JPH0625860Y2 - スイツチ用押ボタン装置 - Google Patents

スイツチ用押ボタン装置

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JPH0625860Y2
JPH0625860Y2 JP1988089506U JP8950688U JPH0625860Y2 JP H0625860 Y2 JPH0625860 Y2 JP H0625860Y2 JP 1988089506 U JP1988089506 U JP 1988089506U JP 8950688 U JP8950688 U JP 8950688U JP H0625860 Y2 JPH0625860 Y2 JP H0625860Y2
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JP
Japan
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hole
operating pin
switch
name plate
diameter hole
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Application number
JP1988089506U
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JPH0212124U (ja
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和宏 石井
明 ▲高▼尾
健司 木村
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はスイツチ用押ボタン装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
この種の押ボタン装置の一例を示すと、次のとおりであ
る。
第2図において、符号(1)は押ボタンスイツチで、(1a)
はその作動ピン、(2)は押ボタンスイツチ(1)が取り付け
られている固定部、(3)は押ボタンスイツチ(1)が設けら
れている機器部材例えば遮断器本体カバー、遮断器本体
カバー(3)には上記作動ピン(1a)が貫通している穴(3a)
が設けられている。(4)は遮断器本体カバー(3)の表面に
設けられている名板である。
従来装置は、上記のように構成されているので、押ボタ
ンスイツチ(1)すなわちその作動ピン(1a)の位置が僅か
でも高くなると、作動ピン(1a)は名板(4)に常に接触し
て常時押圧されたままの状態となり、また、僅かでも低
くなると、名板(4)を押圧しても名板(4)は作動ピン(1a)
の頂部に達せず、従つて、作動ピン(1a)を押圧し得ず作
動させ得ない。
上記のような欠点を排除するために、第3図に示すよう
な押ボタン装置もある。なお、第3図において、符号
(1)(1a)(2)(3)で示すものは第2図において同一符号で
示したものと同一又は同等のものである。
図において、符号(5)は押ボタンスイツチ(1)の作動ピン
(1a)に対応して穴(5a)が設けられている名板である。
このような押ボタン装置にあつては、穴(5a)と作動ピン
(1a)との間からごみが入りやすくなると共に、作動ピン
(1a)が僅かにずれても、すきまが小さいために目立つ
て、デザイン上好ましくない。また、ごみの侵入をでき
るだけ妨げるために穴(5a)を小さくすると、押ボタンス
イツチ(1)の僅かなずれに対しても、作動ピン(1a)が名
板(5)の穴(5a)に接触し、押ボタンスイツチ(1)の作動が
悪くなる。
〔考案が解決しようとする課題〕
従来装置は、上記のように構成されており、また、上記
のように、名板に穴を形成していないものにあつては、
作動ピンを常時押し続けていたり、あるいは、名板が作
動ピンに達せず、従つて作動しなかつたり、また、名板
に穴を形成しているものにあつては、ごみが入りやす
く、穴と作動ピンとが相互間でずれるとデザイン上で好
ましくなく穴と作動ピンとのすきまを小さくすると作動
ピンの作動が悪くなる等の問題点を生じ、従つて、この
ような問題点のないスイツチ用押ボタン装置を得たいと
いう課題を有していた。
この考案は、上記の課題を解決するためになされたもの
で、ごみが入りにくく、しかも、デザイン的にも良好
で、かつ、作動も確実なスイツチ用押ボタン装置を得る
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この考案に係るスイツチ用押ボタン装置は、押ボタンス
イツチの作動ピンが貫通する小径穴及び大径穴がほぼ同
心状で大径穴を表面側にして軸心方向に隣接して形成さ
れている機器部材と、該機器部材の表面に設けられてい
ると共に指で上記作動ピンを押圧可能であつて上記大径
穴よりも小径の穴を有している名板と、上記大径穴内に
あつて作動ピン上に載置されている円板とを備えている
ものである。
〔作用〕
この考案に係るスイツチ用押ボタン装置は、上記のよう
に構成されているので、各板の穴と作動ピンとの間は円
板によつて遮られているので、ごみもほとんど侵入する
ことはなく、また、穴と作動ピンとのずれも表面からは
見えず、デザイン的に不具合とはならず、更に、作動も
浮動している円板を介して行なわれるため、名板の穴や
大径穴、小径穴も特に小径とする必要はなく、従つて、
作動ピンの作動も確実に行ない得る。
〔実施例〕
以下、この考案をその一実施例を示す図に基づいて説明
する。なお、符号(1)(1a)(2)で示すものは、従来装置に
おいて同一符号で示したものと同一又は同等のものであ
る。
図において、符号(11)は押ボタンスイツチ(1)が設けら
れている機器部材例えば遮断器本体カバーであり、遮断
器本体カバー(11)には作動ピン(1a)が貫通している小径
穴(11a)と大径穴(11b)とがほぼ同心状に連続して軸心方
向に設けられており、大径穴(11b)が表面側に配設され
ている。
(12)は名板であつて、作動ピン(1a)とほぼ同心に穴(12
a)が設けられており、穴(12a)は大径穴(11b)より小径に
形成されている。
(13)は大径穴(11b)内にあつて、その直径が名板(12)の
穴(12a)よりも大径に形成されている円板であり、作動
ピン(1a)上に載置されている。
この考案の押ボタン装置は、上記のように構成されてい
るので、押ボタンスイツチ(1)の作動に当たつては、穴
(12a)に指を挿入して円板(13)を押圧すると、円板(13)
は押し下げられて押ボタンスイツチ(1)の作動ピン(1a)
を押し下げ、それによつて押ボタンスイツチ(1)は作動
する。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、機器部材の作動ピン
が貫通する穴を大径穴と小径穴との2段の穴に構成し、
大径穴に円板を収納しているので、各板の穴と円板との
間にすきまが小さいことのために、ごみの侵入もきわめ
て侵入しにくく、また、穴と作動ピンとのずれも円板の
ために見えず、従つて、デザイン的にも良好であり、更
に穴や大径穴、小径穴も小さくする必要がないので、作
動ピンの作動も確実になし得るスイツチ用押ボタン装置
が得られ、また円板を介して作動ピンを押圧するための
穴が名板に設けられているので、各板の材料として例え
ば紙などの弾力性の小さいものを使用することができ、
これにより名板を安価に構成でき、かつ穴のない名板を
用いる場合のように大径穴の面積を大きくして作動ピン
の操作ストロークを確保する必要がなく、即ち大径穴が
小さくても操作ストロークが得られ、これにより装置を
小形化でき、さらに円板を名板等と異なる色にすること
により、押ボタンスイツチの種類を表現したり位置を明
示したりすることが容易になるなどの効果を有してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の断面図、第2図及び第3
図は従来のスイツチ用押ボタン装置の2例を示す断面図
である。 (1)……押ボタンスイツチ、(1a)……作動ピン、(11)…
…機器部材(遮断器本体カバー)、(11a)……小径穴、
(11b)……大径穴、(12)……名板、(12a)……穴、(13)…
…円板。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】押ボタンスイツチの作動ピンが貫通する小
    径穴及び大径穴がほぼ同心状で大径穴を表面側にして軸
    心方向に隣接して形成されている機器部材と、該機器部
    材の表面に設けられていると共に指で上記作動ピンを押
    圧可能であつて上記大径穴よりも小径の穴を有している
    名板と、上記大径穴内にあつて作動ピン上に載置されて
    いる円板とを備えていることを特徴とするスイツチ用押
    ボタン装置。
JP1988089506U 1988-07-07 1988-07-07 スイツチ用押ボタン装置 Expired - Lifetime JPH0625860Y2 (ja)

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JPH0212124U JPH0212124U (ja) 1990-01-25
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JP2561806Y2 (ja) * 1990-08-27 1998-02-04 三洋電機株式会社 押釦装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5865723U (ja) * 1981-10-28 1983-05-04 松下電器産業株式会社 プツシユスイツチ
JPS6039522U (ja) * 1983-08-26 1985-03-19 三洋電機株式会社 スイッチ装置

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JPH0212124U (ja) 1990-01-25

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