JPH0355220Y2 - - Google Patents

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JPH0355220Y2
JPH0355220Y2 JP8035886U JP8035886U JPH0355220Y2 JP H0355220 Y2 JPH0355220 Y2 JP H0355220Y2 JP 8035886 U JP8035886 U JP 8035886U JP 8035886 U JP8035886 U JP 8035886U JP H0355220 Y2 JPH0355220 Y2 JP H0355220Y2
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JP
Japan
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button
seesaw
switch
shaft
switches
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JP8035886U
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JPS62191129U (ja
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Publication of JPH0355220Y2 publication Critical patent/JPH0355220Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は1つの釦の押圧操作により複数のスイ
ツチのいずれかをオン、オフする押釦構造に係
り、特に複数のスイツチの同時押しを防止する押
釦構造に関する。
従来の技術 1つの釦の押圧操作により複数のスイツチのい
ずれかをオン、オフする、いわゆるシーソー釦は
ラジオ受信機におけるサーチ選局時の周波数掃引
方向の切換、指示、またはテーププレーヤのテー
プ走行方向の切換等にしばしば用いられている。
この種の従来の押釦構造を第3図を用いて説明す
る。この押釦構造は前面板1の所定穴2に釦3を
挿入し、該釦3の係止部4に前記釦3の復帰用ス
ポンジ8を当接して、該スポンジをホルダ9で押
さえ、次にスイツチ10,12を配設したスイツ
チ基板14を前記釦3のシーソー軸7の支点Bが
当接するように配設した構造を有し、前記釦3の
左側部分3′を押圧するとシーソー支点Bを基点
として操作片5がスイツチ片11を押圧してスイ
ツチ10をオンする。また、釦3の右側部分3″
を押圧すると操作片6がスイツチ片13を押圧し
てスイツチ12がオンするようにされていた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、前記押釦構造では、釦のストロークは
釦係止部4と前面板1とのクリアランスA量に大
きく依存する。釦復帰用スポンジの弾性力で釦は
前面板裏面に押圧されるので、前記クリアランス
A量だけスイツチ基板とシーソー支点B間に隙間
ができる。従つて、釦のストローク量を大きく設
定した場合に釦の中央部を押すと、シーソー支点
Bがスイツチ基板に当接するまでに、スイツチが
オンしてしまうため複数のスイツチの同時押しが
発生する。また、前記クリアランスA値の決定
は、各部材寸法、取付、押圧力等のばらつきによ
り非常に困難であるといつた問題があつた。
本考案は、このような問題点に鑑みなされたも
ので、スイツチの同時押しを防止することを目的
とする。
考案を解決するための手段 本考案は、上記目的を達成するために、シーソ
ー軸の一端に釦前面部を形設し、該シーソー軸の
他端にスイツチを操作するシーソー杆を形設し、
該シーソー軸の中間部に弾性部材を挿設し、該弾
性部材をスイツチ基板に固定し、該スイツチ基板
のシーソー杆に面した側にスイツチを設けたこと
を特徴とする押釦構造である。
作 用 釦前面の左側部分または右側部分を押圧した場
合、釦はシーソー軸中間部の弾性部材を基部とし
て回動し、シーソー杆により各対角線側に配設し
たスイツチがオンされる。しかし、釦前面の中央
部を押圧すると、シーソー杆はスイツチより遠ざ
かるので複数のスイツチを同時にオンすることが
ない。
実施例 以下、図面を用いて本考案の実施例を詳述す
る。
第1図、第2図は本考案の一実施例を示す断面
図および斜視図である。図において、第3図と同
一部分に同一符号が付してある。
(1) 構成の説明 本実施例における樹脂材で形成された釦21
は、釦前面部22、シーソー軸25、シーソー杆
27からなり、釦前面部22は前面板1の裏面に
係止する係止部23,24が形成され、シーソー
軸25には所定間隔を有する2個の保持片26が
形成され、シーソー杆27には操作片28,29
が形成される。また、ブツシング30は弾性部材
(例えばゴムまたは合成ゴム)で形成され、釦2
1を嵌着させる所定の軸穴32、スイツチ基板3
3に挿着させる所定溝部31からなる。このブツ
シング30の軸穴32に、前記シーソー軸25に
設けられた保持片26間の中間軸部25′が嵌着
され、スイツチ10,12をシーソー杆27に面
した側に配設したスイツチ基板33の所定凹部3
4に前記ブツシング30の溝部31が挿着され
る。また釦21の釦前面部22は前面板1の所定
の穴2に合致するようにして取付けられる。
(2) 動作の説明 次に、本実施例の動作を説明する。前記釦前面
部22の左側部分22′を押圧すれば、係止部2
4が前面板1の裏面に当接するまでブツシング3
0を基部としてシーソー軸25、シーソー杆27
が右傾し操作片29がスイツチ片13を押圧して
スイツチ12をオンし、押圧を解除すればブツシ
ング30の弾性力によりスイツチ12はオフとな
る。また、釦前面部22の右側部分22″を押圧
すれば、係止部23が前面板1の裏面に当接する
までブツシング30を基部としてシーソー軸2
5、シーソー杆27が左傾し、操作片28がスイ
ツチ片11を押圧してスイツチ10をオンし、押
圧を解除すればブツシング30の弾性力によりス
イツチ10はオフとなる。また、誤つて釦前面部
22の中央部を押圧するとシーソー杆27、操作
片28,29はスイツチ片11,13から遠ざか
る方向に動くので複数のスイツチ10,12が同
時にオンすることがない。
考案の効果 以上、詳細に説明したように、本考案に係る構
造にすることにより、釦係止部と前面板の間隙の
決定は容易であり、誤つて釦の中央部を押圧して
も複数のスイツチの同時オンを防止すること、す
なわち誤動作を防止でき、使用者に悪印象を与え
ることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の実施例を示す断面図、第2
図は第1図におけるブツシングをスイツチ基板に
挿着する斜視図、第3図は従来の釦構造を示す断
面図である。図において、1は前面板、2は穴、
3は釦、4は係止部、5,6は操作片、7はシー
ソー軸、8はスポンジ、9はホルダ、10,12
はスイツチ、11,13はスイツチ片、Aはクリ
アランス、Bはシーソー支点、21は釦、22は
釦前面部、23,24は係止部、25はシーソー
軸、26は保持片、27はシーソー杆、28,2
9は操作片、30はブツシング、31は溝部、3
2は軸穴、33はスイツチ基板、34は凹部であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シーソー軸の一端に釦前面部を形設し、該シー
    ソー軸の他端にスイツチを操作するシーソー杆を
    形設し、該シーソー軸の中間部に弾性部材を挿設
    し、該弾性部材をスイツチ基板に固定し、該スイ
    ツチ基板のシーソー杆に面した側にスイツチを設
    けたことを特徴とする押釦構造。
JP8035886U 1986-05-27 1986-05-27 Expired JPH0355220Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8035886U JPH0355220Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8035886U JPH0355220Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62191129U JPS62191129U (ja) 1987-12-04
JPH0355220Y2 true JPH0355220Y2 (ja) 1991-12-09

Family

ID=30931092

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8035886U Expired JPH0355220Y2 (ja) 1986-05-27 1986-05-27

Country Status (1)

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JP (1) JPH0355220Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220157197A (ko) * 2021-05-20 2022-11-29 동아전기부품 주식회사 버튼장치

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20220157197A (ko) * 2021-05-20 2022-11-29 동아전기부품 주식회사 버튼장치

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62191129U (ja) 1987-12-04

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