JP2571607Y2 - モータ制御装置 - Google Patents

モータ制御装置

Info

Publication number
JP2571607Y2
JP2571607Y2 JP1042793U JP1042793U JP2571607Y2 JP 2571607 Y2 JP2571607 Y2 JP 2571607Y2 JP 1042793 U JP1042793 U JP 1042793U JP 1042793 U JP1042793 U JP 1042793U JP 2571607 Y2 JP2571607 Y2 JP 2571607Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
switch
switches
turned
motor
pusher
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1042793U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0670499U (ja
Inventor
真一 疋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP1042793U priority Critical patent/JP2571607Y2/ja
Publication of JPH0670499U publication Critical patent/JPH0670499U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2571607Y2 publication Critical patent/JP2571607Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)
  • Control Of Multiple Motors (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば自動車のアウタ
ミラーの向きをモータで調整する電動ミラーに対してそ
のモータを制御するのに好適するモータ制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば電動ミラーのモータを制御するモ
ータ制御装置においては、スイッチケースに略矩形状を
なす操作ノブが4方向に揺動可能に設けられていて、そ
の操作方向に応じてスイッチをオン操作することに基づ
き、上下調整用及び左右調整用の2個のモータを制御す
ることによりミラーの向きを調整し得る構成となってい
る。
【0003】従来の具体的構成を図6ないし図8に示
す。スイッチケース1内に配設された配線基板2上に
は、一方の対角線上に位置して第1及び第2のスイッチ
3及び4が設けられていると共に、その一方の対角線と
交差する他方の対角線の近傍に位置して第3,第4のス
イッチ5,6及び第5,第6のスイッチ7,8が設けら
れている。これら第1〜第6のスイッチ3〜8は、いわ
ゆるゴム接点と呼ばれる対向接点式のスイッチから構成
され、図7に示すように、弾性を有するゴム製の押圧部
9が押圧されることによりオン操作され、押圧操作の解
除に伴い押圧部9の弾性復帰によりオフする構成となっ
ている。
【0004】上記第1〜第6のスイッチ3〜8を操作す
るための操作ノブ10は、上面に第1〜第4の操作部1
0a〜10dを有すると共に、下面に各スイッチ3〜8
に対応して6個の凸部11を有していて、これら各凸部
11と各スイッチ3〜8との間にそれぞれプッシャ12
が移動可能に配設されている。
【0005】しかして、操作ノブ10の例えば上側の第
1の操作部10aが押圧操作されると、それぞれプッシ
ャ12を介して第1及び第3のスイッチ3及び5がオン
操作され、これに基づき上下用のモータが正転されてミ
ラーが上向きに回動され、下側の第3の操作部10cが
押圧操作されると、それぞれプッシャ12を介して第2
及び第6のスイッチ4及び8がオン操作され、これに基
づき上下用のモータが逆転されてミラーが下向きに回動
される。
【0006】また、操作ノブ10の左側の第2の操作部
10bが押圧操作されると、それぞれプッシャ12を介
して第1及び第5のスイッチ3及び7がオン操作され、
これに基づき左右用のモータが正転されてミラーが左向
きに回動され、右側の第4の操作部10dが押圧操作さ
れると、それぞれプッシャ12を介して第2及び第4の
スイッチ4及び6がオン操作され、これに基づき左右用
のモータが逆転されてミラーが右向きに回動される。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た構成のものでは、第1〜第6の6個のスイッチ3〜8
にそれぞれ対応して6個のプッシャ12を必要としてい
るため、プッシャ12の数が多く、しかも、それらプッ
シャ12は大きさが小さいため、扱い難く、組み付け難
いという欠点があった。
【0008】そこで、本考案の目的は、6個のスイッチ
を備えたものにおいて、プッシャの数を少なくできると
共に、プッシャを従来よりも大きくできて組付け性の向
上も図り得るモータの制御装置を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本考案のモータの制御装
置は、スイッチケースと、第1ないし第4の操作部を有
し、前記スイッチケースにこれら第1ないし第4の操作
部の押込み操作に基づき4方向に揺動するように設けら
れ、操作の解除に伴い中立位置に戻される操作ノブと、
前記スイッチケース内にあって一方の対角線上に位置す
るようにして設けられ、互いに逆極性となるように設定
された第1及び第2のスイッチと、前記スイッチケース
内にあって前記一方の対角線と交差する他方の対角線の
近傍に位置するようにして片側に2個ずつ設けられ、隣
り合ったもの同志が互いに逆極性となるように設定され
た第3,第4のスイッチ及び第5,第6のスイッチと、
前記操作ノブと前記第1のスイッチとの間に設けられ、
前記第1の操作部及びこの第1の操作部の一方側に隣り
合った第2の操作部の押込み操作に基づき第1のスイッ
チをオン操作する第1のプッシャと、前記操作ノブと前
記第2のスイッチとの間に設けられ、前記第1の操作部
とは反対側の第3の操作部及び前記第2の操作部とは反
対側の第4の操作部の押込み操作に基づき第2のスイッ
チをオン操作する第2のプッシャと、前記操作ノブと前
記第3,第4のスイッチとの間に設けられ、前記第1の
操作部及び第4の操作部の押込み操作に基づき第3,第
4のスイッチをオン操作する第3のプッシャと、前記操
作ノブと前記第5,第6のスイッチとの間に設けられ、
前記第2の操作部及び第3の操作部の押込み操作に基づ
き第5,第6のスイッチをそれぞれオン操作する第4の
プッシャと、それぞれ正逆回転可能な第1及び第2のモ
ータと、前記第1ないし第6のスイッチに基づき前記第
1及び第2のモータを制御する制御手段とを具備し、前
記制御手段は、第1のスイッチがオンで、かつ第3,第
4のスイッチのうち第1のスイッチと逆極性のスイッチ
がオンのときに第1のモータの正転回路を形成し、第1
のスイッチがオンで、かつ第5,第6のスイッチのうち
第1のスイッチと逆極性のスイッチがオンのときに第2
のモータの正転回路を形成し、第2のスイッチがオン
で、かつ第3,第4のスイッチのうち第2のスイッチと
逆極性のスイッチがオンのときに第2のモータの逆転回
路を形成し、第2のスイッチがオンで、かつ第5,第6
のスイッチのうち第2のスイッチと逆極性のスイッチが
オンのときに第1のモータの逆転回路を形成する構成で
あることを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記した手段によれば、第3及び第4のスイッ
チは第3のプッシャにより同時にオン操作されると共
に、第5及び第6のスイッチは第4のプッシャにより同
時にオン操作される構成となっているから、第1〜第6
の6個のスイッチを備えたものでありながら、プッシャ
としては第1〜第4の4個のプッシャで良く、よってプ
ッシャの数を少なくできる。また、これに伴い、各プッ
シャの大きさを大きくできるから、組付けが容易にな
る。
【0011】この場合、操作ノブの一度の操作で、第1
〜第6のスイッチのうちの3個のスイッチが同時にオン
操作されることになるが、いずれの場合も一つのスイッ
チはモータの制御には関係がなく、オン操作されても不
具合は生じない。
【0012】
【実施例】以下、本考案を自動車における電動ミラーの
モータを制御するモータ制御装置に適用した一実施例に
つき図1ないし図5を参照して説明する。まず、図3に
おいて、図示しないミラーの向きを調整するための操作
ノブ21は、略矩形状をなし、上面に第1〜第4の操作
部22,23,24,25を有し、スイッチケース26
に上下左右の4方向に揺動可能に設けられている。この
操作ノブ21の下面の四隅部には、それぞれ凸部27が
形成されている(図2参照)。
【0013】スイッチケース26内には、図1及び図2
に示すように、操作ノブ21と対向するように配線基板
28が配設されていて、この配線基板28上には、一方
の対角線上に位置して第1及び第2のスイッチ29及び
30が設けられていると共に、その一方の対角線と交差
する他方の対角線の近傍に位置して第3,第4のスイッ
チ31,32及び第5,第6のスイッチ33,34が設
けられている。これら第1〜第6の6個のスイッチ29
〜34は、ミラーの向きを調整するための操作スイッチ
35を構成するものである。
【0014】これら各スイッチ29〜34は、いわゆる
ゴム接点と呼ばれる周知の対向接点式のスイッチから構
成され、図2に示すように、ゴム製の弾性部36が押圧
されることにより可動接点37aが配線基板28上の一
対の固定接点37b,37bに接触してオン操作され、
押圧操作の解除に伴い弾性部36の弾性復帰に伴い可動
接点37aがそれら固定接点37b,37bから離間し
てオフする構成となっている。
【0015】そして、操作ノブ21と第1のスイッチ2
9との間には第1のプッシャ38が、操作ノブ21と第
2のスイッチ30との間には第2のプッシャ39が、操
作ノブ21と第3,第4のスイッチ31,32との間に
は第3のプッシャ40が、そして操作ノブ21と第5,
第6のスイッチ33,34との間には第4のプッシャ4
1がそれぞれ配置されている。
【0016】それら第1〜第4のプッシャ38〜41
は、いずれも三角形状をなすプレート42の上面に軸部
43を突設した同一構成のものであり、図2に示すよう
にスイッチケース26内に設けられた筒状のガイド部4
4に軸部43が移動可能に挿通されていて、その軸部4
3の上端が操作ノブ21の凸部27に下方から当接して
いる。第1〜第4のプッシャ38〜41のうち、第3の
プッシャ40は、プレート42が第3及び第4の2つの
スイッチ31及び32に跨がるように配置され、また、
第4のプッシャ41も、プレート42が第5及び第6の
2つのスイッチ33及び34に跨がるように配置されて
いる。
【0017】ここで、操作ノブ21は、第1〜第6のス
イッチ29〜34の各弾性部36の弾性力により第1〜
第4のプッシャ38〜41を介して中立位置に付勢され
ており、第1〜第4の操作部22〜25うちの1箇所が
押圧操作されると、その押圧された操作部とは反対側の
端部を支点にして回動される、いわゆる可変ヒンジ構造
となっている。
【0018】上記操作ノブ21の中央部には、左右切換
スイッチ45用のノブ46が左右方向にスライド可能に
設けられている。この左右切換スイッチ45は、例えば
スライドスイッチから成るもので、図4に示すように、
3個ずつの固定接点47a,47b,47c及び48
a,48b,48cと、2個の可動接点49,50とか
ら構成されている。
【0019】図4は本考案の要旨に関係する部分の電気
回路構成を示している。この図4において、51はバッ
テリー、52は左側のミラーにおける上下調整用の第1
のモータ、53は同じく左側のミラーにおける左右調整
用の第2のモータであり、また、54は右側のミラーに
おける上下調整用の第1のモータ、55は同じく右側の
ミラーにおける左右調整用の第2のモータである。
【0020】上記左右切換スイッチ45の固定端子47
aは左側の第1のモータ52のVL端子に、固定端子4
7bは右側の第1のモータ54のVR端子に、固定端子
47cはラインMVにそれぞれ接続されている。また、
左右切換スイッチ45の固定端子48aは左側の第2の
モータ53のHL端子に、固定端子48bは右側の第2
のモータ55のHR端子に、固定端子48cはラインM
Hにそれぞれ接続されている。
【0021】上記操作スイッチ35における第1〜第6
のスイッチ29〜34のうち、第1及び第2のスイッチ
29及び30のそれぞれの一方の固定端子は上記各モー
タ52〜55の他方の端子に共通に接続されたラインC
にそれぞれ接続され、第1のスイッチ29の他方の固定
端子はバッテリー51のマイナス端子に接続されたライ
ンEに接続され、第2のスイッチ30の他方の固定端子
はバッテリー51のプラス端子に接続されたラインBに
接続されている。
【0022】第3及び第6のスイッチ31及び34のそ
れぞれの一方の固定端子は上記ラインMVに接続され、
第3のスイッチ31の他方の固定端子はラインBに接続
され、第6のスイッチ34の他方の固定端子はラインE
に接続されている。第4及び第5のスイッチ32及び3
3のそれぞれの一方の固定端子は上記ラインMHに接続
され、第4のスイッチ32の他方の固定端子はラインE
に接続され、第5のスイッチ33の他方の固定端子はラ
インBに接続されている。
【0023】ここで、上記したような接続関係からわか
るように、一方の対角線上に配置された第1のスイッチ
29(マイナス)と第2のスイッチ30(プラス)とは
逆極性となるように設定され、他方の対角線の近傍に隣
り合うように配置された第3のスイッチ31(プラス)
と第4のスイッチ32(マイナス)とは逆極性となるよ
うに設定され、また、第5のスイッチ33(プラス)と
第6のスイッチ34(マイナス)とは逆極性となるよう
に設定されている。そして、この場合、図4の制御回路
56により制御手段を構成している。
【0024】次に上記構成の作用を図5も参照して説明
する。 (1)左右切換スイッチ45のノブ46を左方向に操作
すると、可動接点49により固定接点47a,47c間
が導通されると共に、可動接点50により固定接点48
a,48c間が導通され、これにより図示しない左側の
ミラーが選択されることになる。
【0025】(2)上記(1)の状態で、操作ノブ21
における例えば上側の第1の操作部22が押圧操作され
た場合には、第1及び第3のプッシャ38及び40を介
して第1のスイッチ29と、第3及び第4のスイッチ3
1及び32がオン操作される(図5参照)。このうち、
第1のスイッチ29(マイナス)とこれと逆極性の第3
のスイッチ31(プラス)とがオンすることに基づき左
側の第1のモータ52の正転回路(図4中、矢印A参
照)が形成され、これにより図示しない左側のミラーが
上向きに回動される。このとき、第1のスイッチ29と
同極性の第4のスイッチ32(マイナス)もオンしてい
るが、モータの制御には関係しない。
【0026】(3)上記(1)の状態で、操作ノブ21
における下側の第3の操作部24が押圧操作された場合
には、第2及び第4のプッシャ39及び41を介して第
2のスイッチ30と、第5及び第6のスイッチ33及び
34がオン操作される。このうち、第2のスイッチ30
(プラス)とこれと逆極性の第6のスイッチ34(マイ
ナス)とがオンすることに基づき左側の第1のモータ5
2の逆転回路が形成され、これにより左側のミラーが下
向きに回動される。このとき、第2のスイッチ30と同
極性の第5のスイッチ33(プラス)もオンしている
が、モータの制御には関係しない。
【0027】(4)上記(1)の状態で、操作ノブ21
における左側の第2の操作部23が押圧操作された場合
には、第1及び第4のプッシャ38及び41を介して第
1のスイッチ29と、第5及び第6のスイッチ33及び
34がオン操作される。このうち、第1のスイッチ29
(マイナス)とこれと逆極性の第5のスイッチ33(プ
ラス)とがオンすることに基づき左側の第2のモータ5
3の正転回路が形成され、これにより左側のミラーが左
向きに回動される。このとき、第1のスイッチ29と同
極性の第6のスイッチ34(マイナス)もオンしている
が、モータの制御には関係しない。
【0028】(5)上記(1)の状態で、操作ノブ21
における右側の第4の操作部25が押圧操作された場合
には、第2及び第3のプッシャ39及び40を介して第
2のスイッチ30と、第3及び第4のスイッチ31及び
32がオン操作される。このうち、第2のスイッチ30
(プラス)とこれと逆極性の第4のスイッチ32(マイ
ナス)とがオンすることに基づき左側の第2のモータ5
3の逆転回路が形成され、これにより左側のミラーが右
向きに回動される。このとき、第2のスイッチ30と同
極性の第3のスイッチ31(プラス)もオンしている
が、モータの制御には関係しない。
【0029】(6)一方、左右切換スイッチ45のノブ
46を右方向に操作すると、可動接点49により固定接
点47b,47c間が導通されると共に、可動接点50
により固定接点48b,48c間が導通され、これによ
り図示しない右側のミラーが選択されることになる。
【0030】(7)上記(6)の状態で、操作ノブ21
における第1〜第4の操作部22〜25が押圧操作され
た場合には、上記(2)〜(5)において左側の第1の
モータ52の代わりに右側の第1のモータ54が選択さ
れ、また、左側の第2のモータ53の代わりに右側の第
2のモータ55が選択される以外は作用が同様であるか
ら、説明は省略する。
【0031】上記した実施例によれば、第3及び第4の
スイッチ31及び32は第3のプッシャ40により同時
にオン操作されると共に、第5及び第6のスイッチ33
及び34は第4のプッシャ41により同時にオン操作さ
れる構成となっているから、第1〜第6の6個のスイッ
チ29〜34を備えたものでありながら、プッシャとし
ては第1〜第4の4個のプッシャ38〜41で良く、プ
ッシャの数を従来構成の場合よりも少なくできる。ま
た、これに伴い、各プッシャ38〜41の大きさを従来
よりも大きくできるから、扱いが容易で、組付けが容易
になり、組付け性の向上を図ることができる。
【0032】ところで、上記したような構成において
は、第1のスイッチ29とこれと対向する第2のスイッ
チ30とが同時にオンしたとき、第3のスイッチ31と
これと対向する第6のスイッチ34とが同時にオンした
とき、及び第4のスイッチ32とこれと対向する第5の
スイッチ33とが同時にオンしたときには、それぞれシ
ョートモードとなる。
【0033】本実施例においては、操作ノブ21が可変
ヒンジ構造のものにおいて、図1に示すように、第3及
び第4のスイッチ31及び32を操作する第3のプッシ
ャ40の軸部43と、第5及び第6のスイッチ33及び
34を操作する第4のプッシャ41の軸部43との間の
距離L1を、従来の図6に示すように、第3のスイッチ
5操作用のプッシャ12とこれと対向する第6のスイッ
チ8操作用のプッシャ12との間の距離L2、及び、第
4のスイッチ6操作用のプッシャ12とこれと対向する
第5のスイッチ7操作用のプッシャ12との間の距離L
3(L2=L3)よりも大きく設定することができるか
ら(L1>L2,L3)、第3のスイッチ31と第6の
スイッチ34との間、及び、第4のスイッチ32と第5
のスイッチ33との間のショートモードの発生を一層確
実に防止することができる。
【0034】なお、上記した実施例では、制御手段を制
御回路46で構成したが、制御手段としてマイクロコン
ピュータを用いる構成とすることもできる。また、本考
案は、電動ミラーのモータの制御以外にも適用できる。
【0035】
【考案の効果】以上の記述にて明らかなように本考案に
よれば、第1〜第6の6個のスイッチを備えたものであ
りながら、それらのスイッチを操作するためのプッシャ
としては4個のプッシャで良く、よってプッシャの数を
少なくすることができる。また、これに伴い、各プッシ
ャの大きさを大きくすることができるから、小さな部品
を組み付ける場合に比べて、組付けが容易になり、組付
け性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す要部の平面図
【図2】図1中X−X線に相当する部分の縦断側面図
【図3】操作ノブ部分の平面図
【図4】電気回路図
【図5】操作スイッチの接続関係を示す図
【図6】従来構成を示す図1相当図
【図7】図6中Y−Y線に相当する部分の縦断側面図
【図8】図5相当図
【符号の説明】
21は操作ノブ、22〜25は第1〜第4の操作部、2
6はスイッチケース、29〜34は第1〜第6のスイッ
チ、35は操作スイッチ、38〜41は第1〜第4のプ
ッシャ、45は左右切換スイッチ、52は第1のモー
タ、53は第2のモータ、54は第1のモータ、55は
第2のモータ、56は電気回路(制御手段)である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチケースと、第1ないし第4の操
    作部を有し、前記スイッチケースにこれら第1ないし第
    4の操作部の押込み操作に基づき4方向に揺動するよう
    に設けられ、操作の解除に伴い中立位置に戻される操作
    ノブと、 前記スイッチケース内にあって一方の対角線上に位置す
    るようにして設けられ、互いに逆極性となるように設定
    された第1及び第2のスイッチと、 前記スイッチケース内にあって前記一方の対角線と交差
    する他方の対角線の近傍に位置するようにして片側に2
    個ずつ設けられ、隣り合ったもの同志が互いに逆極性と
    なるように設定された第3,第4のスイッチ及び第5,
    第6のスイッチと、 前記操作ノブと前記第1のスイッチとの間に設けられ、
    前記第1の操作部及びこの第1の操作部の一方側に隣り
    合った第2の操作部の押込み操作に基づき第1のスイッ
    チをオン操作する第1のプッシャと、 前記操作ノブと前記第2のスイッチとの間に設けられ、
    前記第1の操作部とは反対側の第3の操作部及び前記第
    2の操作部とは反対側の第4の操作部の押込み操作に基
    づき第2のスイッチをオン操作する第2のプッシャと、 前記操作ノブと前記第3,第4のスイッチとの間に設け
    られ、前記第1の操作部及び第4の操作部の押込み操作
    に基づき第3,第4のスイッチをオン操作する第3のプ
    ッシャと、 前記操作ノブと前記第5,第6のスイッチとの間に設け
    られ、前記第2の操作部及び第3の操作部の押込み操作
    に基づき第5,第6のスイッチをそれぞれオン操作する
    第4のプッシャと、 それぞれ正逆回転可能な第1及び第2のモータと、 前記第1ないし第6のスイッチに基づき前記第1及び第
    2のモータを制御する制御手段とを具備し、 前記制御手段は、 第1のスイッチがオンで、かつ第3,第4のスイッチの
    うち第1のスイッチと逆極性のスイッチがオンのときに
    第1のモータの正転回路を形成し、 第1のスイッチがオンで、かつ第5,第6のスイッチの
    うち第1のスイッチと逆極性のスイッチがオンのときに
    第2のモータの正転回路を形成し、 第2のスイッチがオンで、かつ第3,第4のスイッチの
    うち第2のスイッチと逆極性のスイッチがオンのときに
    第2のモータの逆転回路を形成し、 第2のスイッチがオンで、かつ第5,第6のスイッチの
    うち第2のスイッチと逆極性のスイッチがオンのときに
    第1のモータの逆転回路を形成する構成であることを特
    徴とするモータ制御装置。
JP1042793U 1993-03-11 1993-03-11 モータ制御装置 Expired - Lifetime JP2571607Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1042793U JP2571607Y2 (ja) 1993-03-11 1993-03-11 モータ制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1042793U JP2571607Y2 (ja) 1993-03-11 1993-03-11 モータ制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0670499U JPH0670499U (ja) 1994-09-30
JP2571607Y2 true JP2571607Y2 (ja) 1998-05-18

Family

ID=11749860

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1042793U Expired - Lifetime JP2571607Y2 (ja) 1993-03-11 1993-03-11 モータ制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2571607Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003078208A1 (fr) * 2002-03-18 2003-09-25 Nihon Velbon Seiki Kogyo Kabushiki Kaisha Ensemble retroviseur exterieur de voiture et voiture

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5215076B2 (ja) * 2007-08-10 2013-06-19 東洋電装株式会社 スイッチ装置
JP5193908B2 (ja) 2009-03-11 2013-05-08 アルプス電気株式会社 駆動装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003078208A1 (fr) * 2002-03-18 2003-09-25 Nihon Velbon Seiki Kogyo Kabushiki Kaisha Ensemble retroviseur exterieur de voiture et voiture

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0670499U (ja) 1994-09-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3066258B2 (ja) シーソスイッチ
JP2571607Y2 (ja) モータ制御装置
EP0102394A1 (en) Electrical switch with a plurality of operation buttons
JPS596447B2 (ja) スイツチ用接点構造
JPS623865Y2 (ja)
JPH07272593A (ja) 4方向スイッチ装置
JPH0451400Y2 (ja)
JPH07326262A (ja) 4方向スイッチ装置
JP2881815B2 (ja) 自動車用ミラーの操作スイッチ
JPS5936809Y2 (ja) 切換スイツチ
JPH0239308Y2 (ja)
JPH0314758Y2 (ja)
JPH0739150Y2 (ja) スイッチ
JPH0737214Y2 (ja) 極性切換えスイッチ
JP3113496B2 (ja) 速動式スイッチ装置
JPH055628Y2 (ja)
JPH09282979A (ja) スイッチ装置
JP2521554Y2 (ja) ワイパースイッチ
JPH0511617Y2 (ja)
JPH0432727Y2 (ja)
JPS5973817A (ja) スイツチ用接点構造
JPH0433625Y2 (ja)
JPS5827454Y2 (ja) 電動玩具用切替スイッチの構造
JPH0433624Y2 (ja)
JPH0235157Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term