JPH0565029U - スイッチボタン構造 - Google Patents

スイッチボタン構造

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Publication number
JPH0565029U
JPH0565029U JP004693U JP469392U JPH0565029U JP H0565029 U JPH0565029 U JP H0565029U JP 004693 U JP004693 U JP 004693U JP 469392 U JP469392 U JP 469392U JP H0565029 U JPH0565029 U JP H0565029U
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JP
Japan
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switch
push button
button
pressed
button structure
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP004693U
Other languages
English (en)
Inventor
健作 都築
Original Assignee
アイホン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by アイホン株式会社 filed Critical アイホン株式会社
Priority to JP004693U priority Critical patent/JPH0565029U/ja
Publication of JPH0565029U publication Critical patent/JPH0565029U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スイッチにかかる荷重を逃すことによりスイッ
チの破損を防止して、耐久性に優れたスイッチボタン構
造を提供すること。 【構成】ケースに軸着された押しボタンを押圧すること
によってスイッチと直接接触する部分に、弾性部材を載
設する。これによりスイッチ自体にかかる負荷を減らす
ことができ、また荷重をかけすぎてスイッチを破壊する
ことがなくなり、スイッチの強度及び性能に対しての劣
化を防止するのに非常に大きな効果を発揮する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、インターホンや電話等のスイッチボタン構造に係わり、特にケー スの内部に固着してあるスイッチにかかる負担を軽減するスイッチボタン構造に 関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のスイッチボタン構造は図3に示すように、絶縁基板50上に固着された スイッチ20と、絶縁基板50上部に位置するケースにスイッチ20から離反す るように付勢されて軸着された押しボタン10と、押しボタン10が押下された ときにその押下位置を規制するリブ30とを有するものが一般的であった。
【0003】 このスイッチボタン構造の動作を説明すると、押しボタン10を押下すること によりスイッチ20と密着し、更に押下するとスイッチ20が導通するようにな る。ここで押しボタン10はリブ30により一定箇所で停止する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術では、押しボタン10を押下することに よりスイッチ20と密着し、更に押下するとスイッチ20が導通するようになっ ているため、押しボタン10の押下位置はリブ30によって規制されているもの のスイッチ20にかなりの負担を生じてからでなければ役に立たなかった。
【0005】 また、インターホンや電話のダイヤルボタン等の使用頻度は非常に高いが、こ のスイッチボタン構造では押しボタン10とスイッチ20の頭部が直接接触する ために、押しボタン10に加えた荷重がそのままスイッチ20にかかるので、ス イッチ20のクリック感がなくなったり接点の部分が破壊されるなどインターホ ンや電話等の重要な部品が機能しなくなる問題点があった。
【0006】
【目的】
本考案は、このような従来の問題点を解決するためになされたもので、スイッ チにかかる荷重を逃すことによりスイッチの破損を防止して、耐久性に優れたス イッチボタン構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成する本考案のスイッチボタン構造は、絶縁基板上に固着 されたスイッチと、前記絶縁基板上部に位置するケースに前記スイッチから離反 するように付勢されて軸着された押しボタンと、前記押しボタンが押下されたと きにその押下位置を規制するリブとを有するスイッチボタン構造において、前記 押しボタンは前記スイッチを押圧する部分が弾性部材から成るものである。
【0008】
【作用】
本考案は、押しボタンを押下することによってスイッチと直接接触する弾性部 材も同時に連動している。したがってスイッチを押下しすぎた場合に押圧により 生じた荷重が直接スイッチに生じることはなく、弾性部材がそれを吸収しその状 態で過剰負荷の防止のリブにより押しボタンは一定箇所で停止する。
【0009】 このように弾性部材によりスイッチにかかる荷重を吸収させて、スイッチの強 度及び性能に対しての劣化を防止することができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案のスイッチボタン構造の一実施例について図面を参照して更に説 明する。 図1に示すスイッチボタン構造は、絶縁基板6上に上向きに固着されたタクト スイッチ2を設け、押しボタン1が押下されたときにその押下位置を規制するた めに絶縁基板6上に突出するようにリブ3が形成される。
【0011】 絶縁基板6上部に位置するケース5には穴5aが設けられ、この穴5aの部分 に押しボタン1が押下可能なように軸着される。 押しボタン1は、図示しないバネ等の付勢手段により軸着され、タクトスイッ チ2から離反するように付勢されてる。押しボタン1にはタクトスイッチ2と接 する箇所に湾曲自在な板バネ4が湾曲可能なように載設される。板バネ4は押し ボタン1と一体に設けてもよい。
【0012】 以上のようなスイッチボタン構造の動作を図2を参照して説明する。 図2に示すように、インターホンや電話のダイヤルボタン等の付勢手段に対し て押しボタン1が押下されることにより、押しボタン1は回動自在に軸着された 任意の点を中心にタクトスイッチ2の方向へ移動する。押下された押しボタン1 の移動によりタクトスイッチ2と接する箇所に載設された板バネ4とタクトスイ ッチ2が接しスイッチをオンし、同時にタクトスイッチ2にかかる荷重を板バネ 4の弾性特性により湾曲することによって吸収する。更に押しボタン1が押下さ れると押しボタン1の押下位置を規制するリブ3に接して停止するが、この位置 でも板バネ4の弾性特性によりタクトスイッチ2にかかる荷重を吸収し、直接か かる過剰負荷を防止することができる。
【0013】 なお、スイッチは押圧することによって導通するものであればタクトスイッチ 2に限らず、マイクロスイッチ等の押しボタン式のスイッチにおいても実施する ことが可能である。 又、押しボタン1の取付け方法は軸着によるものには限られず、回動自在に支 持されたものであればよい。押しボタン1に載設された板バネ4も弾性部材なら ばスプリング、シリンダー、ゴム等で実施することが可能である。
【0014】
【考案の効果】
本考案は、押しボタンを押圧することによってスイッチと直接接触する板バネ も同時に連動するので、スイッチを押圧しすぎたとしても、板バネの弾性特性に より押圧により生じた荷重が直接スイッチに生じることなく過剰負荷を防止する 。また、押しボタンの押下位置はリブにより規制されているので一定箇所で停止 する。
【0015】 これによりスイッチ自体にかかる負荷を減らすことができ、また荷重をかけす ぎてスイッチを破壊するということがなくなり、スイッチの強度及び性能に対し ての劣化を防止するのに非常に大きな効果を発揮する。 更に本考案は、構造簡単であるスイッチボタン構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のスイッチボタン構造における押圧前の
断面図。
【図2】本考案のスイッチボタン構造における押圧後の
断面図。
【図3】従来のスイッチボタン構造における断面図。
【符号の説明】
1…押しボタン 2…タクトスイッチ 3…リブ 4…板バネ 5…ケース 5a…穴 6…絶縁基板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】絶縁基板上に固着されたスイッチと、前記
    絶縁基板上部に位置するケースに前記スイッチから離反
    するように付勢されて軸着された押しボタンと、前記押
    しボタンが押下されたときにその押下位置を規制するリ
    ブとを有するスイッチボタン構造において、前記押しボ
    タンは前記スイッチを押圧する部分が弾性部材から成る
    ことを特徴とするスイッチボタン構造。
JP004693U 1992-02-07 1992-02-07 スイッチボタン構造 Expired - Lifetime JPH0565029U (ja)

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JP004693U JPH0565029U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 スイッチボタン構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP004693U JPH0565029U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 スイッチボタン構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0565029U true JPH0565029U (ja) 1993-08-27

Family

ID=11590974

Family Applications (1)

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JP004693U Expired - Lifetime JPH0565029U (ja) 1992-02-07 1992-02-07 スイッチボタン構造

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Effective date: 19971104