JP2503473Y2 - プッシュキャンセルスイッチ - Google Patents

プッシュキャンセルスイッチ

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JP2503473Y2
JP2503473Y2 JP5107590U JP5107590U JP2503473Y2 JP 2503473 Y2 JP2503473 Y2 JP 2503473Y2 JP 5107590 U JP5107590 U JP 5107590U JP 5107590 U JP5107590 U JP 5107590U JP 2503473 Y2 JP2503473 Y2 JP 2503473Y2
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switch
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JPH0410939U (ja
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茂雄 保泉
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Toyo Denso Co Ltd
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Toyo Denso Co Ltd
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  • Switches With Compound Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、例えば自動2輪車のターンシグナル用ス
イッチとして利用されるものであって、ノブを左右方向
等へ揺動することにより左右いずれかのスイッチをオン
し、ノブを押し込むと中立位置へ復帰する形式のものに
関する。
[従来の技術] このような形式のプッシュキャンセルスイッチは公知
であり、例えば、実開昭64−23842号公報に記載される
自動2輪車のターンシグナル用スイッチとして構成され
たものがある。このものは、支点軸によりケースに対し
て揺動並びに押し込み動作自在に支持されたノブプレー
トと、このノブプレートの揺動にともなってスイッチ切
換位置へ連行され、かつ、ノブプレートを押し込んだと
き中立位置へ復帰されるスライダと、このスライダに設
けられた可動接点と、可動接点が接離するようケース側
に設けられた固定接点とを備えるとともに、ノブプレー
トにはスライダと係合可能なピンが設けられ、スライダ
にはノブプレートを押し込んだときピンと係合するガイ
ド斜面が形成されている。
[考案が解決しようとする課題] ところで上記構造の場合、ノブから手を離すとノブプ
レートだけが中立位置へ戻るようになっているため、ノ
ブが中立状態のとき、ピンはスライダの左右いずれの係
合点からも離れた位置にある。したがって、左右いずれ
かのスイッチをオンしようとすれば、ピンが左又は右の
係合点に達するまでの間ノブが空走することになる。し
かし、自動2輪車のターンシグナル用スイッチなどにお
いては、かかる空走域を可及的に減少させて応答性を向
上させることが望まれる場合があり、本考案の目的はか
かる要望の実現にある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案に係るプッシュキャ
ンセルスイッチは、スライダをノブプレートの押し込み
方向に対して左右に2分し、各々にガイド斜面を設ける
とともに、ノブプレートを押し込んだときガイド斜面と
係合するようノブプレートに設けられた係合突部を2個
設け、それぞれを中立位置に2個のスライダと個別に係
合させたことを特徴とする。
[考案の作用] ノブプレートを揺動させると、揺動側の係合突部が係
合しているスライダを空走せずに揺動方向へ連行移動さ
せてスイッチをオンする。このとき、反対側のスライダ
は中立位置に残される。その後、ノブプレートを押し込
むと、一方の係合突部が移動側のスライダに形成されて
いるガイド斜面と係合するので、移動していたスライダ
は中立位置へ復帰する。
[実施例] 第1図乃至第7図に自動2輪車のターンシグナル用ス
イッチとして構成された実施例を示す。第1図は一部を
切欠いた平面形状を、第2図はそのA−A線断面形状を
それぞれ示す図であり、1はノブ、2はノブプレート、
3は切欠穴、4は支点軸、5はノブプレートのひれ部、
6、7は本考案の係合突部の一具体例であるピン、8は
クリック機構、9はケース、9aはその一部をなすベース
である。支点軸4は本例のようなカシメたものに代え
て、ネジやボルト等を用いてもよい。ケース9には左ス
イッチ用スライダ10及び右スイッチ用スライダ11がそれ
ぞれ左右方向へ移動可能に支持されている。右スイッチ
用スライダ11内には第2図に示すように、スプリング11
a及びボール11bが設けられ、中立位置にあるときボール
11bがスプリング11aに付勢されて予めケース9に形成さ
れている凹部9cに係合することにより位置決めされるよ
うになっている。なお、図では見えないが、左スイッチ
用スライダ10側も同様である。左右のスイッチ用スライ
ダ10,11は中立状態のとき、中心線Cに沿うケース9上
の隔壁12を挟んで近接している。各々には係合壁13、14
とガイド斜面15、16が形成されている。
第1図のB−B線断面を示す第3図において明らかな
ように、係合壁13、14はそれぞれ中立状態でピン6、7
と接触している。また、ガイド斜面15、16は隔壁12を挟
んで山形をなすよう対称的に形成され、中立位置ではピ
ン6、7と離れており、左右いずれかのスイッチ用スラ
イダ10、11がスライド移動した状態でノブプレート2を
押し込んだとき、ピン6、7のいずれかが接触するよう
な位置関係にある。
左右のスイッチ用スライダ10、11はひれ部5の揺動に
応じてそれぞれ個別に左又は右方向へ移動可能であり、
移動時にはケース9の側壁9bによって所定位置でストッ
プされる。それぞれには、左右の可動接点17、18が設け
られており、これが接触する固定接点がベース9a側に設
けられている。固定接点はコモン接点19と左右の固定接
点20、21からなり、左スイッチ用スライダ10が図の右方
へ移動すると、可動接点17がコモン接点19と固定接点20
とに接続し、図示省略の回路により左側のターンシグナ
ルを点灯する。また、右スイッチ用スライダ11を図の左
方へ移動させると、可動接点18がコモン接点19と固定接
点21とに接続し、同じく右側のターンシグナルが点灯す
るようになっている。
第2図に示すように、ノブプレート2は切欠穴3の部
分でL字状に屈曲しているため、中心線C方向へ押し込
み移動可能であり、ワッシャ22、23(第1図では省略し
てある)を介してケース9側へ取付けられている。
また、ひれ部5の端部はクリック機構8のボール24が
バネ25によって圧接された状態で摺動する案内曲面27を
なし、その中間部には凹部28が形成されて中立位置のと
きボール24が係合可能である。ノブプレート2の左右方
向への揺動及び押し込み動作はバネ25に抗して行われ、
ノブプレート2はノブ1に加えられている力を除くと、
バネ25の弾力により自動的に中立位置へ復帰されるよう
になっている。
次に、本実施例の作用を第4図乃至第7図に基づいて
説明する。これら各図はノブプレート2の動きと、左右
のスライダ用ピン6、7並びに左右のスイッチ用スライ
ダ10、11の動きを相関させて簡略的に示したものであ
り、第5図及び第6図は右側のスイッチオン状態、第7
図はプッシュキャンセル状態をそれぞれ説明するための
図である。なお、左側のスイッチオン並びにその後のプ
ッシュキャンセル状態は第5図乃至第7図と対称的に作
動するので説明を省略する。
まず、第4図の中立状態では、ノブプレート2の中心
線Cが中立位置Nにあって、左右のスイッチ用スライダ
10、11も中立位置にあり、各左右のピン6、7はそれぞ
れ係合壁13、14と接触し、かつガイド斜面15、16から離
れた位置にある。このとき、各左右の可動接点17、18は
それぞれコモン接点19と接触するものの左右の固定接点
20、21はいずれも離れており、左右いずれのスイッチも
オフ状態になっている。
次に、第5図に示すように、ノブプレート2を支点軸
4を中心にして図の右方へ角度θだけ揺動させて中心線
CをR位置にすると、ピン7が係合壁14と係合して右ス
イッチ用スライダ11を左方へ連行移動させ、可動接点18
がコモン接点19及び固定接点21と接続する。このため、
回路がオンとなり、右側のターンシグナルが点灯する。
このとき、ノブプレート2の回動と同時に殆ど空走する
ことなく右スイッチがオンとなるので、揺動角θも極め
て小さなもので済む。なお、左スライダ左スイッチ用ス
ライダ10はピン6と係合壁13が非係合のため中立位置へ
残る。
この状態でノブ1から手を離すと、第6図に示すよう
に、ノブプレート2はクリック機構8のバネ25による弾
力で中立位置へ復帰するが、右スイッチ用スライダ11は
移動位置へ残され、スイッチオン状態を持続する。この
とき、ピン7はガイド斜面16に近接した状態になる。
右スイッチ用スライダ11を中立位置へ戻すには、第7
図に示すように、プッシュキャンセル操作を行う。すな
わち、ノブプレート2をバネ25(第1、2図)に抗して
押し込むと、ピン7がガイド斜面16と係合するので、ノ
ブプレート2を押し込む力が右スイッチ用スライダ11を
右方へ移動させる力に変換され、右スイッチ用スライダ
11が中立状態へ復帰し、スイッチがオフとなる。このと
き、ピン6は係合壁13に沿ってガイド斜面15と非接触で
移動し、係合壁13とガイド斜面15の間へ入る。その後、
ノブ1から手を離すと、ノブプレート2はバネ25により
中立位置へ戻る。
このように本実施例によれば、空走域を殆ど形成せず
にスイッチのオン操作を行えるので、スイッチ操作開始
からターンシグナル点灯までの応答時間が短くなり、高
速で走行する自動2輪車のターンシグナル用スイッチと
して好適である。
[考案の効果] 本考案は、スライダをノブプレートの押し込み方向に
対して左右に2分し、各々にガイド斜面を設けるととも
に、ノブプレートを押し込んだときガイド斜面と係合す
るようノブプレートに設けられた係合突部を2個設け、
それぞれを中立位置に2個のスライダと個別に係合させ
たので、スイッチ操作の際、ノブの空走域を著しく減少
させることができ、迅速かつ応答性の良いスイッチ操作
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は実施例であり、第1図は一部切欠き
平面図、第2図は第1図のA−A線断面図、第3図は第
1図のB−B線断面図、第4図乃至第7図はそれぞれス
イッチ操作を説明するための図である。 (符号の説明) 1…ノブ、2…ノブプレート、4…支点軸、6、7…ピ
ン(係合突部)、10…左スイッチ用スライダ、11…右ス
イッチ用スライダ、13、14…係合壁、15、16…ガイド斜
面、17、18…可動接点、20、21…固定接点。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支点軸によりケースに対して揺動並びに押
    し込み動作自在に支持されたノブプレートと、このノブ
    プレートの揺動に伴ってスイッチ切換位置へ連行され、
    かつ、ノブプレートを押し込んだとき中立位置へ復帰さ
    れるスライダと、このスライダに設けられた可動接点
    と、可動接点が接離するようケース側に設けられた固定
    接点とを備えるとともに、ノブプレートにはスライダと
    係合可能な係合突部が設けられ、スライダにはノブプレ
    ートを押し込んだとき係合突部と係合するガイド斜面が
    形成されているプッシュキャンセルスイッチにおいて、
    前記スライダをノブプレートの押し込み方向に対して左
    右に2分し、各々にガイド斜面を設けるとともに、前記
    係合突部を前記2個のスライダに対応して2個設け、中
    立時にそれぞれを前記2個のスライダと個別に係合させ
    たことを特徴とするプッシュキャンセルスイッチ。
JP5107590U 1990-05-16 1990-05-16 プッシュキャンセルスイッチ Expired - Lifetime JP2503473Y2 (ja)

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JP5107590U JP2503473Y2 (ja) 1990-05-16 1990-05-16 プッシュキャンセルスイッチ

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JP5107590U JP2503473Y2 (ja) 1990-05-16 1990-05-16 プッシュキャンセルスイッチ

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JPH0410939U JPH0410939U (ja) 1992-01-29
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