JPH06176662A - 複合操作形スイッチ - Google Patents

複合操作形スイッチ

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JPH06176662A
JPH06176662A JP4329135A JP32913592A JPH06176662A JP H06176662 A JPH06176662 A JP H06176662A JP 4329135 A JP4329135 A JP 4329135A JP 32913592 A JP32913592 A JP 32913592A JP H06176662 A JPH06176662 A JP H06176662A
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Shigeo Ohashi
重雄 大橋
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリスイッチに押釦スイッチの機能を採
り入れ、長寿命であり、しかも誤動作を防止することが
できる複合操作形スイッチを提供する。 【構成】 スイッチ本体10内に接触機構部を配備し、
前記スイッチ本体10より操作部材20を突出させてな
るスイッチにおいて、中心軸が回転自在で、かつ押圧で
きる操作部材20と、この操作部材20をそれぞれの回
転位置に設定し、操作部材20のそれぞれの回転位置に
おいて、この操作部材20を押圧することにより、それ
ぞれの異なる回路の開閉を行うようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複合操作形スイッチに
係り、特に操作部材の回転操作だけでなく、押圧操作を
併設し、操作部材の回転操作により回路を選択し、その
状態で操作部材を押圧して接点を接触させて電路を開閉
する複合操作形スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスイッチとしては、例え
ば、図16に示すように、スイッチ本体1の内底面の中
央部に凹部2を設け、その周辺にリング状の共通固定接
点3と、更に、その外側に複数の切換固定接点4が配設
されている。覆蓋5にはスリーブ6が固定され、このス
リーブ6に回転ツマミ7が装着され、この回転ツマミ7
の下方には弾性板で形成した可動接片8を設け、その下
面には突起9を突出させてスイッチ本体1に設けた凹部
2にその突起9を係合させ、回転ツマミ7を回動自在に
配設して、切換固定接点4の開閉を行うものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来のロータリスイッチは、回転ツマミの回転動作に
より電路の開閉を行うものであり、通常の回転動作で自
由に開閉が行なえるものであった。そのため、不慣れな
人が誤って回転操作する恐れがあり、また、不用意な回
転操作により、接点の消耗が激しく、スイッチの寿命が
短くなる等の欠点があった。
【0004】本発明は、上記問題点を除去し、ロータリ
スイッチに押釦スイッチの機能を採り入れ、長寿命であ
り、しかも誤動作を防止することができる複合操作形ス
イッチを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、スイッチ本体より操作部材を突出させて
なるスイッチにおいて、中心軸が回転自在で、かつ押圧
できる操作部材と、該操作部材をそれぞれの回転位置に
設定し、前記操作部材を押圧することにより、それぞれ
の異なる回路の開閉を行うように構成したものである。
【0006】
【作用】本発明によれば、上記したように、操作部材を
回転させて所定位置に設定することにより、回路を選択
し、更に、その操作部材を押圧することにより、接触機
構部の接点が接触し、その操作部材への押圧力を解除す
ると、操作部材が元の位置へ復帰して接点が開離する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。図1は本発明の第1実施例を示す複合
操作形スイッチの正面断面図、図2はその複合操作形ス
イッチの分解斜視図、図3はその複合操作形スイッチの
切換機構を示す断面図である。
【0008】これらの図において、円筒状のスイッチ本
体10の内底面の中央に共通固定接点11を設け、円筒
状のスイッチ本体10の内部側面には複数の切換固定接
片12を設けるとともに第1の凹凸部13を形成する。
この第1の凹凸部13の凹部13aに切換固定接片12
が配置されている。そして、この第1の凹凸部13と連
なるように上方に切換部材14が配置される。
【0009】この切換部材14は、リング部15と、こ
のリング部15より下方に延びる複数の垂下片16が形
成され、この垂下片16には凹溝16aとその凹溝16
aの下端部に突起16bが形成される第2の凹凸部が形
成される。そして、この突起16bと前記第1の凹凸部
13の凹部13aに配置される切換固定接片12が、上
下方向に一致するように円筒状のスイッチ本体10の内
部側面に組み込まれる。したがって、操作部材20の押
圧により、垂下片16の凹溝16aと下端部の突起16
bからなる第2の凹凸により、切換節度が得られる。
【0010】また、円筒状のスイッチ本体10の上端部
には中央に貫通孔18を有する表示板17を固定し、ス
イッチ本体10の開口部を覆う。更に、操作部材20は
円柱状の本体21とこの円柱状の本体21から上方に突
設される操作部22を有し、その円柱状の本体21の底
面に開口する垂直方向の貫通孔20aと、この垂直方向
の貫通孔20aと連通し、円柱状の本体21の側面に開
口する水平方向の貫通孔20bとが形成されている。
【0011】この垂直方向の貫通孔20aには、コイル
バネ24を介して導電性の当接子25が設けられ、この
当接子25は、前記共通固定接点11と常時接触する。
また、水平方向の貫通孔20bには前記コイルバネ24
に当接するスチールボール26と、コイルバネ27と、
導電性の滑動子28が設けられ、この滑動子28は、円
柱状の本体21の側面から突出し、前記切換部材14に
弾接する。
【0012】操作部材20は回転自在であり、操作部材
20の操作により、切換位置が設定されると、操作部材
20の押圧により、滑動子28は切換部材14の突起1
6bを乗り越えて下方に移動し、図3に示すように、滑
動子28は切換固定接片12に接触する。すると、共通
固定接点11−当接子25−コイルバネ24−スチール
ボール26−コイルバネ27−滑動子28−切換固定接
片12と電気的に接続される。
【0013】このように、操作部材20を切換節度を得
ながら回転させて所定の位置に設定し、その状態で操作
部材20を押圧してスイッチ本体の内底面の共通固定接
点11とスイッチ本体の内部側面の切換固定接片12と
を接触させるものである。次に、本発明の第2実施例に
ついて、図4及び図5を参照しながら説明する。図4は
本発明の第2実施例を示す複合操作形スイッチの正面断
面図、図5はその複合操作形スイッチの部分分解斜視図
である。
【0014】これらの図に示すように、円筒状のスイッ
チ本体30の内底の中央部から上方に延びる円柱31を
突出させ、この円柱31の上面に表示部32を設ける。
スイッチ本体30の内底の円柱31の回りに、第1の凹
凸部を有するリング状の切換部材33を設け、スイッチ
本体30の内底の外周から内部側面に延び、上部に突起
34aを形成した切換固定接片34が設けられている。
【0015】円柱31には操作部材40が装着される。
この操作部材40は、円筒状の本体41と、この円筒状
の本体41から上方に突設される操作部42を有し、そ
の円筒状の本体41の下方に開口を有する円柱31の外
径より大きい垂直方向の穴40aが形成され、円柱31
の回りに、貫通孔44を有し、下端に突起45が形成さ
れる円筒状の導電性の回転部材43とコイルバネ46が
装着される。
【0016】一方、円筒状の本体41の側面に開口する
水平方向の孔40bが設けられ、この孔40bにはコイ
ルバネ48を介して導電性の滑動子47が装着される。
前記コイルバネ46と電気的接続を行うために、コイル
バネ48とコイルバネ46との座金の機能を兼備する接
続金具49が設けられる。また、円筒状のスイッチ本体
30の上端部には中央に貫通孔を有する表示板35を固
定し、スイッチ本体30の開口部を覆う。
【0017】回転部材43の下方の突起45は、スイッ
チ本体の底面に設けられるリング状の切換部材33に当
接するため、操作部材40の回転により、節度動作が行
われ、所定位置に設定される。そこで、滑動子47の下
方には前記した上方に突起34aが形成される複数の切
換固定接片34が配設されているので、操作部材40の
押圧により、滑動子47はスイッチ本体の内部側面から
一旦切換固定接片34の突起34aに乗り上げて、下降
し、低い切換固定接片34の接点部に接触する。つま
り、第2の凹凸部が形成されており、操作部材40の押
圧時の節度動作が行われる。
【0018】次に、本発明の第3実施例について図6を
参照しながら説明する。図6は本発明の第3実施例を示
す複合操作形スイッチの正面断面図である。この実施例
は、前記した第2実施例の一部が変形されており、第2
実施例と共通する部分の番号は同じものを使用し、その
説明は省略している。この図に示すように、操作部材4
0の円筒状の本体41の下方に開口を有する円柱31の
外径より大きい垂直方向の穴40aが形成され、この穴
40aの円柱31の回りに、貫通孔44を有し、下端に
突起45が形成される円筒状の導電性の回転部材43と
コイルバネ46が装着される。
【0019】一方、円筒状の本体41の側面に開口する
水平方向の孔40bが設けられ、この孔40bにはコイ
ルバネ48を介して導電性の滑動子47が装着される。
ここで、垂直方向の穴40aと水平方向の孔40bは連
通しておらず、分離されている。すなわち、回転部材4
3の突起45は凹凸部を有するリング状の切換部材33
と摺接し、専ら節度動作を行うための働きをしており電
路を構成することはない。また、導電性の滑動子47は
スイッチ本体30の側面に摺接し、操作部材40の押圧
時の安定な動作を行わせる働きをしており、電路を構成
することはない。
【0020】そこで、電路の開閉は、スイッチ本体30
の底部から上方に延びる一対の切換固定接片36と切換
可動接片37によって行われる。すなわち、操作部材4
0が押圧されると、操作部材40の下方側面に形成され
たテーパ部41aに、切換可動接片37が当接して、切
換可動接片37が外側に押されて、切換固定接片36に
接触することにより、電路が開閉される。
【0021】次に、本発明の第4実施例について、図7
及び図8を参照しながら説明する。図7は本発明の第4
実施例を示す複合操作形スイッチの一部破断正面断面
図、図8はその複合操作形スイッチの分解斜視図であ
る。これらの図に示すように、スイッチ本体50の内底
面の中央部に凹所51を設けて、湾曲状に形成した可動
接片52を載置するとともに、その下方に一対の固定接
点53,54を配設する。一対の固定接点53,54
は、片方の接点53と可動接片52が接触しており、こ
の可動接片52の頂部が押圧されてもう一方の接点54
と接触する。これらの固定接点53,54は、スイッチ
本体50の底面を貫通して端子を形成する。
【0022】一方、スイッチ本体50の上端には中央に
貫通孔59aを有し、下面に突起59bを有するドーナ
ツ状に形成された表示板59が、スイッチ本体50の開
口部を覆ってスイッチ本体の周囲に加締め等により固定
される。この表示板59の上面には、文字、数字、記号
等の表示が施され、スイッチの開閉状態が示される。ま
た、表示板59の貫通孔59aには操作部材60が装着
される。その操作部材60は、押釦61と回転ツマミ7
0とが同軸状に配置される。つまり、内側に押釦61が
配置され、その回りに回転ツマミ70が配置される。
【0023】また、湾曲状に形成した可動接片52の外
方にはコイルバネ56の一端が載置され、このコイルバ
ネ56の他端を、押釦61の鍔部62の下面で受けて、
この操作部材60を上方に突き上げている。更に、スイ
ッチ本体50の内底面の周りには、切換固定接点57,
58が配置されている。押釦61の下面の周囲には鍔部
62が形成され、その下方には湾曲状に形成した可動接
片52の頂部を押圧する突起63が形成されている。
【0024】回転ツマミ70は、ローレット71を有す
る操作部72と、上面に凹凸部74が、下面に突起75
が形成される鍔部73を有している。ここで、凹凸部7
4は、表示板59の突起59bに係合し、第1の凹凸部
を構成している。中央に貫通孔66が形成された二つの
突片67,68を有する可動接片65は、押釦61の円
柱部に挿入され、回転ツマミ70と押釦61のそれぞれ
の鍔部73と62により挟持されるとともに、回転ツマ
ミ70の鍔部73の下面に設けた突起75と可動接片6
5に設けた孔65aが係合し、回転ツマミ70と連動し
て回転する。
【0025】回転ツマミ70は鍔部73の上面に設けた
凹凸部74と表示板59の裏面に設けた突起59bによ
り弾接して切換節度を得ることができる。そこで、回転
ツマミ70の回動により、可動接片65は連動されて回
動し、回転位置が設定され、回転ツマミ70を押圧する
ことにより、可動接片65の2つの突片67,68と切
換固定接片57,58が接触する。また、押釦61を押
圧することにより、湾曲状に形成した可動接片52の頂
部を押圧して中央の固定接点と接触させることができ
る。
【0026】次に、本発明の第5実施例について、図9
〜図11を参照しながら説明する。図9は本発明の第5
実施例を示す複合操作形スイッチの正面断面図、図10
はその複合操作形スイッチの操作部材の下面斜視図、図
11はその複合操作形スイッチの可動接片の斜視図であ
る。これらの図に示すように、スイッチ本体80の内部
側面の中央部に固定接点81と、その外周部に複数の切
換固定接点82を配置しており、スイッチ本体80の内
底面を貫通して端子を形成している。中央の固定接点8
1の外方にはコイルバネ83の一端が載置され、他の一
端は操作部材90の下面に配置されて操作部材90を突
き上げている。操作部材90は円柱状に形成され、その
下方に鍔部91が形成され、操作部材90の上方への抜
け止めがなされている。
【0027】操作部材90の下面には、図10に示すよ
うに、鍔部91を横断する凹溝92が設けられ、この凹
溝92に、図11に示すように、帯状の導体片の両端に
接点を設けて折り畳んだ可動接片93が配設される。操
作部材90の回転及び上下動動作を案内するスリーブ9
4を表示板95に配設し、スイッチ本体80の開口部を
覆うように、加締め等により固定する。
【0028】このように構成された操作部材90を回転
することにより、可動接片93は円周状に配設された切
換固定接点82と接離して所定の位置に設定され、この
状態で、操作部材90を押圧することにより、スイッチ
本体80の中央に配設された固定接点81と接触して回
路を閉じる。この実施例においては、回転ツマミと押釦
とを操作部材90により兼用しており、簡単な構成とな
っている。
【0029】この実施例における可動接片は、図12に
示すように、リング部96の内側の中央部に延びる第1
の突片97を突出させるとともに、リング部96から外
方に延びる第2の突片98を形成するように変形しても
よく、その他種々の形状が考えられる。図13は本発明
の複合操作形スイッチの操作部材の第1の変形例を示す
斜視図であり、表示板の中央より突出した操作部材の中
心軸100の上面に表示部101を設けたもので、文
字、数字、記号等を表示させることができる。この表示
部は、ラベルや刻印等の表示だけでなく、液晶やLED
等の表示素子により表示することも可能である。
【0030】図14は本発明の複合操作形スイッチの操
作部材の第2の変形例を示す斜視図であり、表示板の中
央より回転ツマミを兼用した押釦を突出させた操作部材
110であり、上面に矢印111を表示させて、表示板
112の文字、数字等の位置表示を行うようにしたもの
である。図15は本発明の複合操作形スイッチの操作部
材の第3の変形例を示す斜視図である。
【0031】この例では、スイッチ本体120の操作部
材121は、ツマミをやや大きく形成して、その上面に
指先が引っ掛かる程度の凹所122を形成して、この操
作部材121の凹所122に指先を掛けて回転動作もで
きるようにしている。また、操作部材121の側面には
マーク123を付して、固定パネルを兼ねる表示板12
4の表示に正確に合わせることができるように構成され
ている。
【0032】このように構成することにより、ツマミを
指先でつまむことなく、指先1本でロータリスイッチの
如き回転操作と、押圧操作が可能となり、スイッチの作
動が極めて容易となる。なお、暗証番号キースイッチの
如く、連続してスイッチの開閉を必要とする場所に使用
すると、スピーディに次々と開閉を行うことができるた
め、極めて都合が良い。
【0033】また、スイッチ本体と回転ツマミのどちら
か一方に突起を、他方に凹部を設け、この凹凸関係によ
る係合により、操作部材の回転操作を阻止するようにし
ても良い。更に、ハートカム機構を配設し、操作部材の
下降位置で機械的にロックするようにし、更に押圧する
とロックが解除され、操作部材が上方に復帰するように
してもよい。
【0034】また、上記実施例では、電路の開閉は、機
械的な開閉機構によるものを示したが、これに代えて、
投受光素子を配備した無接触形のものとしてもよいこと
は言うまでもない。なお、本発明は上記実施例に限定さ
れるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が
可能であり、それらを本発明の範囲から排除するもので
はない。
【0035】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)操作部材を所定位置まで回転させ、更にその操作
部材を押して回路を開閉するようにしたため、回転操作
時には電気的に接続していない状態で回路を選択するこ
とができ、その状態で、操作部材を押圧することによ
り、回路を開閉することができるので、選択されない回
路に電気的接続が行われることがなくなり、必要箇所を
選択して確実に電気的接続を行うことができる。したが
って、接触部の電気的及び機械的消耗が極めて少なく、
長寿命の複合操作形スイッチを提供できる。
【0036】(2)操作部材を所定位置まで回転させ、
更に操作部材を構成しているツマミ又は押釦を押して回
路を開閉するようにしたので、回転操作のみでスイッチ
の開閉を行なうものでなく、回転操作により回路を選択
し、その状態で押圧操作により電路を閉じる異なる二つ
の操作でスイッチの開閉を行うので、無意識による誤動
作を防止でき、事故を未然に防ぐことができる。
【0037】(3)回転スイッチと押釦スイッチを兼用
させるようにしたので、異なった二つの操作により、開
閉を行うようにしたにもかかわらず、部品点数や構造が
シンプルとなり、安価に製作できる。 (4)スイッチ本体の内部側面、又はスイッチ本体の内
底面に凹凸部を設けたので、極めて良好な切換節度感が
得られるとともに、操作部材の設定位置の位置決めにも
なり、接触が安定した回転式キーボードスイッチが得ら
れる。
【0038】(5)中央部の回転軸、又は押釦の表面に
文字、数字等を表示できるため、スイッチの開閉状態を
再確認でき、誤動作を未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す複合操作形スイッチの正
面断面図である。
【図2】本発明の第1実施例を示す複合操作形スイッチ
の分解斜視図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す複合操作形スイッチ
の切換機構を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す複合操作形スイッチ
の正面断面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す複合操作形スイッチ
の部分分解斜視図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す複合操作形スイッチ
の正面断面図である。
【図7】本発明の第4実施例を示す複合操作形スイッチ
の一部破断正面断面図である。
【図8】本発明の第4実施例を示す複合操作形スイッチ
の分解斜視図である。
【図9】本発明の第5実施例を示す複合操作形スイッチ
の正面断面図である。
【図10】本発明の第5実施例を示す複合操作形スイッ
チの操作部材の下面斜視図である。
【図11】本発明の第5実施例を示す複合操作形スイッ
チの可動接片の斜視図である。
【図12】本発明の第5実施例を示す複合操作形スイッ
チの可動接片の変形例の斜視図である。
【図13】本発明の実施例を示す複合操作形スイッチの
操作部材の第1の変形例の斜視図である。
【図14】本発明の実施例を示す複合操作形スイッチの
操作部材の第2の変形例の斜視図である。
【図15】本発明の実施例を示す複合操作形スイッチの
操作部材の第3の変形例の斜視図である。
【図16】従来のロータリスイッチの断面図である。
【符号の説明】
10,30,50,80,120 スイッチ本体 11 共通固定接点 12,34,36,57,58 切換固定接片 13 第1の凹凸部 13a 凹部 14 切換部材 15 リング部 16 垂下片 16a,92 凹溝 16b,34a,45,59b,63,75 突起 17,35,59,95,112,124 表示板 18,44,59a,66 貫通孔 20,40,60,90,110,121 操作部材 20a 垂直方向の貫通孔 20b 水平方向の貫通孔 21 円柱状の本体 22,42,72 操作部 24,27,46,48,56,83 コイルバネ 25 導電性の当接子 26 スチールボール 28,47 導電性の滑動子 31 円柱 32,101 表示部 33 リング状の切換部材 37 切換可動接片 40a 垂直方向の穴 40b 水平方向の孔 41 円筒状の本体 41a テーパ部 43 導電性の回転部材 49 接続金具 51,122 凹所 52,65,93 可動接片 53,54,81 固定接点 61 押釦 62,73,91 鍔部 65a 孔 67,68 突片 70 回転ツマミ 71 ローレット 74 凹凸部 82 切換固定接点 94 スリーブ 96 リング部 97 第1の突片 98 第2の突片 100 中心軸 123 マーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチ本体より操作部材を突出させて
    なるスイッチにおいて、中心軸が回転自在で、かつ押圧
    できる操作部材と、該操作部材をそれぞれの回転位置に
    設定し、該操作部材を押圧することにより、それぞれの
    異なる回路の開閉を行うことを特徴とする複合操作形ス
    イッチ。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ本体の内周面に前記操作部
    材の回動方向に第1の凹凸部を設けるとともに、前記操
    作部材の上下方向に第2の凹凸部を設けたことを特徴と
    する請求項1記載の複合操作形スイッチ。
  3. 【請求項3】 前記操作部材の中央部に表示部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の複合操作形スイッチ。
JP4329135A 1992-12-09 1992-12-09 複合操作形スイッチ Expired - Fee Related JP2710907B2 (ja)

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