JPH01227317A

JPH01227317A - 押釦装置

Info

Publication number: JPH01227317A
Application number: JP63052575A
Authority: JP
Inventors: Yuji Nozawa; 野沢　裕二
Original assignee: Clarion Co Ltd
Current assignee: Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Priority date: 1988-03-08
Filing date: 1988-03-08
Publication date: 1989-09-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は、各種電気機器等に用いられる押釦装・置に関
するものである。

［従来の技術］従来、各種電気機器等の操作スイッチとして、押釦装置
が汎用されている。これら押釦装置としては、押釦の押
圧方向と同一方向に押入されるブツシュ式スイッチを設
けたものがあるが、機器の設計上、押釦とスイッチを直
線状に配置できないものもあり、押釦の押圧方向とスイ
ッチの押入方向とが略直角となるものを本出願人が先に
提案している。

この様な押釦装置の一例を第４図及び第５図に示した。

即ち、支持台５に押釦１が屈曲部２を介して支持され、
また、押釦１の背面側には、作動突起部３が支持部材３
ａによって押釦に固定されて、押釦ユニット７が構成さ
れている。なお、この屈曲部２は、押釦１を押圧した際
に、後方に屈曲し、押釦１をその屈曲部を支点として回
動させるものである。

一方、前記支持台５には、プッシュスイッチ４等を配設
したプリント基板６を嵌合して固定する嵌合溝５ａが形
成されている。また、プッシュスイッチ４は、押釦１の
背面に設けられた作動突起部３によって投入されるスイ
ッチ部４ａと、スイッチ基部４ｂとから構成されている
。

この様に構成された従来の押釦装置においては、押釦１
を押圧すると、押釦１は屈曲部２を支点として接方に回
動し、それに伴って、背面側の作動突起部３が下方に移
動する。そして、作動突起部３の先端部が、その下方に
配設されているプリント基板上のプッシュスイッチ４を
押圧することにより、スイッチ操作が行なわれていた。

［発明が解決しようとする課題］ところが、上述した様な従来の押釦装置においては、第
６図に示した様に、押釦１の作動突起部３とプッシュス
イッチ４との間隔ΔＸが大きいと、押釦１を図中へ方向
に大きく押込まなければ、プッシュスイッチ４は作動し
ない。

また、押釦１を押圧し始めてから、作動突起部３がプッ
シュスイッチ４に接触してプッシュスイッチ４を押圧し
、その復帰力を感じるまでにある時間がかかり、操作フ
ィーリングが良くなかった。

これらの観点から、作動突起部３とプッシュスイッチ４
との間隔ΔＸはゼロないしは０．１〜０゜２ｍｍ程度の
極力小さな値とすることが望ましい。

しかしながら、ΔＸを小さくすると、第７図に示した様
に、押釦ユニット７とプリント基板６を組立てる場合に
、正規の挿入方向Ｂに対して、わずかに傾けて挿入した
だけで、作動突起部３の先端部がプリント基板６上に配
設されたプッシュスイッチ４に突き当たってしまい、機
器の組立工程に支障をきたすことがあった。

また、作動突起部３の下面は略平面状となっているが、
第８図に示した様に、押釦１を押圧した際に、作動突起
部３の下面はまずプッシュスイッチ４のスイッチ部４ａ
の角部４Ｃに接触し、斜め方向よりスイッチ部４ａを押
圧することになる。

そのため、スイッチ部４ａの押圧力が低下し、スイッチ
操作の信頼性が低下すると共に、“カチッ″といった操
作フィーリングが得られず、“モコッ″という不快な操
作フィーリングを感じることになっていた。

ざらに、作動突起部３の先端部３ｂに、プッシュスイッ
チ４のスイッチ基部４ｂの角部４ｄが接触した場合には
、それ以上押釦１を押圧することはできず、スイッチ操
作が全く行えないといった欠点もめった。

本発明は、以上の様な従来の押釦装置の問題点を解消す
るために提案されたもので、その目的は、組立工程の円
滑化を可能とし、精度の高い操作性と操作感触が得られ
る押釦装置を提供することにある。

し課題を解決するための手段］本発明の押釦装置は、プリント基板上に取付けられ、基
板面と略直角方向に押圧されて作動するプッシュスイッ
チと、押釦とその背面側に設けられた作動突起部とから
成り、プリント基板に対して基板面方向に装着され、プ
ッシュスイッチを作動させる押釦ユニットから構成され
、前記作動突起部の先端部下面にテーパ部を形成したも
のである。

また、作動突起部の先端部下面に形成されたテーパ部の
押釦側の辺を、プッシュスイッチの押圧範囲内に位置す
るように配設することが、より効果的である。

［作用］本発明の押釦装置によれば、押釦ユニットを構成する作
動突起部の先端部下面にテーパ部を形成することにより
、押釦ユニットとプリント基板との組立時に、両者が傾
いて挿入された場合においても、作動突起部のテーパ部
がプッシュスイッチ上面をスライドするので、組立てに
支障をきたすことはない。

また、作動突起部の先端部下面に形成されたテーパ部の
押釦側の辺を、プッシュスイッチの押圧範囲内に位置す
るように配設した場合は、常にこの辺がスイッチ部に当
接してプッシュスイッチを押圧することができる。

［実施例］以下、本発明の一実施例を第１図乃至第３図に基づいて
具体的に説明する。なお、第４図乃至第８図に示した従
来型と同一の部材は同一の符号を付して、説明は省略す
る。

本実施例の構成＊本実施例においては、第１図（Ａ＞（Ｂ）に示した様に
、押釦１１の背面側に設けられる作動突起部１３の先端
部下面に、テーパ部１３ａが形成されている。

また、第２図（Ａ＞（Ｂ）に示した様に、前記テーパ部
１３ａが、プリント基板上に配設されたプッシュスイッ
チ４のスイッチ部４ａの真上にくるように構成されてい
る。

本実施例の作用＊この様な構成を有する本実施例の押釦装置においては、
押釦１１を押圧した際に、まず、最初に、作動突起部１
３に形成されたテーパ部１３ａの押釦側の辺１３ｂが、
スイッチ部４ａに接触し、スイッチ操作が完了するまで
、この辺１３ｂのみが、スイッチ部４ａに接触し、押圧
する。

また、第３図に示した様に、押釦ユニット１７とプリン
ト基板６とを組立てる際に、正規の挿入方向Ｃに対して
、傾けて挿入した場合でも、プッシュスイッチ４には作
動突起部１３のテーパ部１３ａが当たり、作動突起部１
３はテーパ部１３ａに沿ってプッシュスイッチ４の上方
向にスライドするため、装着作業が滞ることもない。　
この様に本実施例の押釦装置においては、押釦ユニット
とプリント基板の組立工程において、両者が傾いて挿入
された場合でも、支障なくスムーズに挿入することがで
きる。

また、作動突起部の下面がプッシュスイッチのスイッチ
部の角部に当接して、プッシュスイッチを斜め方向に押
圧するといった斜め押しも防止することができる。

［発明の効果コ以上の通り、本発明によれば、押釦の背面側に設けられ
る作動突起部の先端部下面に、テーパ部を形成するとい
う簡単な手段によって、組立工程の円滑化を可能とし、
精度の高い操作性と操作感触が得られる押釦装置を提供
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図及び第２図は本発明の押釦装置の一実施例を示す
もので、それぞれ（Ａ）は断ｆｆｉ図、（Ｂ）は平面図
、第３図は本発明の押釦装置において、押釦ユニットを
プリント基板に対してわずかに傾けて挿入した場合の側
面図、第４図は従来の押釦装置の一例を示す斜視図、第
５図及び第６図はその側面図、第７図は押釦ユニットを
プリント基板に対してわずかに傾けて挿入した場合の側
面図、第８図は作動突起部がプッシュスイッチに当接し
た時の状態を示す側面図である。１・・・押釦、２・・・屈曲部、３・・・作動突起部、
３ａ・・・支持部材、３ｂ・・・先端部、４・・・プッ
シュスイッチ、４ａ・・・スイッチ部、４ｂ・・・スイ
ッチ基部、４Ｃ，４ｄ・・・角部、５・・・支持台、５
ａ・・・嵌合溝、６・・・プリント基板、７・・・押釦
ユニット、１３・・・作動突起部、１３ａ・・・テーパ
部、１３ｂ・・・辺、１７・・・押釦ユニット。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ａ、プリント基板上に取付けられ、基板面と略直
角方向に押圧されて作動するプッシュスイッチ。ｂ、押釦とその背面側に設けられた作動突起部とから成
り、前記プリント基板に対して基板面方向に装着され、
前記プッシュスイッチを作動させる押釦ユニット。ｃ、前記作動突起部の先端部下面に形成されたテーパ部
。以上ａ〜ｃを備えたことを特徴とする押釦装置。
（２）第１項記載の作動突起部に形成されたテーパ部の
押釦側の辺が、プリント基板上に設けられたプッシュス
イッチの押圧範囲内に位置していることを特徴とする押
釦装置。