JPH0441539Y2 - - Google Patents

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JPH0441539Y2
JPH0441539Y2 JP1986032405U JP3240586U JPH0441539Y2 JP H0441539 Y2 JPH0441539 Y2 JP H0441539Y2 JP 1986032405 U JP1986032405 U JP 1986032405U JP 3240586 U JP3240586 U JP 3240586U JP H0441539 Y2 JPH0441539 Y2 JP H0441539Y2
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JP
Japan
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key top
frame
link
switch
switch assembly
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 ヘツド部にキートツプを装着する押釦スイツチ
において、キートツプに合わせて横(幅)方向の
辺寸法が長いばね状の枠形リンクを形成し、これ
をスイツチ組立筐体の幅方向側面に配置するリン
クホルダで回動自在に支軸させることにより、各
種サイズの多ユニツト型キートツプ付スイツチの
組立の簡易化をはかるものである。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、データ入力操作パネルを形成するキ
ーボードに使用される押釦スイツチに関する。
この種操作パネルには多数のキー操作用押釦ス
イツチを配列する。
押釦スイツチは、キートツプが方形(標準型)
のもの、標準型に比べて幅方向辺寸法が1.5倍〜
5倍にもなる例えばスペースキーとか桁送りキー
の如き多ユニツト型のものとがあり、本考案は、
特に多ユニツト型キートツプ付押釦スイツチの組
立構成の改善と、併せてキー操作の信頼性が良い
押釦スイツチを提供することを目的とする。
〔従来の技術〕
第4図は従来の標準型キートツプ付スイツチの
外形状を示す正面図aと側面図bである。
また第5図は多ユニツト型キートツプ付押釦ス
イツチの部品構成を示す斜視図である。
第4図において、スイツチ組立筐体21は、接
点機構を内蔵しその上方の略中央からは接点を作
動させるスライド軸22が導出され、また下方は
プリント基板側に接続される端子23が取り出さ
れる。
キートツプ20は、正面図aの断面部分に示す
ようにスライド軸22に嵌め込んで固定される。
キートツプ入力の操作ストロークは、スライド
軸22を介して接点機構に伝えられる。尚、図中
の鎖線24はプリント基板面、及び25はスイツ
チ取付パネルのスイツチ実装面である。
第5図多ユニツト型キートツプ付押釦スイツチ
の斜視図において、キートツプ26は幅方向寸法
が、前記標準型に比べて長いため、スライド軸2
7、スイツチ組立筐体28の他、枠形リンク29
及び該枠形リンク29をキートツプ26側に連結
する一対のフツク30が準備されスイツチ組立が
される。
フツク30に設ける突起31は、キートツプ2
6の裏面側で嵌め合いの結合がされ、またフツク
30には枠形リンク29の曲げ端部を保持せしめ
る溝32をそなえる。更にまた枠形リンク29の
端部は、スイツチ組立筐体28に設けられた一対
の回動軸受け部33に挿入される。
かような枠形リンク29、フツク30、及び枠
形リンク29の回動軸受け部33の設定によつ
て、多ユニツト型キートツプ26に印加されるス
イツチ操作位置のバラツキ、あるいは傾いたキー
操作入力に対しても、信頼性の高いスイツチ動作
が確保されることになる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前記スイツチ組立筐体28に枠形リンク29の
回動軸受け部33を形成するのは、多ユニツト型
キートツプ26の寸法に応じて各種の組立筐体を
準備せねばならず不都合である。
換言すれば、同一の接点機構を内蔵するスイツ
チ組立筐体28にかかわらず、キートツプ寸法に
よつて該組立筐体が変わることは、例えば筐体成
形の型起工に多くの工数を必要とすること、また
スイツチ組立部品の種類が多くなること等、キー
トツプ製造上、またスイツチを交換する場合など
キーボードの保守作業にも問題があつた。
本考案はスイツチ組立筐体28とは分離させて
枠形リンク29の支軸部を設けることにより、キ
ーボード組立に必要とされる各種寸法の多ユニツ
ト型キートツプ付押釦スイツチの組立を簡易化す
ることである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、第1図〜第2図において、 プリント基板10の上に配設されたスイツチ組
立筐体3と、該スイツチ組立筐体3の頭部に挿着
されたキートツプ5と、枠形リンク6と、リンク
ホルダ8と、フツク9を有し、 前記枠形リンク6は、前記キートツプ5の辺寸
法より小さく折り曲げ加工され、かつ一辺が切開
された枠状をなすものであり、 前記リンクホルダ8は、〓字形をなして一方の
直立部の、外側壁に前記枠形リンク6の曲げ端部
13を軸支する回動支軸部7と、内側壁に側面1
4を有し、かつ前記スイツチ組立筐体3の両側の
前記プリント基板10の上に対をなして配設され
るものであり、 前記フツク9は、頭部が前記キートツプ5の裏
両端部に挿着され、かつ前面に前記枠形リンク6
が嵌まるU形溝16と、後面に背面17を有する
ものであり、 前記フツク9は、前記キートツプ5が上下動す
る際、背面17が前記リンクホルダ8の側面14
と摺動して該キートツプ5の前後方向の傾きを抑
制するものである ように構成された押釦スイツチによつて解決され
る。
〔作用〕
枠形リンク6の切開された両端の曲げ端部13
は、スイツチ組立筐体3とは別個のリンクホルダ
8で支軸されることからキートツプ5の大きさに
関係なく、第4図に示す標準形のスイツチ組立筐
体3が使用可能となる。
また、フツク9のU形溝16には枠形リンク6
がはめ込まれ、更にフツク9は該リンク6をキー
トツプ5側と突起15で連結されていのでキート
ツプ5に加わる押し下げ操作の入力位置のバラツ
キ並びに方向のバラツキを吸収するに有効であ
る。
リンクホルダ8は、基板取付け脚部11がプリ
ント基板10のドリル孔19に挿入するのみで装
着される構成となつているのでキーボード組立も
極めて容易である。
即ち、従来におけるスイツチ組立筐体と一体化
された回動軸受け部が、それぞれ別離された本考
案のリンクホルダ8と、該リンクホルダ8の基板
取りつけ位置においてフツク9を介して枠形リン
ク6とキートツプ5が連結されることから、スイ
ツチ組立の共通化が図られることになる。
〔実施例〕
第2図は本考案の押釦スイツチ組立完成になる
スイツチ断面図、第3図はリンクホルダの一実施
例図である。図に従つて本考案の押釦スイツチの
構造について説明する。但し、第2図は第1図中
の一方側のリンクホルダ取りつけ位置における指
標線S−Sで切断した側断面図である。
スイツチ組立筐体3内の接点開閉機構は、詳細
図示されないが復旧ばねを備える。復旧ばね力は
常時、スライド軸22を介してキートツプ5を上
方位置に定置せしめる。
復旧ばねに抗してキー操作の押し下げ(太矢印
40)があると、該押し下げのストロークはフツ
ク9を介して、リンクホルダ6の回動支軸部7を
軸とした回動動作に変換される。第2図図中の4
1はキー操作の押し下げストロークによるリンク
6の動作角度である。
枠形リンク6は、適宜太さの金属線あるいはば
ね線を曲げ加工によつて作られる。そして、切開
された両端の曲げ端部13は、リンクホルダ6の
回動支軸部7に挿入される。また枠形リンク6の
外形はキートツプ5の外形寸法より若干小さく形
成されるが、一辺が開口部12となる枠状に作ら
れ、これは第1図を参照すれば明らかである。
樹脂モールド成形になる枠形リンク6の回動支
軸部7となるリンクホルダ8は、スイツチ組立筐
体3が配置されるその両側にプリント基板10の
取付け孔19に固定される。
リンクホルダ8の形状は第3図に示される。
第3図正面図bの下方はプリント基板10の円
孔19に挿入するだけで基板装着がされるリンク
ホルダ8の脚部11が形成される。
脚部11は、基板10装着に際して、脚部11
を若干内側に撓ませて挿入可能とされる同図cの
如き断面形状となつている。また、同図正面図b
に示される直立する側面14は、フツク9の背面
17と接触摺動する面が形成される。これは第2
図組立完成図を見れば明らかな如くキートツプを
連結するためのフツク9に対するフツク回転止め
であると共に、幅方向に長い多ユニツト型キート
ツプ5の両端縁に加わる傾きのある操作外力(太
矢印42参照)を阻止するに有効となる。
〔考案の効果〕
以上、説明したことから明らかな如く、本考案
の押釦スイツチによれば、各種サイズの多ユニツ
ト型キートツプに対して、従来多数のスイツチ筐
体を必要としていたものが、一つの共通筐体で賄
うことが可能となり、これによつてキーボード組
立が簡易化され、従つてより低コストのスイツチ
が提供可能となる等の顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案押釦スイツチの組立構成斜視
図、第2図は押釦スイツチ組立完成実施例とする
断面図、第3図は本考案のリンクホルダの一実施
例とする正面図a,側面図b、と脚部断面図c第
4図は従来の標準型キートツプ付押釦スイツチ形
状を示す正面図a、及び側面図b、第5図は多ユ
ニツト型キートツプ付スイツチの部品構成斜視図
である。 図中、3はスイツチ組立筐体、5は、キートツ
プ、6は枠形リンク、8はリンクホルダ、9はフ
ツク、10はプリント基板、及び11はリンクホ
ルダの取付け脚部である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 プリント基板10の上に配設されたスイツチ組
    立筐体3と、該スイツチ組立筐体3の頭部に挿着
    されたキートツプ5と、枠形リンク6と、リンク
    ホルダ8と、フツク9を有し、 前記枠形リンク6は、前記キートツプ5の辺寸
    法より小さく折り曲げ加工され、かつ一辺が切開
    された枠状をなすものであり、 前記リンクホルダ8は、〓字形をなして一方の
    直立部の、外側壁に前記枠形リンク6の曲げ端部
    13を軸支する回動支軸部7と、内側壁に側面1
    4を有し、かつ前記スイツチ組立筐体3の両側の
    前記プリント基板10の上に対をなして配設され
    るものであり、 前記フツク9は、頭部が前記キートツプ5の裏
    両端部に挿着され、かつ前面に前記枠形リンク6
    が嵌まるU形溝16と、後面に背面17を有する
    ものであり、 前記フツク9は、前記キートツプ5が上下動す
    る際、背面17が前記リンクホルダ8の側面14
    と摺動して該キートツプ5の前後方向の傾きを抑
    制するものである ことを特徴とする押釦スイツチ。
JP1986032405U 1986-03-06 1986-03-06 Expired JPH0441539Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986032405U JPH0441539Y2 (ja) 1986-03-06 1986-03-06

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986032405U JPH0441539Y2 (ja) 1986-03-06 1986-03-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62144026U JPS62144026U (ja) 1987-09-11
JPH0441539Y2 true JPH0441539Y2 (ja) 1992-09-30

Family

ID=30839051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986032405U Expired JPH0441539Y2 (ja) 1986-03-06 1986-03-06

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JP (1) JPH0441539Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5871926U (ja) * 1981-11-09 1983-05-16 ソニー株式会社 棒状キ−の位置決め装置

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JPS62144026U (ja) 1987-09-11

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