JPH0431692Y2 - - Google Patents

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JPH0431692Y2
JPH0431692Y2 JP9406387U JP9406387U JPH0431692Y2 JP H0431692 Y2 JPH0431692 Y2 JP H0431692Y2 JP 9406387 U JP9406387 U JP 9406387U JP 9406387 U JP9406387 U JP 9406387U JP H0431692 Y2 JPH0431692 Y2 JP H0431692Y2
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JP
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push button
hole
waterproof
switch
opening
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JP9406387U
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JPS64218U (ja
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、防水形電子機器筐体に使用する防水
形押釦に関するものである。
〔考案の概要〕
本考案は、防水形押釦において、真中に断面円
形の穴を設け、この穴の開口端部を防水形電子機
器筐体の表面に固定し、弾力を与えた穴の底部の
中央に押釦スイツチ駆動部を一体に形成すること
により、クリツク感があり長いストロークを取れ
るようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来より、屋外や軒下など雨水に晒(さら)さ
れる電子機器は、防水形筐体によつて保護されて
いる。これらの電子機器には、何らかの信号、例
えばプロパンガスのボンベを交換したことを示す
リセツト信号などを中央装置に送出するための押
釦を具えたものがある。かような押釦は、筐体の
表面に配設されるものであるから、当然防水構造
を有しなければならない。従来の防水形押釦は、
ほぼ平坦な弾性膜で覆われ、これを押下すること
により押釦スイツチを作動させるようにしたもの
が多い。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の防水形押釦は、その構造上ストローク距
離を長くできず、押下したときのクリツク感がな
いのみならず、無関係の者がいたずらして押釦を
押下する虞れもあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、全体を弾性材料により構成して真中
に断面がほぼ一定直径の円形をなす穴を設け、こ
の穴の開口端部を電子機器筐体に固定し、この穴
の底部を薄くすると共に内側に凹ませ、その底部
の中央に押釦スイツチ駆動部を一体に形成し、こ
のスイツチ駆動部の開口側端部に丸味を付けた。
〔作用〕
上記構成により、特定治具を用いて押下すると
きにのみ、クリツク感を伴い充分長いストローク
で押釦スイツチを確実に作動させることができ
る。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例を示すもので、同図A
は正面図、同図Bは断面図である。
これらの図において、1は防水形押釦を全体と
して示し、2は防水形電子機器筐体(ただし、一
部のみ示す。)である。押釦1は、全体が例えば
ゴムのような弾性体より成り、真中に直径がほぼ
一定の断面円形の穴11がある。その穴11の底部
2は、特に肉厚を薄くすると共に内側に凹んだ
形状とし、変形後の復元力を強くしてある。穴1
の開口周辺部13は、適当な手段で筐体2に固定
する。穴11の底部12の中央にスイツチ駆動部を
一体に形成し、スイツチ駆動部の開口側端部14
は丸味を付け滑り易くしてある。スイツチ駆動部
のスイツチ側端部15は、後述のように、開口側
端部14を押したとき押釦スイツチの頭部を押し
て押釦スイツチを作動させる部分である(第4図
参照)。
第2図は第1図の押釦の動作を示すもので、同
図Aはスイツチ駆動前の状態、同図Bは駆動途中
の状態、同図Cは駆動状態をそれぞれ示す断面図
である。
これらの図において、3は、押釦1を押下させ
るための特別な治具で、穴11とほぼ同径の円筒
状挿入部31及びこれより径の大きい頭部32から
成り、両者の間に段33が設けてある。第2図A
は、治具3の挿入部31を穴11に挿入し、スイツ
チ駆動部の開口側端部14を押す直前の状態を示
す。治具3が開口側端部14に当たつてこれを押
すにつれ、穴11の底部12は、第2図Aのような
穴11の内面に対し鋭角をなす凹んだ状態から、
同図Bのような穴11の内面に対しほぼ直角にな
る状態を経て、同図Cのような穴11の内面に対
し鈍角をなす突出状態へと変化する。この間、ス
イツチ駆動部のスイツチ側端部15は、第2図B
において距離Yだけ突出し、同図Cの状態では移
動距離はほぼ2Yに達する。これ以上の距離(ス
トローク)を出すと、底部12が破損する虞れが
あるので、段33が押釦1の開口周辺部13の表面
に当たつてそれ以上移動しないようにしてある。
第2図Cの状態で、押釦スイツチを押下するのに
充分なストロークが得られ、押釦スイツチは確実
に作動する。
治具3の押下を止めると、押釦1全体が弾性体
であること及び穴11の底部12が特に復元力に富
む構造であることから、強い反発力で第2図Cの
状態から同図Aの状態に戻る。その時の反発力が
治具3を持つ者に対し、クリツク感を与える。
第3図は、特定の治具以外の物で押した場合の
動作を示す断面図である。いま、同図Aに示すよ
うに、例えば穴11の径に比べて細い棒4を押釦
1の穴11に差込んだとする。スイツチ駆動部の
開口側端部14は、前述のように丸くしてあるた
め細い棒4の先端が当たつても、同図Bに示すよ
うに、中心から外れて滑りスイツチ駆動部のスイ
ツチ側端部15は殆ど移動しない。
第4図は第1図の押釦を使用した防水形電子機
器筐体の例を示すもので、同図Aは外観斜視図、
同図Bは断面図である。
これらの図において、第1図と対応する部分に
は同一の符号が付してある。5は押釦スイツチ、
6は押釦スイツチ取付基板、7はベース(底板)、
8はカバー(蓋)、9はパツキンを示す。
〔考案の効果〕
以上説明したとおり、本考案によれば、次のよ
うな多くの効果が得られる。
1 操作時にクリツク感があるので、押釦スイツ
チの作動を感ずることができる。
2 ストローク距離を長くとれるので、押釦スイ
ツチを確実に作動させることができる。
3 特定の治具によつてのみ操作できるので、無
関係者の不正操作やいたずらを防止できる。
4 特定の治具を使用することにより過大ストロ
ークを防止しうるので、高寿命のものが得られ
る。
5 押釦の真中に小さい穴があるだけであるか
ら、筐体の美観を損わない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す図、第2図は第
1図の実施例の動作を示す図、第3図は不正操作
の場合の動作を示す図、第4図は第1図の押釦を
使用した防水形電子機器筐体の例を示す図であ
る。 1……防水形押釦、2……防水形電子機器筐
体、11……穴、12……穴の底部、13……穴の
開口周辺部、14,15……押釦スイツチ駆動部、
4……その開口側端部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 防水形電子機器筐体の表面に配設する防水形押
    釦において、 全体を弾性材料により構成して真中に断面がほ
    ぼ一定直径の円形をなす穴を設け、 この穴の開口周辺部を上記筐体に固定し、上記
    穴の底部は薄くすると共に内側に凹んだ形状と
    し、 上記底部の中央部に少なくとも開口方向に所要
    長さで突出する小径の突子状の押釦スイツチ駆動
    部を一体に形成して、この押釦スイツチ駆動部の
    開口側端部を丸くしたことを特徴とする防水形押
    釦。
JP9406387U 1987-06-19 1987-06-19 Expired JPH0431692Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9406387U JPH0431692Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9406387U JPH0431692Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS64218U JPS64218U (ja) 1989-01-05
JPH0431692Y2 true JPH0431692Y2 (ja) 1992-07-30

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ID=30957167

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JP9406387U Expired JPH0431692Y2 (ja) 1987-06-19 1987-06-19

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JPS64218U (ja) 1989-01-05

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