JPH0443929Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0443929Y2 JPH0443929Y2 JP1986200012U JP20001286U JPH0443929Y2 JP H0443929 Y2 JPH0443929 Y2 JP H0443929Y2 JP 1986200012 U JP1986200012 U JP 1986200012U JP 20001286 U JP20001286 U JP 20001286U JP H0443929 Y2 JPH0443929 Y2 JP H0443929Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- push button
- leaf spring
- switch
- push
- button
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 14
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〈考案の分野〉
この考案は各種端末装置に用いられるキーボー
ドスイツチに関するものである。
ドスイツチに関するものである。
〈従来技術とその問題点〉
この種スイツチとして、第4図に示すようにス
イツチケース101内に、1対の固定接触子10
2,103のうちの一方の固定接触子103の内
端部103aをまたぎ、周縁部が他方の固定接触
子102の内端部102a当接する導電性の円形
反転ばね104を可動接触子として配置し、この
円形反転ばね104の上方に配設された押ボタン
の押込操作で上記円形反転ばね104を変形させ
て上記固定接触子103に対して接離させようと
したものがある。
イツチケース101内に、1対の固定接触子10
2,103のうちの一方の固定接触子103の内
端部103aをまたぎ、周縁部が他方の固定接触
子102の内端部102a当接する導電性の円形
反転ばね104を可動接触子として配置し、この
円形反転ばね104の上方に配設された押ボタン
の押込操作で上記円形反転ばね104を変形させ
て上記固定接触子103に対して接離させようと
したものがある。
ところで、この種スイツチでは、押ボタン10
5の押込操作による動作ストロークが小さいと、
オペレータが疲労しやすいため、上記ストローク
を可及的に大きくすることが望れる。しかるに、
上記従来のものでは、ストローク長が押ボタン1
05の押込操作で変形する円形反転ばね104の
変形量に制約されて0.5mm程度であり、上記動作
ストローク長の増大化はほとんど期待することが
できない。
5の押込操作による動作ストロークが小さいと、
オペレータが疲労しやすいため、上記ストローク
を可及的に大きくすることが望れる。しかるに、
上記従来のものでは、ストローク長が押ボタン1
05の押込操作で変形する円形反転ばね104の
変形量に制約されて0.5mm程度であり、上記動作
ストローク長の増大化はほとんど期待することが
できない。
このことは、実開昭55−063027号公報に開示さ
れているように、上記押ボタン105に対向させ
て、第2の押ボタン(図示せず)を対向配設し、
この第2の押ボタンを両端部が固定された板ばね
の中央部で押圧する構成としても同様の課題があ
る。
れているように、上記押ボタン105に対向させ
て、第2の押ボタン(図示せず)を対向配設し、
この第2の押ボタンを両端部が固定された板ばね
の中央部で押圧する構成としても同様の課題があ
る。
すなわち、第2の押ボタンを下方へ押圧する
と、その押圧方向Aへ上記板ばねの中央部が変形
し、上記板ばねの中央部で上記押ボタン105を
押圧するものであるから、上記板ばねの中央部の
変位方向と、第2の押ボタンおよび上記押ボタン
105の押圧方向Aとが同一となり、動作ストロ
ークを長くするという初期の目的を達成すること
ができない。
と、その押圧方向Aへ上記板ばねの中央部が変形
し、上記板ばねの中央部で上記押ボタン105を
押圧するものであるから、上記板ばねの中央部の
変位方向と、第2の押ボタンおよび上記押ボタン
105の押圧方向Aとが同一となり、動作ストロ
ークを長くするという初期の目的を達成すること
ができない。
この考案は上記課題を解決するためになされた
もので、簡単な構成で、押ボタン式スイツチの動
作ストロークが長く、オペレータの疲労を緩和す
ることのできるキーボードスイツチを提供するこ
とを目的とする。
もので、簡単な構成で、押ボタン式スイツチの動
作ストロークが長く、オペレータの疲労を緩和す
ることのできるキーボードスイツチを提供するこ
とを目的とする。
この考案によるキーボードスイツチは、押ボタ
ン式スイツチを構成する第1の押ボタンに対向さ
せて、内面に凹部が形成された第2の押ボタンを
設け、上記凹部の周縁部に周辺部が当接されかつ
中央部が上記第1の押ボタンに当接された板ばね
を備えたことを特徴とする。
ン式スイツチを構成する第1の押ボタンに対向さ
せて、内面に凹部が形成された第2の押ボタンを
設け、上記凹部の周縁部に周辺部が当接されかつ
中央部が上記第1の押ボタンに当接された板ばね
を備えたことを特徴とする。
上記構成によれば、第2の押ボタンの押圧で、
上記板ばねを介し第1の押ボタンを押圧した際、
上記板ばねの中央部が第2の押ボタンの押圧方向
に対し反対方向へ変形して凹部内に逃げる。
上記板ばねを介し第1の押ボタンを押圧した際、
上記板ばねの中央部が第2の押ボタンの押圧方向
に対し反対方向へ変形して凹部内に逃げる。
このように、上記板ばねの中央部が第2の押ボ
タンの凹部内に変形して逃げるため、その逃げに
相当する変形量だけ、押ボタン式スイツチの動作
ストロークが長くなる。これによつて、オペレー
タの疲労を極力緩和することができる。
タンの凹部内に変形して逃げるため、その逃げに
相当する変形量だけ、押ボタン式スイツチの動作
ストロークが長くなる。これによつて、オペレー
タの疲労を極力緩和することができる。
また、板ばねの周辺部を上記凹部の周縁部に当
接させる構成であるから、その組み立て構造がき
わめて簡単である。
接させる構成であるから、その組み立て構造がき
わめて簡単である。
〈実施例の説明〉
以下、この考案の実施例を図面にしたがつて説
明する。
明する。
第1図はこの考案に係るキーボードスイツチの
一例を示す断面図である。
一例を示す断面図である。
同図において、1は外ケース、2は外ケース1
の内側に配設されて配線基板3に固定された押ボ
タン式スイツチである。この押ボタン式スイツチ
2のスイツチケース4は1対の固定接触子5,6
が固定された絶縁ベース7と、この絶縁ベース7
に嵌着されたカバー8とからなる。9は他方の固
定接触子6の内端部6aをまたがり、周縁部が一
方の固定接触子5の内端部5aに当接する導電性
の円形反転ばねであり、可動接触子を構成してい
る。
の内側に配設されて配線基板3に固定された押ボ
タン式スイツチである。この押ボタン式スイツチ
2のスイツチケース4は1対の固定接触子5,6
が固定された絶縁ベース7と、この絶縁ベース7
に嵌着されたカバー8とからなる。9は他方の固
定接触子6の内端部6aをまたがり、周縁部が一
方の固定接触子5の内端部5aに当接する導電性
の円形反転ばねであり、可動接触子を構成してい
る。
10はカバー8に形成された第1のガイド孔、
11は第1のガイド孔10に上下動可能に嵌挿さ
れた第1の押ボタンであり、下面に円形反転ばね
9の中央上面に当接する突部11aが形成されて
おり、押込操作では円形反転ばね9を変形させて
上記固定接触子6の内端部6aに接触させるよう
になつている。
11は第1のガイド孔10に上下動可能に嵌挿さ
れた第1の押ボタンであり、下面に円形反転ばね
9の中央上面に当接する突部11aが形成されて
おり、押込操作では円形反転ばね9を変形させて
上記固定接触子6の内端部6aに接触させるよう
になつている。
12は上記押ボタン式スイツチ2に対応して外
ケース1に形成された第2のガイド孔、13は上
記第2のガイド孔12に上下動可能に嵌挿された
第2の押ボタンであり、下端周辺部には上方への
抜止用つば部13aが形成されている。14は長
方形の板ばねであり、中央部14aが上記第1の
押ボタン11の上面に当接し、周辺部14bで上
記第2の押ボタン13の内面周辺部を弾性支持し
ている。
ケース1に形成された第2のガイド孔、13は上
記第2のガイド孔12に上下動可能に嵌挿された
第2の押ボタンであり、下端周辺部には上方への
抜止用つば部13aが形成されている。14は長
方形の板ばねであり、中央部14aが上記第1の
押ボタン11の上面に当接し、周辺部14bで上
記第2の押ボタン13の内面周辺部を弾性支持し
ている。
すなわち、第2の押ボタン13の内面には凹部
13aが形成され、この凹部13aの周縁部13
bに、上記板ばね14の周辺部14bが当接さ
れ、かつ中央部14aが上記第1の押ボタン11
に当接させてある。
13aが形成され、この凹部13aの周縁部13
bに、上記板ばね14の周辺部14bが当接さ
れ、かつ中央部14aが上記第1の押ボタン11
に当接させてある。
つぎに、上記構成の動作について説明する。
第2の押ボタン13を第1図の位置から押込操
作すれば、第2図のように板ばね14の周辺部1
4bが撓みはじめ、中央部14aに下方への荷重
が付与される。この第2の押ボタン13をさらに
押込操作すれば、上記板ばね14の中央部14a
の下方への荷重が押ボタン式スイツチ2の動作荷
重よりも大となり、第3図のように第1の押ボタ
ン11により円形反転ばね9の中央部分が凹入状
に弾性変形して固定接触片6の内端部6aに接触
し、両固定接触子5,6が上記円形反転ばね9で
短絡されてON状態となる。上記第2の押ボタン
13への押込操作を解除すると、板ばね14によ
る第1の押ボタン11への荷重が取り除かれ、円
形反転ばね9が弾性復帰するため、両固定接触子
5,6間が開放されてOFF状態となる。
作すれば、第2図のように板ばね14の周辺部1
4bが撓みはじめ、中央部14aに下方への荷重
が付与される。この第2の押ボタン13をさらに
押込操作すれば、上記板ばね14の中央部14a
の下方への荷重が押ボタン式スイツチ2の動作荷
重よりも大となり、第3図のように第1の押ボタ
ン11により円形反転ばね9の中央部分が凹入状
に弾性変形して固定接触片6の内端部6aに接触
し、両固定接触子5,6が上記円形反転ばね9で
短絡されてON状態となる。上記第2の押ボタン
13への押込操作を解除すると、板ばね14によ
る第1の押ボタン11への荷重が取り除かれ、円
形反転ばね9が弾性復帰するため、両固定接触子
5,6間が開放されてOFF状態となる。
すなわち、上記構成によれば、第2の押ボタン
13の押圧で、上記板ばね14を介し第1の押ボ
タン11を押圧した際、第2図で示すように、上
記板ばね14の中央部14aが第2の押ボタン1
3の押圧方向Aに対し反対方向Bへ変形して凹部
13a内に逃げる。
13の押圧で、上記板ばね14を介し第1の押ボ
タン11を押圧した際、第2図で示すように、上
記板ばね14の中央部14aが第2の押ボタン1
3の押圧方向Aに対し反対方向Bへ変形して凹部
13a内に逃げる。
このように、上記板ばね14の中央部14aが
第2の押ボタン13の凹部13a内に変形して逃
げるため、その逃げに相当する変形量だけ、押ボ
タン式スイツチ2の動作ストロークが長くなる。
これによつて、オペレータの疲労を極力緩和する
ことができる。
第2の押ボタン13の凹部13a内に変形して逃
げるため、その逃げに相当する変形量だけ、押ボ
タン式スイツチ2の動作ストロークが長くなる。
これによつて、オペレータの疲労を極力緩和する
ことができる。
また、板ばね14の周辺部14bを上記凹部1
3bの周縁部13bに当接させる構成であるか
ら、その組み立て構造がきわめて簡単である。し
たがつて、上記スイツチ2の動作ストロークが
0.5mm程度であつても、上記板ばね14の変形量
で、第2の押ボタン13の押込ストロークを1.5
mm程度まで大きく設定することが可能となり、オ
ペレータは操作しやすくなる。
3bの周縁部13bに当接させる構成であるか
ら、その組み立て構造がきわめて簡単である。し
たがつて、上記スイツチ2の動作ストロークが
0.5mm程度であつても、上記板ばね14の変形量
で、第2の押ボタン13の押込ストロークを1.5
mm程度まで大きく設定することが可能となり、オ
ペレータは操作しやすくなる。
なお、上記板ばね14は長方形のものに限ら
ず、正方形のような他の多角形状のもの等を適宜
採用することができる。
ず、正方形のような他の多角形状のもの等を適宜
採用することができる。
また、上記実施例では押ボタン式スイツチ2と
して、円形反転ばね9を使用したものを例に説明
したが、この押ボタン式スイツチ2はこの方式の
ものに限定されるものではない。
して、円形反転ばね9を使用したものを例に説明
したが、この押ボタン式スイツチ2はこの方式の
ものに限定されるものではない。
第1図はこの考案に係るキーボードスイツチの
一例を示す断面図、第2図および第3図は同スイ
ツチのON操作時の動作を示す断面図、第4図は
従来のキーボードスイツチを示す断面図である。 1……外ケース、2……押ボタン式スイツチ、
11……第1の押ボタン、12……ガイド孔、1
3……第2の押ボタン、13a……凹部、13b
……周縁部、14……板ばね、14a……中央
部、14b……周辺部。
一例を示す断面図、第2図および第3図は同スイ
ツチのON操作時の動作を示す断面図、第4図は
従来のキーボードスイツチを示す断面図である。 1……外ケース、2……押ボタン式スイツチ、
11……第1の押ボタン、12……ガイド孔、1
3……第2の押ボタン、13a……凹部、13b
……周縁部、14……板ばね、14a……中央
部、14b……周辺部。
Claims (1)
- 第1の押ボタンスイツチを有しかつ外ケースの
内側に配設された押ボタン式スイツチと、上記第
1の押ボタンに対向して上記外ケースに形成され
たガイド孔と、このガイド孔に移動可能に嵌挿さ
れかつ上記第1の押ボタンに対向する内面に凹部
が形成された第2の押ボタンと、上記凹部の周縁
部に周辺部が当接されかつ中央部が上記第1の押
ボタンに当接された板ばねとを具備し、第2の押
ボタンの押圧で、上記板ばねを介し第1の押ボタ
ンを押圧した際、上記板ばねの中央部が第2の押
ボタンの押圧方向に対し反対方向へ変形して、上
記凹部内に逃げるように構成したことを特徴とす
るキーボードスイツチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986200012U JPH0443929Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986200012U JPH0443929Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63106026U JPS63106026U (ja) | 1988-07-08 |
JPH0443929Y2 true JPH0443929Y2 (ja) | 1992-10-16 |
Family
ID=31162171
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986200012U Expired JPH0443929Y2 (ja) | 1986-12-26 | 1986-12-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0443929Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5563027U (ja) * | 1978-10-25 | 1980-04-30 |
-
1986
- 1986-12-26 JP JP1986200012U patent/JPH0443929Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63106026U (ja) | 1988-07-08 |
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