JPH0431695Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0431695Y2
JPH0431695Y2 JP11430087U JP11430087U JPH0431695Y2 JP H0431695 Y2 JPH0431695 Y2 JP H0431695Y2 JP 11430087 U JP11430087 U JP 11430087U JP 11430087 U JP11430087 U JP 11430087U JP H0431695 Y2 JPH0431695 Y2 JP H0431695Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
switch
push button
spring
protrusion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP11430087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6419227U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP11430087U priority Critical patent/JPH0431695Y2/ja
Publication of JPS6419227U publication Critical patent/JPS6419227U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0431695Y2 publication Critical patent/JPH0431695Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は病人、老人等を対象とした緊急通報用
の押ボタンスイツチに関するものである。
(従来技術およびその問題点) この種の押ボタンスイツチは緊急時に操作され
るものであることから、 大型の押ボタンを有していること。
どこを押しても動作すること。
防水型であること。
等が望まれる。
第5図ないし第8図は従来のスイツチを示した
ものであり、第5図は押ボタン21を一方向(軸
方向)のみ移動可能とし、そのストロークでスイ
ツチ22をオンさせるようにしたもの、第6図は
押ボタン23を回転軸24で回動自在に保持し、
他端側でスイツチ25を押圧してオンさせるよう
にしたもの、第7図は押ボタン26に複数(最低
でも4個)の脚を設け、各脚に対応して設けたス
イツチ27,28を押圧してオンさせるようにし
たもの、第8図はサイリスタ等を利用した電子式
タツチスイツチを用いて電極29に触れることに
よりスイツチをオンさせるようにしたものであ
る。
しかしながら、第5図のものにあつては、押ボ
タン21が一方向にしか移動できないため、押ボ
タン21の移動する〓間に異物が挾まつた場合に
はどこを押しても動かない状態となつてしまうと
いう欠点があつた。また、第6図のものにあつて
は、押ボタン23の回転軸24側を押しても正常
に動作させるために回転軸24をかなり遠くに位
置させなければならないため、スイツチ全体が大
型化し、逆にスイツチ全体の大きさが決まつてい
る場合には押ボタン23を小さくしなければなら
ないという欠点があつた。また、第7図のものに
あつては。複数のスイツチを用いなければならな
いため、取付機構や配線が複雑になると共に、基
板が大型化し、加えて、スイツチが複数あり、防
水性をもたせるには個々のスイツチに、例えば、
ゴムキヤツプをかぶせるなどしなければならず防
水対策が煩雑である。という欠点があつた。ま
た、第8図のものにあつては、電極が露出してい
るため、防水対策が不可能であるという欠点があ
つた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記の点に鑑み提案されたものであ
り、その目的とするところは、 〓間に異物が挾まつた場合でも動作が可能で
ある。
スイツチ全体が押ボタンと同等の大きさにで
きる。
スイツチが単一ですみ、取付構造が簡単であ
る。
等の条件を満たすことのできる押ボタンスイツチ
を提供することにある。
本考案は上記の目的を達成するため、軸4を中
心に放射状に延びると共に、軸方向に揺動自在の
複数のアーム5と、このアーム5の端部に当接す
るスプリング6と、このスプリング6が設けられ
た側に設けられ、かつ前記アーム5の端部と前記
軸4との間の適位置に当接する突起2aを有する
箱状のスイツチ本体2と、前記アーム5の端部の
非スプリング側に端部を介して前記スプリング6
と対応して設けられ、端部と当接する突起3aが
立設されると共に、前記アーム5の中心部4aに
アクチユエータ7aが接して押圧されるマイクロ
スイツチ7を保持する平板状の押ボタン3とを有
し、この押ボタン3を押圧すると前記突起3aに
より前記アーム5の端部が前記スプリング6に抗
して押圧され、スプリング6側に設けられた前記
突起2aが支点となり前記アーム5の中心部4a
が前記アクチユエータ7a側に動きスイツチがオ
ンすることを特徴とした押ボタンスイツチを要旨
としている。
(作用) 本考案の押ボタンスイツチでは、複数のアーム
がスイツチ本体の突起を支点として一端側が押ボ
タンに立設された突起により押圧され、アームの
他端側の中心部によりマイクロスイツチのアクチ
ユエータが押圧されるようにしているので、押ボ
タンのどこの位置を押してもオンできるものであ
り、押ボタンとスイツチ本体との〓間に異物が挾
まつても他の位置を押すことによりオンさせるこ
とができる。また、押ボタンのストロークが拡大
されてマイクロスイツチのアクチユエータに伝え
られるため、押ボタンとスイツチ本体との〓間を
小さくすることができ、外観のデザイン上、スッ
キリとしたものとすることができる。一方、押ボ
タンの正面寸法の範囲内で全ての機構部が収容で
きるため、スイツチ全体が押ボタンと同等の大き
さにできる。また、マイクロスイツチが単一です
むため、取付構造が簡単であると共に防水対策が
容易である。
(実施例) 以下、実施例を示す図面に沿つて本考案を詳述
する。
第1図ないし第4図は本考案の押ボタンスイツ
チの一実施例を示したものであり、第1図は外観
図、第2図は分解斜視図、第3図は取付状態にお
ける縦断面図、第4図イ,ロは動作説明図であ
る。
第1図において、押ボタンスイツチ1はフラン
ジ部を有する箱型のスイツチ本体2と、スイツチ
本体2の前面に微動可能に取り付けられた平板状
の押ボタン3とにより構成されている。なお、デ
ザイン的な配慮から押ボタン3は凹曲面に形成さ
れ、他の部分も曲線を基調としている。また、押
ボタン3とスイツチ本体2との間の〓間gは可能
な限り小さく設定されている。加えて、押ボタン
3にはLEDの如き表示素子やマイクロホンを内
蔵することが可能であり、その際には押ボタン3
の前面に表示素子、マイクロホンの小窓が形成さ
れる。
第2図および第3図において内部構成を説明す
ると、スイツチ本体2の内底面には中心にボス2
cが形成され、このボス2cを中心としてX字状
の補強用のリブ2dが対角線状に形成され、その
端部にはスプリング軸2bが形成され、スプリン
グ軸2bとボス2cとの間の適位置に突起2aが
形成されている。そして、それぞれのスプリング
軸2bにはスプリング6が差し込まれる。一方、
アーム5は軸4を中心に放射状に延びると共に軸
方向に揺動自在に取り付けられており、軸4がス
イツチ本体2のボス2cに差し込まれた後に背面
からスプリング8、スペーサ9、ワツシヤ10を
介してネジ11により軸方向に移動自在に取り付
けられ、アーム5の端部がスプリング6と当接
し、中間部が突起2aと当接するようになつてい
る。次いで、押ボタン3はスイツチ本体2と係合
するためのフツク部3b,3cを有し、スイツチ
本体2の正面から押し込むことにより組み立てら
れるようになつており、その際に押ボタン3の裏
面に立設された突起3aがアーム5の端部の非ス
プリング側に当接するようになつている。また、
押ボタン3の裏面の略中央部にはマイクロスイツ
チ7が固定されており、そのアクチユエータ7a
が複数のアーム5の連結部である中心部4aと当
接するようになつている。なお、2eは取外し操
作部であり、矢印方向にスライドさせることによ
り押ボタン3のフツク部3cをたわませ、押ボタ
ン3をスイツチ本体2から簡単に外せるようにな
つている。
しかして、第4図において、イは押ボタン3に
外力が作用しない状態を示しており、マイクロス
イツチ7のアクチユエータ7aは押圧されずオフ
の状態にあるが、ロの矢印の如く外力が作用する
こと下側の突起2aによりアーム5がスプリング
6,8に抗して押圧され移動し、突起2aを支点
として中心部4aが浮き上がり、マイクロスイツ
チ7のアクチユエータ7aを押圧してオンさせ
る。そして、外力を取り去るとアーム5はスプリ
ング6,8によりイの状態に戻される。
(考案の効果) 以上のように本考案の押ボタンスイツチにあつ
ては、軸を中心に放射状に延びると共に、軸方向
に揺動自在の複数のアームと、前記アームの端部
に当接するスプリングの他端を保持すると共に、
前記アームの端部と前記軸との間の適位置に当接
する突起を有する箱状のスイツチ本体と、前記ア
ームの端部の非スプリング側に当接する突起が立
設されると共に、前記アームの中心部にアクチユ
エータが接して押圧されるマイクロスイツチを保
持する平板状の押ボタンとを有しているので、 (イ) 押ボタンがどこの方向に押されてもマイクロ
スイツチをオンすることができるため、〓間に
異物が挾まつた場合でも動作が可能である。
(ロ) 押ボタンの正面寸法の範囲内で全ての機構部
が収容できるため、スイツチ全体が押ボタンと
同等の大きさにできる。
(ハ) スイツチが単一ですむため、取付構造が簡単
であると共に防水対策が容易である。
(ニ) 押ボタンのストロークが小さくてもマイクロ
スイツチのアクチユエータに対するストローク
を拡大することができるため、押ボタンとスイ
ツチ本体との〓間を小さくでき、外観のデザイ
ン上においてスッキリとしたものとできる。
等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の押ボタンスイツ
チの一実施例を示し、第1図は外観図、第2図は
分解斜視図、第3図は取付状態における縦断面
図、第4図イ,ロは動作説明図、第5図ないし第
8図は従来のスイツチを示す図である。 1……押ボタンスイツチ、2……スイツチ本
体、2a……突起、2b……スプリング軸、2c
……ボス、2d……リブ、2e……取外し操作
部、3……押ボタン、3a……突起、3b,3c
……フツク部、4……軸、4a……中心部、5…
…アーム、6……スプリング、7……マイクロス
イツチ、7a……アクチユエータ、8……スプリ
ング、9……スペーサ、10……ワツシヤ、11
……ネジ、g……〓間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸4を中心に放射状に延びると共に、軸方向に
    揺動自在の複数のアーム5と、このアーム5の端
    部に当接するスプリング6と、このスプリング6
    が設けられた側に設けられ、かつ前記アーム5の
    端部と前記軸4との間の適位置に当接する突起2
    aを有する箱状のスイツチ本体2と、前記アーム
    5の端部の非スプリング側に端部を介して前記ス
    プリング6と対応して設けられ、端部と当接する
    突起3aが立設されると共に、前記アーム5の中
    心部4aにアクチユエータ7aが接して押圧され
    るマイクロスイツチ7を保持する平板状の押ボタ
    ン3とを有し、この押ボタン3を押圧すると前記
    突起3aにより前記アーム5の端部が前記スプリ
    ング6に抗して押圧され、スプリング6側に設け
    られた前記突起2aが支点となり前記アーム5の
    中心部4aが前記アクチユエータ7a側に動きス
    イツチオンがオンすることを特徴とした押ボタン
    スイツチ。
JP11430087U 1987-07-24 1987-07-24 Expired JPH0431695Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11430087U JPH0431695Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11430087U JPH0431695Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6419227U JPS6419227U (ja) 1989-01-31
JPH0431695Y2 true JPH0431695Y2 (ja) 1992-07-30

Family

ID=31354917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11430087U Expired JPH0431695Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0431695Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6447490B2 (ja) * 2015-12-24 2019-01-09 オムロン株式会社 押しボタンスイッチおよび遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6419227U (ja) 1989-01-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0431695Y2 (ja)
JPH0320830U (ja)
JP2588859Y2 (ja) 押釦スイッチ
JPH0528666Y2 (ja)
JP2000222975A (ja) プッシュボタンスイッチ
JPH01103135U (ja)
JPS5914847B2 (ja) 押釦装置
JP2005209565A (ja) 押釦スイッチ
JPH031866Y2 (ja)
JPS6343715Y2 (ja)
JPS6228024Y2 (ja)
JPH0346439Y2 (ja)
JPH0625860Y2 (ja) スイツチ用押ボタン装置
JPH069401Y2 (ja) 押釦装置
JPH0231711Y2 (ja)
JPH036987Y2 (ja)
JPS5821052Y2 (ja) 押釦スイッチ
JP4330705B2 (ja) 多方向スイッチ
JPS5829870Y2 (ja) 押釦スイッチ
JPH0427534U (ja)
JP2525260Y2 (ja) 小型スイッチ
JPS62103Y2 (ja)
JP2645594B2 (ja) 押ボタン機構
JPH01227317A (ja) 押釦装置
JPH07219707A (ja) 座標情報入力装置