JP3113496B2 - 速動式スイッチ装置 - Google Patents

速動式スイッチ装置

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JP3113496B2 JP06116867A JP11686794A JP3113496B2 JP 3113496 B2 JP3113496 B2 JP 3113496B2 JP 06116867 A JP06116867 A JP 06116867A JP 11686794 A JP11686794 A JP 11686794A JP 3113496 B2 JP3113496 B2 JP 3113496B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テレビ、モニター等の
電源ON−OFF切換に使用されるプッシュ式電源スイ
ッチの速動式スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4(a),(b)は従来の速動式スイ
ッチ装置のオフ状態,オン状態の構成を示す説明図であ
る。図4(a),(b)において、1はケース、2は操
作スライド、3は復帰コイルバネ、4は揺動スライド、
5は緩衝コイルバネ、6は導体板、7は可動接点、8は
固定接点、9は固定端子、10は反転用センバネであ
る。次に、従来の速動式スイッチ装置の動作を説明す
る。操作スライド2を押し込むことで反転用センバネ1
0を反転させ、揺動スライド4を固定接点方向へ押しつ
けることで接点をON(オン)させる。OFF(オフ)
する場合は操作スライド2が復帰することで上述の動き
が逆方向になされる。
【0003】図5(a),(b)は別の従来の速動式ス
イッチ装置のオフ状態,オン状態の構成を示す説明図で
ある。図5(a),(b)において、1はケース、2は
操作スライド、3は復帰コイルバネ、8は固定接点、9
は固定端子、11は揺動スライド、12は反転用コイル
バネ、13は鋼球、14は板バネ、15は可動接点、1
6は中央端子である。次に、別の従来の速動式スイッチ
装置の動作を説明する。操作スライド2を押し込むこと
で揺動スライド11が操作スライド2と直交方向にスラ
イドし、座屈コイルバネ12の反転座屈により自走す
る。この時板バネ14が中央端子16との接触部を中心
に回動し、可動接点15、固定接点8が接触し回路がO
Nする。OFFする場合は操作スライド2が復帰するこ
とで上述の動きが逆方向になされる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記図
4(a),(b)に示す従来の速動式スイッチ装置で
は、導電経路に2カ所の接触部を持つ為、バウンス時間
は両接触部のどちらかに依存しバラツキが出る。また接
点を4個使用することでコスト上、不利となる。
【0005】また、前記図5(a),(b)に示す従来
の速動式スイッチ装置では、導電経路に接点による接触
部と板バネと中央端子の回動接触部がある。回動接触部
はバウンス発生によりアーク溶着の不良事故につながる
リスクを持っている。その防止の為、品質管理コストが
高くなる欠点がある。
【0006】本発明の目的は、回動接触部が有するリス
クをなくし、さらに可動接点、板バネ、可動側端子の一
体化により、接点構造が簡素となるため、組立、管理コ
ストを下げることが可能である速動式スイッチ装置を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、押圧操作す
ることにより、復帰バネのバネ圧に抗してスライド移動
する操作用スライドと、この操作用スライドと反転用セ
ンバネを介して係合され、前記操作スライドの押圧操作
により前記反転用センバネの反転動作により前記操作ス
ライドとは逆方向にスライド移動する揺動スライドと、
この揺動スライドの移動により駆動される可動接点と、
この可動接点と一定間隔隔てて対向配置された固定接点
と、前記可動接点と導通する可動側端子と、前記可動接
点をその一端部に固定するとともに、その他端部を前記
可動側端子と一体化してある板バネとから成り、前記固
定接点と前記可動接点の接点接触面を、前記操作用スラ
イド及び前記揺動スライドの移動方向に対し傾斜して配
設した第1の手段により達成される。上記目的は、第1
記載において、前記板バネの他端部を前記可動側端子上
にかしめ及び圧着手段で固定した第2の手段により達成
される。上記目的は、第1記載において、前記板バネの
他端部を前記可動側端子としている第3の手段により達
成される。上記目的は、第1記載において、前記揺動ス
ライドには前記板バネの傾斜面を駆動する駆動用凸部を
形成した第4の手段により達成される。上記目的は、第
4記載において、前記駆動用凸部を前記板バネの傾斜面
に常時当接させた第5の手段により達成される。
【0008】
【作用】上記手段にあっては、導通経路に接点部以外の
動的接触部を持たないため、回動接触部が有するリスク
をなくせる。また図4の従来例で接点を4個必要とする
のに対し、本発明では2個にすることができる。さらに
可動接点、板バネ、可動側端子の一体化により、接点構
造が簡素となるため、組立、管理コストを下げることが
可能である。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3を参照
して説明する。
【0010】図1は速動式スイッチ装置のオフ状態の構
成を示す説明図、図2は速動式スイッチ装置のオン状態
の構成を示す説明図、図3は速動式スイッチ装置の斜視
図である。
【0011】これらの図において、20はケース、21
は操作スライド、22は復帰コイルバネ、23は固定接
点、24は固定端子、25は揺動スライド、26は反転
用センバネ、27は可動接点、28は板バネ、29は可
動側端子、30は揺動スライド凸部、31は枠体、32
は駆動用凸部である。
【0012】操作用スライド21は、押圧操作すること
により、復帰コイルバネ22のバネ力に抗してスライド
移動するようにケース20内に収容されている。揺動ス
ライド25はケース20内に収容されるとともに、下方
に空間が形成され、この空間内に固定端子24及び可動
接点27が配設されている。また、揺動スライド25は
操作用スライド21に対して反転用センバネ26を介し
て係合されており、操作スライド21の押圧操作(図1
の右方向)による反転用センバネ26の反転動作によ
り、揺動スライド25は操作スライド25とは逆方向
(図1の左方向)にスライド移動させられる。また、揺
動スライド25には板バネ28の傾斜面28aを駆動す
る駆動用凸部32が形成されている。33は操作用スラ
イド21に設けられた反転用センバネ26の一端の係合
凹部、34は揺動スライド25に設けられた反転用セン
バネ26の他端の係合凹部である。また、ケース20に
は、固定端子24が一体に成形され、固定端子24の上
端はケース20内に配置されて固定接点23が設けら
れ、固定端子24の下端はケース20外に導出されてい
る。この固定接点23と一定間隔隔てて対向して可動接
点27が配置されている。この可動接点27は板バネ2
8の一端部に固定されるとともに、板バネ28の他端部
には可動側端子29が一体化されている。この可動接点
27は揺動スライド25の移動により揺動スライド25
の駆動用凸部32に押されて固定接点23側に移動しオ
ンされる。なお、この駆動用凸部32は板バネ28の傾
斜面28aに常時当接させられている。この固定接点2
3と可動接点27の接点接触面は、操作用スライド21
及び揺動スライド25の移動方向に対し傾斜して配設さ
れている。揺動スライド25には、可動接点27の左側
から突き当たって可動接点27を引きお起す位置に揺動
スライド凸部30が設置されている。
【0013】なお、板バネ28の他端部は可動側端子2
9上にかしめ及び圧着手段で固定してある。また、板バ
ネ28の他端部を可動側端子としてもよい。
【0014】次に、本実施例の動作を説明する。図1に
示す状態から、操作スライド21を復帰コイルバネ22
に抗して押し込む(図1の右方向)ことで反転用センバ
ネ26を反転させ(時計回り方向に回転)、反転用セン
バネ26のバネ力により揺動スライド25を反対方向
(図1の左方向)に駆動する。その際、可動接点27、
可動側端子29と一体化された板バネ28を揺動スライ
ド25の駆動用凸部32で図1で左下方向に押し倒すこ
とで可動接点27と固定接点23側との接触を行う(図
2参照)。OFFする場合は、プッシュ・プッシュタイ
プの場合はもう一度押してロックを解除させることで、
あるいはロックされないタイプのものでは押圧をやめる
ことにより、図2の状態から操作スライド21が復帰コ
イルバネ22のバネ力によって図2の左方向へ移動して
復帰することで反転用センバネ26を前述と逆方向に反
転させ(反時計回り方向に回転)、揺動スライド25を
操作スライド21の移動方向と反対方向(図2の右方
向)に駆動する。これにより板バネ28の復帰力により
固定接点23が可動接点27が開離する。また、可動接
点27の開離を確実にするため、揺動スライド25が図
2の右方向に移動する際、揺動スライド25の揺動スラ
イド凸部30が可動接点27の左側から突き当たって可
動接点27を引きお起すようにしてある。
【0015】このように構成された前記実施例にあって
は、押圧操作することにより、復帰コイルバネ22のバ
ネ圧に抗してスライド移動する操作スライド21と、こ
の操作スライド21と反転用センバネ26を介して係合
され、操作スライド21の押圧操作により反転用センバ
ネ26の反転動作により反転用センバネ26とは逆方向
にスライド移動する揺動スライド25と、この揺動スラ
イド25の移動により駆動される可動接点27と、この
可動接点27と一定間隔隔てて対向配置された固定接点
23と、可動接点27と導通する可動側端子29と、可
動接点27をその一端部に固定するとともに、その他端
部を可動側端子29と一体化してある板バネ28とから
成り、固定接点23と可動接点27の接点接触面を、操
作スライド21及び揺動スライド25の移動方向に対し
傾斜して配設したため、導通経路に接点部以外の動的接
触部を持たないので、回動接触部が有するリスクをなく
せる。また図4の従来例で接点を4個必要とするのに対
し、本発明では2個にすることができる。さらに可動接
点27、板バネ28、可動側端子29の一体化により、
接点構造が簡素となるので、組立、管理コストを下げる
ことが可能である。
【0016】前記実施例にあっては、板バネ28の他端
部を可動側端子29上にかしめ及び圧着手段で固定し、
また、板バネ28の他端部を可動側端子29とし、ま
た、揺動スライド25には板バネ28の傾斜面28aを
駆動する駆動用凸部32を形成し、また、駆動用凸部3
2を板バネ28の傾斜面28aに常時当接させたため、
上述と同様の作用効果を奏する。
【0017】
【発明の効果】請求項1ないし5記載の発明によれば、
導通経路に接点部以外の動的接触部を持たないので、回
動接触部が有するリスクをなくせ、また図4の従来例で
接点を4個必要とするのに対し、本発明では2個にする
ことができ、さらに可動接点、板バネ、可動側端子の一
体化により、接点構造が簡素となるので、組立、管理コ
ストを下げることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る速動式スイッチ装置の
オフ状態の構成を示す説明図である。
【図2】本発明の一実施例に係る速動式スイッチ装置の
オン状態の構成を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例に係る速動式スイッチ装置の
斜視図である。
【図4】(a),(b)は従来の速動式スイッチ装置の
オフ状態,オン状態の構成を示す説明図である。
【図5】(a),(b)は別の従来の速動式スイッチ装
置のオフ状態,オン状態の構成を示す説明図である。
【符号の説明】
21 操作スライド 22 復帰コイルバネ 23 固定接点 25 揺動スライド 26 反転用センバネ 27 可動接点 28 板バネ 28a 傾斜面 29 可動側端子 32 駆動用凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 13/38

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧操作することにより、復帰バネのバ
    ネ圧に抗してスライド移動する操作用スライドと、 この操作用スライドと反転用センバネを介して係合さ
    れ、前記操作スライドの押圧操作により前記反転用セン
    バネの反転動作により前記操作用スライドとは逆方向に
    スライド移動する揺動スライドと、 この揺動スライドの移動により駆動される可動接点と、 この可動接点と一定間隔隔てて対向配置された固定接点
    と、 前記可動接点と導通する可動側端子と、 前記可動接点をその一端部に固定するとともに、その他
    端部を前記可動側端子と一体化してある板バネとから成
    り、 前記固定接点と前記可動接点の接点接触面を、前記操作
    用スライド及び前記揺動スライドの移動方向に対し傾斜
    して配設したことを特徴とする速動式スイッチ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記板バネの他
    端部を前記可動側端子上にかしめ及び圧着手段で固定し
    たことを特徴とする速動式スイッチ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、前記板バネの他
    端部を前記可動側端子としていることを特徴とする速動
    式スイッチ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、前記揺動スライ
    ドには前記板バネの傾斜面を駆動する駆動用凸部を形成
    したことを特徴とする速動式スイッチ装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載において、前記駆動用凸部
    を前記板バネの傾斜面に常時当接させたことを特徴とす
    る速動式スイッチ装置。
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