JPH0439620Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0439620Y2
JPH0439620Y2 JP454885U JP454885U JPH0439620Y2 JP H0439620 Y2 JPH0439620 Y2 JP H0439620Y2 JP 454885 U JP454885 U JP 454885U JP 454885 U JP454885 U JP 454885U JP H0439620 Y2 JPH0439620 Y2 JP H0439620Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin plate
display board
switch
diaphragm
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP454885U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61120133U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP454885U priority Critical patent/JPH0439620Y2/ja
Publication of JPS61120133U publication Critical patent/JPS61120133U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0439620Y2 publication Critical patent/JPH0439620Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は電子機器の操作パネル部に用いるフラ
ツトパネルタイプの押ボタンスイツチに関するも
のである。
従来の技術 近年、機器の電子化がさかんに行われている中
で、機器の操作パネル部に用いる押ボタンスイツ
チは、薄形で組立が簡単なフラツトパネルタイプ
が要求されており、例えば従来この種の押ボタン
スイツチは、第3図のような構造になつていた。
すなわち図に示すように接点1を有する絶縁基板
2上に、上記接点1を設けた部分に開孔3を有す
るスペーサ4を配置し、このスペーサ4の開孔3
に球面状に形成された弾性金属板よりなるダイヤ
フラム5を配置し、この上に弾性を有するフイル
ム6を被せ、その上に、ケース7の孔部8に保持
されるボタン部9を配置し、上記ケース7の上面
へ裏面に保護シート10を接着した表示板11を
配置した構成となつており、この構成で第4図に
示すように、指先で表示板11の表示部分を押す
ことによりボタン部9を下動させ、ダイヤフラム
5をたわませて接点1間を導通させてスイツチの
切換えを行つていた。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、表示板11は、機
器のデザインの多様化に伴ない、操作フイーリン
グ、印刷性、耐久性、耐環境性に富む材質の選定
が必要となつてくる。一般的には、この表示板1
1としては、接点部に有害なゴム等のものを避
け、可撓性、印刷性、耐久性、耐環境性に優れ
た、ポリエステル、ポリカーボネート等の150ミ
クロン程の薄板を用い、かつ裏面に25〜50ミクロ
ン程の保護シート10を接着しても、長年使用す
ると表示板11の操作面にへたりが生じたりある
いは、指の爪のような先が細く硬いもので操作さ
れた時、特に操作面のボタン部9が配置されてい
るケース7の孔部8の角で傷が付き商品価値を著
しく損なうという問題があつた。
そこで本考案は、このような問題点を解決する
もので、表示板のへたりあるいは傷を付かないよ
うにし、長期間あるいは特異な操作下においても
商品価値を損なわない押ボタンスイツチを提供す
るものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案は、ケース
に設けた孔にスイツチ部を操作するボタン部をは
めこみ、少なくとも上記孔の上面をふさぐように
硬質で弾性を有する薄板を表示板との間に固着し
ないでフリー状態で配置し、さらに上記薄板の上
面に可撓性を有する表示板を取付けるものであ
る。
作 用 この構成によつて、表示板とケースとの間に硬
質で弾性を有する薄板を表示板との間に固着しな
いフリー状態で配置することにより、表示板への
負担が軽減され、表示板のへたりあるいは損傷が
少なくなる。
実施例 第1図は本考案の一実施例による押ボタンスイ
ツチの構造を示す断面図であり、第1図に示す実
施例において13は接点12を有する絶縁基板
で、この絶縁基板13上に上記接点12を設けた
部分に開孔14を有する合成樹脂よりなるスペー
サ15を配置し、このスペーサ15の開孔14に
球面状に形成された弾性金属板よりなるダイヤフ
ラム16を配置し、この上に弾性を有するフイル
ム17を被せ、その上に、ケース18の孔部19
に保持されるボタン部20を配置し、上記ケース
18の上面に硬質で弾性を有する薄板23を表示
板との間に固着しないでフリー状態で配置しさら
に薄板23上に裏面に保護シート22を接着した
表示板21を配置して構成され、第2図に示すよ
うに指先24で表示板21、保護シート22、薄
板23を介してボタン部20を押し、このボタン
部20の下動によりフイルム17およびダイヤフ
ラム16をたわませて接点12間を導通させスイ
ツチの切換えを行うように動作させるものであ
る。指先24による押圧力を解除すると、ダイヤ
フラム16、フイルム17の弾性でボタン部20
は上動復帰する。
以上のように本考案の実施例の押ボタンスイツ
チは構成されるため、操作する際の表示板21へ
の直接の負担が軽減され、かつ操作フイーリング
に悪影響を及ばさず保護シート22及び表示板2
1のへたりあるいは損傷を少なくさせることがで
きる。
一般的に薄板23は操作フイーリングを得るた
め、200ミクロン前後のものが適当である。
考案の効果 以上のように本考案によれば、硬質で弾性を有
する薄板一枚を表示板との間に固着しないでフリ
ー状態で追加することいより、操作フイーリング
に悪影響を及ぼさず長期間あるいは特異な操作方
法が行われても、表示板のへたりあるいは、傷を
防ぎ、機器の商品価値を損なうことのないばかり
でなく、薄板一板を追加するだけなので、部品コ
スト、組込工数についてもさぼどかからず安価で
実用的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の押ボタンスイツチの一実施例
を示す断面図、第2図は同押ボタンスイツチの操
作時を示す断面図、第3図は従来の押ボタンスイ
ツチの一実施例を示す断面図、第4図は従来の押
ボタンスイツチの操作時を示す断面図である。 12……接点、13……絶縁基板、14……開
孔、15……スペーサ、16……ダイヤフラム、
17……フイルム、18……ケース、19……孔
部、20……ボタン部、21……表示板、22…
…保護シート、23……薄板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースに設けた孔にスイツチ部を操作するボタ
    ン部をはめこみ、少なくとも上記孔の上面をふさ
    ぐように硬質で弾性を有する薄板を表示板との間
    に固着しないでフリー状態で配置し、さらに上記
    薄板の上面に可撓性を有する表示板を取付けてな
    る押ボタンスイツチ。
JP454885U 1985-01-17 1985-01-17 Expired JPH0439620Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP454885U JPH0439620Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP454885U JPH0439620Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61120133U JPS61120133U (ja) 1986-07-29
JPH0439620Y2 true JPH0439620Y2 (ja) 1992-09-17

Family

ID=30480230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP454885U Expired JPH0439620Y2 (ja) 1985-01-17 1985-01-17

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0439620Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61120133U (ja) 1986-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4634818A (en) Switches and keyboards
US5399823A (en) Membrane dome switch with tactile feel regulator shim
US5561278A (en) Membrane switch
US3811025A (en) Touch panel switch assembly
JPH0216526B2 (ja)
JPS62283510A (ja) 押ボタンスイツチ
JPH0439620Y2 (ja)
US7301114B2 (en) Movable contact unit
JPS6026422Y2 (ja) 押釦スイツチ
JPS61237312A (ja) 押ボタンスイツチ
JPH0320979Y2 (ja)
JPS6081717A (ja) 押ボタンスイツチ
JPH044337Y2 (ja)
JPS5939390Y2 (ja) 薄形キ−ボ−ドスイツチ
JP2764897B2 (ja) 押ボタンスイツチ
JPS61145438U (ja)
JPH0346439Y2 (ja)
JPS6217941Y2 (ja)
JPS6012173Y2 (ja) キ−釦スイッチ装置
JPH0341377Y2 (ja)
JPH0431692Y2 (ja)
JPH0515015B2 (ja)
JP2625137B2 (ja) スイッチ
JPH036991Y2 (ja)
JPS5914988Y2 (ja) 押釦スイッチ装置