JPS5843148Y2 - スイツチ装置 - Google Patents

スイツチ装置

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JPS5843148Y2
JPS5843148Y2 JP18191178U JP18191178U JPS5843148Y2 JP S5843148 Y2 JPS5843148 Y2 JP S5843148Y2 JP 18191178 U JP18191178 U JP 18191178U JP 18191178 U JP18191178 U JP 18191178U JP S5843148 Y2 JPS5843148 Y2 JP S5843148Y2
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JP
Japan
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switch
switch button
button
plate
protrusion
Prior art date
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Application number
JP18191178U
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English (en)
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JPS5599039U (ja
Inventor
幹夫 舘
Original Assignee
ソニー株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はばね板に歪を強制的に与えて複数あるスイッチ
釦の選択的−の操作およびその操作状態の保持をクリッ
ク感をもって行えるようにするとともに、一方のスイッ
チ釦がロック動作するも他方のスイッチ釦がノンロック
動作するようにしたスイッチ装置にかんする。
テープレコーダ等の電子機器には、複数の動作モードを
指定するために操作される押釦スイッチが並設される。
そしてこの押釦スイッチは複数のスイッチ釦の選択的−
が操作されたとき、残る他のスイッチ釦が復帰動作した
り復帰状態を維持するようになっている。
かかる動作が得られるスイッチ装置として第1図乃至第
3図に示すものが広く実用されるに及んでいる。
先ず、第1図において、1はクリック動作を与える板ば
ね2を支持するブラケットで、このブラケット1には上
記板ばね2を幾分わん曲した状態にてこれらの両端が固
定され、この板ばね2上にスイッチ釦3が配置されてい
る。
この板ばね2はリン青銅など弾性に富んだ導電部材にて
作られており、ブラケット1の下部に配置した一対の固
定接点4,5にのぞんでいる。
なお、この固定接点4,5は例えばテープレコーダの再
生回路を作る制御回路に接続されている。
このスイッチ装置によれば、上記スイッチ釦3を矢印方
向に押し込むと、板ばわ2の中央部付近が強制的に押し
下げられて、二点鎖線で示す方向に撓みながら急速に変
形する。
しかし、このとき板ばね2は大きな歪を受けて、常に元
の位置に復帰しようとする力が作用しており、したがっ
て、スイッチ釦3から手を離すと、直ちに板ばね歪を回
復するように中央部が盛り上り、スイッチ釦3は矢印方
向とは逆の方向に持ち上げられて、安定状態を維持する
そしてこの板ばわ2の動作は強制的に歪を受けるときと
その歪を解除しようとするときに急速に変形し、間欠的
にクリック動作を行う。
しかし、このスイッチ装置は板ばねの反転動作により、
上記のようなりリック感が得られるが、それ自体でスイ
ッチ釦の押し込み操作をロックする機能を持たない。
また、このスイッチ装置の複数を並設して、その選択的
−のみをロック動作させ、他のすべてを復帰させるとい
った使い方をすることができない。
このような使い方はこれらのスイッチ装置間をレバーな
どで関連せしめ、選択的−のスイッチ釦以外の動作を禁
止するメカモードが必要となる。
或いは高価な電子回路を使って、上記禁止動作を行わし
める以外方法がない。
このためスイッチ装置以外に他の部品や回路を要し、組
立が面倒どなったり高価となる欠点がある。
また、第2図において、6は固定接点などを有するスイ
ッチボックスで、このスイッチボックス6からはスイッ
チの固定接点を開閉操作する可動接片の操作軸7が突出
している。
このスイッチボックス6」二にはスイッチ釦8が出没自
在に取り付けられ、このス、イツチ釦8の側面に設けら
れたハートカム溝9に」二記操作軸7の屈曲端が案内さ
れている。
スイッチ釦8はスイッチボックス6等に取り付けられた
コイルスプリングにより、常に上方に付勢されている。
このスイッチ装置によれば、スイッチ釦8をコイルスプ
リングに抗して押し込むことにより、操作軸7の屈曲端
がハートカム溝9の下部の安定点9aから上部の安定点
9bに案内され、その安定点9bに屈曲端が係止された
位置で、L配置定接点間が閉しられ、これらを通じて再
生回路を作る制御回路を作動する。
再び、スイッチ釦8を押込めば屈曲端は再び元の安定点
9aに復帰する。
このスイッチ装置はロック機構を持っているので、連動
レバなどを使うことにより複数のスイッチ装置間の選択
的−の動作を行わせることが可能であるか、連動レバと
スイッチ釦8などとの取付力夕による誤動作が発生しや
すい。
また、ハートカム溝をもっているので゛スイッチ釦の操
作ストロークが大きて、小形化か難しいという欠点か“
あった。
洟に、第3図において、10.11は絶縁板12を介し
てリン青銅板などの弾性板に電気接点を取り付けた開閉
スイッチ板であり、その一方のスイッチ板1(lにスイ
ッチ釦13を配置したものである。
このスイッチ装置によれば、スイッチ板10.11の開
閉動作はクリックせず、スイッチ釦13の操作をロック
する機能を持たない。
したがって、このスイッチ装置の複数を用いて選択的−
の動作を行わしめるためには連動レバやその他の複雑な
メカ部品を要し、且つロック接脂を持たせるために、ロ
ック機構や電子回路を並設する必要があり、多数の動作
モードを持つ電子機器等の用途には向かない。
本考案はかかる従来の問題点にかんがみて、一枚のば2
忌板の歪を利用して複数のスイッチ釦の操作のロックお
よび2ノンロツク状態を形成し、その操作をクリック感
をもって行えるようにしたスイッチ装置を提供するもの
である。
以下に、本考案の実施例を図面について説明する。
第4図は本考案のスイッチ装置全体の斜視図、第5図は
同じく断面図で゛ある。
そしてこのスイッチ装置は後述する板ばわを挾む挾み板
14.15と、スイッチ16.17を取り付けたスイッ
チ板18とをねじ19にて結合したものからなる。
また、スイッチ16.17のスイッチ釦20.21が挾
み板14に設けられた透孔22.23から突出するよう
になっている。
24は上記の板ばねであり、鋼製の薄い弾性板からなり
、二つの円形の突部25,26が押圧加重を加えるなど
のプレス加工により形成されている。
この板ばね24の両端には上記ねじ19挿入用の取付孔
27 、28が設けられている。
さらに、一方の上記突部25の中央部には、第6図に示
すようにスイッチ16の作動子16′を挿通ずる透孔2
9が設けられているが、他方の突部26にはこのような
透孔29が設けられてない。
なお上記のばね板24の両端は挾み板14.15の両端
で固く保持されるとともに、突部25 、26の中央部
は上記挾み板14.15間に作られた僅かの間隙30内
に遊嵌されている。
スイッチ16.17は作動子16’、17’をそれぞれ
上方に浮上するスプリングを有するものとする。
次に、上記構成にかかるスイッチ装置の作用を第7図か
ら第9図に示す動作原理図について説明する。
先ず、スイッチ装置はスイッチ釦20.21が何ら操作
されないとき、第7図に示すごとくなり、スイッチ釦2
0.21は上記のスプリングによっていずれも同等の高
さに浮上した位置にある。
また、突部25は下方に突出し、突部26は上方に浮上
して、板ばね24には左右方向に突張る力が付与されて
いる。
ここでスイッチ釦21を押し込むと、その先端は円弧状
部21 aによって板ばね24の突部が下方に押しつぶ
される。
こメ′Lとともにスイッチ17の作動子17′を押し込
められ、その突部26は複雑に撓んで板ば゛ね24に矢
印a方向の力か加わる。
したがって、他の突部25にはその撓んだ分を吸収する
ようにこれを上方に盛り上げる力が作用する。
そしてその押し込みを続けると、上記突部26は下方に
反転して突出するとともに、他方の突部25は盛り上が
りのときにできる撓み力から解放されるように上方に向
って反転し、第8図に示す如き安定状態となる。
かかる状態にあっては、一方のスイッチ釦21は沈んだ
位置にあり、作動子16′には突部25は関係せず、他
方のスイッチ釦20は初めの浮上した状態をそのまま維
持する。
したがって、スイッチ17のみが動作し、これに接続さ
れた回路を例えば閉成する。
次に、第8図に示す状態にあるスイッチ装置において、
浮上しているスイッチ釦20を押し込む。
するとその円弧状部20 aによって突部25が下方に
押しつぶされるように撓み、この撓んだ分だけ、板ばね
24の両端に矢印す方向の力が作用するとともに、上記
沈んでいる突部26には上方へ反発する力が作用すると
、そしてその押し込み操作を続けると、上記突部25は
第9図に示すように下方に反発する応力によって沈み込
み、突部26は浮上する。
したがって、スイッチ17の動作はそれが固有する上記
スプリングによって復帰動作するとともに、スイッチ1
6は所定開放動作を行う。
なお、このとき、上記スイッチ釦20の円弧状部20
aは上記突部25の圧縮とスイッチ16の作動子16′
の押し込み操作を同時に行うが、作動子16′は上記透
孔29に挿通されて自由に移動できるので、その作動子
16′の先端が、スイッチ16内のスプリングの復元力
によって円弧状部20 aを直接押し戻すように作用し
、スイッチ16の動作は上記のように回路を一旦開放動
作した後直ちに復帰する。
したがって第4図に示す状態に復帰し、二つのスイッチ
釦20.21のいずれもが同一の高さに臨むようになる
換言すれば、スイッチ釦21の操作によってスイッチ1
7を動作させ、この状態からスイッチ釦20を操作する
ことによってスイッチ17の動作を復帰させるとともに
、スイッチ16の動作をも直ちに復帰動作させるように
動作する。
以上のように、本考案は、プレス加工などによって一方
には透孔が設けられ他方には透孔が設けられない少くと
も二つの突部を有し、かつ両端が固定された板ばbと、
上記突部のそれぞれに先端がのぞむように配置された第
1のスイッチ釦および第2のスイッチ釦と、上記の各突
部の反対側に作動子がのぞむように配置されたノンロッ
ク形の第1のスイッチおよび第2のスイッチとを有し、
第1のスイッチ釦の操作により板ばねを介して第2のス
イッチ釦に対応する第2のスイッチを作動せしめるも、
第1のスイッチ釦に対応した第1のスイッチは作動後直
ちに復帰するようにしたことによって、一枚の板ばねで
一方の、ノンロック形スイッチをロック状態に、他方の
ノンロック形のスイッチをノンロック状態とすることが
でき、これらの動作を連動動作で実現できる。
また、かかる構成を有するスイッチ機構をテープレコー
ダ等のポース゛スイッチなどに利用すれば有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のスイッチ装置の正面図、第2図は同じく
他の従来例の正面図、面3図はさらに他の従来例の正面
図、第4図は本考案にかかるスイッチ機構の斜視図、第
5図は本考案にかかるスイッチ装置の縦断面図、第6図
は同じくばね板の平面図、第7図乃至第9図は同じくス
イッチ装置の動作前後にわたる説明図である。 20・・・・・・第1のスイッチ釦、21・・・・・・
第2のスイッチ釦、24・・・・・・板ばね、25.2
6・・・・・・突部、29・・・・・・透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プレス加工などによって一方には透孔が設けられ他方に
    は透孔が設けられない少くとも二つの突部を有し、かつ
    両端が固定された板ばねと、上記突部のそれぞれに先端
    がのぞむように配置された第1のスイッチ釦および第2
    のスイッチ釦と、上記の各突部の反対側に作動子がのぞ
    むように配置されたノンロック形の第1のスイッチおよ
    び第2のスイッチとを有し、第1のスイッチ釦の操作に
    より板ばねを介して第2のスイッチ釦に対応する第2の
    スイッチを作動せしめるも、第1のスイッチ釦に対応し
    た第1のスイッチは作動後直ちに復帰するようにしたこ
    とを特徴とするスイッチ装置。
JP18191178U 1978-12-29 1978-12-29 スイツチ装置 Expired JPS5843148Y2 (ja)

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JP18191178U JPS5843148Y2 (ja) 1978-12-29 1978-12-29 スイツチ装置

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JP18191178U JPS5843148Y2 (ja) 1978-12-29 1978-12-29 スイツチ装置

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Publication Number Publication Date
JPS5599039U JPS5599039U (ja) 1980-07-10
JPS5843148Y2 true JPS5843148Y2 (ja) 1983-09-29

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ID=29193589

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JP18191178U Expired JPS5843148Y2 (ja) 1978-12-29 1978-12-29 スイツチ装置

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