JPH0314758Y2 - - Google Patents

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JPH0314758Y2
JPH0314758Y2 JP1984057330U JP5733084U JPH0314758Y2 JP H0314758 Y2 JPH0314758 Y2 JP H0314758Y2 JP 1984057330 U JP1984057330 U JP 1984057330U JP 5733084 U JP5733084 U JP 5733084U JP H0314758 Y2 JPH0314758 Y2 JP H0314758Y2
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JP1984057330U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、操作レバーを四方に押動可能にし
て、複数系統の接点を選択的に断続することので
きるスイツチに関するものである。
(従来技術) 従来において、上記したような複数系統の接点
を選択可能にしたスイツチとしては、例えば自動
車に装備される電動式ミラーやパワーシートの操
作用スイツチなどがあり、主に電動式ミラーの操
作用スイツチなどは、上下左右(又は前後左右)
に操作が可能な一本のレバーで鏡の角度を自在に
調整しうるように構成されたものが多くなってい
る。
しかしながら、多方向に操作が可能なレバーを
備えた従来のスイツチにあっては、前記レバーの
各操作方向に応じて接点を配設していたため、ス
イツチ自体が大型化したり、各接点からターミナ
ルまでの回路構成が複雑になるという問題点があ
った。
(考案の目的) この考案は、このような従来の問題点に着目し
て成されたもので、操作レバーを四方に押動可能
にしたスイツチにおいて、複数の接点を略直線状
の簡単な配列にすることを可能にし、接点からタ
ーミナルまでの回路構成を簡単にすることができ
ると同時に、スイツチ全体の小型化を計ることが
できるスイツチを提供することを目的としてい
る。
(考案の構成) この考案によるスイツチの構成は、操作レバー
を四方に押動可能にしたスイツチにおいて、スイ
ツチケースに両端部が回動自在に取付けられる一
方の作動部材の中間に、操作レバーとして用いら
れる他方の作動部材を前記一方の作動部材の両端
方向に揺動自在な状態で枢着し、前記一方の作動
部材の両端側にその回動中心に対して互いに逆向
きに突出する接点断続用のカム部を設けると共
に、前記他方の作動部材にその揺動方向に突出す
る接点断続用のカム部を設けたことを特徴として
いる。
(実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図〜第5図は、この考案の一実施例を説明
する図である。
すなわち、このスイツチ1は、第1図および第
2図に示すように、四個の固定接点2a〜2dを
略対角に二個づつ配設し且つスイツチケースを構
成する基盤3と、交差した状態に組み合わされた
二本の作動部材4,5と、前記基盤3の上面を被
うように嵌着され且つ基盤3と共にスイツチケー
スを構成するカバー6とから成るものであって、
前記基盤3の底面側には各固定接点2a〜2dに
通じる夫々の端子7を有するターミナル部8が連
設され、さらに前記ターミナル部8には、第1図
中の仮想線で示すように、前記カバー6の嵌着と
同時に取付けが成されるターミナル用ケーシング
9が取付けられるようになっている。
また、前記基盤3には、第3図にも示すよう
に、各接点2a〜2dに対向する可動接点10a
〜10dを備えた板ばね状の接触片11a〜11
dが設けてある。
そして、前記各接触片11a〜〜11dは、固
定接点2a〜2dの配設に合わせて二本一組で相
反する方向を向いているが、全体的に見ると夫々
平行に整列した状態となっている。
前記作動部材4,5は、ほぼ中央に矩形の貫通
孔4aを備えた一方の作動部材4と、前記貫通孔
4a内において前記作動部材4の両端方向に揺動
しうるように枢着された他方の作動部材5であっ
て、前記一方の作動部材4を各接触片11a〜1
1dの上側にかかるように配置すると共に、前記
一方の作動部材4の両端部を基板3の両側に立設
した各支持部3a,3aに回動自在な状態で嵌合
することにより、取付けが成されている。
また、前記他方の作動部材5は、操作レバーと
して用いられるものであって、その上端側をカバ
ー6に形成した開口部6aから突出させると共
に、逆皿状の開口部用フード12を嵌装し、上端
部に操作つまみ13が固定してある。
さらに、前記他方の作動部材5の下端側には、
下方開口の孔部5aが形成してあり、この孔部5
a内にコイルスプリング14を介在すると共に、
球面状の先端部を有する滑動子15を摺動自在に
挿入している。
そして、前記コイルスプリング14の反発力に
よって滑動子15の先端を基板3のほぼ中央部分
に形成した球面状の凹部3bに押圧することで他
方の作動部材5を直立状態にし、操作上での中立
位置となるようにしてある。
また、前記一方の作動部材4の両端側には、外
側にある二つの接触片11a,11dの上側に張
り出し状態となるカム部16,16が、当該一方
の作動部材4の回動中心に対して互いに逆向きで
突設してあり、他方の作動部材5には、その揺動
方向に突出して、内側にある二つの接触片11
b,11cの上側に張出し状態となるカム部1
7,17が突設してある。
なお、基板3には、各接触片11a〜11dに
おける各可動接点10a〜10dの上面に当接す
る固定片18が設けてあり、この固定片18およ
び各接触片11a〜11dも前記ターミナル部8
への端子を備えている。
次に、上記の如く構成されたスイツチ1の作用
を説明する。
まず、第4図に示すように、操作つまみ13を
操作して他方の作動部材5を一方向(図示例の場
合は左方向)に倒すと、前記作動部材5が一方の
作動部材4に対して回動すると共に、傾斜した下
側のカム部17で該当する内側の接触片11bを
押圧し、前記接触片11bに設けた可動接点10
bを対向する固定接点2bに接触させる。
また、前記操作つまみ13から手を離すと、コ
イルスプリング14の反発力が滑動子15の先端
を凹部3bの中央に滑り落すように作用し、他方
の作動部材5を中立位置に復帰させるので、カム
部17による押圧が解除され、前記接触片11b
がばね作用で復帰して可動接点10bが固定接点
2bから離間する。
なお、前記作動部材5を逆方向(第4図の右
側)に倒した場合には、内側の別の接触片11c
を反対側のカム部17で押圧し、該当する可動接
点10cと固定接点2cとを接触させる。
次に、第5図に示すように、操作つまみ13を
操作して他方の作動部材5を前記操作時の略直交
方向(図示例の場合は右側)に倒すと、この作動
部材5を介して一方の作動部材4が回動状態とな
り、一端側のカム部16で該当する外側の接触片
11aを押圧して可動接点10aを対向する固定
接点2aに接触させる。
また、操作つまみ13から手を離すと、先述と
同様にコイルスプリング14の作用によって一
方、の作動部材4が逆に回動し、他方の作動部材
5を中立位置に復帰させると同時に、可動接点1
0aが固定接点2aから離間する。
なお、前記作動部材5を逆方向(第5図の左
側)に倒した場合には、一方の作動部材4が逆に
回動し、反対側のカム部16で該当する外側の接
触片11dを押圧することにより可動接点10d
と固定接点2dとを接触させる。
つまり、当該スイツチ1を例えば自動車の電動
ミラー操作用に使用する場合には、ターミナル部
8の各端子7と、鏡の角度を変える各駆動用モー
タとを接続し、操作レバーとなる他方の作動部材
5を前後左右に倒して操作することになる。
なお、上記実施例にあっては、他方の作動部材
5を前後左右の四方向に操作して夫々の接点を断
続する作用を説明したが、四個所の接点を有する
場合には各操作方向の間を加えた八方向に操作す
ることも可能であり、この場合、ななめ方向への
操作時には、二つの接点を同時に断続することが
できる。
(考案の効果) 以上説明してきたように、この考案のスイツチ
によれば、操作レバーを四方に押動可能にしたス
イツチにおいて、スイツチケースに両端部が回動
自在に取付けられる一方の作動部材の中間に、操
作レバーとして用いられる他方の作動部材を前記
一方の作動部材の両端方向に揺動自在な状態で枢
着し、前記一方の作動部材の両端側にその回動中
心に対して互いに逆向きに突出する接点断続用の
カム部を設けると共に、前記他方の作動部材にそ
の揺動方向に突出する接点断続用のカム部を設け
た構成としたため、二つの作動部材を用いた簡単
な構造で各接点の断続動作を個別に行うことがで
きると共に、スイツチ内部に架設した一方の作動
部材に沿って複数の接点を簡潔に配列することが
でき、その結果、接点からターミナル部までの回
路構成を複雑化することがなく、加えてスイツチ
自体の小型化を実現するなどの効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案のスイツチの一実施例を説明
するスイツチの正面断面図、第2図は第1図のA
−A線断面図、第3図はカバーを外した状態で説
明する平面図、第4図は操作つまみを操作した状
態を説明する正面断面図、第5図は第4図に示す
操作方向から略直角方向に操作した状態を説明す
る側面断面図である。 1…スイツチ、2a〜2d…固定接点、3…基
板(スイツチケース)、4…一方の作動部材、5
…他方の作動部材、10a〜10d…可動接点、
16,17…カム部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作レバーを四方に押動可能にしたスイツチに
    おいて、スイツチケースに両端部が回動自在に取
    付けられる一方の作動部材の中間に、操作レバー
    として用いられる他方の作動部材を前記一方の作
    動部材の両端方向に揺動自在な状態で枢着し、前
    記一方の作動部材の両端側にその回動中心に対し
    て互いに逆向きに突出する接点断続用のカム部を
    設けると共に、前記他方の作動部材にその揺動方
    向に突出する接点断続用のカム部を設けたことを
    特徴とするスイツチ。
JP5733084U 1984-04-20 1984-04-20 スイツチ Granted JPS60174041U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5733084U JPS60174041U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 スイツチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5733084U JPS60174041U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 スイツチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60174041U JPS60174041U (ja) 1985-11-18
JPH0314758Y2 true JPH0314758Y2 (ja) 1991-04-02

Family

ID=30581755

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5733084U Granted JPS60174041U (ja) 1984-04-20 1984-04-20 スイツチ

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JP (1) JPS60174041U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52144379U (ja) * 1976-04-28 1977-11-01

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Publication number Publication date
JPS60174041U (ja) 1985-11-18

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