JP2550816Y2 - 押ボタンスイッチ - Google Patents

押ボタンスイッチ

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JP2550816Y2
JP2550816Y2 JP1990129304U JP12930490U JP2550816Y2 JP 2550816 Y2 JP2550816 Y2 JP 2550816Y2 JP 1990129304 U JP1990129304 U JP 1990129304U JP 12930490 U JP12930490 U JP 12930490U JP 2550816 Y2 JP2550816 Y2 JP 2550816Y2
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JP
Japan
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button
case
sliding
switch
push button
Prior art date
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Application number
JP1990129304U
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English (en)
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JPH0485623U (ja
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孝行 秋山
正 矢野
芳彦 神村
徹也 小間
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、電子機器の入力装置等に用いられる押ボタ
ンスイッチに関するものである。
従来の技術 従来の技術を第3図により説明する。
第3図は、従来の押ボタンスイッチの構成を示す要部
断面図である。同図によると、下部接点1を有する下部
フレキシブルパターン2上に開孔3を有する合成樹脂ス
ペーサ4を配置し、前記下部接点1に対向する上部接点
5を設けた上部フレキシブルパターン6を被せ、さらに
下部接点1に対向してカップ状のラバースプリング7を
配置してスイッチ部を設け、外部に摺動可能な摺動体8
をコイルバネ9を介して摺動部10と係止部11を有するツ
メ部12を備えたボタン13を合成樹脂からなるケース14の
摺動孔15に前記摺動部10を挿入し前記ケース14の穴16に
前記ツメ部12を挿入し、係止部11で係合させ、以上の部
品を保持する金属板の基板17から構成されている。
次に上記従来の押ボタンスイッチの動作について説明
する。ボタン13を押し下げるとコイルバネ9が圧縮さ
れ、この圧縮力が摺動体8を介しラバースプリング7を
押圧し、ラバースプリング7の押下時のピーク荷重を越
えた時、ラバースプリング7が座屈し、上部フレキシブ
ルパターン6上の上部接点5を押し、下部フレキシブル
パターン2上の下部接点1と接触する。さらにボタン13
を押し下げると、ボタン13の裏面の平坦部18と摺動孔15
の上端部19が当接し、それ以上のボタン13の押し下げを
阻止するものである。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来技術においては、ボタン13を
ケース14から抜去するような荷重が加わった場合、係止
部11がずれると、他に抜去を阻止する構造になっていな
かった。特に押ボタンスイッチを薄型化する場合、係止
部11は金型的にアンダーカットとなるため、容易に係止
寸法を大きく取ることはできずボタン13の抜去力が弱い
という課題があった。
課題を解決するための手段 本考案は上記課題を解決するために、ボタンとケース
との摺動部を除く外方に両者を係止するための係止部を
それぞれ形成すると共に、上記ボタンの摺動部がはまり
込むケースの摺動孔の外壁を上方が大径部、下方が小径
部とすることにより、ボタンの係止部がケースから外れ
ようとした時にはボタンの係止部の裏面が大径部に当接
して抜けを防止し、ボタンが下降する時には当接しない
ようにしたものである。
作用 したがって、ボタンの抜去力が大きく向上し、外部か
ら不用意にボタンに加えられた力によって容易にボタン
の抜けが発生しないようにできると共に、ボタンの押圧
操作に支障を来すことのない押ボタンスイッチを提供で
きるというものである。
実施例 本考案の一実施例を第1図、第2図により説明する。
第1図は押ボタンスイッチの断面図であり、第2図は同
要部であるボタンとケースの関係を示す詳細図である。
同図によると、下部接点20を有する下部フレキシブル
パターン21上に開孔22を有する合成樹脂スペーサ23を配
置し、前記下部接点20に対向する上部接点24を設けた上
部フレキシブルパターン25を被せ、さらに下部接点20に
対向してカップ状のラバースプリング26を配置してスイ
ッチ部を設けている。
また、このスイッチ部の上部には、前記ラバースプリ
ング26を押圧する摺動体27を配置し、この摺動体27はコ
イルバネ28を介してボタン35の下面に設けられた筒状の
摺動部29の内周面に摺動自在にガイドされている。
また、前記ボタン35は、ボタン35に設けた筒状の摺動
部29が摺動自在にはまり込む摺動孔36を設けた合成樹脂
製のケース33にはめ込まれると共に、この摺動部を除く
外方にボタン35とケース33の両者を係止して抜け止めを
行うための係止部がそれぞれ設けられている。
すなわち、ケース33には内周方向に向かう突起を有す
る挿入口34が設けられると共に、この挿入口34の内周側
となるケース33の摺動孔36の外壁は上方が大径部、下方
が小径部となる段付き状に構成され、一方、この挿入口
34にはまり込むようにボタン35には外周方向に向かう突
起を設けた係止部30を先端に有するツメ部31が設けら
れ、この係止部30の突起の先端からツメ部31の裏側32ま
での肉厚が前記ケース33の挿入口34の溝幅よりも大きく
構成されている。
さらに、以上の部品を金属板の基板37により保持して
押ボタンスイッチが構成されている。
以上のように構成された押ボタンスイッチのボタン35
を抜去するような力が加わった場合、ケース33と係合し
ているツメ部31の係止部30は第2図に示すようにA方向
に移動しようとするが、ツメ部31の裏側32の肉厚がケー
ス33の挿入口34の溝幅より大きいものとしたため、この
ツメ部31の裏側32がケース33の摺動孔36の外壁の上方に
形成された大径部に当接するのでボタン35の抜去力が向
上するものである。
なお、上記押ボタンスイッチの動作については従来技
術と同様であるので説明は省略する。
考案の効果 本考案は、上記実施例より明らかなように、ボタンの
抜去力が大きく向上し、外部から不用意にボタンに加え
られた力によって容易にボタンの抜けが発生しないよう
にできると共に、ボタンの押圧操作に支障を来すことの
ない押ボタンスイッチを提供できるという効果が得られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の押ボタンスイッチの一実施例を示す断
面図、第2図は同要部であるボタンとケースの部分拡大
図、第3図は従来の押ボタンスイッチの断面図である。 20……下部接点、23……合成樹脂スペーサ、24……上部
接点、26……ラバースプリング、27……摺動体、28……
コイルバネ、30……係止部、31……ツメ部、32……裏
側、33……ケース、35……ボタン。
フロントページの続き (72)考案者 小間 徹也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭59−162727(JP,U) 実開 昭61−166345(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも上下部接点とその間に設けられ
    たスペーサと上記上部接点上に設けられたラバースプリ
    ングよりなるスイッチ部と、上記ラバースプリングを押
    圧する摺動体とこの摺動体をコイルバネを介して押圧す
    るボタンと、このボタンの下面に設けた筒状の摺動部を
    介してボタンを昇降自在に装着したケースからなり、上
    記ボタンとケースとの摺動部を除く外方に両者を係止す
    るための係止部をそれぞれ形成すると共に、上記ボタン
    の摺動部がはまり込むケースの摺動孔の外壁を上方が大
    径部、下方が小径部とすることにより、ボタンの係止部
    がケースから外れようとした時にはボタンの係止部の裏
    面が大径部に当接して抜けを防止し、ボタンが下降する
    時には当接しないようにした押ボタンスイッチ。
JP1990129304U 1990-11-30 1990-11-30 押ボタンスイッチ Expired - Lifetime JP2550816Y2 (ja)

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JPH0485623U JPH0485623U (ja) 1992-07-24
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999067799A1 (fr) * 1998-06-25 1999-12-29 Omron Corporation Commutateur

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59162727U (ja) * 1983-04-15 1984-10-31 アルプス電気株式会社 押釦スイツチのステムへのキ−トツプ取付構造
JPS61166345U (ja) * 1985-04-01 1986-10-15

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