JPS6217951Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6217951Y2 JPS6217951Y2 JP1980118063U JP11806380U JPS6217951Y2 JP S6217951 Y2 JPS6217951 Y2 JP S6217951Y2 JP 1980118063 U JP1980118063 U JP 1980118063U JP 11806380 U JP11806380 U JP 11806380U JP S6217951 Y2 JPS6217951 Y2 JP S6217951Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressing member
- pressing
- pressed
- switches
- switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 11
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Tumbler Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、押し釦装置の改良に係り、特に単一
の押圧部材により２個のスイツチを切換えること
の出来る簡単な構造の押し釦装置を提供せんとす
るものである。 同時に操作することの無い対をなすスイツチ、
例えば、オートサーチチユーナのアツプスイツチ
及びダウンスイツチを駆動する為には、従来２つ
の操作部材（押し釦）を必要とし、その為、デザ
イン面における制約、コストの増大等の欠点を有
していた。 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、以
下実施例に基き、図面を参照しながら説明する。
第１図は本考案の一実施例を示す平面図、及び第
２図はその断面図で、１及び２は、シヤーシ３に
固定された第１及び第２スイツチ、４は、前記第
１及び第２スイツチ１及び２に対応する第１及び
第２押圧腕５及び６と、支点となる半円形の第１
及び第２突起７及び８と、押圧部９とを有する押
圧部材、１０は、前面パネル１１に固定され、前
記押圧部材４の押圧部が挿通する孔１２と、前記
押圧部材４を係止する爪１３とを有する枠部材、
並びに１４は、押圧部材４を矢印Ａ方向に付勢す
るバネ部材である。ところで、前記押圧部材４
は、バネ部材１４の付勢力により前記枠部材１０
の孔１２から該押圧部材４が抜け落ちない様に周
縁に顎部１５が設けられているが、第１及び第２
突起７及び８は該顎部１５に形成されている。ま
た、前記押圧部材４は枠部材１０の爪１３により
係止されているが、該押圧部材４の顎部１５は、
前記爪１３が係止される部分に切り欠き１６が形
成されており、該爪１３を該切り欠き１６の部分
で係止することにより前記押圧部材４は位置合わ
せが成される。しかして、押圧されない状態にお
いては、押圧部材４と枠部材１０の爪１３とが接
触しない様、所定の空隙が設けられている。 いま、第３図に矢印Ｂで示される如く、押圧部
材４の押圧部９の右端を押圧すると、前記押圧部
材４は、第２突起８を支点として矢印B′方向に動
き、第１押圧腕５で第１スイツチ１を押圧する。
そのとき、枠部材１０の爪１３が押圧部材４を係
止する為、前記押圧部材４がはずれ落ちることは
ない。 また、第４図に矢印Ｃで示される如く、押圧部
材４の押圧部９の左端を押圧すると、前記押圧部
材４は第１突起７を支点として矢印C′方向に動
き、第２押圧腕６で第２スイツチ２を押圧する。 更に、押圧部材４の押圧部９の中央部を押圧し
た場合には、静止状態における押圧部材４と爪１
３との空隙分だけ押圧部材４が平行に動くが、そ
の後押圧部材４と爪１３との係止により移動は停
止する。前記空隙は、スイツチと押圧腕との間の
空隙よりも狭く設定してある為、中央部の押圧時
には、第１及び第２スイツチ１及び２が押圧され
ることはない。 本考案に係る押し釦装置は、例えばオートサー
チチユーナのアツプ及びダウンを行う為に利用し
て好適である。すなわち、第１スイツチ１が押圧
されているときアツプサーチが行なわれ、第２ス
イツチ２が押圧されているときダウンサーチが行
なわれる様に、前記第１及び第２スイツチ１及び
２を、チユーナ回路と接続すれば、押圧部材４の
右端を押圧したときアツプサーチを行い、左端を
押圧したときダウンサーチを行い、中央を押した
とき動作しない、操作機構を、単一の押圧部材に
より達成することが出来る。 以上述べた如く、本考案は、単一の押圧部材の
使用により、２つのスイツチの切換えが行なわれ
る様に工夫した点に特徴を有し、特に、押圧部材
の中央が押圧されたときに該押圧部材の変位を防
止する為の爪を前面パネルに固定される枠部材に
設け、該爪により前記押圧部材を係止しているの
で、該押圧部材を位置合わせした状態で前記前面
パネルに係止することが出来、組み立ての際に
は、所定位置に第１及び第２スイツチが取付けら
れたシヤーシを位置合わせして前記前面パネルに
取付ければ良く、組み立てが非常に容易であると
いう利点を有する実用的なものである。
の押圧部材により２個のスイツチを切換えること
の出来る簡単な構造の押し釦装置を提供せんとす
るものである。 同時に操作することの無い対をなすスイツチ、
例えば、オートサーチチユーナのアツプスイツチ
及びダウンスイツチを駆動する為には、従来２つ
の操作部材（押し釦）を必要とし、その為、デザ
イン面における制約、コストの増大等の欠点を有
していた。 本考案は、上述の点に鑑み成されたもので、以
下実施例に基き、図面を参照しながら説明する。
第１図は本考案の一実施例を示す平面図、及び第
２図はその断面図で、１及び２は、シヤーシ３に
固定された第１及び第２スイツチ、４は、前記第
１及び第２スイツチ１及び２に対応する第１及び
第２押圧腕５及び６と、支点となる半円形の第１
及び第２突起７及び８と、押圧部９とを有する押
圧部材、１０は、前面パネル１１に固定され、前
記押圧部材４の押圧部が挿通する孔１２と、前記
押圧部材４を係止する爪１３とを有する枠部材、
並びに１４は、押圧部材４を矢印Ａ方向に付勢す
るバネ部材である。ところで、前記押圧部材４
は、バネ部材１４の付勢力により前記枠部材１０
の孔１２から該押圧部材４が抜け落ちない様に周
縁に顎部１５が設けられているが、第１及び第２
突起７及び８は該顎部１５に形成されている。ま
た、前記押圧部材４は枠部材１０の爪１３により
係止されているが、該押圧部材４の顎部１５は、
前記爪１３が係止される部分に切り欠き１６が形
成されており、該爪１３を該切り欠き１６の部分
で係止することにより前記押圧部材４は位置合わ
せが成される。しかして、押圧されない状態にお
いては、押圧部材４と枠部材１０の爪１３とが接
触しない様、所定の空隙が設けられている。 いま、第３図に矢印Ｂで示される如く、押圧部
材４の押圧部９の右端を押圧すると、前記押圧部
材４は、第２突起８を支点として矢印B′方向に動
き、第１押圧腕５で第１スイツチ１を押圧する。
そのとき、枠部材１０の爪１３が押圧部材４を係
止する為、前記押圧部材４がはずれ落ちることは
ない。 また、第４図に矢印Ｃで示される如く、押圧部
材４の押圧部９の左端を押圧すると、前記押圧部
材４は第１突起７を支点として矢印C′方向に動
き、第２押圧腕６で第２スイツチ２を押圧する。 更に、押圧部材４の押圧部９の中央部を押圧し
た場合には、静止状態における押圧部材４と爪１
３との空隙分だけ押圧部材４が平行に動くが、そ
の後押圧部材４と爪１３との係止により移動は停
止する。前記空隙は、スイツチと押圧腕との間の
空隙よりも狭く設定してある為、中央部の押圧時
には、第１及び第２スイツチ１及び２が押圧され
ることはない。 本考案に係る押し釦装置は、例えばオートサー
チチユーナのアツプ及びダウンを行う為に利用し
て好適である。すなわち、第１スイツチ１が押圧
されているときアツプサーチが行なわれ、第２ス
イツチ２が押圧されているときダウンサーチが行
なわれる様に、前記第１及び第２スイツチ１及び
２を、チユーナ回路と接続すれば、押圧部材４の
右端を押圧したときアツプサーチを行い、左端を
押圧したときダウンサーチを行い、中央を押した
とき動作しない、操作機構を、単一の押圧部材に
より達成することが出来る。 以上述べた如く、本考案は、単一の押圧部材の
使用により、２つのスイツチの切換えが行なわれ
る様に工夫した点に特徴を有し、特に、押圧部材
の中央が押圧されたときに該押圧部材の変位を防
止する為の爪を前面パネルに固定される枠部材に
設け、該爪により前記押圧部材を係止しているの
で、該押圧部材を位置合わせした状態で前記前面
パネルに係止することが出来、組み立ての際に
は、所定位置に第１及び第２スイツチが取付けら
れたシヤーシを位置合わせして前記前面パネルに
取付ければ良く、組み立てが非常に容易であると
いう利点を有する実用的なものである。
第１図は、本考案の一実施例を示す平面図、第
２図は、その断面図、第３図及び第４図は本考案
の動作説明に供する為の平面図である。 主な図番の説明、１，２……スイツチ、４……
押圧部材、５，６……押圧腕、７，８……突起、
９……押圧部、１０……枠部材。
２図は、その断面図、第３図及び第４図は本考案
の動作説明に供する為の平面図である。 主な図番の説明、１，２……スイツチ、４……
押圧部材、５，６……押圧腕、７，８……突起、
９……押圧部、１０……枠部材。
Claims (1)
- 押圧されることにより接点の切換が行なわれる
第１及び第２スイツチ、該第１及び第２スイツチ
のそれぞれに対向する第１及び第２押圧腕と、押
圧部と、支点となる第１及び第２突起とを有する
押圧部材、前面パネル、該前面パネルに固定さ
れ、前記押圧部材に係止する爪を有する枠部材、
並びに前記押圧部材を押圧方向と逆に付勢するバ
ネ部材とから成り、前記押圧部材の押圧部の一端
を押圧したとき、前記第２突起が支点となつて前
記押圧部材が変位し、第１腕により第１スイツチ
を押圧し、前記押圧部材の押圧部の他端を押圧し
たとき、前記第１突起が支点となつて前記押圧部
材が変位し、第２腕により第２スイツチを押圧
し、更に、前記押圧部材の中央を押圧したとき
は、前記枠部材の爪により前記押圧部材の変位が
防止される様にすると共に前記枠部材の爪により
前記押圧部材を前記前面パネルに係止して該押圧
部材の位置合わせをしたことを特徴とする押し釦
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980118063U JPS6217951Y2 (ja) | 1980-08-19 | 1980-08-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980118063U JPS6217951Y2 (ja) | 1980-08-19 | 1980-08-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5740218U JPS5740218U (ja) | 1982-03-04 |
| JPS6217951Y2 true JPS6217951Y2 (ja) | 1987-05-08 |
Family
ID=29478788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980118063U Expired JPS6217951Y2 (ja) | 1980-08-19 | 1980-08-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6217951Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS595516A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-12 | 松下電工株式会社 | スイツチの操作部の構造 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5915375Y2 (ja) * | 1979-06-11 | 1984-05-08 | ヤマハ株式会社 | 電気機器におけるスイツチ操作装置 |
-
1980
- 1980-08-19 JP JP1980118063U patent/JPS6217951Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5740218U (ja) | 1982-03-04 |
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