JP2521554Y2 - ワイパースイッチ - Google Patents

ワイパースイッチ

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JP2521554Y2
JP2521554Y2 JP40264390U JP40264390U JP2521554Y2 JP 2521554 Y2 JP2521554 Y2 JP 2521554Y2 JP 40264390 U JP40264390 U JP 40264390U JP 40264390 U JP40264390 U JP 40264390U JP 2521554 Y2 JP2521554 Y2 JP 2521554Y2
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JP
Japan
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actuator
contact
leaf spring
sliding body
wiper
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雅彦 藤田
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、車両用のワイパースイ
ッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図7〜図13により説明す
る。図7〜図13のワイパースイッチは操作レバー1を
上方へ操作することによってウォッシャモータを駆動
し、ウォッシャ液を吐出させ、下方へ操作することによ
って1回〜数回ワイパーモータを駆動してワイパー動作
(以下MIST動作という)させるスイッチを有するも
のである。
【0003】同図によると、1は操作レバーであり、ピ
ン2によりウォッシャ方向、MIST方向に回動操作が
可能になるように摺動体3に装着されている。4はバネ
5の受けになる操作レバー1をプレス加工した突起部で
ある。上記摺動体3にはMIST動作機能のための節度
山7aが設けられており、ボール8と、バネ5が、操作
レバー1に組み込まれることにより、操作レバー1のウ
ォッシャ方向(上方向),MIST方向(下方向)への
操作に節度感が得られるとともに自動復起するようにな
っている。
【0004】9は、アクチェータであり、操作レバー1
への当接部10aと、端子板11に固定されている板バ
ネ13との当接部10bが設けられており、摺動体3に
操作レバー1に連動可能に挿入されている。
【0005】板ばね13には、接点15がかしめられ、
固定端子16は、接点17がかしめられ、リベット18
で、端子板11に固定されている。端子板11には、板
バネ13の接点15の下部に位置するように接点19が
固定されている。各リベット18、及び接点19にはリ
ード線が半田付されており、図10に示すように、バッ
テリー,フロントワイパーモータ,ウォッシャモータに
接続されている。
【0006】なお、摺動体3はケース21の孔部21a
と端子板11の穴23によってビス24でケース21と
端子板11で固定することで回動可能に装着支持され、
操作レバー1の操作によって上記孔部21aと穴23に
挿入された摺動体3の突起20a,20bを支点に円弧
状に駆動し、上記端子板11に設けられた接点群Aの切
換えを行うものである。なお、これによってワイパーの
「OFF」←→「LO」←→「HI」または「OFF」
←→「INT」←→「LO」←→「HI」の切換えを行
うものである。
【0007】次に動作について説明すると、操作レバー
1をウォッシャ方向(上方向)に操作すると、アクチェ
ータ9が押圧され、図9(a)から図9(b)のように
接点ばね13が押圧されて接点19と当接する。この
時、図10に示すごとくウォッシャモータM1に電流i2
が流れ、ウォッシャモータM1が作動する。次にMIS
T方向(下方向)に操作レバー1を操作すると、接点ば
ね13はアクチェータ9の押圧力がないので、図9
(a)から図9(c)のように駆動し、接点17と当接
し、図10に示すごとく電流i3が流れ、ワイパーモー
タM2が作動する。上記動作は操作レバー1を揺動操作
して摺動体3を円弧動作させて、ワイパーを「OF
F」,「LO」,「HI」、または「OFF」,「IN
T」,「LO」,「HI」のいずれに切換えした時でも
行えるものである。
【0008】図13〜図16は他の従来のワイパースイ
ッチであり、上述の従来技術と異なり、MIST動作の
ためのスイッチのないウォッシャモータ駆動のスイッチ
のみ付加したものである。従って上述の従来技術と異な
り、端子板11には接点19に対向する接点14がかし
められた板ばね12がリベット18によってかしめられ
ている。また図14に示すごとく、摺動体3には節度山
7が設けられ、操作レバー1を上方に操作してアクチェ
ータ9を介して板ばね12を押圧して図15(a)に示
す接点19と板ばねが開離した状態から図15(b)に
示す接点19に板ばね12を当接させ、図16に示すよ
うに電流i1が流れ、ウォッシャモータMが作動するも
のである。上記操作は上述の従来技術と同じく、操作レ
バー1を揺動操作して、摺動体3を円弧動作させて、ワ
イパーを「OFF」,「LO」,「HI」または「OF
F」,「INT」,「LO」,「HI」のいずれの位置
に切換えた時でも行えるものである。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、摺動体3の円弧運動にともない、アクチ
ェータ9も図12(a),(b),(c)のように円弧
運動し、板ばね13とアクチェータ9との当接位置が図
11に示すように操作レバーのワイパー操作位置「OF
F」,「INT」または「LO」,「HI」によって変
化し、接点間隔Hが変化してMISTまたはウォッシャ
モータスイッチの操作時の感触が異なるという課題を有
するものであった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するために、板ばねを押圧するアクチェータを端子板ま
たはケースに係止するとともに、操作レバーの操作によ
って円弧運動する摺動体の円弧運動に対して当接しない
位置であって、この摺動体内で操作レバーと上記アクチ
ェータを当接するようにしたものである。
【0011】
【作用】本考案のワイパースイッチはアクチェータを端
子板またはケースに係止し、摺動体の円弧運動に当接し
ない位置に配置するとともに、この摺動体内で操作レバ
ーと上記アクチェータを当接するようにしたので、操作
レバーを「OFF」,「INT」,「LO」,「HI」
のどの位置に操作してもアクチェータの位置は変わら
ず、操作レバーの上下方向操作によるMIST動作やウ
ォッシャモータスイッチの操作の感触が常に安定するも
のである。
【0012】
【実施例】本考案のワイパースイッチの一実施例を図1
(a)〜図3により説明する。なお、従来技術と同一部
分は同一番号を付与し、説明を省略して説明すると、6
はアクチェータであり、摺動体3内で操作レバー1と当
接する円弧状の当接部26が設けてある。27にはアク
チェータ6の円弧状の当接部26が挿入され、摺動体3
の回動動作によりアクチェータ6の当接部26と当らな
いないように円弧状のU溝部27が設けてある。端子板
11には、突起部28が設けてあり、アクチェータ6の
円柱状の突起29が挿入され、揺動可能となるように貫
通穴30が設けてある。また、アクチェータ6の板ばね
13との当接部には球状の突起31が設けてある。
【0013】以上のように構成されたワイパースイッチ
の動作について説明すると、操作レバー1をウォッシャ
方向(上方向)に操作すると、操作レバー1と当接して
いるアクチェータ6が下方向に移動し、板ばね13を駆
動してウォッシャモータM1を駆動する。また、操作レ
バー1をMIST方向(下方向)に操作すると、アクチ
ェータ6は上方向に移動し、板ばね13を駆動してワイ
パーモータM2を駆動する。
【0014】上記操作は操作レバー1が「OFF」,
「INT」,「LO」,「HI」のいずれの位置におい
ても行えるものであり、図3のごとく、操作レバー1が
上記いずれにあっても、アクチェータ6は円弧状の当接
部26を摺動体3の円弧状のU溝部27に挿入し、端子
板11に係止しているので、摺動体3の回動にかかわら
ずアクチェータ6は定位置に保持され、板ばね13と接
点17および19との間隔は変化せず、操作感触は安定
したものとなるものである。
【0015】図4,図5は本考案のワイパースイッチの
他の実施例であり、上記図1〜図3の実施例との相違点
は端子板11には接点19にのみ対向して板ばね12が
リベット18によってかしめられて固着されていること
であり、この実施例にはMIST動作用のスイッチは付
加されていない。しかしながらアクチェータ6と摺動体
3との関係は上記実施例と同様の関係となっており、操
作レバー1が「OFF」,「INT」,「LO」,「H
I」のいずれにあっても、操作レバー1を上方へ操作し
てもウォッシャモータスイッチの操作感触は安定してい
るものである。
【0016】図6も本考案の他の実施例であり、従来技
術と同様の第1のアクチェータ33の下方に端子板11
の突起29の貫通穴30に係止した第2のアクチェータ
34を設けたものであり、この第2のアクチェータ34
は略平板状であるため作製が容易でコストの低下が図れ
るものである。なお、操作レバー1が「OFF」,「I
NT」,「LO」,「HI」のいずれの位置にあっても
第1のアクチェータ33が第2のアクチェータ34上を
摺接するのみであり、板ばね12の駆動は第2のアクチ
ェータ34の下部に設けた突起34aが板ばね12を押
圧して行うのでウォッシャモータスイッチの操作感触が
安定しているものである。
【0017】なお、上記各実施例においてはアクチェー
タ6または34は端子板11に係止しているが、ケース
21に係止させても良いものである。
【0018】
【考案の効果】本考案のワイパースイッチは少なくとも
接点を設けた端子板と、この接点に対向して上記端子板
またはケースに装着された板ばねと、この板ばねを駆動
するアクチェータと、このアクチェータの上方に設けら
れ操作レバーによって円弧運動するとともに、この円弧
運動が上記アクチェータと当接しないように設けられた
摺動体と、この摺動体内で上記アクチェータと当接する
操作レバーにより構成したので、上記円弧運動によって
上記アクチェータと板ばねの関係は変わらないのでウォ
ッシャモータまたはMIST用スイッチの操作感触は安
定しているものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本考案のワイパースイッチの一実施例の
分解斜視図(b)同要部であるアクチェータを180°
回転した状態の斜視図
【図2】同側断面図
【図3】同アクチェータと板ばねと操作レバーの位置関
係を説明する上面図
【図4】同他の実施例の分解斜視図
【図5】同図4の他の実施例の側断面図
【図6】同他の実施例の分解斜視図
【図7】従来のワイパースイッチの分解斜視図
【図8】同側断面図
【図9】(a)〜(c)同操作レバー,アクチェータ,
板ばね、および接点の関係を説明するための側面図
【図10】同使用回路図
【図11】同操作レバーの各位置におけるアクチェータ
と板ばねとの関係を説明する上面図
【図12】(a)〜(c)同側面図
【図13】他の従来のワイパースイッチの分解斜視図
【図14】同側断面図
【図15】(a)〜(b)同操作レバーの各位置におけ
るアクチェータと板ばねとの関係を説明する側面図
【図16】同使用回路図
【符号の説明】
1 操作レバー 3 摺動体 6 アクチェータ 11 端子板 13 板ばね 19 接点

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも接点を設けた端子板と、この接
    点に対向して上記端子板に装着された板ばねと、この板
    ばねを駆動するアクチェータと、このアクチェータの上
    方に設けられ操作レバーによって円弧運動するととも
    に、この円弧運動が上記アクチェータと当接しないよう
    に設けられた摺動体と、この摺動体内で上記アクチェー
    タと当接する操作レバーより構成されるワイパースイッ
    チ。
  2. 【請求項2】アクチェータが摺動体内に配置され操作レ
    バーに当接する第1のアクチェータとこの第1のアクチ
    ェータに押圧され板ばねを駆動する略平板上の第2のア
    クチェータより構成される請求項1記載のワイパースイ
    ッチ。
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JPH0492466U JPH0492466U (ja) 1992-08-12
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