JPS6318095Y2 - - Google Patents

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JPS6318095Y2
JPS6318095Y2 JP1980049922U JP4992280U JPS6318095Y2 JP S6318095 Y2 JPS6318095 Y2 JP S6318095Y2 JP 1980049922 U JP1980049922 U JP 1980049922U JP 4992280 U JP4992280 U JP 4992280U JP S6318095 Y2 JPS6318095 Y2 JP S6318095Y2
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JP
Japan
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knob
sliding member
support member
rotation
flange
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JP1980049922U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は摘み装置に関し、例えば携帯用電子機
器の電源スイツチの操作用摘みに用いて好適なも
のである。
小型のラジオ受信機やトランシーバ等を、例え
ば屋外で携帯して使用する際、外部に露出したス
イツチ等が使用者の知らない間に押されてしまう
場合がある。特に、電源スイツチが不用意にオン
されたような場合には、電池等が無駄に消耗され
るので好ましくない。
これを防止する為に、スイツチ操作用の摘みを
摘み難くしたり、又その動作を重くしたりするこ
とが考えられるが、このようにすると操作感覚が
著しく悪くなり、又操作し難くなるので好ましく
ない。又特にトランシーバ等においては手袋をし
たまゝで操作する場合もあり、上記の如く摘みの
操作性を悪くすることは決して好ましくない。
本考案はこのような問題点に鑑みて為されたも
のであつて、電子機器のキヤビネツト等の外筐に
配された摘みと、 上記摘みの回動軸心部にその回動軸に沿つた方
向に設けられた貫通孔と、 上記摘みの上記回動軸心部の外周面に嵌合され
て上記摘みと一体的に回動する筒状の支持部材
と、 上記電子機器の電源スイツチ等のスイツチ素子
を操作する為に上記支持部材に設けられた操作部
と、 上記支持部材の内部に配され、かつ上記摘みの
上記貫通孔に挿通されて、上記摘みの上記回動軸
に沿つた方向に摺動可能に構成された摺動部材
と、 上記摺動部材が上記電子機器の上記外筐に対し
て回転することを規制する規制手段と、 上記支持部材の内壁面に設けられた内向フラン
ジと、 上記摺動部材の外周面に設けられたフランジ
と、 上記摺動部材を、その先端部が上記摘みの上記
貫通孔から突出する方向に付勢して、上記摺動部
材の上記フランジを上記支持部材の上記内向フラ
ンジに対して押圧するスプリング等の付勢手段
と、 上記摺動部材の上記先端部に設けられて、上記
摘みの上記貫通孔から突出する押圧操作部と、 上記支持部材の上記内向フランジ及び上記摺動
部材の上記フランジの各係合面に設けられ、上記
支持部材と上記摺動部材との特定の回動位置での
み互いに嵌合して両者の回動を規制するととも
に、上記押圧操作部を押圧して上記摺動部材を上
記付勢手段による付勢方向と逆の方向へ摺動させ
ることにより互いの嵌合が解除されるように構成
した凹凸嵌合部とを夫々具備する摘み装置に係る
ものである。このように構成することに依つて、
摘みの操作感覚や操作性を悪くすることなく、し
かも例えばスイツチが不用意にオンされることを
効果的に防止することが出来る。
以下、本考案をトランシーバの電源スイツチ装
置に適用した実施例につき図面を参照して説明す
る。
第1図に示すように、摘み1はトランシーバの
キヤビネツト2に設けられた凹部3内に配され、
実線で示すオフ位置と仮想線で示すオン位置との
間で揺動可能となつている。凹部3には、第2図
に示すように、摘み1の回動軸心部に軸孔4が設
けられており、摘み1はこの軸孔4を通じて支持
部材5に圧入されて支持されている。又、摘み1
の回動軸心部には孔16が設けられていて、この
孔16にその回動軸心方向に摺動自在な摺動部材
17が挿通されている。
支持部材5は、第2図及び第3図に示すよう
に、小径の筒状部6と大径の筒状部7とから成つ
ており、その小径筒状部6がシヤーシ11に設け
られた開口12に挿通されている。上記摘み1が
圧入される小径筒状部6の内周面にはセレーシヨ
ン8が形成されており、このセレーシヨン8が摘
み1の圧入部9の外周面に設けられたセレーシヨ
ン10と係合するようになつている。従つて、支
持部材5は摘み1の揺動に伴なつてそれと一体に
回転する。
この支持部材5の大径筒状部7の上端部外周面
にはほゞ径方向に突出する一対の突出片18,1
9が夫々一体に形成されており、それら突出片1
8,19の先端部には夫々ピン20,21が一体
に設けられている。これらのピン20,21は、
支持部材5の回転に依つてプリント基板22に設
けられたスイツチ23の作動子24を摺動操作す
る為のものである。即ち、第4図に実線で示すオ
フ状態から支持部材5が図中時計方向に回転され
ると、突出片19に設けられたピン21がスイツ
チ23の作動子24を押して右方へ摺動させ、仮
想線で示すオン状態に切換える。逆にこの状態か
ら支持部材5が反時計方向に回転されると、今度
は突出片18のピン20がスイツチ23の作動子
24を左方へ押して実線で示すオフ状態に復動さ
せる。
この支持部材5の大径筒状部7には、第2図及
び第3図に示すように、突出片18,19とは反
対側の外周面に凹凸部13が設けられている。一
方、シヤーシ11側には、この凹凸部13と対向
する位置に孔45が設けられており、この孔45
内にコイルスプリング14及びスチールボール1
5が夫々配されている。これらの凹凸部13とコ
イルスプリング14及びスチールボール15とに
依つてクリツク機構が構成されている。即ち、ス
チールボール15はコイルスプリング14の附勢
力に依つて支持部材5の凹凸部13に押圧されて
いて、それがその凹凸部13に設けられた複数の
凹部に選択的に嵌合することに依り、前述した支
持部材5の回転をクリツク的に位置決めしてい
る。
摺動部材17は、第2図及び第3図に示すよう
に、小径の軸部25と大径の軸部26とから成つ
ており、これら小径軸部25と大径軸部26との
間にはフランジ27が一体に形成されている。こ
の摺動部材17の小径軸部25の上端面28には
条構29が設けられており、この条溝29に摺動
部材27を押圧操作する為の押圧部材30が圧入
にて嵌合されている。又、摺動部材17の大径軸
部26の下端面31には直径方向に延びる突条3
2が一体に設けられており、この突条32が底部
材33の内部上面に設けられた条溝34に嵌合し
て摺動部材17の回転が規制されている。この底
部材33は一対の鉤状の弾性片35,36に依つ
てシヤーシ11に係合保持されると共に、プリン
ト基板22の開口37に嵌合されて固定される。
支持部材5の内部には、小径筒状部6と大径筒
状部7との間に内向フランジ38が設けられてい
る。摺動部材17のフランジ27上面には、第3
図、第5図及び第6図に示すように直径方向に延
びる一対の突起39,40が形成されている。一
方、支持部材5の内向フランジ27の下面には、
上記突起39,40に対応して凹部41,42が
夫々設けられている。これらの突起39,40と
凹部41,42とは、第5図に示すオフ状態の時
に互に係合し、第6図に示すオン状態の時には係
合しないような位置関係に夫々構成されている。
その際、突起39,40は摺動部材17の突条3
2と底部材33の条溝34との向きに依り位置決
めされ、凹部41,42は支持部材5のクリツク
機構に依つて位置決めされている。
摺動部材17のフランジ27と底部材33との
間には圧縮スプリング43が配されており、この
圧縮スプリング43に依つて摺動部材17は上方
へ附勢され、そのフランジ27の上面又はそれに
設けられた突起39,40の上面が支持部材5の
内向フランジ38の下面に当接して係止されてい
る。
次に、以上のように構成された摘み装置の動作
を説明する。
摘み装置が第1図及び第4図に実線で示すオフ
状態にある時には、第5図に示すように摺動部材
17の突起39,40と支持部材5の凹部41,
42とが互に嵌合しており、支持部材5に依つて
摘み1はその回動を規制されている。この時、摺
動部材17は第2図及び第5図に示す上昇位置に
ある。この状態からスイツチをオンする為には、
先ず指等に依り押圧部材30を下方に押圧する。
すると、摺動部材17がスプリング43の附勢力
に抗して下方に摺動し、突起39,40と凹部4
1,42との凹凸嵌合が解除される。従つて、支
持部材5及び摘み1は回動可能な状態となる。こ
の状態即ち押圧部材30を押圧した状態で、摘み
1の押圧部44を指等により側方へ押圧すると、
摘み1及び支持部材5が回動して、第1図及び第
4図に仮想線で示すオン状態となる。この時、第
6図に示すように、突起39,40と凹部41,
42との嵌合は解除されており、摺動部材17は
下降位置にある。そして、突起39,40の上面
が支持部材5の内向フランジ38の下面に当接さ
れて係止されているので、押圧部材30から指を
離しても摺動部材17は復動しない。スイツチを
オフにするには、このオン状態から単に摘み1を
押圧してオフ位置に移動させれば良い。即ち、オ
ン状態では突起39,40と凹部41,42との
凹凸嵌合が解除されているので、摘み1の回動は
自由である。そして、摘み1及び支持部材5がオ
フ状態に復動すると、突起39,40と凹部4
1,42とが嵌合位置に復動し、スプリング43
の附勢力に依つて摺動部材17が上昇位置に復動
する。従つて、突起39,40と凹部41,42
との凹凸嵌合が嵌合状態になつて、摘み1は回動
不能な状態となる。上述した押圧部材30を押圧
する操作と摘み1を押圧する操作とは片手で同時
に行なうことが出来る。
以上、本考案をトランシーバの電源スイツチに
適用した実施例につき説明したが、上記実施例は
本考案を限定するものでは決してなく、本考案の
技術的思想に基いて種々の変更が可能である。例
えば、上記実施例においては、摺動部材17に突
起39,40を設け支持部材5に凹部41,42
を設けたが、逆に摺動部材17に凹部を設け支持
部材5に突起を設けても良い。更に、本考案は上
記実施例のような揺動摘み以外、例えば回転摘み
にも適用可能であり、又電源スイツチ以外の各種
スイツチの操作用可能である。
以上説明したように、本考案に依れば、摘み部
部材の回動軸心部に配された摺動部材と、その摘
み部材と一体的に回動する支持部材とを凹凸嵌合
部を介して連結し、かつ常時はその凹凸嵌合部を
嵌合させて摘み部材の回動を阻止、即ちロツクさ
せておき、押圧部を押圧して摺動部材を附勢手段
に抗して摺動させることに依つて、摘み部材のロ
ツクを解除してこの摘み部材を自由に回動操作す
ることが出来るように構成したものである。従つ
て摘み部材が不用意に操作されることを効果的に
防止することが出来るので、例えば電源スイツチ
の操作用摘みに適用した場合に、その電源スイツ
チが使用者の知らない間にオンされて電池等が無
駄に消耗されるようなことを未然に防止すること
が出来て、安全性が非常に高い。しかも摘みの回
動軸心部に設けた押圧操作部を押圧して摘み部材
を回動操作する構造は、操作が極めて簡単であ
り、例えば片手で簡単に操作することが出来る上
に、その摘み部材を摘み難くしたり、その動作を
重くしたりする必要が全くないから、摘み部材の
操作感覚や操作性の非常に良いものが得られる。
更に、本考案に依る摘み装置は、その構造が比較
的簡単であり、部品点数も少なくてすむ。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案をトランシーバの電源スイツチ装
置に適用した一実施例を示すものであつて、第1
図はトランシーバの外観斜視図、第2図は電源ス
イツチ装置の断面図、第3図は同分解斜視図、第
4図はスイツチの動作を示す透視平面図、第5図
は凹凸嵌合部の動作を示す嵌合時の一部切欠側面
図、第6図は同嵌合解除時の一部切欠側面図であ
る。 なお図面に用いた符号において、1……摘み、
5……支持部材、17……摺動部材、23……ス
イツチ、29……条溝、30……押圧部材、32
……突条、39,40……突起、41,42……
凹部、43……圧縮スプリング、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電子機器の外筐に配された摘みと、 上記摘みの回動軸心部にその回動軸に沿つた方
    向に設けられた貫通孔と、 上記摘みの上記回動軸心部の外周面に嵌合され
    て上記摘みと一体的に回動する筒状の支持部材
    と、 上記電子機器のスイツチ素子を操作する為に上
    記支持部材に設けられた操作部と、 上記支持部材の内部に配され、かつ上記摘みの
    上記貫通孔に挿通されて、上記摘みの上記回動軸
    に沿つた方向に摺動可能に構成された摺動部材
    と、 上記摺動部材が上記電子機器の上記外筐に対し
    て回転することを規制する規制手段と、 上記支持部材の内壁面に設けられた内向フラン
    ジと、 上記摺動部材の外周面に設けられたフランジ
    と、 上記摺動部材を、その先端部が上記摘みの上記
    貫通孔から突出する方向に付勢して、上記摺動部
    材の上記フランジを上記支持部材の上記内向フラ
    ンジに対して押圧する付勢手段と、 上記摺動部材の上記先端部に設けられて、上記
    摘みの上記貫通孔から突出する押圧操作部と、 上記支持部材の上記内向フランジ及び上記摺動
    部材の上記フランジの各係合面に設けられ、上記
    支持部材と上記摺動部材との特定の回動位置での
    み互いに嵌合して両者の回動を規制するととも
    に、上記押圧操作部を押圧して上記摺動部材を上
    記付勢手段による付勢方向と逆の方向へ摺動させ
    ることにより互いの嵌合が解除されるように構成
    した凹凸嵌合部とを夫々具備する摘み装置。
JP1980049922U 1980-04-11 1980-04-11 Expired JPS6318095Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS56152019U JPS56152019U (ja) 1981-11-14
JPS6318095Y2 true JPS6318095Y2 (ja) 1988-05-23

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS53115370U (ja) * 1977-02-21 1978-09-13

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JPS56152019U (ja) 1981-11-14

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