JP2595463Y2 - マイクロスイッチ構造 - Google Patents

マイクロスイッチ構造

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JP2595463Y2
JP2595463Y2 JP1991086686U JP8668691U JP2595463Y2 JP 2595463 Y2 JP2595463 Y2 JP 2595463Y2 JP 1991086686 U JP1991086686 U JP 1991086686U JP 8668691 U JP8668691 U JP 8668691U JP 2595463 Y2 JP2595463 Y2 JP 2595463Y2
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JP
Japan
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movable
piece
locking groove
locking
push button
Prior art date
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Application number
JP1991086686U
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JPH0531055U (ja
Inventor
昭義 永田
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Omron Corp
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Omron Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子機器に用いられる
マイクロスイッチ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のマイクロスイッチを図6
に示す。このマイクロスイッチは可動片30の一端の係
止部34を共通端子31のアンカー部32の係止溝部3
3に係止し、押釦35を押すことにより可動片30を揺
動させて可動接点36を常閉端子37の接点38から常
開端子39の接点40に切替え、マイクロスイッチの開
閉をおこなうものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
マイクロスイッチにあっては、可動片30の一端の係止
部34が共通端子31のアンカー部32の係止溝部33
に単に係止されているだけであり、このために、振動
や、衝撃がマイクロスイッチに加わると、可動片30が
アンカー部32の係止溝部33から外れるという問題点
があった。
【0004】本考案は、上記の問題点を解決するもので
あり、その目的とするところは、振動や、衝撃が加わっ
ても、可動片がアンカー部の係止溝部から外れることが
なく耐振動性、耐衝撃性を向上させることができるマイ
クロスイッチ構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本考案は、ベース部材に設けた共通端子のアンカー
部に係止溝部及び係止孔部を形成し、前記係止溝部に可
動片の一端を係止し、一端側先部が押釦接触部となる可
動アームの他端側を前記係止孔部に挿入して、前記可動
アームの押釦接触部を押釦により押すことにより可動ア
ームを介して可動片を揺動させて接点を開閉するように
なしたマイクロスイッチ構造において、前記係止孔部の
一側縁部に片部を形成すると共に、該片部の上部を外側
に切り起こすことによって、前記可動片の係止溝部から
の脱落を防止するストッパ部を形成したことを特徴とす
る。
【0006】
【作用】かかる構成により、振動や、衝撃がマイクロス
イッチに加わっても、可動片がアンカー部の係止溝部か
ら外れることがなく耐振動性、耐衝撃性を向上させるこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は本考案に係るマイクロスイッチ構造の縦断
面図である。このマイクロスイッチ構造は、ベース部材
1を備えており、このベース部材1には、共通端子2と
常閉端子3と常開端子4とが設けてあり、共通端子2の
アンカー部5には図2及び図3に示すように係止溝部6
と係止孔部7とが形成してあり、係止孔部7の一側縁部
には片部8が形成してあり、この片部8の上部が切り起
こし加工により外側に切り起こされていて、この切り起
こし部がストッパ部9に成されている。常閉端子3には
接点10が、常開端子4には接点11がそれぞれ設けて
あり、接点10,11は相対向している。
【0008】可動片12は図4に示すように板材を打ち
抜き、その中央部に打ち抜き孔13を形成し、基部側に
係止部14を、先側に可動接点取付部15を形成し、こ
の可動接点取付部15に可動接点16を取り付け、ばね
係合部22を形成したものである。また、可動アーム1
7は、図5に示すように先部が押釦接触部18に成さ
れ、基部に係止突起19を形成し、且つ、中間部が屈曲
しこの屈曲部を可動ばね係止部20にしたものである。
【0009】そして、可動片12の係止部14を共通端
子2のアンカー部5の係止溝部6に係止し、可動アーム
17の係止突起19を前記アンカー部5の係止孔部7に
挿入係止し、可動ばね21の基部を可動アーム17の可
動ばね係止部20に係止し、可動ばね21の先部を可動
片12のばね係合部22に係合させ可動片12および可
動アーム17が組み込まれていて、この可動ばね21の
反発力で可動接点16が常閉端子3の接点10に接触さ
せられている。
【0010】ベース部材1にはカバーケース23が取り
付けてあり、このカバーケース23の上面部には押釦取
付孔24が形成してあり、この押釦取付孔24に押釦2
5が設けてあって、押釦25は可動アーム17の押釦接
触部18に接している。
【0011】次に作動を説明する。押釦25を押すこと
により、可動アーム17を回動させて可動ばね21を圧
縮し、この動ばね21を反転させて可動片12を、その
係止部14を支点に揺動させて、可動接点16を常開端
子3の接点11に接触させて切換を行なう。
【0012】上記の実施例によれば、アンカー部5に、
可動片12の係止溝部6からの脱落を防止するストッパ
部9を設けたので、振動や、衝撃がマイクロスイッチに
加わっても、可動片12がアンカー部5の係止溝部から
外れることがなく耐振動性、耐衝撃性を向上させること
ができる。
【0013】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、アンカ
ー部に、可動片の係止溝部からの脱落を防止するストッ
パ部を設けたので、振動や、衝撃がマイクロスイッチに
加わっても、可動片がアンカー部の係止溝部から外れる
ことがなく耐振動性、耐衝撃性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の縦断面図である。
【図2】共通端子のアンカー部の正面図である。
【図3】同側面図である。
【図4】可動片の平面図である。
【図5】可動アームの平面図である。
【図6】従来のマイクロスイッチ構造の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
2 常閉端子 5 アンカー部 6 係止溝部 9 ストッパ−部 12 可動片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベース部材に設けた共通端子のアンカー
    部に係止溝部及び係止孔部を形成し、前記係止溝部に可
    動片の一端を係止し、一端側先部が押釦接触部となる可
    動アームの他端側を前記係止孔部に挿入して、前記可動
    アームの押釦接触部を押釦により押すことにより可動ア
    ームを介して可動片を揺動させて接点を開閉するように
    なしたマイクロスイッチ構造において、前記係止孔部の
    一側縁部に片部を形成すると共に、該片部の上部を外側
    に切り起こすことによって、前記可動片の係止溝部から
    の脱落を防止するストッパ部を形成したことを特徴とす
    るマイクロスイッチ構造。
JP1991086686U 1991-09-30 1991-09-30 マイクロスイッチ構造 Expired - Lifetime JP2595463Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5258879A (en) * 1975-11-08 1977-05-14 Omron Tateisi Electronics Co Microoswitch
JPS5934027A (ja) * 1982-08-20 1984-02-24 Nissan Motor Co Ltd 自動変速機のクラツチドラム
JPS5934027U (ja) * 1982-08-26 1984-03-02 トヨタ自動車株式会社 副室式デイ−ゼル機関

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JPH0531055U (ja) 1993-04-23

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