JPH0528662Y2 - - Google Patents

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JPH0528662Y2
JPH0528662Y2 JP11818788U JP11818788U JPH0528662Y2 JP H0528662 Y2 JPH0528662 Y2 JP H0528662Y2 JP 11818788 U JP11818788 U JP 11818788U JP 11818788 U JP11818788 U JP 11818788U JP H0528662 Y2 JPH0528662 Y2 JP H0528662Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、例えば自動券売機、自動販売機等
に用いられるものであつて、押ボタン式のスイツ
チ機能と表示機能とを兼ね備える表示機能付スイ
ツチに関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の表示機能付スイツチの一例を第
5図に示す。
即ちこの表示機能付スイツチ2は、ケース4の
前面(同図の左側面)部内に設けた操作カバー1
0の矢印Aのような押圧操作によつて、ケース4
内のスイツチ6を操作するものである。但し、そ
の操作機構はここでは図示を省略している。
また、この例では操作カバー10を透光性のも
のとし、その背後に表示手段の一例としてLED
表示器等の発光式の表示器8を設けており、これ
に外部から与えられる電気信号の内容を表示させ
るようにしている。
尚、ケース4は、スイツチ6や表示器8等を収
納した胴部41とその前面部に設けられた鍔部4
2とを有しており、当該表示機能付スイツチ2の
操作パネル12に対する取付けは、その胴部41
を操作パネル12の開口部121に挿入して鍔部
42を操作パネル12に当接させることによつて
行われる。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記のような表示機能付スイツチ2を、それを
操作する人の目の高さよりも例えば低い位置に取
り付ける場合は、当該スイツチ2を真横に向ける
よりかは幾分上向きに傾けた方が、その表示内容
が見易くなる。
その一手段として従来は、例えば第6図に示す
ように、操作パネル12のスイツチ2を取り付け
る面を上向きに傾斜させていた。
ところがそのようにするには、操作パネル12
に曲げ加工を施したり、あるいは複数の分割片を
組み合わせて操作パネル12を作製したりする必
要があるため、操作パネル12の設計・加工に手
間がかかるという問題があつた。特に、複数の表
示機能付スイツチ2を何段にも並設する場合には
非常に手間がかかる。
あるいは操作パネル12を上記のように傾斜さ
せる代わりに、例えば第7図に示す表示機能付ス
イツチ14のように、操作カバー10の前面およ
び表示器8をケース4の中心線43に対して上向
きに傾けるという考えもある。
ところがそのようにすると、操作カバー10を
斜め上方から押した場合、その矢印Bのような押
圧方向と操作カバー10の矢印Cのような移動
(スライド)方向との間には角度的なずれが必然
的に生じるため、操作カバー10をケース4内で
下側に押し付ける分力が生じ、その結果操作カバ
ー10の下面とケース4の内面との間の摩擦が大
きくなり、操作カバー10の操作がスムースに行
えなくなると共に、接触部分が摩耗し易くなつて
当該表示器付スイツチ14の寿命が短くなるとい
う問題が生じる。
また、表示器8をプリント基板7に対して図示
のように斜めに取り付ける必要があるが、その際
の表示器8の位置決め等が難しいため、取付けの
作業性が悪くなるという問題もある。
そこでこの考案は、上記のような問題を引き起
こすこと無く、表示内容を斜めから見易くするこ
とができる表示機能付スイツチを提供すること目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この考案の表示機
能付スイツチは、前述したようなケースの鍔部の
操作パネルに当接されるパネル当接面を、胴部の
中心線に対して90度以外に傾け、かつ前記胴部の
一側面と前記鍔部のパネル当接面とが交わる部分
に、操作パネルと嵌合する嵌合部を設け、かつ当
該胴部の上記とは反対側の側面に、当該スイツチ
を操作パネルに固定する板ばねを設けたことを特
徴とする。
〔作用〕
ケースの鍔部のパネル当接面を上記のように傾
けると、当該表示機能付スイツチを操作パネルに
取り付けた場合、その胴部は必然的に操作パネル
に対して傾いた状態になる。
従つて、操作パネルを傾斜させたり、操作カバ
ーの前面や表示手段を胴部の中心線に対して傾け
たりしなくても、それらは操作パネルに対して傾
いた状態になるので、斜めから表示内容が見易く
なる。
〔実施例〕
第1図はこの考案の一実施例に係る表示機能付
スイツチを示す側面図であり、第2図はその縦断
面図である。
この実施例の表示機能付スイツチ22において
は、ケース24は、絶縁物製であつて、四角い箱
状の胴部241とその前面部に設けられている前
述したような操作パネル12に当接される鍔部2
42とを有する。
そして、このケース24内に(即ちその胴部2
41内に。以下同じ)、補強板32によつて補強
されたフレキシブルプリント基板34を胴部24
1の中心線243に対してほぼ垂直に配置し、そ
の一部をケース24の後面から外に出して外部接
続用に供するようにしている。
そして、ケース24内のプリント基板34の前
面側に平行に、表示手段の一例としてこの例では
例えばLED表示器等の発光式の表示器28を取
り付けており、かつ同プリント基板34の後面側
に例えばタクトスイツチのようなスイツチ26を
取り付けてそのアクチユエータ261を後方側に
出している。
そしてケース24の前面部内には、その前面が
上記中心線243に対してほぼ垂直であり、かつ
中心線243に沿つて矢印Dのように前後方向に
直動(スライド)可能な透光性の操作カバー30
が嵌め込まれている。この操作カバー30は、透
明でも半透明でも良く、また着色していても良
い。
また、ケース24の底部内に、紙面の表裏方向
に延びるてこ状の可動片36を収納し、ケース2
4の底部に設けた支持部245を支点にして、そ
の一方端部を操作カバー30から延びた足301
で押圧操作することによつて他方端部でスイツチ
26のアクチユエータ261を矢印Eのように押
圧操作するようにしている。
更に、ケース24の鍔部242のこの例では後
面側の操作パネル12に当接されるパネル当接面
244を、胴部241の中心線243に対してこ
の例では下向きに傾けている。即ち両者間の第1
図中に示す角度θを、90度より大きい鈍角にして
いる。もつとも鍔部242の前面側は、第1図中
に実線で示すようにパネル当接面244に平行に
しても良いし、2点鎖線で示すように操作カバー
30の前面に平行にしても良い。
従つてこのような構造にすると、当該表示機能
付スイツチ22を、図示のようにその胴部241
を操作パネル12の開口部121に挿入してその
鍔部242のパネル当接面244を操作パネル1
2に当接させて取り付けると、その胴部241は
必然的に操作パネル12に対して傾いた状態にな
る。
即ち、操作パネル12が垂直であつても、操作
カバー30の前面や表示器28は、この例では真
横から(θ−90)度だけ上向きの状態になる。従
つて、当該表示機能付スイツチ22の表示器28
による表示内容を斜め上方から見易くなる。
また、第6図の例の場合と違つて、操作パネル
12を傾斜させる必要が無くなるので、操作パネ
ル12の設計・加工が容易になる。
また、第7図の例の場合と違つて、操作カバー
30の前面や表示器28を中心線243に対して
傾ける必要が無くなり、操作カバー3両側の矢印
Dのような押圧方向とその移動方向とが一致する
ので、操作カバー30の下面とケース24の内面
との間の摩擦が少なくなり、従つて操作カバー3
0の操作をスムースに行えると共に、接触部の摩
耗が少なくなつて当該表示機能付スイツチ22の
寿命も長くなる。また、表示器28をプリント基
板34等に対して傾けずに平行に取り付ければ良
いので、その取付け作業も楽になる。
尚、この実施例では、胴部241の下側の短辺
側の側面と鍔部242のパネル当接面244とが
交わる部分に、操作パネル12と嵌合する凹溝状
の嵌合部246を設けている。その幅W(第1図
参照)は操作パネル12の厚みに対応している。
そして、胴部241の上記とは反対側の長辺側の
側面に、当該表示機能付スイツチ22を操作パネ
ル12に固定するための横から見てへ字状に折れ
曲がつた板ばね38を設けている。
そのようにするのが好ましいのは次のような理
由による。即ち、上記のような板ばね38は通常
は胴部241の上下両側に設けるのであるが、そ
の場合に上下の板ばねで同じばね圧を得るために
は、両板ばねの長さを同じ長さにしなければなら
ない。そのためには、上記のように鍔部242の
パネル当接面244を傾けると、胴部241の短
辺側に取り付ける板ばねの位置を長辺側のものよ
りも後ろにずらさなければならず、そのスペース
がなければ胴部241全体を長くしなければなら
ないため、短胴化を阻害することになる。これに
対して、一方の側面側に、好ましくは上記のよう
に短辺側に嵌合部246を設けると、そちら側の
板ばねを省くことができるので、胴部241の短
胴化を阻害せずに済むと共に、部品点数の削減に
もつながる。また、二つの板ばねを前後にずらし
て設けることによる美観低下の問題も起こらな
い。
この表示機能付スイツチ22を操作パネル12
の開口部121に取り付けるには、そこに胴部2
41を挿入して嵌合部246側を中心に少し回し
ながら押し込めば良い。このようにすると、嵌合
部246と板ばね38とによつて当該表示機能付
スイツチ22を操作パネル12に固定することが
できる。
その場合、嵌合部246は複数段の凹溝状にし
ても良く、そのようにすれば異なつた厚みの操作
パネル12に対しても取付け可能になる。例えば
第3図は2段の例を示し、2点鎖線で示す薄い操
作パネル12aに対しては内側の段部で、破線で
示す厚い操作パネル12bに対しては外側の段部
で嵌合させることができる。
また、例えば第4図に示すように、胴部241
に、突状または複数の部分突起である突部247
を設け、それと鍔部242のパネル当接面244
との間で操作パネル12との嵌合部248を形成
するようにしても良い。
いずれの場合も、上記のような嵌合部246や
突部247の端面246s,247sは、少し広
がるようにカツトしておけば、操作パネル12を
嵌め込み易くなる。
また、上記のような表示機能付スイツチ22
を、それを操作する人の目の高さよりも高い位置
に取り付ける場合は、前述したような角度θを90
度より小さい鋭角にすれば良く、そのようにすれ
ば操作パネル12が垂直であつても、操作カバー
30の前面や表示器28は真横から(90−θ)度
だけ下向きの状態になるので、表示内容を下方か
ら見易くなる。
そのようにする場合(あるいはそのようにしな
い場合でも良いが)、上記のような嵌合部246,
248および板ばね38は、図示例とは反対に前
者を上側に後者を下側に設けても良い。
また、当該表示機能付スイツチ22を操作パネ
ル12にその後ろ側から取り付けたい場合は、鍔
部242の前面側を、前述したような傾いたパネ
ル当接面にすれば良い。
また、操作カバー30は、上記例のようにケー
ス24の前後方向にスライドするものの代わり
に、ケース24の前後方向に回動するものでも良
く、その場合でも、前述した操作パネル12の設
計・加工および表示器28の取付け作業が楽にな
るという効果は得られる。
また、表示手段としては、上記例のような発光
式の表示器28以外のものも採り得る。例えば、
透光性の操作カバー30の前面の背後に文字板を
設け、更に必要に応じてその背後に照光ランプ等
を設けたものでも良い。あるいは、操作カバー3
0の前面の内側や外側に文字等を刻印する等して
表し、更に必要に応じてその背後に照光ランプ等
を設けたものでも良い。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、ケースの鍔部
のパネル当接面を胴部の中心線に対して傾けたの
で、当該表示機能付スイツチを操作パネルに取り
付けると、胴部は必然的に操作パネルに対して傾
いた状態になる。従つて、表示内容を見易くする
のに、操作パネルを傾斜させたり、操作カバーの
前面や表示手段を傾けたりする必要が無くなる。
その結果、操作パネルの設計・加工が容易にな
る。
また、胴部の一側面に操作パネルとの嵌合部
を、その反対側側面に板ばねをそれぞれ設けたこ
とにより、嵌合部を設けた側の板ばねを省くこと
ができるので、そのぶん部品点数を削減してコス
トダウンを図ることができる。また、鍔部のパネ
ル当接面を上記のように傾ける場合でも、板ばね
取付けのために胴部の短胴化を阻害したり、美観
低下を惹き起こしたりせずに済む。
また、この考案では、ケースの鍔部の操作パネ
ルに当接されるパネル当接面自体を、胴部の中心
線に対して90度以外に傾けているので、余分な中
間部材を用いることなく、胴部を操作パネルに対
して傾いた状態にすることができる。従つて、部
品点数の増加を防止することができる。
また、操作カバーがケースの前後方向に直動可
能の場合、斜めから操作カバーを押圧操作する際
の押圧方向と操作カバーの移動方向とが一致する
ので、操作カバーとケース内面との間の摩擦が少
なくなり、従つて操作カバーの操作をスムースに
行えると共に、当該表示機能付スイツチの寿命も
長くなる。
また、表示手段に発光式の表示器等を用いる場
合、それをプリント基板等に対して傾けずに平行
に取り付ければ良くなるので、その取付け作業も
楽になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る表示機能付
スイツチを示す側面図であり、第2図はその縦断
面図である。第3図および第4図は、それぞれ、
嵌合部の他の例を示す側面図である。第5図は、
従来の表示機能付スイツチの一例を示す概略縦断
面図である。第6図は、第5図の表示機能付スイ
ツチを操作パネルに取り付けた例を示す側面図で
ある。第7図は、従来の表示機能付スイツチの他
の例を示す概略縦断面図である。 12……操作パネル、22……実施例に係る表
示機能付スイツチ、24……ケース、241……
胴部、242……鍔部、243……中心線、24
4……パネル当接面、26……スイツチ、28…
…表示器、30……操作カバー、38……板ば
ね、246,248……嵌合部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ケースの前面部内に設けた操作カバーの押圧
    操作によつてケース内のスイツチを操作するも
    のであつて、操作カバー部またはその背後に表
    示手段を有し、かつケースが胴部とその前面部
    に設けられていて操作パネルに当接される鍔部
    とを有するものにおいて、前記ケースの鍔部の
    操作パネルに当接されるパネル当接面を、胴部
    の中心線に対して90度以外に傾け、かつ前記胴
    部の一側面と前記鍔部のパネル当接面とが交わ
    る部分に、操作パネルと嵌合する嵌合部を設
    け、かつ当該胴部の上記とは反対側の側面に、
    当該スイツチを操作パネルに固定する板ばねを
    設けたことを特徴とする表示機能付スイツチ。 (2) 前記操作カバーが透光性のものであつてしか
    もケースの前後方向に直動可能であり、かつ前
    記表示手段が当該操作カバーの背後に設けられ
    た発光式の表示器である請求項1記載の表示機
    能付スイツチ。
JP11818788U 1988-09-08 1988-09-08 Expired - Lifetime JPH0528662Y2 (ja)

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JPH0239429U JPH0239429U (ja) 1990-03-16
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