの従来構造を示し、腕時計ケ
ース90の側面部分91にスイッチ取付孔92が形成さ
れ、このスイッチ取付孔92に押釦スイッチ93が挿入
されている。押釦スイッチ93は押圧操作の操作部とな
る頭部93aと、この頭部93aから腕時計ケース90
の径方向に延びた軸部93bとを備え、軸部93bの先
端部分が腕時計ケース90の内部に進入している。94
は押釦スイッチ93の軸部93bに巻回され、押釦スイ
ッチ93を自動復帰させるリターンスプリング、95は
軸部93bの先端部分に取り付けられた抜け止めリング
である。
【0003】この構造のスイッチは、押釦スイッチ93
の頭部93aを矢印A方向に押圧操作することにより、
スイッチングが行われ、この押圧操作を解除することに
よりリターンスプリング94のばね力で矢印B方向に自
動復帰する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来構造
のスイッチは腕時計ケース90の側面部分91に設けら
れるため、スイッチング操作を腕時計ケース9の側面部
分91に対して行う必要があると共に、腕時計ケース9
0の径方向に対して押圧する必要がある。このためスイ
ッチングの操作性が悪い問題があった。また、押釦スイ
ッチ93が腕時計ケース90の側面部分から突出してい
るため、外観デザインが劣化する。このため、押釦スイ
ッチ93を腕時計ケース90の上面に配置して、スイッ
チングの操作性を向上させることも考えられるが、この
場合には時刻表示等を行うために腕時計ケース90に設
けられている表示部(図示省略)への制約が加わるた
め、表示部が小さくなる機能上の問題がある。
【0005】本発明は、上記事情を鑑みてなされたもの
であり、操作性およびデザインを向上させることがで
き、しかも表示部への制約もない腕時計スイッチ構造を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のスイッチ構造
は、腕時計ケースと、この腕時計ケースの側面に形成さ
れた突出部と、この突出部に軸支されて上下動する作動
部材と、前記腕時計ケースの側面に設けられ前記作動部
材によって押圧される押釦スイッチとを備えていること
を特徴とする。
【0007】この場合、前記突出部を前記腕時計ケース
のバンド取付部して、前記作動部材を腕時計ケースと前
記バンド取付部に取り付けられたバンドとの間に挿入し
た構造としても良い。
【0008】
【実施例】図1ないし図6は本発明の第1実施例を示
し、腕時計ケース1と腕時計ケース1の側面に取り付け
られた作動部材2とを備えている。腕時計ケース1は6
時方向の側面に断面円弧状の突出部3が形成されてお
り、この突出部3にはピン孔4が水平方向に貫通してい
る。また、この突出部3の下側の側面には押釦スイッチ
5が取り付けられている。
【0009】押釦スイッチ5は図3および図4に示すよ
うに、頭部5aと、軸部5bとからなり、頭部5aが突
出部3の下側に形成された腕時計ケース1の凹部6内に
摺動自在に挿入されている。一方、軸部5bはこの頭部
5aから腕時計ケース1の径方向に延びて、その先端部
分が腕時計ケース1の内部に進入している。7はこの軸
部5bにおける腕時計ケース1内への進入部分に取り付
けられた抜止めリングである。この場合、腕時計ケース
1の凹部6内にはリターンスプリング8が設けられてお
り、押釦スイッチ5の軸部5bがこのリターンスプリン
グ8内に挿入されている。これにより、押釦スイッチ5
を押圧し、その押圧を解除すると、押釦スイッチ5がリ
ターンスプリング8のばね力により自動復帰する。この
場合、押釦スイッチ5の頭部5aの先端は、突出部3の
ピン孔4の下方位置まで復帰する。
【0010】前記作動部材2は図1、図5および図6に
示すように、取付部21と操作部22と、押圧部23と
が一体的に形成されている。取付部21は一対の対応し
た取付片21a,21aと、各取付片21a,21aに
形成されたピン孔24とを備えている。このような構造
では一対の取付片21a,21aで腕時計ケース1の突
出部3を挟み、この取付片21a,21aのピン孔24
と、突出部3のピン孔4とに図2に示すように、ピン1
0を挿入することにより、作動部材2が腕時計ケース1
の突出部3に回動自在に軸支される。かかる作動部材2
の回動は、ピン10が水平方向に腕時計ケース1に取付
けられるため、上下方向への回動となっている。このよ
うな取付部21に対し、操作部22は外側に位置するよ
うに一体的に設けられている。この操作部22の上面は
水平方向に延びており、この上面に対し押圧操作が行わ
れる。また、操作部22は腕時計ケース1の下方に向か
って突出部3と同心円の円弧状に延設されており、この
延設された先端部分が前記押圧部23となっている。押
圧部23は図3に示すように、押釦スイッチ5の頭部5
aに当接しており、作動部材2が回動すると、頭部5a
を押圧し、これにより押釦スイッチ5を腕時計ケース1
内に押し込むように作用する。なお、図2において、9
はピン10の挿入後に一方の取付片21aのピン孔内に
圧入された抜止め用のCリングである。
【0011】上記構成において、作動部材2は押圧部2
3が押釦スイッチ5の頭部5aに当接すると共に、押釦
スイッチ5がリターンスイッチリング8により付勢され
ているため、作動部材2は図3のような停止状態となっ
ている。この状態で図4の矢印C方向に作動部材2の操
作部22を押圧操作すると、同部材2はピン10を回転
中心として矢印Dで示す下方向に回動する。この回動に
より押圧部23が押釦スイッチ5の頭部5aを押圧する
ため、押釦スイッチ5は径方向に水平移動して腕時計ケ
ース1の内部に進出し、軸部5bによるスイッチングが
行われる。そして、操作部22への操作を解除すると、
リターンスプリング8のばね力により、押釦スイッチ5
および作動部材2は図3に示す状態に復帰する。
【0012】このような本実施例では、作動部材2を上
下方向から操作することにより作動部材2が突出部3の
円弧に従って回転移動し、これにより押圧部23が押釦
スイッチ5を押圧してスイッチングを行うことができる
ため、操作性が格段に向上すると共に、押釦スイッチ5
が腕時計ケースから突出していないため、デザインが向
上する。また、作動部材2を腕時計ケース1の突出部3
に取り付ける構造のため、腕時計ケース1の表示部への
制限もなく、表示部を大きくすることができる。
【0013】図7は本発明の第2実施例を示し、腕時計
ケース1の側面に二叉状の突出部11,11が形成され
ていると共に、作動部材2には、この突出部11,11
間に挿入される取付部25が形成されている。そして、
取付部25を突出部11,11に挿入した後、ピン10
をこれらのピン孔に挿入し、抜け止め用のCリング9を
圧入することにより作動部材2が取り付けられる。この
構造においても、作動部材2の操作部22を下方に押圧
操作することにより、押釦スイッチ5(図示省略)のス
イッチングを行うことができ、前記第1実施例と同様に
作用させることができる。
【0014】図8は本発明の第3実施例を示す。同図に
おいて、12は腕時計ケース1の6時および12時方向
の側面に突出形成されたバンド取付部であり、このバン
ド取付部12に腕時計バンド15が取り付けられる。か
かる取り付けはバンド15およびバンド取付部11にバ
ンド用ピン16を挿通させることにより行われる。な
お、バンド用ピン16は大径部16aと、小径部16b
とが連設された段付ピンが使用されている。本実施例に
おいて、バンド取付部12は作動部材2を取り付けるた
めの突出部(第1実施例における突出部3)を兼ねるも
のであり、作動部材2は第2実施例と同一の構造となっ
ている。すなわち作動部材2はその取付部25がバンド
取付部12内に挿入された状態で、バンド用ピン16の
小径部16bが挿通することで腕時計ケース1に取り付
けられる。また、バンド15における腕時計ケース1側
の端部には、作動部材2が遊挿される切欠き部17が形
成されている。
【0015】このような構造では、作動部材2の操作部
22を下方向に押圧操作することにより、押釦スイッチ
5(図示省略)のスッチングを行うことができる。特に
本実施例では、作動部材2がバンド15の内部に挿入さ
れて、外部に突出することがないため、デザインが向上
すると共に、腕時計ケース1の6時あるいは12時方向
に対しても配置することができるため、デザインの自由
度が拡大するメリットがある。
【0016】
【発明の効果】本発明は腕時計ケースの側面に突出部を
設け、この突出部に作動部材を上下動可能に軸支した構
造のため、押釦スイッチのスイッチングの操作性が向上
すると共に、良好なデザインとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の分解斜視図。
【図2】第1実施例の横断面図。
【図3】第1実施例の縦断面図。
【図4】第1実施例の作動を示す縦断面図。
【図5】作動部材の平面図。
【図6】作動部材の縦断面図。
【図7】本発明の第2実施例の横断面図。
【図8】本発明の第3実施例の横断面図。
【図9】
【符号の説明】
1 腕時計ケース 2 作動部材 3 突出部 5 押釦スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腕時計ケースと、この腕時計ケースの側
    面に形成された突出部と、この突出部に軸支されて上下
    動する作動部材と、前記腕時計ケースの側面に設けられ
    前記作動部材によって押圧される押釦スイッチとを備え
    ていることを特徴とするスイッチの構造。
  2. 【請求項2】 前記突出部が前記腕時計ケースのバンド
    取付部であり、前記作動部材が腕時計ケースと前記バン
    ド取付部に取り付けられたバンドとの間に挿入されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のスイッチの構造。
JP3354936A 1991-12-20 1991-12-20 スイッチの構造 Pending JPH05172953A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3354936A JPH05172953A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 スイッチの構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3354936A JPH05172953A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 スイッチの構造

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Publication Number Publication Date
JPH05172953A true JPH05172953A (ja) 1993-07-13

Family

ID=18440897

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3354936A Pending JPH05172953A (ja) 1991-12-20 1991-12-20 スイッチの構造

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JP (1) JPH05172953A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114355746A (zh) * 2022-01-14 2022-04-15 东莞市臻尚钟表珠宝有限公司 调时机构、表头、以及手表

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114355746A (zh) * 2022-01-14 2022-04-15 东莞市臻尚钟表珠宝有限公司 调时机构、表头、以及手表

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